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2009/11/23

『妻との修復??』

20091123_tsumatonosyufuku
ブックオフで105円で買った『妻との修復/嵐山光三郎著(講談社現代新書)』を読みました。

これはねぇ、すごいよぉ!
著者の嵐山さんの友人達の武勇伝というか、次から次へと妻を変える人、愛人が数人から数十人もいる人、完全週末婚でなんとか夫婦関係を“保って”いる人などなど・・・、それから妻の奴隷のようになり夫婦という体裁を維持したり、記念日に大枚はたいていろいろなプランを練りご機嫌を取るなどの数々の作戦なども記述されております(^_^;)

中には悲惨な運命を辿り、自業自得とは言え、非業の死を遂げる人まで書かれています。

これが、友人・知人にとどまらず、漱石や森有礼、伊藤博文、岡倉天心、黒田清隆、武者小路実篤、野口英世など、文豪・著名人たちの夫婦関係、愛人関係の一部始終が遠慮会釈なく描かれています。
しかも、この有名人達、どいつもこいつも「お前ら人間じゃないっ!」ってくらいひどい人ばかりです。
また、奥さんたちも悪妻・毒婦の大行進といった具合です( ̄▽ ̄;) 

そんなひどい人たちの数々が、離婚してもまた再婚して同様に妻に苦しんでいる人ばかり・・もちろん“身から出た錆”でそうなっているのですが・・・。
読んでいると、「馬鹿は死ななきゃ治らない」って、とことん思いました。

また、社会的、世間的に立派な人でも、人間としてはどうしようもない人がこんなにいるんだ、とも思いました(-_-;) 
とにかく一度読んでみてくださいな。これは面白すぎるよっ(^_^)

ちょっとばかり気になったのは、著者の嵐山さんもそう思っているようですが、夫婦というものが仲良く添い遂げるなんてことは、どんな夫婦にもあり得ないというように考えているのではないかと・・・、それが社会の原理ではないかと考えられて書かれているような“フシ”があるように感じたのです。

私が思うに、いったん夫婦となれば、いろいろと波風はありますが、でも最終的に長く仲良くしている夫婦というのは20~30%くらいはいるのじゃないかと・・・。

どうでしょう、これをご覧のみなさまは、どんな“夫婦状態”ですか(^_^)

一度、きょうご紹介した「妻との修復」をお読みになって、自分達がいかに“良い状態”か確認して安心するのもいいかもれませんよ。「あんな偉そうなこと言っていた人が、こんなひどい人で、こんな最悪な夫婦関係だったのか」と“ほっ”とするかもしれません(^_^;)

【NowPlaying】 宿屋の“富” / 瀧川鯉昇 ( 落語 )

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コメント

う~む、私の関係者らしい者からのコメントでありましょう。
“趣味の筋トレ”の音が聞こえてくるような気がする・・・(-_-;) 

コメントの意図するところがわからないです。
誰が誰にどういうことを言っているのか。

ここのブログでは、私も注意して書いていますが、「言いっ放し」的な短いコメントは避けてください。よろしくね。たぶん、関係者さん!

いいふーふ(11月22日)の日だけに。

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