昭和の歌が懐かしい
USEN放送に「昭和ちゃんねる」という番組があって、当時の関係者のお話などを聞きながら“歌謡曲”を流すというものなんですけど・・・。
これがいいんです。
当時の曲は、その番組の中でも言っていましたが、今みたいに、それぞれがヘッドフォンで音楽を聞いているのでなく、その頃は音楽が街に流れていたんですよね。
「ヘッドフォンで聞くのは、耳の中に注射してるようなもんだ」とも言っていましたが、そのとおり。
時代の空気を伝って音楽が流れていたんですよね。
写真は、「白い蝶のサンバ/森山加代子」のシングルレコード。ヒットしました。
聞いただけで当時の空気や色彩、匂い、自分が置かれていた環境など、あっという間によみがえってきます。
喝采・ちあきなおみ
私の城下町・小柳ルミ子
ブルーシャトウ・ジャッキー吉川とブルーコメッツ
天使の誘惑・黛じゅん
恋の季節・ピンキーとキラーズ
小さなスナック・パープルシャドウズ
ブルーライト・ヨコハマ/いしだあゆみ
などなど・・・。
こりゃ、40代後半から50代じゃないとわかんないね(^_^;)
皆、自分だけの世界で “耳に音楽を注射している” 昨今、時代に共通のヒットソングも無くなりました。
色々な世代が、音楽で時代を共有する感覚っていうのも、遂に無くなりました。
寂しいですけど、でも、そんな時代をかつて経験できたことは、たいへんな『宝物』を持っているような気もします。
【NowPlaying】 子供ぢゃないの / 弘田三枝子 ( 和製ポップス )
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