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2010/07/14

『TRAFALGAR / ファンキー・サンシャイン』宙組・東京公演見ました!

20100713_trafalgar01


宝塚歌劇・宙組東京宝塚劇場公演『TRAFALGAR / ファンキー・サンシャイン』を昨夜見ました。
しかも、前から三列目という、絶好の位置。もちろん、大迫力で、出演者の生声まで聞こえる特等席です。

大空祐飛さんがトップでの本公演で、ミュージカルとショーに分けての二本立てというレギュラー・パターンは今回が初めてです。
私、とてもこの日を楽しみに待っていました。

18世紀後半の、大国が海の支配を争っていた頃の、英国海軍で数々の武勲を重ねていたネルソンの軍(いくさ)と、複雑な愛憎を描いた作品でした。
でしたが、大空さんの寸分のスキもない、立ち居振る舞いや、その気高さ、美しさ、高貴な様子は、見ていて「これは大空さんが突き詰め過ぎるくらい突き詰めて描いた“ネルソン提督”であろう」と深く感じ入りました。

連れ子のいる本妻との夫婦関係、友人であるハミルトン卿(北翔海莉・・今回は演じ甲斐のある心理状況が複雑な役)の妻エミリィ(野々すみ花)との背徳の恋、連れ子との命をかけた親子模様など、一見すると「どろどろ」な様相なのですが、大空さん演じる主役ネルソンはどこまでも美しく、気高いのです。

これは、大空さんの美学なんだろうと思いました。
宝塚歌劇の主役としてのネルソン提督は、こうでなくてはならない、という確固たる“像”が大空さんの中には描かれているのだろうと感じたのです。

それが、無理なく、全く自然でカッコイイのですから、このトップはたいしたものです。

宙組全体としても、大空さんの美学はきちっと一本通っているものが感じられました。
まさに“大空祐飛の宙組”という印象をとても強く持ちました。

ナポレオンを演じた「蘭寿とむ」さん、はじめ、兵士たちもすべてが、ある美学に貫かれているのだと、驚きながら観劇したのです。
背徳の恋の相手、野々すみ花さんと本妻の花影アリスさん(この人のこんな役は珍しいが好演、これからますます良くなるであろうに、今回で引退です)の表面上は平気を装った晩餐のシーンなどは二組の“事情のある”夫婦の愛憎が入り乱れ、なかなか見られない強烈なシーンでした。

そこでも、大空さんの主役像は、“生きて”いました。
単純にストーリーを追っても面白い作品ですが、舞台上の宙組ならではの整った、稽古の行き届いた場面場面を見ているだけで、「宝塚」を見ている気分がどんどん盛り上がってくるのです。
これこそ、大作でない、レギュラー・宝塚公演って感じで、ナイスです。

脇を固める人達も、今の宙組は万全な感じです。
ひとつもラフなシーンや、ばらけたところも無く、力のこもった良い宝塚作品となっていました。
これも・・おすすめだなぁ(^o^;)

グランド・ショー「ファンキー・サンシャイン」は、楽しいのひと言。
お客様を楽しませるためには、何でもやっちゃいますよ♪(^♡^)/ってところでしょうか。

今回で引退の花影アリスさんが歌い踊るシーンもふんだんに用意され、ファンの私としては大満足。
エトワールまでやって、やはり・・「もったいない、まだ残ってやってほしい」という思いはつのるのでした。

楽しいだけでなく、二番手・蘭寿とむさん、三番手・北翔海莉さんの見どころの多いショー構成は、宙組ファンとしては最高に気分が良く、手拍子の必要な場面も満載で、・・手が痛くなってしまうくらいでした。

男役、女役のトリオ・ダンスには、ほれぼれし、うっとりしましたし、そうそう蘭寿さんが中心の激しいダンス・シーンなどは、今まで見たことがないくらいのハードでテクニカルなダンスが繰り広げられ、楽しくも見どころの多い、ワンダフル・ショーです。

これも・・見ないともったいないね(^^;)

あとは、今回から特に凪七瑠海(なぎな・るうみ)さんと、すみれ乃麗(すみれの・れい)さんが、けっこうフィーチャリングされていて、二人にかかる劇団の期待は大きいのだな、と感じました。
凪七さんはもうひとつまだ頑張れる気がしましたが、及第点、第一やはり目立ちます、この人。
すみれ乃さんは、ミュージカルでは子供役ということで、まあそんなものか、と思いましたが、ショーでの蘭寿とむさんとのダンスには、とても女性らしい美しさを感じ、なかなか良いぞ・・って思いました。

今回は、私には満点のミュージカルとショーでした。
また行っちゃうね、きっと・・・(^_^;)

追伸、ショーの最中、銀橋を渡ってきて、私のちょうど前で止まった大空さん。
私が必死に目を合わせようとすると、・・・目が合いました。
その瞬間!!パチッとウインク・・いただきましたあぁぁぁぁぁぁぁ
♪(^♡^)/
一生の想い出になりました。
ありがとうございました、祐飛さん。


【NowPlaying】 Tears Of The Moon / ジャン・シャオチン ( Instrumental Music )

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コメント

ウィンクですか?
良かったですねぇぇぇ。
いい思い出になりましたよね。

とてもお忙しいようですが、ちゃんと宝塚にもいらっしゃっているので、感心。
私は仕事に振り回され、論文が完全ストップ状態・・・だんだんお尻に火がついて消すのが大変な火事になりそうな気配です・・。
そういいつつ、食べには行くんですけどね。(^^;

ymamaさん、こんばんは!
ただいま帰宅いたしました。

>ちゃんと宝塚にもいらっしゃっているので、感心。
東京勤務のメリットを最大限に生かして、勤務終了後に地下鉄で直行すると夜の部に間に合うのです。
そのかわり、帰宅はものすごく遅くなるのですが。

>ウィンクですか?良かったですねぇぇぇ。
はぁい(^^)良かったですよぉ。
夢を見ているような気持ちでした。
職場の女子二人も宝塚大好きなので、どちらかが一緒に見に行ってくれるので夜の部は長女が無理でも楽しく過ごせるようになりました(^^)
その面では、幸せです(^-^)v

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