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2010/09/29

長嶋さんの本がとても良かった

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『野球へのラブレター/長嶋茂雄著(文春新書)』を読みました。
本屋で見かけてはいたものの、あの長嶋さんのことだから、「バーッときてビュッ、でもってビシッ」みたいな表現ばかりの本かと思い、買うのをためらっていたのですが、テレビ・BS11の「BookTV」で、とても良い本だと紹介されたので、ついに買ってしまいました。

で、読んでみたのですが・・・ほんとうに良い本でした。
それに、私は長嶋さんのことをかなり勘違いしていました。

イチローや、松井のプレイヤーとしてのとらえ方、人工芝野球への考察、グラブなどの道具への深いこだわりと考え方、特にメジャーリーグへの感心は並々ならぬものがあり、自ら監督をされていたときには、かなり参考にしていた部分もあったようです。
特にトレードや、FAについては、「ジャイアンツは何でも欲しがる」という当時の評判の裏に、実はもっと別の考え方があったことが綴られていました。
レジー・ジャクソンがヤンキースに入ったことを挙げて、沈滞するチーム状況をかき回すような選手が入ってくることでチーム状態は混乱するかもしれないが、結果として強いチームになったことが頭の中にあったとのこと。

クライマックス・シリーズや、その他プロ野球、世界の野球の将来についても、なかなかこれだけの考えをもった人はいないのではないか、と思いました。
それに、長嶋さん自身が夢中です、今でも野球に対して。

報道などでは、長嶋さんの“不思議な発言”のようなものだけがクローズアップされていましたが、実は裏にはしっかりとした考え方があって、長嶋さんが記者に説明しているにもかかわらず、報道されたのは面白おかしいところだけ・・・っていうのが本当のところだったのだ・・と、この本を読んで知りました。
「カンピュータ」などと揶揄された采配にも、実は思いつきなどではなく、長嶋さんの野球に対する、そしてファンに対する“攻め”の考え方からなされていたことだったと知りました。
それに伴う、長嶋さんの「セオリー」に対する考え方もとても興味深いものがありました。

それから、現役時代のことも、監督時代のことも、克明に記憶されていて、今、目の前で起こっていることのように振り返ったりもしています。

とにかく、面白いっ!!

野球好きの人には、今までにない、話題にしやすいエピソードや考察が記されています。
読んで見て(^O^)v


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

2010/09/26

「銀ちゃんの恋」at相模大野

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宝塚歌劇/宙組・全国ツアー「銀ちゃんの恋」を、長女と二人で「グリーンホール相模大野」という会場で観劇しました。25日(土)14時版です。
長男の下宿にも電車で20分程度なので帰りに二人で寄りました。

主演・大空祐飛さんが花組時代にこれまた同じ花組にいた野々すみ花さんと二人で大好評を得た演目です。
残念ながら当時はまだ、私、宝塚観劇に完全復帰しておりませんで、この公演は見ておりませんでした。

で、初めて見た「銀ちゃんの恋」、素晴らしかったです!(^O^)vもう、最高!!!
亡くなられた「つかこうへい」さんの「蒲田行進曲」が原作のこの作品。ついこの間まで娘さんの「愛原実花」さんが雪組でサヨナラ公演の舞台に立っていたのが記憶に新しいです(T_T)


・・・明らかに宝塚には馴染まない「昭和のスターの破天荒人生」と「盲目的につかえる子分」みたいな構図。
貧乏ったらしいし、出てくるセットは非常に所帯じみた汚らしい感じ・・本来なら宝塚には完全に不向きです。

でも、シチュエーションから考えられる、ぎりぎりの設定の中で主役「銀ちゃん」をきらびやかに、華やかに、スターに見せる宝塚歌劇団のやり方には大きくうなずき、感心してしまいました。
「うまいっ!」

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落ち目の女優との間に出来てしまった子供。お腹にいるあいだに、子分に女優ごと押しつけ、「結婚しろ」というむちゃくちゃな男。しかも自分は若いチャラチャラした女に入れあげてそっちに夢中。
その女と付き合ったら、あきれるばかりの我が儘さ、さらに自分はスターの位置からずるずると落ちていく・・・。

なので、「死ぬような苦しみの中、結婚をすることにした子分と女優」から、また「やっぱりこっちの女優と結婚したい」などという、とんでもない男・・・。

とにかく見ていて、こんなひどいヤツいるかね?と思うくらいですが、でも主役「銀ちゃん」の魅力はそんなことでは消えないくらい輝いているのです。
そして、散々ひどいことされてもついて行く子分「やす」を演じる北翔海莉さんは、お見事としか言いようのない大熱演でした。北翔さんは役者としてここ二~三作に渡り、素晴らしい活躍をされています。大好きです。

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野々すみ花さんは、落ちていく女優と、結婚に期待する女性、人の心にふれうれしさを感じる女性、そして・・泣かせてくれました。もう、会場みんな虜でしたよ。

悠未ひろさんの、豪快そうで心の優しいキャラクターも見事な表現力でした。

春風弥里さんも、大空さんとの絡み、良かったです。

すみれ乃麗さんも、これがひょっとして“地”??と思うくらいのハジケぐあいが最高でした。

ラストでの大空さんが羽を背負って出てくるときには、暗い中ものすごい電飾付きの衣装に、それがちょっと見えただけで会場爆笑(*^o^*)

可笑しくて、哀しくて、楽しくて、普段の宝塚には無いステージでした。
満点です!!

前回の東京公演「トラファルガー/ファンキー・サンシャイン」のときにも書いたのですが、大空さんトップの宙組は、非常に細かいところまできっちりと作り上げている印象です。
今回は全国ツアーということで、会場も次々と変わりながら移動していくわけですが、そんな中この完成度はすごいと思いました。

たぶん、今までの地方でもこのステージは“微動だにしない”感じで進んできたのではないかと思います。
もちろん、日々修正、変更を加えてはいたと思いますが、印象としてそう感じたのです。

しっかりと作り込んでいるのがよくわかります。
“大空美学”生きてますね。
次の宙組全員そろった公演も期待しています。

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写真は、会場ロビーで行われていた大空さんの写真展。
もう、カッコイイです・・・いつも惚れ惚れ
(´▽`)・・・これは男が男に惚れている?女に惚れている??


【NowPlaying】 Dear Prudence / The Beatles ( Rock )

人物鑑定法??

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今回読んだのは、『人物鑑定法/井上和幸著(リュウ・ブックスアステ新書)』でした。
人材コンサルタントの著者が今までの豊富な経験の中から導き出した「人物鑑定法」は、自己の主な仕事であるヘッドハンティングだけではなく、ビジネス上の付き合いをする人との間でも役に立つであろうという発想から書かれているものでした。

私達が仕事上で出会い、付き合う人たちは年間でもかなりな数の人達になると思いますが、私の拙い経験の中でも「あっ、このタイプの人はこう扱った方がいいな」とか、「この人は常に自分中心でないと機嫌が悪くなるな」などと瞬間的に思うことがあります。

この本は、それを体系的に分類して、それぞれの対処方法などをまとめたものです。
たしかに読んで見ると、そうかもしれないと思い当たることばかりでした。

打ち合わせの場で、相手方が例えば二人いた場合、会議室のテーブルのどの部分に座るかで、その二人の関係がわかる・・なんていうのもありました。

また、相手方のホーム(よく使っているお気に入りの店)を紹介してもらって、そこでその人と接すると、その人の別の面が見えてきて、本来の姿がわかるとか、・・ほほうと思う部分も。

正しいと思うことを“大量”にどんどんやっていく人の未来は明るいという、人の良い部分を見つける話題もありますが、逆に“こういう行動や態度をとる人は、早めに見限れ”という強い意見も書かれています。
そうです、見限れずにべったりとしてしまって、切ることが出来ずに最後までたいへんな事になるってパターンも時々経験することです。
そんな難しいことも、さらっと書かれていて、かなり参考になりつつ、しかも軽い感じで読むことができました。

今後のビジネス上での人間関係に何かヒントがほしい、というような人には役立つと思いました。

ここのところ、読んだ本の紹介がけっこう続いてますが、これもあっという間に読めて、そして役に立ちます。
気になったらぜひ本屋さんで手に取ってみることをおすすめいたします。


【NowPlaying】 ホテル・パシフィック / ケニー・ジェイムス・トリオ ( Jazz )

2010/09/25

「怒らないこと2」読んでみた・・・

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『怒らないこと2/アルボムッレ・スマナサーラ著(サンガ新書)』・・・ずいぶん売れているようでした。気になって仕方なかったので・・・買いました・・・読みました。

実は1も過去に読んでいます。ホームページ「オトナの研究室」にも書いたことがあります。

前回は、怒ってもしょうがないよ、自分がマッチとなって点火しても相手を燃え尽きさせるためには自分が燃えてしまうのだ、というような展開だったと思います。

で、今回はより奥に入った感じです。
怒っている状態だと感じている「自我」そのものを他方から客観的に見るというか、そもそも自分という存在について否定とまではいかないまでも俯瞰しているような境地の話になっています。

「怒り」そのものについても、仏教上の10種類に分類していて、なるほど怒りにも色々な種類があるな、と感じました。
苦しいこと、妬み、イヤなこと、欲、それら全てが「怒り」となることについて、丁寧にそして静かに(表現としてヘンかもしれませんが、ほんとにそんな感じ)語られています。

そして、「怒り」のやり過ごし方について書かれていて、「怒り」については“やり過ごす”しかない、というのがやはり結論のようです。最終的な結論はそのための智慧を得るという、仏教上の境地に達するということなわけですが、私のような凡人にはまだまだそのような世界には髪の毛一本でも到達できない世界です。

なので、エネルギーの源を「怒り」にしているような人ってけっこういると思いますが、それについては真っ向から否定するような考え方です。
私もこのブログに「お怒りモード憑依」というカテゴリーを設けて、時々“グワッ”と怒ることがあるわけですが、あれは・・・やっぱり駄目なのかなぁ(^o^;)

この本を読むと「怒り」そのもののとらえ方がかなり読む前とは変化した自分を感じることになると思います。
怒りまくっている現代人のみなさん(私も含め)には、必読の書なのでよく売れているのでしょうか?(^_^;)


【NowPlaying】 モーニング・ムーン / 美野春樹トリオ ( Jazz )

2010/09/24

「REVERSE/石田衣良」はネット上の不思議な男女関係をあらわして面白い

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『REVERSE/石田衣良著(中公文庫)』を読みました。

ストーリーを簡単にご紹介すると、ファッション関係の輸入商社に勤める女性と、IT関係の会社に勤める男性が、SNS上のサイトで知り合い、互いに自己の恋愛や、人間関係、仕事のことなどを真摯に打ち明けながら親密な関係になっていく・・・という話なのですが・・・。

ただ、そのネット上では互いに女性の方は自分を男性として、男性の方は自分を女性として入り込んでいること。
要するに“ネットおなべ”と“ネットおかま”のやり取りになっていることです。

恋愛関係の相談も、男女全てを入れ替えて互いに報告。

仕事や、仕事上の人間関係についても同様です。

でも、書いている内容については、とても真摯で、偽りのないものになっている・・だから互いにとても深く相手のことを思うようになる・・そんな関係が築かれていくというものです。

今までに片方が性を偽るというパターンはあったような気がしますが、このパターンは珍しいのではないでしょうか。

お互いの生活、仕事、恋愛を知り尽くしていく中で、相手に恋心をいだくようになるわけですが、双方入れ替わっているわけですから、女性は女性に恋していると思い込み、男性は男性に恋をしていると思い込むという展開になっていきます。

ちょっと面白くなってきたでしょう?(^-^

さあ、その後の周りの人達をも巻き込んだ急展開は本を読んでいただくとして、石田さんのテーマの取り上げ方は、いつも思うのですが、とても身近だけれど奇想天外です。
で、読み始めると止まらなくなるんですよね。世代的にも同世代なので、非常に感覚的にわかりやすいのです。

さあ、読みたくなった皆さん、前半のじりじりと進む展開から後半のスピーディーな展開をどうぞお楽しみください。
本屋さんへGO!です(^O^)v


【NowPlaying】 雪だより / MJR Trio ( Jazz )

2010/09/23

帝劇・エリザベート

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先日、帝国劇場で上演されている「エリザベート」を観に行ってきました。
宝塚でないエリザベートは初めて見ることになります。
つまり、男は男が演じるわけです。当たり前だけど。

初めてなので感じたことを、どんどん書いてみます。

観客はおばちゃんが多い。しかも、宝塚劇場で100人に一人くらい見かける“うるさがた”の人を一堂に集めたみたいな感じです。

劇場は、重厚で古めかしい感じ。

舞台装置、及び関連施設は宝塚の方が大がかり。

ボーカルの音声は、主役のトートに黄泉の国から歌っているらしくエコーがかなりかかっている以外は、ナチュラルな聞こえ方で、実力が問われるくらいに自然な歌声に聞こえました。
そして、実力のある歌声でした、皆さん。

オーケストラの演奏は非常にオーソドックス。宝塚の演奏が時々観客を煽るような感じになることがありますが、そんなところは微塵もありませんでした。なので、演奏は落ち着き、演者が観客を“のせ”ていく感じ。

死に神のトート役まで全てが女性の宝塚は非常にシャープで美しく、歌も切ない感じが漂うのに比べ、帝劇版は地の底の方からわき上がるような男性の歌声が素晴らしく、女性のボーカルとミックスされていくと、それはそれは感動的でありました。

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帝劇では、主役や主要な役に役替わりがありますが、私の観た回は、エリザベートが元宝塚男役トップスターの「朝海ひかる」、トートは「石丸幹二」。
ゾフィーはこれまた元宝塚男役トップスター「杜けあき」。ルドヴィカは、やはり元宝塚月組を牽引していた娘役の「春風ひとみ」でした。

宝塚の人達がこれほど加わっていても、宝塚と帝劇版ではまったく“別もの”に感じました。
宝塚はもちろん男役が主役なので、トート閣下を演じるトップ男役が中心に据えられていますが、帝劇ではタイトルどおりエリザベートが中心。

ダーティーな部分もどんどん舞台上で演じられるのが帝劇。
宝塚ではエリザベートが夫(策略に引っかかり、商売女に手を出す)に性病を感染させられてしまうところなどは完全カットでした。ルイジ・ルキーニ役の髙嶋政宏はダーティーな部分を一手に引き受けて舞台上を縦横無尽、出ずっぱりで、ここも宝塚とはかなり異なりました。

帝劇版は全体にリアルだけど、芝居としてどっしりとして、観客をその世界に誘ってくれる素晴らしい空間を提供してくれるものでした。

一方宝塚は、悲劇的な物語であるのに、美しく、ファンタジー的な要素が強く、しかも夢が存在している感じ。

どちらも捨てがたいが、でも、まったくの“別もの”で、どっちもこれからずっと楽しみたいと感じたのでした。

個人的には、ゾフィを演じた杜けあきさんの演技に特に引かれました。
上手いし、意地悪な役なのに気品がある、そして終演後の姿が、あの宝塚時代を彷彿とさせる美しさと可愛さまで舞台上で見せていて、とてもうれしい気持ちになりました。

そして、杜けあきさんと、春風ひとみさんが同時に舞台に立っているのを見たときには20年前にタイムスリップしたような気になりました。
二人ともあのときのまま・・のように感じ、ちょっとジ~ンときました。

主役の朝海ひかるさんのエリザベートも、その時代時代によって、そしてシチュエーションによって巧みに演じ分けられ好演だったと思います。トートの石丸さんも。

まとまりませんが、・・また行きたい。そんな気持ちになりました。良かったですよ。


【NowPlaying】 サングラス / Kenny James Trio ( Jazz )

2010/09/22

らんとむコンサート

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先週、昭和女子大学人見記念講堂というところで、宝塚歌劇団・宙組 蘭寿とむ さんのコンサートを聞いてきました。
宝塚の「コンサート」というのは初めての経験です。

今まで蘭寿さんが主役でのミュージカル(逆転裁判の1と2)は観たことがありましたが、今回はコンサート。もちろん蘭寿さんの歌主体の楽しいものであろうと期待して出かけました。

会場はかなり大きく、私のいた一階は満席。二階は見えなかったのでわかりませんでしたが、会場内は開演前から盛り上がった雰囲気でした。

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実際に始まると、スピーディーに展開する、みどころの多いショーでした。
十輝いりす、鳳翔大ら、私の大好きな男役も今回のショーに加わって、コミカルなシーンもありで楽しいったらありゃしないショーでした。

また、凪七瑠海もすっかり主力メンバーとなり、やはり目立っていました、かなり・・・。

コンサートというものもいいですね。
蘭寿さんの歌の魅力も堪能できたし、宙組の団結力も強く感じました。
蘭寿さんの作ったオリジナル曲も良し!!
蘭寿さん自ら振り付けたダンスもなかなかキレの良いもので、これも良し!!ほめちゃうよぉぉっ(*^o^*)

宝塚カフェブレイクというテレビのインタビュー番組中に、司会の中井美穂さんから、今回の“R”isingというコンサート名称に因んで、振り付けに「R」という文字を現す動作を入れては・・という提案も実現していました。
義理堅いところも蘭寿さんのいいところです。

この素晴らしいコンサートの内容が、やがて蘭寿さんが大きな羽根を背負うときにきっと役立つことだと思います。
らんとむ、がんばって!応援していますヽ(´▽`)/
・・・今回は、ただのファンモードだったな・・・。


【NowPlaying】 Give Peace A Chance / The Plastic Ono Band ( Rock )

2010/09/21

ご厚意に甘えてさいたま市へ(その2)

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昨日の続きです。
お昼は「鰻」をリクエストしたのですが、南浦和の「小島屋」さんに連れて行ってもらいました。
狭い道をクルマで抜けたところに広い庭の日本家屋、庭に椅子が出て皆さん並んでいました。

「混んでますね」と言うと、「このくらいは空いている方です」とのことで、皆で仲良く並んで順番を待ちました。
待っているといいにおい。
パタパタとうちわであおいで、焼かれているウナギ・・・空きっ腹にこたえます。落語みたいに、においだけでご飯が食べられそう(^_^;)

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かなり待ちましたが、それも楽しい会話で短く感じ、やがて部屋に通されました。
落ち着いた和室で、盆栽町を歩いた疲れもいえました。


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まずは、「これをぜひ食べてください」と言われた「玉子焼き」をいただきましたが、これが『うまぁ~いっ(^O^)v』、もうねぇ、こたえられません。大好きになりました。また食べたい。

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そして、待望の「うな重」をいただきました。
やわらかく、甘辛いタレも絶妙。備長炭で焼いた鰻は絶品でしたよ。
それにボリュームもあり、大満足でした。

これは並ぶ人の気持ちもわかります。
すっかり、ここで“まったり”してしまいました。


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最後は「ジョン・レノン・ミュージアム」。
完全に私のリクエストですが、いつもは中に入っても閑散としているというのが、さびしいけど実態でした。

でも、今回は混んでいましたよ!
それにあまりビートルズ世代のような人はいなかったみたいです。
館長さんもニコニコで入り口にいらっしゃるのをお見受けしました。

ジョンの、このミュージアムも、もうすぐ閉館です。
残念ですが、最後の想い出としてしっかりと見て記憶にとどめてきました。
日本武道館公演時のステージ衣装や、初期に使っていた古い2チャンネルのテープマシン、サージェントペパーの衣装、世界一有名なジョンのギター「リッケンバッカー325」、日本公演や最後のライブになったアップルの屋上でジョンが弾いていたギター「エピフォン・カジノ」などなど、何度か訪れて見てはいましたが、再度心に刻みました。

もう日本でお目にかかれることはたぶん無いと思います。
貴重な品々、ありがとうございました。

というわけで、駆け足でしたが、さいたま市を訪ねたお話はここでおしまいです。

盆栽美術館も、鰻の小島屋さんも、ジョン・レノン・ミュージアムも、どれも良かったですよ。
ジョンの方はもうすぐお終いですが、ぜひ気になる方は訪ねてみてください。
きっと良い旅になると思いますよ。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/09/20

ご厚意に甘えてさいたま市へ(その1)

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本日は、我が事務所従業員のリクエストに応えてくださった、さいたま市同業他社の方のご厚意で、さいたま市を案内していただきました。

うちのリクエストは「さいたま市大宮盆栽美術館」と「美味しい鰻屋」と「ジョン・レノン・ミュージアム」に行きたい、でした。

写真は最初の盆栽美術館です。
写真撮影は禁止のため、毎日日替わりで撮影を許可されている「本日の盆栽」を撮影いたしました。
ここは、庭園も素晴らしいし、展示室内の絶妙にライトアップされた盆栽には息をのみました。
ただただ圧倒され、感心し、しみじみとし、美しさと荘厳なたたずまいに見とれるのみでした。

そんなに大きな美術館(盆栽の美術館は日本で最初だとのこと)ではないけれど、好きな人、またはここで初めてその素晴らしさに気づいた人にはこのうえない場所であると感じました。

単に盆栽だけでなく、「盆器」「歴史・民族資料」「盆栽文化が゜描かれた絵画資料」なども収蔵されていて、企画展示などもたいへん面白く、飽きないですよ、ここは。

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さらに足を延ばして個人でやっている「清香園」という盆栽園も見に行きました。
ここでは、山田香織さんというNHK趣味の園芸キャスターをされている方が盆栽教室を開かれていて、とても明るくて素敵なところでした。
従業員のみなさんも気さくで、話しかけてもらいながら楽しく盆栽を見ることができました。
ただ、撮影禁止なので、すてきな盆栽の数々はお見せできませんが。


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今回は、さいたま市の同業他社の方のご厚意でクルマまで出していただき、そしてその、さいたま市Sさんは奥様も連れて来ていただいて、とても楽しい一日になったのです。

お二人は、お世辞抜きにすてきなご夫婦でした。
クルマの中でも、散策中でも、楽しい会話をしてくださいました。
夫婦で、そして私達ゲストに対しても豊富な話題と、今回見せていただいた場所についての解説や、街並み・街道のご紹介などもしていただいて・・・。ありがとうございました。

私と同行した同僚も、「すてきな夫婦ですよね、私もこんな結婚したい」と、歩いているときに私に話しかけてきました。
私はすでに結婚していますが、でも、見倣いたいと思いました。

さて、そのすてきな二人に連れて行ってもらったさいたまの旅、第二弾はまた明日以降に!
美味しいお店もご紹介いたしますので、おたのしみに(^O^)v


【NowPlaying】 ビジネス・ステーション / 一色令子他 ( USEN放送 )

2010/09/19

『田中一村・展』に

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最近、千葉市美術館の企画はかなり面白そうなものが続いています。
「伊藤若冲・アナザーワールド」「MASKS 仮の面(かりのおもて)」に続いて、今回は「田中一村」です。

先週と今週のNHK日曜美術館でも放送していましたが、一村は栃木県生まれで、千葉で20年過ごし、齢50にして(昭和33年)、奄美大島に渡り、そこからは奄美の方々にお世話になり、さらにやがて個展を開くための資金や、もちろん絵を描き続けるための資金を捻出するためにも働きながら、亜熱帯の植物や鳥などの動物、そして海、自然を描きました。

しかし、結局、作品を公表する機会を得ることもできず、無名のまま没してしまった孤高の画家です。
世に名前が出たのは1980年代のテレビ美術番組で取り上げられてからだったそうです。

千葉在住時の、展覧会での入賞を目指していた頃の作品も非常に味わいがあり、また、私のように地元のものにとっては、ノスタルジーを感じる作品が多数で、そこまでを美術館でぐるぐると回って見ていても、かなりヘビーなくらいの作品が多いのです。
しかし、自信作が入選できなかったのを機に、一番の自信作を斧で割り、燃やしてしまい、単身奄美に。


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奄美に行ってからの作品群は、人をその場から立ち去ることができないようにするくらいの迫力というか・・いや、もっと異なる感覚・・一村の描いた奄美が厳然として時間が切り取られたようにそこにあるのです。
特に美術館の展示室最終部分では、圧倒的でした。
ほとんどの人が動くことができないような状態になっていました。

色使いや、描写もすごいのですが、そのたたずまいというか、一村自身が見ていた常人には到達できない境地を目の前の絵から感じ、私も怖くなるくらいでした。


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話題が話題を呼び、美術館内はものすごい人の数で、残念ながらじっくりと鑑賞するとまではいきませんでした。
しかし、鑑賞後にロビーに出ると、皆その図録を購入しようとしていて、しかもそれが「完売」でした。
好評につき、増刷が決定し、その場で長机を4台も出して、まるでデパートのお中元商戦のような感じで予約販売をしていました。
その「買いたい」「手元におきたい」という気持ちは、私もよくわかりました。
いっしょに行った妻も購入することにして、その場で予約いたしました。

行ってよかった、田中一村展。
9月26日(日)までやっているので、千葉市近郊にお住まいの方で、絵に興味のある方には“是非”とおすすめいたします。


【NowPlaying】 Parfume de Arles / 高桑英世 ( Instrumental Music )

朝帰りしたらネコが・・・

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前日の「朝帰り」の話を書いていたとき、実は問題が我が家で起きていました。
というか、私が前夜に飲んでいたときに、すでに「帰ったらサプライズがあるよ」というメールを受け取っていました。

家に帰ったら子猫がいました。

私が勤めに出たあとに、最近新しくできたうちの畑の隣の駐車場に、この写真の子猫が捨てられていたようです。

妻と長女はそれを我が家に連れてきてしまったわけです・・・。

私としては、常日頃から「もう今のサンド(ウチのネコ)以外に動物は絶対に飼わない」と言ってきたわけで、なんとか引取先を見つけろ、と言いました。
妻と長女は「ええぇぇぇぇっ、そんなぁ~」と、懇願するような態度に出たのですが、そうやすやすとは飼わないぞ、ということで、長男は携帯のメールに写真を載せて、友人達に飼ってもらえないかというメールを送り、妻は長女と行った合唱の稽古の場でもお願いしてきました、が・・・なかなか引き取り手は見つからない状況です。

困りましたねぇ・・・。

そんなことも知らずに、首輪まで長女につけてもらった捨て猫は元気に遊びまわり、サンドは怒り狂っております。
このあと、どうなることやら・・・・・・・・・。


【NowPlaying】 Lovely Rita / The Beatles ( Rock )

2010/09/18

朝帰りするとは・・・

昨晩は、ひとり残業していました。
ため息つきながら、「早く帰ってゆっくりしたい」と独り言。

すると携帯のメールに同僚&同業他社の方が近くの居酒屋で“やっている”から来い!と・・・。

滅多に誘いにはのらない私が、自分でも珍しいことですが、“のり”ました。

近くのビルの地下にある居酒屋に降りていくと、すでにけっこう“いい状態”でした。
私も加わり、楽しくやっているうちに、私を誘った“悪の二人組”はさらに“犠牲者”を拡大しようと携帯で連絡を取り、二人組と同じく今年から東京にやって来た堺市の方に「ロック・オン!」。

残業を終え、のこのこやってきたF川氏、盛り上がりの雰囲気にのまれ、あっという間に出来上がってしまいました(^_^;)

私は、のんべではないので「いつもこういう人たちはこうしているのか・・・」としみじみ観察しながら飲んでおりました。
しかも、意見交換会という名の飲み会で、東京で一年間鍛えられてきた私はそんな盛り上がりの中でけっこうな量を飲んでも持ちこたえられるようになっていました。

つまらない些細な話題で、「うわぁっヽ(´▽`)/」と盛り上がるのは逆にとても楽しく感じました。
疲れも忘れるみたい。

堺市のF川さんは、仙台市の方に頼んで、メールで当日地元の堺市に里帰りした部下に対し「今すぐ帰って来て飲み会に参加しろ」とむちゃくちゃな注文を出し・・・(^^;)・・・携帯の向こうの部下の方も「はっPさんが飲み会に加わっているのは珍しいですね」と驚きつつ、冷静なメールで上司をたしなめていたようです。

ま、こんな子供みたいなことをして、オヤジたちはよろこんでいるわけです。
ゆるしてやってください。

そのお店を「看板です」と追い出され、「ラーメンが食べたい」という我がままな注文を誰かが出し、あたりをうろうろしている間に帰宅できる電車の時間はどんどん迫り・・・中華料理屋を見つけたときにはあきらめました。

角煮ラーメンも美味しかったが、店を出た時点で帰宅はすでに「OUT!」です。
職場のビルにはホテルもあるので部屋の有無を確認するも「申し訳ございません。満室です。」とのつれない返事。

同僚と覚悟を決めて事務室のソファで仮眠し、朝の電車で帰ることに・・・(-_-;) 

朝起きて、周りの珈琲屋さんなどに行ってみるも、ビジネス街のためどこもやっていなくて、結局、電車に乗って銀座まで。
ここも早朝なのでどこも店が開いていなく、開店を待つ人達が路上にあふれていたマクドナルドで朝食をとり、東京駅から特急で帰宅しました。

いつもは夜景しか見えない特急からの車窓も新鮮(^o^;)でした。
朝日に輝く浦安の海、すてきでした・・・。

今回は考えもしなかった“朝帰り”。
ちょっと反省中でございますm(_ _)m


【NowPlaying】 YUEYE / ジャー・パンファン ( Instrumental Music )

2010/09/15

ゼロ次会

昨日は、多人数での同業他社の方々を含めた勉強会が午後に有り、終了時には夕刻になっていました。

勉強会後は、場所を変えて意見交換会(・・飲み会が主)に出ることになっていましたが、開始まで1時間もありました。

「歩いて行けば30分も時間がつぶせるし、ここから歩きましょうか」
などと言っていたら、

「タクシーでしょう、ここはタクシー!」
という話になってしまい、

ビューンと会場の銀座・激安居酒屋へ・・あっという間でした。

まだ50分くらい開始までありました。

そしたら、

「ゼロ次会だな」
と誰かが声を発すると

「そうそうゼロ次会、ゼロ次会」

ぜろ・・じかい・・・???

そのまま会場の居酒屋の座敷ではなく、別の部屋のテーブル席に突入すると「生っ!」と威勢良く注文。
さらに「ざる豆腐」や、「イカの沖漬け」「枝豆」など、とんとんと注文。

「かんぱぁ~いヽ(´▽`)/」

そうか、二次会よりも一次会よりも前に飲んじゃうから、「ゼロ次会」か(^^;)

そこで生二杯も飲んじゃって、つまみも食べて、すっかり暖機運転も完了した状態で本来の飲み会・一次会会場のお座敷へ・・・。
この人たちは、ほんとの「飲んべ」だ。
私は、もうゼロ次会でリミットに近づき始めている・・・。

そのまま、「うわぁ~っ」と一次会の喧噪の中に。

私は遅くなると自宅に帰れなくなるので、ほどほどにして特急で帰りましたが、今朝もらったメールによると、「二次会に行っちゃいましたぁ(´▽`)」とのこと。

すごいねえ、結局三回飲んでるじゃん(^o^;)

私にはこういうのはもう無理なので、これからはお断りすることに決めました。
皆さんは頑張ってね(^-^;

んじゃ、おやすみなさい。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/09/13

恋愛小説の名手だろうな

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『サンカクカンケイ/小手鞠るい著(新潮文庫)』が何気なく本屋で手に取ったあと、棚に戻せない気持ちになってしまい、買って帰りました。
どうにも、パラパラとめくったときに、懐かしいような、哀しいような気分におそわれて、読んでみたいと思ったのです。

主人公は女性。
学生時代からの友人男子二人との学生時代からの関係、そして、大人になって、三人の“サンカクカンケイ”はさらに続き、女性から憧れをもたれた方の転校生男子は、横暴で冷たく、女性の気持ちなど全く考えもしない男だけど・・・この主人公の女性は惹かれてしまい、寂しさと辛さのどん底に・・・。

もう一人の男子は、その女性が好きだけど、二人の様子を、ずっと“失恋状態”で見守り続け、しかも二人が別れたあとに告白めいたことをする。

微妙で危うい三人の大人になってからも続く、あるいは突発的に大きく揺れ動く関係。

最後まで目を離すことができませんでしたが、つくづくこの作者は「恋愛巧者」であると感じました。
様々な恋愛経験を経て行く中でしか見つけることのできない感覚が随所に散りばめられていて、私自身も過去のことを思い出し、「人間というものは、“恋愛”というたいへんな経験をしなければならない、つらい生き物だ」とあらためて思いました。

「もう、二度と思い出したくないこと」など、誰にもあると思いますが、この作品の中でもそのような気持ちと同時に、それでももう一度その男の腕の中に・・と思う気持ちが互いにせめぎあう様子が描かれていて、なかなかそういう心の中の葛藤って描きにくいかと思うのですが・・作者は巧みです。

恋愛巧者でない、ほとんどの男女にとって、直接、こころに語りかけてくるような小説です。
これから秋の読書シーズンにしみじみと読んでみるのもいいかもしれないです。

【NowPlaying】 モーニング・デュー / 渡辺雅二 ( Piano Instrumental )

2010/09/12

夜になったら秋の風が・・・

夜になってきたら、部屋の窓から涼しい秋風が入ってきました。

日中は、けっこう暑くて真夏のようでしたが、ようやく“猛暑”も引っ越しの準備を始めたのでしょうか。

きょうも一日いろいろと動きました。

午前中は床屋に行って、クルマ好き、バイク好き、パソコンでの遊び好きなあんちゃんに頭をやってもらいながら、楽しい話をしました。
妻と結婚して、なぜか妻の実家の近くの床屋さんに通いだし、もうかなり長いことになります。

今では、家族と妻の実家に出かけなくとも、わざわざ自分の散髪をするためだけに片道14キロもの道をクルマに乗って、その床屋さんまで出かけます。自宅の近くにいくらでも床屋さんはあるんですけど。
いつの間にか、そういうことになってしまいました。

床屋から帰ると、今度は下宿先から帰ってきている長男が家にいる間、自転車が壊れていて買い物にも行けないということで(高校を卒業した時点で自転車はボロボロ、スポークまで折れていました)、長男の自転車と長女の自転車も壊れていたので、クルマで4キロほど離れた自転車屋さんに二往復して自転車を運び、修理してもらいました。
出来上がったあとは、二人をクルマで連れて行って、乗って帰って来させました。
今、窓の外に止まっていますが、自転車もなんだか久しぶりにご主人様に乗ってもらって、誇らしげに見えます(^-^)

そのあとは、同業他社間で親睦のために作っている「通信誌」の原稿作成。
今回は、ブロック全員が原稿を書いて、私がブロック全体の編集をすることになっています。
ちょっとたいへんだけど、心をこめて作ろうと思います。

さらに、まかされている畑の草取り。
雨にあらわれて、地面はちょっと硬めでしたが、がりがりと2時間ばかりの作業。汗びっしょりです。

そして、あっという間に夕方に。

晩ご飯は、妻手作りの餃子でビールも一杯。

ここのところ気になっていて、心にいつもひっかかっていた弟のことも、昨日良い結果の電話をもらって、うれしさもこみ上げてきました。

今は、部屋で涼しい風を感じながら、このブログを書いているところです。

明日からまた一週間、スケジュールも勉強会、イベント、打ち合わせその他目白押しですが、日々懸命にがんばろうと思います。
さあ、また早起きが始まります。


【NowPlaying】 Nuvo Cinema Paradiso / ジャー・パンファン ( Instrumental Music )

2010/09/11

ツイッター関連の本をまた読んでみた

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『ツイッターってラジオだ!/吉田尚記著(講談社)』を、今読んでいます。
日本放送のアナウンサーの著者がツイッター連動番組などを通して経験したツイッターについての思いや、利用の仕方、可能性、その他呼びかけるようにツイッターの魅力について書かれているものです。

タイトルにもあるように、ツイッターの存在がラジオの放送に似ているとの著者の感覚はちょっと新鮮。

考えていて、何日も書かないよりは、どうでもいいことでもツイート(つぶやく・・と一般的には言われているが、どうも“つぶやく”という言葉にはいまだに違和感を感じている)してみることが大事だというのは、正解だとは思いますが、実際にそんなのばかりがタイムライン(ツイッターを見た時の画面のこと・・・時系列に自分の気にしている人のツイートが並んでいる)に並んでいると、私は正直つまらないのですけど・・・。

特に、さっきテレビで見たニュースのことを“尻馬に乗る”ようにして、ただ繰り返しているようなものは、どうもあまり好きになれない。でも、そういうのが並んでいくのと同時にまったく別のことが同じ画面上で進行していくのがツイッターの魅力でもあるように思うし・・・。

まだまだ腑に落ちていないような状態なんです。

この本は、「ツイッターって何?」みたいな状態の人を、もう想定はしていません。
すでにやっている人達に、「これには注意しておけ」「こうするとうまくいく」というようなことがアドバイス的に書かれています。
「ツイッターは経験してみた。でも、次にどうするんだろう?」という状態に入ってきた人には、まさにタイムリーな内容だと思います。

私も何人かの人をフォロー(特定の人のツイートを設定しておいて、書き込みを追いかけること・・早い話が“ごひいき”にすること)してみましたが、いろいろな人がいます。

自ら実名を出して、きょうの仕事のこと、しかも中身にまで踏み込んで書いていて、休日も仕事のこと絡みでどんどん書き、「この人、仕事のことを休日まで書いたりして、これで楽しいのかな?」と、いらぬお世話をやいたりしています。
さらに、その人にはやはり仕事絡みの別の団体の人がやってきて、また仕事のことをガシガシ書いていて、うちわでやっている・・みたいな印象が、私にはちょっとなじめない部分もあります。

まだまだですね、私の理解が。使い方について迷いっ放しです。

私自身、ほとんどツイッターに書いているわけでなく、ブログをアップしたときに自動でツイッターと連動するようにしているだけです。

この本を最後まで読んでみて、また使い方が変わってくるかもしれません。
・・・ただ、それは自分でも楽しみにしているのです。いろいろ新しいことを試してみるのは、やはり楽しいから・・・。


【NowPlaying】 オトナのJAZZ TIME / 島崎保彦 ( ラジオ日本 )

2010/09/10

これを読んだ方がいい人ばかり・・・私も

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『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン/カーマイン・ガロ著/井口耕二翻訳(日系BP社)』を読みました。
スティーブ・ジョブズといえば、もちろんAppleのCEO、iPhoneやiPadのプレゼンなどをテレビやインターネット上の動画サイトなどで見たことのある方は多いと思います。

この本では、徹底的に過去のジョブズのプレゼンを解析し、彼が何を言ったか、声の強さは、アクセントをどこに置いたか、どんな仕草だったか、そのときステージ上のスクリーンに映し出されていた文字や画像は何だったか、ということを詳細に載せ、なぜそれが効果的であったのかを事細かに調べ上げています。

スクリーンには、見ている人の印象に残るもの「画像のみ」「文字ならワンフレーズ程度」までしか映さないことや、たとえば、コンピュータのプレゼンであれば、それによって得られるであろう未来の楽しい世界を語ることが大事で、決してパソコンのスペックなどを長々と解説しないこと、など、興味深いことが次々と書かれています。

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私も、説明会や勉強会、その他仕事で様々な先生方の講義やプレゼンを経験してきましたが、多くの人はパワーポイントに“これでもか”というくらい文字やグラフやイラストや表などを突っ込みます。
とにかく“漏らしちゃいかん”というか、「これは載せておいたからね」という責任転嫁的な傾向さえも感じられます。

パワーポイントだけでなく、おしゃべりも、細大漏らさずしゃべって、おなじように「責任転嫁」をしているように感じるものがとても多いと感じます。

よくあるパワポ画面は写真のようなものです。
これは紙に2ページ分出力した参考例ですが、とにかく、こんなにいっぱいモノが書かれ、貼り付けられたものをスクリーンに映し出されても、見る気も起こらないのではないでしょうか。

それに、話し手側が自分だけわかっているので、随所に専門用語が入り、語り始めに「きょうのストーリー」みたいなものを示してくれるなんてことは、ほとんどありません。

言いたいことがあるのだったら、「きょう、お話ししたいのは、3点です。○○と○○と○○です。これだけ!」と言ってくれると、聞いている人は「そうか、そうか」と安心して話に入り込めるのですが・・・。

ま、というようなことが縷々書かれている本なのですが、ただジョブズのプレゼン部分を読んでいるだけでも楽しくなってしまう本です。
だって、ジョブズも話して楽しいのだろうけど、聞いているこちらも楽しいのです。
つまり、これが“コツ”なんじゃないでしょうか?!

また、ジョブズはものすごい時間をかけて、プレゼンの練習をしているとのことで、その努力は並みではないようです。
そう、大事なのは練習を重ねることで、そうすることによって、本番中にハプニングが起きても、そうと感じさせずに進行させることができるのだとも書かれています。

とにかく、この本は人前で自分の考えなどを発表するようなことがある方には素晴らしい一冊になること間違いないでしょう。
私も何度か読み直したところが何カ所もありました。だから先に進んだかと思うと、また後戻りしたりしていたのです。
つまり、勉強になりつつ、楽しいのです。

仕事関係でのおすすめ本の紹介でした。


【NowPlaying】 Tenderly / Hank Jones Great Jazz Trio ( Jazz )

ちょっとだけ

帰宅も遅く、疲れ気味なので、ちょこっとだけね。

きょうは、っていうか、もう昨日になってしまうけど、日中、とある場所で頭のいい人ばかりの説明を一日受けておりました。
たぶん皆さんほとんど東大卒の方ばかりだと思います。

私は、職場の同僚と相談して一日の説明を半分ずつ二人で分けて聞くことにしました。
・・・これが正解でした。

持ち時間など気にするでもなく、延々と、全く抑揚なく、ものすごい高速で、しかも専門用語ばっかりで、あっという間に周囲の方達は“がくっ”と落ちていきました。

これを聞くこと自体が人間として、人として無理です。
どうしてこんな話し方ができるんだろう。

また後日書きますけど、アップルのスティーブ・ジョブズのプレゼンテーションに関する本を今読んでいるんですけど、きょうの説明会は、まさにその逆を全て実行している拷問のような説明会でした。

午後に職場の同僚と拷問説明会の席を交代して、私は別の部署で、また説明を受ける機会があったのですが、そちらは新聞などで取り上げられている件について対策をすぐさまこうじてほしいという切迫したものでしたので、逆に“言いたいこと”を簡潔に「抑揚有り」で説明してくださいましたので、とても良くわかりました。

人への説明って、私も人のこと言えた義理はありませんが、難しいですね。

ポイントは、全てを盛り込まないことでしょうか?

実は明日、今度は2時間の勉強会があります。
講師が、一本調子でなけりゃいいんですけど・・・(^_^;)

明日も5時起きです。
そろそろ寝ますね。
おやすみなさい。

【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/09/08

相変わらずの電車内ほか

このあいだ、地下鉄に乗っていたら「座席でお飲みになった飲料の容器は、お降りの際お持ちになってホームのゴミ箱にお捨てください」と放送されていました。
前から気になっていたのですが、ジュースの紙パックや、ペットボトル、噛んだガムを包んだ銀紙などは座席にそのまま置いていくバ・・・おりこうさんがどんどん増えています。
幼稚園児に言っているんじゃないんですよ、大人に向かって放送しているのです。

トイレには何故か弁当や、やはり飲み物の容器などが棚や洗面台などに、そのまま捨てられてというか、置いてあるのです。毎日。こいつら・・・この方達はいったい家でどのように暮らしているのでしょう。

昨日も、今朝の電車内でも三人ほど見かけましたが、座席で化粧をしている若い女性がいて、「ビューラー」っていうんですか、それを“バッチンコ、パッチンコ”と使い、その後、睫毛に何かネジのような形状の器具でなんだかわからない黒いものを塗りつけておりました。
電車内でパンツいっちょから着替えているところを皆に見せているのと同じだと思います。
「恥を知る」って言葉も知らないでしょうね(T_T)、「何すか、それ?」って逆に聞かれると思います。


近頃では、電車の乗り降りも、降りる人を待たずに乗り込む人も多くなってきました。
もう、自分のことしか考えていないのです。

とある中央の公の部門が入っているビルでは、エレベーターで降りる人など待たずに乗り込んでくる人多数です。
自分達が一番えらいと思っている方々は、「オレが乗るんだ、こっちが先」という態度で、こちらは驚きっ放しです。

この建物の客なんて、どうせ下々だろう、みたいな感じです。
エレベーターでの、こんな“ありさま”は東京に来て初めて経験しました。
でも、上品なというか、おぼっちゃま的な人が多い部門に行くとそんなことはないのですけど・・・。

居丈高なえばりん坊部門では、えら~い人がエレベーターに乗ろうとすると、「うへへえ~っ」とばかりに、中腰で、まるで“お能”のような膝をまげたまま前に中腰で進む動きをしながらエレベーターのボタンをいち早く押す人がいます。
「なんだあれは、みっともない」と思いましたが、えらい人には媚び、下々には居丈高になる典型的な態度にあらためて深く「納得」してしまいました。
この人達の生き方が如実に現れていたもので。


こんなんばっかり毎日経験していると、ただでさえ通勤時の疲労が激しいのに、よけい疲れが増します。

でも、明日もがんばりましょう。
明日は朝10時半から17時半まで説明会があるという・・・普通の人間がそんなに長時間人の話を聞いていることができるのだろうか・・・。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )


2010/09/06

『小さいおうち』はすごい!

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直木賞受賞作、『小さいおうち/中島京子著(文藝春秋社)』が気になって、気になって仕方なかったのですが、ついに読みました。

これはね、すごいですよ。
映画「Always三丁目の夕日」で昭和30年代の様子が見て来たように描かれていましたが、ここでは昭和10年代から終戦の頃までが、それこそ“見て来た”ように描かれています。

始まりは主人公の“「平井家・女中」タキさん”の現在のところから始まり、タキさんは自分の“女中生活”をノートに回想として書いていき、それをタキさんの「甥の次男」が盗み読みしていくという展開です。

その「甥の次男」はまさに現代の若者で、当時の「さまざまな、事件・事変・戦争」を歴史の教科書で習ったごとくに挙げ、「そんな明るい生活だったはすがない」とタキさんに迫るのですが、・・・いやいや、どんな時代でも人というものは、楽しみを見つけ、おしゃれをして、おいしいものを食べ、家族の絆や、・・この本のキモとなる“道ならぬ愛”もしていたのです。
それが、まさに眼前に繰り広げられるように、この本の中で描かれているのです。

読んでみると驚きますよ。“Always”みたいに画像としてでなく、自分の想像力の中で生き生きとその時代が動き出すのです。
自分がその時代の住人になったみたい。


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私がこの本を購入した三省堂書店・有楽町店では、「タキさんマップ」という一枚の書店員がつくったコピーが添えられ、タキさんが好きだったお店や、平井家愛用のお店などで今だ残っているところを紹介しています。
作中のお店をめぐってタキさんを身近に感じるという、素晴らしいものです。

「今から100年も経たない、ちょっと昔の東京。戦争が近付いていたけど元気に、たのしく、誇り高く、女中のタキは生きていました。」というコピーも書かれていました。

ええっ!?というストーリー展開も素晴らしいのですが、ぜひ上記のような“気分”を味わってもらいたいと思いました。

「戦争のあった時代」イコール「真っ暗・暗黒の時代」で、人々は悲嘆にくれて日々生活していた・・という通り一遍の理解のようなものは、今の日本に蔓延していると思いますが、人はそんなに毎日悲嘆にくれて生活などできるものではないのです。

うちの母親の話などを聞いてみても、子供だった戦時中の話を、さまざまな家族や友達との思い出とともによみがえらせ、その表情に生き生きとしたものを見せてくれます。
この本をぜひ亡くなったコラムニスト「山本夏彦」さんに読んでもらいたかった。氏は、この本に出てくる時代の普通の人々の生き生きとした毎日をあらわすようなエピソードをいつも探していました。「自分でも暗黒だった覚えがない」といつも書かれていました。

いろいろと書いてしまいましたが、この本の面白さは格別です。
ぜひ、楽しい読書をしてください。
「阪急電車」に次いで、またまた素敵な本のご紹介でした。


【NowPlaying】 Oh ! Darling / The Beatles ( Rock )

2010/09/05

海上防災訓練に参加

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今朝は、早起きして本社に向かい、市の人工海浜沖で行われる防災訓練に参加しました。
本日の自分の班員となる職員を連れて車で会場に向かい、到着すると参加者への配付物資などを袋詰めしてセット。
海上でも、船が続々と準備に入っていました。


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被災船役の船から巡視艇への救助活動や、ヘリコプターによる救助活動など、次々とテレビでしか見たことのない光景が眼前に繰り広げられたわけですが、何せ「暑い、暑い、暑い」、強い日差しから逃げるべくも無く、大量に用意された水のペットボトルは急激に減り、誰も倒れないのは、ほんとうに良かった。


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船が衝突して漏れた油も流出したという設定の中、頭上をヘリが旋回。
海上でのホバリングは、まるでほんとうに静止しているかの如くの技術にも驚きました。
で、私の班員や砂浜で見学している人達に水を運んでいた部隊もかなりへばっておりました。
炎天下、動員者全員が汗だくで個々の仕事を進め、スケジュールは押し気味ながら無事進行。


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写真の救護所となったテントも訓練の中であっという間に組み立てられたものです。
救助した人を搬送するのも直射日光が容赦なく体を射して、見ていてもたいへんな様子でした。
皆さん、けっこう重装備なので、暑かったと思います。頭が下がりました。


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従来だったら、もうほとんど「イヤイヤ」の参加となるような過酷な訓練ですが、最近は炎天下で三日連続の物売りや、その他様々な経験をして、自分としても『経験できることに感謝すべき』『また、ひとつ新しい経験ができる』というような気持ちが強く、今回は体力的にはきつくても、また良い経験をすることができました。

せっかく生きているのです。
新しい経験をせねば“損”ですから・・・きょうも出て良かった!


【NowPlaying】 東京 Jazz 2010 / 児山紀芳・ 濱中博久・住吉美紀( NHK-FM )

2010/09/04

理解していることが大事

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『<わかりやすさ>の勉強法/池上彰著(講談社現代新書)』を読みました。

池上さんの本は、ここ数ヶ月でも何冊も読みましたけど、どれも雨が乾いた砂にしみていくように、「ああ、そうだよな。なるほど、なるほど。そうか、こういうふうにしているのか、すごい!」など、思わず声に出してしまいながら、あっという間に読んでしまうのです。

つまり、私のような人間にでも「わかりやすい」のです。

この本のテーマが<わかりやすさ>ですから、当然なんでしょうけど、池上さんが言っているのは、「相手にわかりやすくする」ためには、自分がそのことについて「理解」しているということです。

・・・私も反省することばかりです。
理解してもいないのに、知ったかぶりをしてしまうと、どんどん話が抽象的になり、わけがわからない話になってしまうこと度々。
そう、自分が深く理解していないことに反省し、自分が勉強せねばならないのです。

考えてみれば、私の得意分野「ビートルズ」のことに関しては、「3分で話をしろ」と言われれば簡潔にわかりやすく話す自信がありますし、「3ヶ月で講座を開け」と言われても、「30秒で話してみろ」と言われても、対応できます。
仕事のことでこうなれば・・いいんだよねぇ・・・(^_^;)

他にこの本では、池上さんの情報収集の方法なども書かれていて、ノートの取り方、新聞などからの情報の取り方、切り取った気になる記事の整理方法などなど・・・参考になることばかり。

“デジタル”に頼り切らない池上さんの手法、参考にしたいと思います。

昨日、同業他社で私と同じく近辺の職場のブロック幹事をされている「T」さんが、情報交換の場を朝の勤務開始前に喫茶室などを利用して始めようとしていることをおしえてくれました。
夕方に会うと、どうしても「飲み」に突入してしまうので、朝のちょっとした時間に、仕事の情報や、その他最近気になることなど、情報交換しようとしているのです。

これも、仕事で関わりのあるブロック内の「共通理解」を深めるのに役立つと、感心しました。
真似をさせてもらおうと思っています。
あとは、最近始めた、ブロック内少人数での“課外活動”的な交流も深めて、人間的な関係も築きたいと思っているところです。

きょうは、池上さんの著書から得たことなどを書いてみました。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/09/03

解決方法はやはり宝塚(原点)に

水さんのサヨナラ公演を観劇して・・・落ち込んだ様子を前回のこのブログで書きました。

二日間たっぷり落ち込んでいたわけですが・・(職場の女性からも元気がないと、朝メールをもらいました)、よくよく自分で考えて、「解決方法はやはり宝塚にしかない」という結論に達しました。

で、仕事の勉強会が済んだあと、東京宝塚劇場に向かいました。

到着すると、劇場前では“出待ち”の皆さんが座って列をつくっているところを、一人ひとり丁寧に声をかけ、心からの笑顔で接している少年のような美人がいらっしゃいました。

もう、暗くてお顔がよく拝見できなかっので、近づいてみると、「音月桂」さんでした。

毎日、前回の私のブログのように“文句”を言う人もあるだろうに、あまりの自然な美しい振る舞いと生真面目なほどの対応に涙が溢れました。

全ての方との交流が終わると十分に礼を言って、皆を振り返りながら劇場の角まで行かれ、そこでまた振り返り挨拶。
そのときに遅れてきたファンの一人が手紙を持って駆け寄ると、それを受け取り、言葉を交わし、「ありがとう!」と、さわやかな笑顔で皆に手を振りました。

宝塚は歌劇団員を含め、やはりすべてが最高だ・・・と思いました。
どこのスターがこんなにファンの一人ひとりと、優しく接し、心温まる光景を見せてくれるでしょう。
宝塚だけではないでしょうか。

私は、また心をリフレッシュさせ、宝塚を見ようと思います。

今日の報告は、これでおしまい。

泣きたくなったら「宝塚」という“原点”に返れ!
私がいつも心に持っている言葉です。

そして、今回もまたすばらしいエピソードとともに、原点に返りました。

ここに「人の心」「美しいもの」「愛情」などの素晴らしいかたちがいつでもあるのです。

再確認の一日でした。


【NowPlaying】 落語の中の食文化 / 石毛直道 ( ラジオ深夜便 )

2010/09/02

これが水さんのサヨナラ公演・・・

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昨晩、仕事を終えて、夜に東京宝塚劇場に同僚の女子と向かいました。
雪組・トップ男役・「水夏希」さんとトップ娘役の「愛原実花」さんの同時退団公演となります。
ものすごく期待して劇場に入りました。もちろん、同僚の女子も。

今までこのブログでの私の宝塚歌劇への書きっぷりをご覧になっていた方は、「いつもほめてばっかりなヤツだな」とお思いだったかと・・・。

しかし、今回ばかりは・・・。

ミュージカルの「ロジェ」では、水さんが自分の親・妹を殺した男を24年も追いかけて復讐を果たそうとする物語なのですが、殺されたシーンは影絵のようにちょっとだけ見せて・・どんな親だったのか、妹だったのか、どんな家族でどういう暮らしをしていたのかもわからず・・。

じゃ、その後の24年というのを主人公の水さんがどう過ごしてきたのかという回想等も全く無し。
つまり、主人公に共感できないのです。
しかも、水さん演じる主人公の人物像がよくわからない。ずいぶん怒ってる・・愛原さんにもすぐ怒る。

登場人物も、音月さんも、愛原さんも、未沙さんも、早霧さんも、沙央さんも・・いずれも奥行きも陰影も感じられないつくり方。

始まって10分で、「これは面白くないかも」と感じ、30分で「もうこれ以上よくなる可能性はない」と思い、実際そのとおりになりました。緒月さんが台本の薄さをカバーすべく迫真の演技をするも・・殺した理由が「お腹がすいていた」じゃ・・(-_-;) ・・もう、何もかも台無しなミュージカルでした。

愛原さんは、とうとう“娘役らしい”娘役を演じることなく退団です(T_T)
いつも「鋼鉄の女」みたいなのばっかし・・・。せっかく立ち姿も美しく、可愛いのに、つくづく残念です。

このひどさは、16年前の星組「白夜伝説」以来の私の記憶に残る「ワースト作品」となりました。


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もう、普通の精神状態じゃないまま、休憩時間も過ぎ、そのままショーに突入。

ロックっていうか、ファンクっていうか、“電気”な感じで開幕。
これはこれでいいでしょう。でも、水さんの最後の舞台には似つかわしくない。

どのシーンも今までにちよっと無い感じ。
でも、これはいくつかの公演を経ていく過程でやってほしかった。
黒燕尾で“電気”でH.ハンコックみたいな“ファンクサウンド”はラストの公演では、いらないと思いました。

それに・・・(きょうは書き過ぎ?)、どの曲も印象に残らない。
ショーが終わって外に出たら、普通、テーマ曲が頭から離れなくなるでしょう!?
それが全くなし!

前半のミュージカルの悪印象を引きずっていたことも否めませんが、それを差し引いても、“スカッ”とくるものがありませんでした。

目を引くような場面もありました。愛原さんの衣装が舞台上で青から赤っぽくかわり、水さんとの素晴らしいダンスが印象的な「オペラ座の幻想」などは、“おっ”と思いましたが、とうとう点火せずに公演が終わってしまいました。

歌についても、美穂圭子さんに頼りっ放しな部分も感じましたが、組全体のまとまりが・・申し訳ないが、あまり感じられませんでした。

前回の宙組が、冷静に考えると、そんなにたいしたミュージカルでもショーでもないのに、両方とも観客をうねるように興奮させて、組全体の力で怒濤のごとく押し切るように演じていたのとは対照的です。

昨日の晩から落ち込んでいて、まだ気分がふさいでいる私です。


【NowPlaying】 Nica's Dream / Vivian Buczek & Claes Crona Trio ( Jazz Vocals )

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