麗しのサブリナ/Exciter ! !“楽前”観劇
きょうは、いろいろな事情から本日16時が千秋楽の宝塚歌劇・花組公演の11時開演のいわゆる“楽前”を見に行きました。ほんとうは、昨日の16時からのチケットを持っていたのですが、・・・ま、いろいろな事情で(^^)
劇場前は、千秋楽独特のにぎやかな雰囲気が漂っていました。
ドキドキするような感じは宝塚を見始めた頃を思い出しました。
そして、花組は約一週間前に見たときも良かったのですが、ミュージカルの「麗しのサブリナ」も、ショーの「エキサイター」も格段に良くなっていました。
真飛さんは、演技、表現に、より深みが出ていました。
演技自体は控えめになったのに、内面的な表現がよくにじみ出ている感じでした。
ショーの方でも前回見た時よりも、“間”を十分に取っているのがよくわかりました。
お客さんの反応を感じながら、堂々と見せてくれている・・そんな感じ。
蘭乃さんは、さらに自身にあふれているようでした。
銀橋でのソロ歌唱も体中から発散するような、ご本人の“うれしさ”まで感じるくらいのはつらつとしたものでした。
演技の方も、揺れ動く心を前回よりも巧みに表現していました。
こんな短期間で、どんどん良くなっているのです。
壮一帆さんも、“お調子者”的なキャラで最初は出てくるのですが、やがて兄を思い、サブリナの切ない恋を思い、「粋」なはからいをするまでの複雑な心境を良くあらわしていました。
そんな主要三人の充実に引っ張られるように、組全体が一体となるがごとくの「サブリナ」は見応え満点の公演となり千秋楽を迎えていました。
私も、涙が出るほど感激しました。
よかったぁ~(*^o^*)
ショーは、それこそ観客を「興奮のるつぼ」に叩き込む感じでした。
特に蘭ちゃんの、前回の必死な感じから、今回はひとまわり大きくなったような自信あふれる歌唱とダンスは特筆ものでした。
この宝塚と東京でのトップお披露目公演で蘭ちゃんは「花組の蘭乃はな」として素晴らしい位置を築いたと思います。
ラストに近づくにつれて、真飛さんと蘭ちゃんが顔を見合わせ、頷きあうようにしてデュエットダンスや、銀橋での歌・ダンスを披露する度に、「ああ、いいトップコンビだ」と何度も思いました。
この「サブリナ/エキサイター」は真飛さんの花組代表作のひとつになったように思います。
次回の公演がまた待ち遠しい・・・(^o^)
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