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2010/05/04

ここ数週間で読んだ本2冊

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タイトルのように、ここ2~3週間で他の本と平行して読んでいた本が2冊ありました。
『皇太子と雅子妃の運命 -平成皇室大論争- /文藝春秋編(文春文庫)』と『天皇制批判の常識/小谷野敦著(洋泉社)』です。

前者は、特に雅子妃の近年の様子に伴う考察や対談などが幾編も収録されているものです。
私も上記のことについては、テレビやラジオ、新聞などでその断片的な報を受けて、いったい事実は?、とか、どんな人がどんな意見を言っているのか、とか、やはり気になっていたので買ってみたのです。

読んでみると、「まあ、みんな勝手なことばかり言ってる」というのが感想でした。
雅子妃のことを嫌味をこめて批判する意見、かと思えば皇室といえども病気は病気、早く快復されて「あのときはあんなに苦労したね」と後々言えるくらいになってほしい・・と願う様な意見も。

さらに今後の皇室のあり方や、存在そのものが危機に瀕しているということまで含めて様々な意見が編集されていました。

自らの力でキャリアの道を切り開き、歩んで来られた雅子妃は、きっと我々では計り知れない「意志」をお持ちであると想像するには難くないわけで、その方があれだけ苦しんでいられるのがこちらに伝わってくるというのは余程のことです。

その妻を全力で支えようとすると、外部から強い力で圧力、批判を受けるのは夫であるわけです。
今の板挟みな状況の中、公務を行うのは辛いと思います。
そして、天皇陛下のお気持ちの本当のところがどこにあるのか、・・結局、フィルターを通して伝わってくることばかりで、この本を読んでも真実はわからないというのが結論です。

皆さん、それぞれがそれぞれの思いで、勝手なことを言ってるのです。

さらに読んでいてけっこう驚いたのが、秋篠宮様が意外と(と申し上げては失礼か)、現在の袋小路に追い詰められたような状況下で着実に様々な動きをしているということでした。
事態打開に向けた動きが人にどう取られるか、難しいのですが、読んでいただけると理にかなったことをされているのだなと感心してしまいました。私のような者が申し上げることではないのですが。

もうひとつの大問題。悠仁親王が誕生されて、いったん持ち上がった女帝論争をはじめとする皇室典範の改正問題。決して親王誕生によって皇室の今後の継承問題が解決されたわけではないということです。
悠仁親王の世代になると、今のままでは天皇家には、悠仁様お一人しか存在しなくなってしまうのです。

読んでいると結局、何ひとつ解決されていないことがわかりました。

ただ、・・国民の関心事といっても、40代以上の人くらいにしか興味がないかもしれないですね。それも危機のひとつかもしれません。

もう一冊、後者の方は、・・・なんと申しましょうか、つまり天皇家に生まれてしまうと、生まれながらに人権などが無く、差別されている状態だから憲法違反だという論理が展開されます。

だから、そんな差別(差別か?)をするのは止めて、天皇家にはそういう活動をする『家元』?として存続してほしいというのです?!

つまり、お花やお茶、踊りの“家元”のようになれば、多くの問題が解決するというのですが???

まあ、読み物としては面白いかもしれませんが・・・この理論にはついていけませんでした。

子供の頃、天皇は新憲法下では、「日本国と日本国民統合の象徴」とされている、と教わり、「象徴」の意味がよくわかりませんでした。
しかし、日本人が歴史を顧みるときには、例えば将軍の名や、時代の名称と共に、必ず元号と時の天皇の名が浮かびます。
それこそが「象徴」たる由縁ではないかとも、今になれば思います。

最近では、週刊誌で下世話な話題ばかりが目立つ天皇家の問題。
少し、私達国民も考えてみた方がいいかもしれないと思ったのです。

【NowPlaying】 旅姿六人衆 / Thomas Hardin Trio ( Jazz )

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