鎌倉巡りは一日ではまったく足らない・その1
土曜日に“達人”と共に鎌倉に行ってまいりました。
タイトルにもしたけれど、一日ではとてもとても奥深いところまでは探索できない広さと深さがあるところであると感じました。・・・着いてすぐにそう感じたね・・・。
まずは北鎌倉駅で降り、すぐ近くの円覚寺に。
その建造物の威風に驚き、歴史そのものという圧倒的なじわじわとくる重みにしばし呆然としてしまいました。
なかなか千葉ではこういう神社仏閣にはお目にかかりません。さらに周りを囲んでいる大木、大自然にも息をのみました。いきなりジャブからフックをもらった感じです。
ちょっと足もとを見逃してしまうと、この写真のような苔むした風情を味わうチャンスを失います。
全身を敏感にして辺りを包み込む空気ごと楽しむのがいいかもしれません。
次は明月院。
あじさい寺としても有名なところとのことですが、残念ながらまだシーズンではありませんでした。
しかし、よく手入れされた庭園は身も心もしみじみとリフレッシュできる、良い空間です。
ここは、けっこう寺社そのものの存在感がキュッと締まった印象です。それにとっても爽やか。
この茶室の円窓も、景色そのものが画に見立てられたような、ちょっと異次元的な感覚で、これも「いいなあ」としばし見とれてしまいました。
明月院を出て歩き始めると、小さな道路沿いの店で売っていた「紫いものコロッケ」が目に入り、揚げたてのやつを買い、早速試食(*^o^*)
「やぁ・・・ほくほくで、こりゃこたえられん」って、にっこりしてしまいました。
いきなり“うまいもん”に出会いました。
さらに足を延ばして建長寺に。
ここでも歴史の重さを感じ、ただただ深く圧倒されたのでした。
でも、そろそろ足腰に疲れが少しずつ出始めたのを感じ、ちょっと自分でも驚きましたが、やはりアスファルトの上ばかりを歩くのはけっこう負担がかかるのですね。油断禁物!
かなりの距離を街道沿いに歩き、やっと鶴岡八幡宮に到着。
ここは人出が多く、まさに観光地といった風情でした。
けっこう階段も長く、高く、さらに足腰にきついものがちらほらと出始めました。
これは、ニュースにもなった大銀杏が倒れた場所です。
皆、携帯のカメラで撮影していました。
新しい芽も出て来ていて、生命力の強さを感じました。ここから生き返るような気もしました。バッサリと切られているけど、まだまだ「生命」を感じます。
お参りをして出てくると、境内では雅楽の音が聞こえてきます。
これはひょっとして結婚式?!
と思う間もなく、雅楽隊と共に新郎新婦、親族がしずしずと、観光客の間を通ってやってきました。
現代でもまだこういう古式に則ったやり方で結婚の義を執り行っているのですね。
驚きました。
なかなか見られるものではありません。
結局、三組の結婚式を見ました。
日も良かったのでしょうね。
二人の幸せにあやかりたいものです。
と、ここまで書いて本日はこれくらいにしておきます。
このあとは、小町通りから、おいしいものや、お酒の旅に突入いたします。
明日以降に更新いたしますので、お楽しみに!(^O^)v
【NowPlaying】 Spiritual Message / Kenny James Trio ( Jazz )
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