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2010/11/29

忘年会などの飲み会が次々と舞い込んできて・・・

年末にかけて、毎日のように忘年会、飲み会の予定がどんどん入ってきます。

まともに全て受けていると週4回から5回になり、ほぼ毎日ということになってしまいます。

で、どんどんお断りを入れているのですが、断る先からまた入って来て、収拾がつきません。

お金ももちろんありませんが、体が悲鳴をあげていて・・・。

そんな中、きょうは同業他社の方々を20名集めて午後5時から会議をしていたのですが、その会議を定例化して今後も行おうという結論になり・・・・。
次会はどうしようかという話の中で、「じゃ忘年会もそのあとにやってしまいましょう」ということになって(T_T)、結局また忘年会の予定がひとつ増えてしまいました。

飲み会の度に妻に借金することになり、しかも帰りは特急でなければ帰れないため、借金はさらに雪だるま式に増えております(-_-;) 

仕事でもストレスを感じることが多々ありますが、この“飲み会ストレス”には気分も落ち込んでいるところです。

実は明日も同業他社勢揃いで同じ階の皆さんと、飲み会があります。
これは我が社全員参加なので、逃げるわけにもいかず、とほほな状態で参加します。

・・・行ってきまぁす・・・。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/11/28

千住真理子さんの本を読んで

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このあいだ、このブログでヴァイオリニスト・千住真理子さんのお母さんの書かれた本をご紹介しましたが、今度は真理子さん“ご本人”の書かれた本、『聞いてヴァイオリンの詩/千住真理子著(文春文庫)』を読みました。

お母さんの本にも書かれていましたが、ご本人は天才少女と呼ばれて、かなり苦労してきたようで、二十歳の頃に一度ヴァイオリニストを辞めています。
ホスピスへ演奏に行ったことがきっかけとなり、また復帰されるのですが、でも、その後も肉体的にも精神的にもきつかった時代が随分とあったようです。

そのたびに、自分の気持ちを立て直していくわけですが、このような高名で実力も有り、立派な方でも常に悩み、苦しんでいるのだと知って、少し“ほっ”としたような気分になりました。

私のような凡人でも日々悩みつつ生き、時にはひどく苦しみ、袋小路に入ったような状態になることもしばしばです。
そんなときは、自分の力の無さ、不甲斐なさに、自分が厭になり、地獄にでも堕ちたような気になるものです。


また、幸か不幸か、精神的なことばかりでなく、小さい頃から病気ばかりしていて、伝染病にかかったり、ぜんそくに苦しんだり、吐血して運び込まれたり、十二指腸の手術、そして近年には心臓の手術も行いました。
長い人生の中、二年間くらいは病院のベッドにいたことになります。

10年以上前には、あまりにもひどいことを言われて丸一日口がきけない状態になり、休日で病院が閉まっていたため、近くの山の中にある、一般の患者は行くこともない麻薬患者を隔離しているような国の療養所に向かい、精神科の先生にしゃべることができるまで診察室でお話をしてもらったことなどもありました。

そんなんばっかりですが、そのたびに何とか切り抜け、立て直してきたわけで、今の生きている状態は、ある意味“おまけ”みたいにも感じています。

千住さんは、コンサートの後に、聞いてくれた人たちから思いもかけぬ「あたたかい」言葉や「勇気づけて」くれる言葉、エピソードなどもあり、そして何よりも結束の固い家族がいて辛い状況を切り抜けてきたようでした。
そのような部分には、特に読んでいて心に残るものがありました。

千住さんは、特にヴァイオリニストという、人の心に直接うったえかけるようなお仕事で、その反応により自分の気持ちを強くしたりできる部分もあると思いますが、それでも本を読んでいると、けっこう孤独な職業みたいです。

私の職業は、直接、人の心にうったえかけるということは出来ませんが、まやかし的な仕事をせずに生きることで、何かを得ることができるかもしれません。

明日からの仕事も、今まで以上に“心”を入れて生きて行こうと思いました。

きょうは、そんなことを感じて・・夜になりました。


【NowPlaying】 It Won't Be Long / Beatle Jazz ( Jazz )

2010/11/27

どこに立って待てばよいのかわからない

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今月はじめに、仕事で群馬県に行ったときに強く感じたのですが、上野駅で目的地へのホームにたどり着いたときに、「どの位置で待っていれば自分の乗る電車の自分の席に近いドアなのか?と迷い、写真のように上空にたくさんの看板がぶら下げられているのですが、皆目わからないのでした。

じっくり見ても何が何だかわからない・・・。

やって来る電車がいくつドアがあるのか、とか、なんて言う名前なのか(前何両かと、後ろ何両かで名前が違ったりする( ̄□ ̄;)!!)、これがわからない自分が変なのか・・・(-_-;) 


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様々な特急や車両のある上野駅だからかと思うと、私が毎日使っている駅のホームでも、並ぶ人達のための白線や色分けしたライン等が引いてありまして・・・。

自分の使っているホームについてもどこに立てば良いのかわからないのです。

○○線方面に向かう列車で、ドアが何枚で、何両連結で来て、車種が○○である場合はここに並べ・・・みたいに書いてあるのですが、毎日自分が乗っている電車は「ここだ」と、ただ覚えているだけで、どういう理屈でそこに停まるのかわかっていないのです。


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時刻表に何かマークをつけておいて、同じマークをホームの列のラインにつけておけば事足りると思うのですが、なぜ理屈で考えないとわからないようになっているか・・・「何両」で「何枚ドア」かなんて、こちらには関係ないのに・・・。

こんなこと書くと、「そんなこともわからないのか」という人もいるのでしょうが、「考える必要のないこと」をお客に考えさえることの方がよっぽど“わからんちん”だと思うのですけど、いかがでしょう・・・。


【NowPlaying】 麻木久仁子のニッポン政策研究所 / TBS ( AMラジオ・録音 )

2010/11/25

水の道具誌

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『水の道具誌/山口昌伴著(岩波新書)』を読みました。
この本は、日本人が昔から使っていた“水にまつわる”道具や食器などについて、丁寧に解説しているもので、読んでいるだけで、なぜかとても落ち着きます。

如露、水琴窟、金魚鉢、洗濯板など、ジャンルを問いません。
中には、雨樋を支えている金具にまで話が及んでいます。あの壁から丸い輪っかで雨樋を支えている金具は、「でんでん」っていうんですって、初めて知りました。


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写真の「手水器」。
記憶にある人はいますか?

昭和30年代から40年代にかけて、当時の一般的な日本家屋の縁側の一番どん詰まりのあたりにトイレがあり、扉の前にぶら下がっているというのが、その頃の風情でした。

なぜか、そのあたりには、南天の木が植わっているというのも“お約束”だったように思います。

「私はそんな古いこと知らない」なんて、とぼけないでくださいよ。
その頃子供だったあなたには、きっと記憶があるはず(^^;)

あの道具って、結局手を“ちょんちょん”とあてて、水が申し訳程度に出てくるようなもので、ほんとに手はきれいになったのかな?と、今にして思ったりします。
この本によると、大人は子供にこの道具のことを「チョンチョン」と呼んで教えていたそうですが、せいぜい“お清め”程度の意味しかなかったような気もします。

水にかかわるものとして、下駄の先についていた「爪皮(つまがわ)」という、雨の道でつま先を汚さないように当時の人がつけていたアクセサリー的な器具にまで話は及んでいます。
こういう話も面白く読みました。

庶民が使っていた、こんな忘れられた道具にまで話が及ぶ、ありそうでなさそうな、この本、興味のある方はぜひご一読を。
かなり、入り込んで読んでしまいますよ。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 松本一路 ( NHK-AMラジオ )

2010/11/23

花組の圧倒的な全国ツアー公演!!

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写真は、横浜港。
このあいだ、横浜にある神奈川県民ホールに出かけ、宝塚・花組全国ツアー公演『メランコリック・ジゴロ/ラブ・シンフォニー』を観てまいりました。

花組は、トップスターの真飛 聖(まとぶ せい)さんが、来年の公演を最後に退団することを発表し、しかも時期トップスターには、宙組から蘭寿とむさんが組替えでやってくるという激震が起こっているところです。

とにかく、真飛さんと、蘭乃さんのトップコンビは、今回を含めて二つの公演しか見られませんので、会場は遠かったのですが出かけましたよ。


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県民ホール前のイチョウの街路樹もすっかり色づき、歩道を歩いているだけで、ロマンチックな気分にもなろうというもの。ま、おじさん一人じゃ話にならないですけど・・・。

ミュージカルの「メランコリック・ジゴロ」は、かつて同じ花組で安寿ミラさん、真矢みきさん全盛時に公演されたもので、その後今回の真飛さんがトップお披露目時に中日劇場で公演したものだそうです。
両方とも私は見ておりませんので、初めての視線で見てきました。


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神奈川県民ホールは大きな会場ですが、私のいた一階席から見ると二階には若干空席がありました。
近年の経済状況を反映してか、東京宝塚劇場でも最近は空席があるようで、ちょっと寂しいですが、仕方ありません。

メランコリック・・の方は、まず蘭乃さんの役は彼女に“ドンピシャ”で、真面目で一直線、世間知らずで、早とちり、で、ちょっと可愛い・・・そんな役です。
蘭ちゃん、東京宝塚劇場に続いて好演。
誰もが応援したくなるヒロインを自然に、でも、個性を十分に発揮して素敵な女性になっていました。

真飛さんは、ウソで固められた生き方と、蘭ちゃんへの誠実な部分が行ったり来たりする心模様をとてもうまく表現していて、まさに実力を示した感じがします。前回のお披露目を見ていないのですが、きっと前回からも格段に良くなっているのでしょうね。

壮さんは、蘭寿とむさんが宙組からやってくるという報を聞いて、どんな気持ちでやられているのだろうと思いつつ会場に向かったのですが、驚きました。
とても生き生きとしていて、この間の東京宝塚劇場の時よりも更に“はつらつ”さが増して、しかも大きく見えるような演技。
吹っ切れた感じが私にはいたしました。当日ナンバー・ワンの好演でした。

ミュージカル全体は、実力者の多い花組全員が思う存分実力を発揮していて、ストーリーは深刻なのに、軽いコメディータッチになっているこの作品を明るくて、何か人生の一コマのきらめきのようなものを素直に感じさせてくれるような形になっていました。私はとても良い作品になったと思いました。


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ショー、「ラブ・シンフォニー」は、驚きの仕上がり!!
私が見た回に限っては、あの「エキサイター」よりも良い!と感じました。素晴らしい。
2007年の春野寿美礼さんのサヨナラ公演、そして2008年真飛さんのお披露目公演で上演されたものとのことですが、練りに練られ、しかも蘭乃さんら新しい人も加わって瑞々しくも激しい、ゴージャスでセクシーなショーになっていました。

観客も“狂熱のノリ”で演者に応え、あまりの手拍子の音の大きさに、音が会場の壁に大反響してリズムがメロメロになってしまい、真飛さんが「あれれ?」という表情をしたかと思うと、皆に「自分にあわせてね」と手拍子の「音頭取り」までしてしまい、みんなそれに合わせて手拍子を“一体化して”笑顔で、体中で、“のって”いました。
長いこと宝塚を見ているけど、こんなこと初めてです。

真飛さん、壮さんが、パッと振り返ってステージから“はける”ときには、会場から「フゥ~ッ」の掛け声が聞こえました。会場中が熱波のごとく“乗りまくり”です。こんなことも初めて。

そんな中「愛音羽麗」さんの出番も多く、彼女の魅力もたっぷりと感じ、堪能し、さらに蘭ちゃん渾身の歌とダンス!
この組の今の状態は“すごい”ことになっていると思いました。
まったくスキがありません。

後半、真飛さんはステージから客席に降りると、観客と握手。
ここまでは、全国ツアーではよくあることですが、観客のから一輪の薔薇を差し出されると、「いただきましょう」とその薔薇を取り、それを使って観客席でもステージでもパフォーマンス。さすがです。

さらに観客席のある方には、蘭ちゃんにするような情熱的なキスまでプレゼント!( ̄□ ̄;)!!
どこまでやるんかいっ!という感じですが、真飛さんなら全てOKですよね。
最高っ!!!

最初から最後まで美しく、ゴージャスでセクシー。

ラストで壮さんが挨拶のときに羽を落としましたが、“余裕”の表情で拾い上げ、貫禄十分。

終演後には、地元神奈川県出身者の紹介に、真飛さんも「川崎市出身」として紹介され、大盛り上がり(^O^)v

何から何まで最高の公演でした。花組すごい!!

幕が降りる瞬間にまたも観客から「ヤァッ」という掛け声が聞こえました。
全国ツアーらしくて楽しめました。

真飛さん、最後まで今の“男っぷり”を存分に見せてください。

【NowPlaying】 ガラスの林檎 / 井上昌己 ( J-Pop )

2010/11/21

久しぶりに、御岳山・日の出山のW登山に

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昨日、20日土曜日に、御岳山、日の出山に登りました。
写真は、御岳山の御嶽神社の鳥居付近、紅葉が素晴らしいです。
ジャストシーズンということで、人出もすごくて、駅からのバスも、ケーブルカーも増便されていました。

メンバーは、いつもの“達人”と、“お酒の女神”、そして今回初めてお会いする達人の職場関係の方で女性、4人です。

初めてお会いした女性は、登山するときにはとても自然体で軽快、しかも道ばたに咲く花を愛でる姿も可憐で、物腰もやわらか、素敵な方でした。

しかも、このあと私がピンチに陥ったときにやさしくサポートしてくださって、さしずめ“山の救世主”とでも申し上げたらよいのか・・、神々しささえ感じました。


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次のこの写真は、「長尾平」からみた風景。
平坦で広いこの場所は、御岳山でも登山者の憩いの場となっていて、皆さんお弁当を広げてまったりとしていました。
私達一行も、ここでほっとひと息。

で、気づいたのですが、今流行っているという『山ガール』がとても多いです。
おしゃれな「山ガール」独特のファッションで、スタスタと山歩きを楽しんでいます。彼も一緒だったりして、これはブーム以上のものになる・・と思いました。何といっても、健康的で気持ちのよい登山は、最初は流行に乗って始めるかもしれませんが、「また行こう」という気持ちになりますもの。


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御岳山をあとに、いよいよ初めての日の出山に向かいました。
しかし、地図上では割と平坦に見えた道中は、かなりの下り(帰りには登りとなる)とさらに急勾配の登りが延々と続き、“ぜいぜい”いってしまい、途中休憩をお願いしてしまいました。
最近、運動不足気味の私には、ものすごくつらい登りでした。

写真は、「日の出山山頂」です。
達成感がありましたが、帰りのことを思うと不安が頭から離れませんでした。


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この写真は、日の出山頂から周囲を見渡した風景です。
素晴らしい!のひと言。
かなりの感動!苦労した挙げ句のこの絶景にうれしさがこみ上げてきました。


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このお酒は、ケーブルカーの駅で達人が買ったもの。
山頂でお祝いするためのものです。
ちょっとここで飲んで帰ると、「帰り道は孫悟空にでもなったようにヒョイヒョイと帰れるよ」とのことでした・・・でしたが・・・このあと・・・。


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皆、ぐい飲みを持参して山頂で乾杯。
おにぎりも食べて、ほっこりといたしました。


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写真・矢印の場所が御岳山頂です。
あそこに一旦到達してから、この日の出山までやってきたのです。
また帰らねばなりません。

そして、先ほど書いたように“孫悟空”になって私はほいほいと急斜面を下り、皆から「速いよ」と言われるも、軽快に降りていったのですが・・・。
やがて楽しく歩いているうちに左ふとももに激痛と痙攣が走り、「あっ、このままだと“つる”」と思った私は急停止。
筋肉を伸ばし、マッサージし、“つら”ないように歩き出したいのを我慢して回復を待ちました。
その間、あの“山の救世主”が「時間はたっぷりありますから、大丈夫ですよ。」歩き始めても「歩幅をうんと縮めて、少しずつ行きましょう。」などとやさしく声をかけてくれて、「ひょっとしたら帰れないかもしれない」とパニックになりかけた私を優しくサポートしてくれました。

ほんとうにうれしかったし、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。そして、いい経験をしました。


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これは、三角点。珍しいので日の出山頂で撮りました。
またここに来ることがあるのかなぁ。
あのつらさを思うと来られないかも・・・。


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脚のピンチは最後の急な昇りで再度やってきましたが、それも“山の救世主”の再度のサポートで、私も心が落ち着き、切り抜けました。・・・よかった。

そして、電車の時間まで、写真のとろろ蕎麦と麦酒やお酒などで時間を過ごしました。
今回は、つらいけれど達成感もあり、良い経験もしました。
今回のメンバーの皆さん、ありがとうございました。
そして、楽しかったです。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/11/19

相変わらずのこと・・・

昼は東京に居て仕事をしているわけですが・・・相変わらずのシーンが目に飛び込んできます。

外で昼食を取る機会がありました。
そこは大きなテーブルをぐるりと囲んで、肩がぶつかるくらいの狭いところで、皆並んで食べるところなのですが・・・。

席に着くやいなや、携帯をパカッと開けて、ずうっと何やら見ているのです。
10分ほどすると食べ物が運ばれて来ましたが、それまでもずっと携帯で何かを見ていて、テーブルに頼んだものが運ばれてもそれには目もくれず・・・。
すうっとフォークを取ると、皿も見ずにスパゲティーをすくい取り、まったくそのスパゲティーを見ずに口に運びます。

そう、それからは携帯の液晶画面だけに注視し、食べ物は見ず、食べて行きます。
30代後半くらいの男性でした。

その人が私の左隣で、呆然と見ていたのですが、気づくと右斜向かいも、同じ状態。
なんだかイライラしながら携帯の画面をスクロールしつつ見ています。
食べるときくらい、落ち着いて自分が食べる物を見ながら味わえないものでしょうか。

あれれ・・と、気づくと、私の右隣の人は新書版の本を読んでいて、やはり食べ物が届いてもまったく同じ状態。

この人たちは、こんな食べ方をしていて、美味しいのでしょうか・・。

そして、左斜向かいの人、片手を“ぶらん”と下げて、右手だけでスパゲティーをすくい取って食べています。
ものすごく横着で、だらしない感じなのですが、そんなこと一度も考えたことなんか無いのでしょう・・。
さらに、あやしい毛糸の帽子をまぶたのすぐ上にまで深く被り、もちろん脱帽などしません。

食べ物を食べるときくらい、落ち着いて、行儀良く食べたいと思います。
そして、自分が食べるものは、自分の目で見て味わうことをしなければ・・。
香りも大事ですが、目から入ってくるものも大事だと思わなくなる人は、今後どんどん増えてくるのだろうな・・と、がっかりするのです。

この人たちは、家でもこんな状態なのだろうか、と思いました。
これじゃあ、奥さんも頭にくるだろうし、子供も可哀想なこった、とさらに感じました。

どこに行っても「一人」の空間なんでしょうね。
「一人」の空間を作りたがるのに、メールなどで人とのつながり(偽りの?)を持ちたがる・・。
不思議なことです。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/11/18

早朝?から出勤して

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きょうは、朝4時起きで東京に向かいました。
地元からの要望を中央に伝えるため、朝7時半には集合場所の会議室に受付を済ませて入らねばならず、ということは、東京で待ち受ける(といっても地元の人達と同じところから出勤してくるわけですが)私は6時40分には現地に到着して準備をしておりました。

・・・なので朝4時起きだったわけですが・・・朝ではなく、バス停辺りの様子は、まだ深夜でした。

しとしとと雨の降る中、始発のバスに乗り、東京へ。

7時半から地元からの方は会議室内で簡単な朝食を摂りつつ、原稿などの確認。
8時から会議が始まり、約一時間で終了。

その後は、国会に行きたいというリクエストを受けたのですが、あいにく国賓が見えていたため内部には入れず、国会の道路を隔てて裏側の会館へ回り、内部の紹介をいたしました。

写真は、国会議事堂を裏側から見たところです。

矢印は、あの「スカイツリー」です。
まだまだ延びるんですよね。

その頃には、信じられないくらい雨はあがって、快晴に。

朝の会議のアテンドをするだけで早朝の仕事は終わりかと、去年までなら思っていましたが、その後何があっても、何をリクエストされても今では驚きません。

現在の仕事は、常に想定外のことが次の瞬間に起こってしまうので、かなり心構えができてきました。
瞬間、びっくりしますけど、あまり表情には出さずに、見た目には淡々と動けるようになりました。
成長というよりかは、“慣れ”ですけど(^_^;)

アテンドが終わり、地元の方を駅までお送りしてお別れすると、突然の出来事で予定していながら中断してしまった一年振りの相手方に無沙汰を詫びつつご挨拶に。
以前だったら、予定が大幅に狂ってしまうと、気持ちの立て直しが出来なかったのですが、すぐに気持ちを転換して事務所に連絡し、上司にも来てもらって「お詫び」と「挨拶」に出向きました。

午前中だけで、もう一日過ごしたくらいの動きでした。

午後もみっちりと電話、メールを使いつつ、仕事をやっつけて帰ってまいりました。

とりあえず、明日がんばれば、少し気持ちも休まる・・・。


【NowPlaying】 愛と風のように / 山崎まさよし ( J-Pop )

2010/11/16

有川浩「レインツリーの国」を読んだ

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『レインツリーの国/有川浩著(新潮文庫)』を読みました。

テーマとして取り上げているのは、聴覚障害を持った女性の恋愛模様、そして実際にそのような障害をもった人と付き合ったときに起こることが、かなり現実味を帯びて書かれています。

パソコンの画面上では、何のこともなく共感したり、惹かれ合ったりしていた男女が現実の世界で出会ってみると・・・、というお話で、読んでいると作者は男の気持ちも、女の気持ちも分かりすぎているのではないかと思うくらい両者の日常における気持ちが巧みに描かれています。

聴覚障害についても、かなり調べられていることがよくわかりましたし、インタビューかアンケートなどを通じて、聴覚障害を持つ方達が日常感じていることも、かなり詳細に研究しているとも感じました。

ただ、このお話は、単なるそういった立場の方が恋愛をしたら・・というだけのものではありませんでした。

非常に“純”な愛が、ストレートに表現されていて、恥ずかしいけど今朝の電車の中で読みながら涙が「つう~っ」と流れてしまいました。

終わり方も、私の嫌いな“救いようのない”ものではなく、未来への希望が感じられるものでした。

純粋で正直な「恋愛」をしばらくしていない方、これは読んでおいた方がいいと思います。“いい話”ですから。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/11/14

いろいろ読んだ“怒り”中心の本

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表題のとおり、いろいろ読みました。
まずは『妻と罰/土屋賢二著(文春文庫)』。
この人の文はいつも人をくった感じで楽しいのですが、読んでいる私自身がイライラしているときに読むと、ますますイライラするのが難点です(^^;)

身の周りで起こる様々な出来事を、“いいがかり”というか、屁理屈というか、独自の理論で解析していきます。
中でも面白かったのが、著者の奥さんが「カーリング」をテレビで見ているときに、ルールなどについて、どんどん質問してくるところ。

我が家でも同様のことがよくあるのですが、奥さんというのは、どうして夫は何でも知っていると思うのでしょうか。
著者のようにその場しのぎで、いいかげんな答え方をしていると、終いには怒りだします(^_^;)
まあ、「泣く子と妻には勝てない」という、言い伝えどおりです・・・。


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次は『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法/橘玲著(幻冬舎)』。
有楽町の大きな本屋さんで、大量平積みされていた本です。厳しい社会の中で生きている私達、タイトルだけで読んで見たくなるのです。

経済評論家・勝間和代さんと、精神科医・香山リカさんの「やればできる」と「勝間さん、努力で幸せになれますか」の対立を例にとって導入部に。
でも、いくら読み進んでも、現状の厳しい社会や経済、人が落ち込むどん底についての解説的なものが淡々と進められていくのですが、その場では納得しながら読んでいっても、「だからどうすりゃ、いいの!」という本でした。

私には、ガツンとくるものも、すっきりするものも感じられず、ちょっと消化不良な感じ。
でも、現状分析をするにはいい本ではないかと思います。
沈着冷静なあなたにおすすめの本です。


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さらに読んだのは、『テレビ救急箱/小田嶋隆著(中公新書)』。
これはブックオフで買った2年前の本ですが、話題がテレビなだけに、今読むとちょっと遅れている感がありました。
しかし、読んでいて、テレビ番組のつくり方や、番組そのものへの批判なども、今の私にとっては空虚な感じです。

現在、私は平日は完全にテレビを見ていません。
そして、休日に関しても、自分の興味のあることを放送している番組だけについて一週間録画しておいたものを見ているだけです。

もう、ひな壇にタレントを並べてつまらない話題などで内輪で盛り上がるみたいな番組に何の興味も無く、延々同じシーンと、同じアナウンスを繰り返すニュースも見ないし、相変わらずCM前に視聴者を引っ張るような姑息なつくり方の番組も全く見ません。

必要なものをあとでまとめて見るだけです。テレビはそれだけ。あとは、活字かラジオです。その方がよっぽどいい。


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最後は、『怒らない技術/嶋津良智著(フォレスト出版)』。
この本が一番私にとって、ある意味インパクトがありました。
前にも同様な本のご紹介をしましたが、「怒り」というものは、ある程度自分のエネルギーの源のように感じていたことが今までにあったのですが、この本では「怒り」は、自分にとって何の「得」も無いというのが基本姿勢です。

読んでいくうちに、「そうだよなぁ、あんなに怒ったけど、結局何の得も無かった。気にせず、どんどん物事進めておけばよかった。」とか、「怒りの原因・きっかけは存在するけれども、怒りに到達させているのは自分であり、怒っても何にも良いことは無い・・・。」と、しんみりしてしまいました。

この本を読んだあとは、今までだと「ムッ」とするような出来事があっても、「いいや、いいや」とそのまま自分の心を落ち着けたまま静かに物事進行させることが多くなりました。
たしかに、この方が現実は確実に良い方向に向かうし、第一健康にも良さそうです。

いつまで続くかわかりませんが、ちょっとこのままの態勢で仕事・生活をしてみたいと思っています。

きょうは、最近読んだ本を、ざっと振り返ってみました。
明日からは、小説でも読んでみようかと思います。


【NowPlaying】 夜はぷちぷち携帯短歌 / だいたひかる他 ( NHK-AMラジオ )

2010/11/13

ジプシー男爵/Rhapsodic Moon 二度目の観劇

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数日ぶりの更新です。今週は疲れがひどく、帰ってきても気力が続きませんで・・・。

少し明るい話題を。

10日の夜に、新潟市の方三人と静岡市の方二人、それに私を含めウチの事務所三人で東京宝塚劇場に表題の月組公演を観に出かけました。
なぜこんなに大勢になったかというと、月組の組長、新潟出身の「越乃リュウ」さんの出身中学と同じ中学の方が新潟事務所に二人もいたため、ぜひ観たいという話になったからです。

さらに、今月組で飛ぶ鳥を落とす勢いの「明日海りお」さんが地元の出身だと知った静岡の方も行きたいということになり、総勢8人で出かけました。こんなことは滅多にありません。


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今回の演目、「ジプシー男爵」は、ヨハン・シュトラウス二世の楽曲と、オペラ仕立てのミュージカルを素直に感覚で楽しめる作品です。

前回見たときよりも、いっそう「組」での歌に磨きがかかっていたと思います。
龍真咲さんの演技も前回より、にじみ出てくるものに深みが出た感じ。
明日海りおさんは、持ち前の美しさを生かして、ちょっと単純だけど素敵な青年を描いて好演でした。

明日海さんの恋人役、彩星りおんさんも前回より“はじけ”っぷりが良く、可愛いけれど我が儘な娘を良く演じていました。今回の成長株でしょうか。

そして、相変わらず、トップ二人(霧矢大夢さん、蒼乃夕妃さん)の演技は光り、ダンスのキレは、組一番の輝きを放っていました。
特に、蒼乃さんの脚が上がるときには、まるで“星飛雄馬”の投球フォームばりの角度で上がり、そのスピードも含め驚いてしまいました。

楽しいこのミュージカルは娯楽に徹していて私は気に入りました。
人によっては、こういう娯楽作品で全員で歌いまくるのが苦手という人もいるかもしれませんが。

ショーの「ラプソディックムーン」についても、前回よりかなりブラッシュアップされている印象を持ちました。

霧やんと蒼乃さんのダンスを存分に楽しめ、また圧倒的に美しい月組の持ち味を生かせる作品であると思いました。

今回、明日海りおさんの、まるでエリザベートのトートを思わせる姿で出てくるシーンは、『仮面』を付けて出て来て、驚きました。
でも、これもまたいいぞ!!
ほんと、かっこいいワ、この人は(^-^)v

龍真咲さんがスーツ姿で歌い踊るシーンも、昔の月組を見ているようで、ジャジーで美しいものでした。
龍さんとペアで踊る彩星りおんさんのダンスも際立って良かったですよ。とてもいい。可愛くて、しかもちょっと大人っぽくて。

龍真咲さん、明日海りおさんが白い衣装でステージセンターに出てくる「第12場」も良かった。
こんなにきれいで、美しい二番手が他にいるか?!と思わずウットリとしてしまいました。
そのとき二人の片耳には、龍さんが赤い大きなイヤリング、明日海さんはチェーンの先に紫の輝くイヤリング(オペラグラスで確認したのでちょっと曖昧だが)。
男役がカッコよく決めるシーンでの、この意外なアクセサリーがまた、メチャメチャ素敵でした。

黒燕尾もビシッとキメて、今回はミュージカルもショーも娯楽作品としてとても良いものだと思いました。

二階で見ていた方からは「空席」があったとの話も聞きましたが、内容はとても良いものです。

未観劇の方は、ぜひご覧になった方が良いと思いますよ。
月組の魅力があふれるようなステージです。


【NowPlaying】 愛は夢の中に / カーペンターズ ( Pops )

2010/11/09

なぜかとても寂しい気持ちに

きょうも、朝も早よから畑の中を歩いてバス停に。
そして、バス・電車を乗り継いで東京へ。

午後に外回りを自転車で行いましたが、霞ヶ関のビル街を自転車で走っていると、言いようもない寂しさにおそわれました。

何と表現してよいのかわかりませんが、寂しくて寂しくてたまらなくなりました・・・。
不思議な気持ちでした。

きょうの午後は比較的、東京は暖かく、のんびりした感じで街の風景は見えているのに・・どうしてかわかりませんでした。
道行く人達も、まるで陽炎のように見えたり、猛烈な孤独感に襲われました。

午前中も、体調維持のため一旦お断りした飲み会を、具合が良くなるでしょうから来週にでも、というメールをいただき、わざわざ再度誘ってくれるなんて・・と、うれしい気持ちを感じたり、その他事務所にも楽しい来訪者があったというのに。
さらに、何件もいろいろなお誘いをいただきました。

何かちょっと疲れているのかもしれません。
今一度、自分自身をよく見つめながら明日は仕事に向かいたいと思います。

・・・ほんと、どうしちゃったんだろうね・・・。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / NHK ( AMラジオ )

プロの持つ楽器

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『千住家にストラディヴァリウスが来た日/千住文子著(新潮文庫)』という本をブックオフで見つけて、読んでみました。
これは、ヴァイオリニストの千住真理子さんのお母さんが書いた本です。

著者の長女、有名なヴァイオリニスト、真理子さんがそれまで使っていた「千住家にとっては高価であったが、物理的にも、彼女に備わった実力に対しても」無理が来ていたヴァイオリンに替わり、あの銘器「ストラディヴァリウス」を手に入れるまでのお話しです。

この1716年製のストラディヴァリウスは、249代ローマ教皇クレメンス14世に捧げられたもので、教皇亡き後側近が引継ぎ、フランス貴族のもとを経てスイスの大富豪のもとへ渡っていたものです。
その間、正式に演奏されたことは無く、300年間プロのヴァイオリニストに弾かれることなく眠り続けていたのです。

以前に所有していた貴族の名に因んで「デュランティ」の称号が与えられているものです。

この銘器を手に入れるには、億単位の金額が必要で、最初は“試奏できるだけでも幸せ”という気持ちでいた(ほんとうはそうでなく親子して悩んでいたのですが)が、亡くなった父親の教えや、芸術家兄弟である兄達の強い支えなどを得て無理に無理を重ねて遂に銘器を手に入れるくだりに至っては、ドキドキしなが読んでしまいました。

この本の魅力は、ストラディヴァリウスを手に入れるまでの過程が、絶望と希望が交互に現れるような形で描かれていること、そして、千住家の家族のつながりが素晴らしく力強く描かれていることです。
千住文子さんの文、ハラハラ・ドキドキさせてなかなかのものです。

楽器そのものについて言うと、プロの使う楽器というものは、たぶん私達が遊びで弾くものなどとは異なった、独自のものがあるのでしょうね。
特にヴァイオリンのような、アコースティックな楽器についてはなおのことだと思います。

私も下手くそながら、ドラムを叩きますが、やはり楽器が違うと、その叩いた時の感触や、もちろん音の響き、扱いやすさ、その他、メーカーや価格によって雲泥の差があります。
プロにとっては、きっと自身の分身のようなものでしょう。

千住さんのストラディヴァリウスの音色、ぜひ聞いてみたいものです。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2010/11/08

あれは何?

この間、職場の事務所での会話。
私が「よく電車の中なんかで、男性が手首に数珠のようなものを巻いているのを見かけるんだけど、あれ、何かね?」と。
そしたら、私の前に座っている同僚の男性が「実はわたしもぉ~」と手首を見せてくれました。

「あ、ほんとだ。それはどういうものなんですか?」と聞くと、「しあわせになれるようにって、付けてるんです。」とのこと。

悪いけど、言っている最中にちょっと笑ってしまいましたが、なるほど。
事務所内の他の意見としては、「石の力を借りているような感じ」とか、「お守り」の一種だとか、でした。

う~ん、納得しました。
だいたいそんな感じかな、とは思っていましたが。

たぶん、ファッション的な意味も強いのかもしれないですね。
一時、Jリーグが隆盛の頃に、若い人が「ミサンガ」というのを手首に巻いていたことがありましが、それともちょっと通じるところがあるかもしれないです。

調べてみると、「念珠」と言って、宗教上手首につけている宗派もあるようでした。

・・・「そうか、幸せになるためか、わかりやすい結論だった」と思った私。
同僚の彼が上着を着て、外に出る時に思わず「お幸せにぃ~ (^^)/ 」と声をかけると、ずっこける彼と、笑いに包まれる事務所内。

「これはいいかも!!」と誰かから声が出て、別れ際にひと声、「おしあわせにぃ~」っていかがでしょうか(^^;)

中には馬鹿にされてるんじゃないかと思う方がいるかもしれませんが、私には何となく“いい感じ”に聞こえるんですけど・・(*^o^*)


【NowPlaying】 Song For My Father / Horace Silver ( Jazz )

2010/11/07

「はじめて愛した」をはじめて見た

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宝塚歌劇団・雪組東京特別公演「はじめて愛した」を日本青年館で先週見て来ました。
この公演は、雪組男役トップスター「水夏希(みずなつき)」さんの退団を受けて、「音月桂(おとづきけい)」さんがトップに就任し、初めての東京での公演となります。
ただ、一般的な「正式お披露目」は、本場大劇場と東京宝塚劇場での組全員が揃っての公演となりますので、試走的なものと言えるものです。

物語は、雪組トップ、水夏希さんの退団公演と同じく、「正塚晴彦」先生です。
しかも、同じ“殺し屋もの”。
東京宝塚劇場での水さんの公演は、このブログにも書きましたが、説得力の無いストーリーと、一本調子で舞台上の登場人物が少ない、納得のいかないものでした。

で、またも正塚先生で、さらに殺し屋登場のストーリーときては、「期待できない」と思うのもいたしかたないと思って劇場に向かいました。
夜の部でしたが、そんなことも反映してか、上手側の一階後部座席は、後ろから9列目まで“ガラガラ”でした。
これは、新トップのお披露目としては、かなり寂しい感じです。しかもトップ娘役が不在という状況。

劇団側の考え方がよくわかりませんが、月組の瀬奈さんのラスト間際の娘役トップ不在がいかにもの足りないものだったかというのは、反省材料になっていないようです。
逆に言うと、今回娘役の主役を演じた「愛加あゆ」さんも熱演しているだけに気の毒な感じがしました。


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さて、「はじめて愛した」の感想ですが、同じ正塚先生の「ロジェ」よりは、ずっといいと思いました。
ストーリーにも意外な展開があったり、役それぞれに“色”が付きました。

また、今回は「コロス」といって、舞台後方階段状のセットで実際に前方で演じられている人達の『心象』が“影”のようになって、複数の人の動作で表現されているという、宝塚ではほとんど見たことのない表現方法が用いられていました。
これは、とても興味深く思いましたし、非常に効果的であったと思います。
常にチャレンジングな宝塚ならではの試みだと思いました。

照明についても、ステージ上に何本かの光がピンスポット的に真下に降るようなライティングがあったりして、いつもの宝塚の照明とは異なる印象がありました。
これも目を引きました。

で、音月さんは合格点であったと思います。
宝塚の男役トップとしては、若々しい印象のきりっとした姿が群を抜いていますし、たたずまいも美しい。
まだまだ二番手的な雰囲気が漂っているのですが、それはおいおい大劇場公演で解消するでしょう。

今回二番手に該当する早霧せいなさんは、演技力も表現力も以前にも増して良くなられた感じで、舞台上でも映えていました。
お客さんを“つかんで”いたように思いました。

逆に、沙央くらまさんは、ちょっと配役が気の毒な感じで、大きく目立つようなところがあまりなく、実力があるのにもったいない・・と思いました。
ただ、その中でもさすが実力者で、お客さんの目をぐっと引きつける箇所は何箇所かありましたけど。

愛加あゆさんは、今回の娘役主演に抜擢されたわけですが、大きく目立つようなところはありませんでしたが、可憐に、優しく演じられて、「不安」と「疑心」と「哀しみ」と「希望」「喜び」など、巧みに演じていました。
この年代の方としては、なかなかの娘役さんだと思いました。何よりも愛らしいのがいいです。

今回特に目立ったのは、凛城きらさん。
主役の音月さんを助けるような役回りなのですが、ご本人の人柄も手伝ってか、観客を笑いに誘い込んだり、我を忘れて音月さんのために尽くすシーン、さらに舞台上の雰囲気・たたずまい、などを見ていて、何か宝塚の男役に必要なエッセンスを持っている人だと、強く感じました。

もう一人、これはすごい!と思ったのが彩風咲奈さん。
主演娘役の愛加さんを苦しめる男を演じたのですが、悪いけれど、自分の好きな女性への思いを少年のようにぶつけ、しかも周囲には残虐だったりする役を巧みに演じていました。
立ち姿も非常に映えました。一押しです!

さらに娘役で一人、特筆したいのが、娘役で研一(ようするに一年生)の夢華あみさんです。
これから予定されている大劇場の「ロミオとジュリエット」では異例の大抜擢、主演も予定されているのですが、それもうなずけるような印象を持ちました。
今回も主演の音月さんを支える未沙のえるさんに育てられ、クラブの歌手を表の姿に、裏では未沙さんの仕事を裏方で支える役でした。
まだまだ“舞台なれ”していなくて、時々所作に「スキ」も感じたのですが、それを補って余りある雰囲気を持っているのは間違いないと思いました。

男役二人を両脇に従えてのソロでの歌唱も堂々としたものでした。
演技も通常の娘役に紛れてしまわない、独特のオーラのようなものを早くも出していました。
ちょっと気になったのは、自分の出番になったときに、顎を前に出してしまうクセがあるように思いました。
ラストに全員が舞台上に揃ったときには、上手の袖で、グッと顎を引いていて、その方が美しく、キリッとして見えると思ったので・・・。

今回の雪組、音月さんのトップ最初の公演は、“ギャングもの”的な演目で、あまり宝塚的でないことを差し引いて、そしてトップ娘役不在ということも差し引けば、及第点であったと思いました。
次の大劇場公演には、大いに期待したいと思います。
それに、トップ娘役の早い就任を待望しています。


【NowPlaying】 歌の日曜散歩 / 鎌田・坪郷アナ ( NHK-AMラジオ )


2010/11/04

二匹はそれなりに仲良くなりました

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我が家にやってきた捨て猫の「マロン」は、積極的に先住猫の「サンド」に近づき(だいぶサンドは面倒くさそうで、迷惑そうでしたが)、最近は一緒に寝ていることもあります。

写真は、長女のベッドで二匹仲良く?寝ているところです。

サンドは、かなりストレスも感じているかもしれませんが、我慢我慢の毎日。

マロンはサンドにちょっかいを出しまくりなのですが、時々サンドにいさめられて、小さくなったりしています。

二匹の生活はなんとか、軌道に乗りはじめたようで、少し安心しました。
マロンは、きょう妻と予防注射に出かけました。
けっこう外に出ると弱気になるようで、待合室でもおとなしくしていたようです。
猫の遊び部屋もあったらしいのですが、遊ばなかったとのこと。

ひとまず、二匹はなんとなく仲良くやっています(o^_^o)


【NowPlaying】 大人の洋酒入門 / 松尾貴史 ( NHK-AM )

2010/11/03

問題の地に行ってみて

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仕事の関係で群馬県吾妻郡長野原町に出かけました。
一時、新聞・テレビなどでも話題になっていた「八ッ場ダム」建設予定地がある、あの場所です。

写真は、よく報道で象徴的に使われていた「湖面2号橋」(今は不動大橋と呼称されています)です。
橋自体の工事はほぼ終了し、両岸への接続工事が進められていました。
もし、現在停止されているダム建設が再開された場合は、やがて湖面を渡り、住民の重要な生命線となる橋の役割を果たすわけですが・・・。

この橋は、鋼・コンクリートを併せて用いた構造で、軽量、安価な施設でした。
ダム湖となった場合には、橋脚が浮力により浮き上がることを軽減させるため、中に水が入るような仕組みになっているとのこと。建設する側は技術の粋を尽くし、懸命に取り組んでいます。


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こちらの写真は、既に出来上がっている仮排水トンネルの出口部分です。
景勝を生かすため、出口から先は現在の自然のまま残すことが出来たようです。岩盤が固かったのが幸いしたとのこと。
これにも住民の願いの強さがあらわれて、このような形になったらしく、私も見ていて確かにこの景色は代え難いものを感じました。


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この写真は、ダムに沈む住民の住まいを代替地に移設するため造成している高台で撮ったものです。
写真の山の下半分くらいは湖底に沈むのです。

あちこちでお墓を移設した場所を何カ所も見ました。
そして、神社やお地蔵様などが移設され、住民の皆さんの今までの居住地に対する思いの深さを強く感じました。
家、家族、町の人達、想い出、そして昭和27年から続いているダム建設に対する問題は、体力的にも精神的にもいかばかりか、と思わずにはいられません。

そして、昨年の政権交代により、町も住民の方々も大きく翻弄されるようなことになっているのが現状です。

洪水調節機能や、治水、利水、発電など、ダムの役割は大きく、泣く泣く移転された方々のための代替地に加え、それに伴う道路、鉄道の移設等、たいへんな費用もかかりますが、既に移転されている方がたくさんいるわけで、それについては進めなければないわけで・・・。

長い歴史の中で進められてきたことが、去年は一転・・・、地元の方の労苦は、はかりしれません。

現在進められているダム建設工事に対する検証を早く行って結論が出ないと、この先の見通しさえ立てられない状況でした。

もし、政治的に象徴的な形で利用するような結論がなされるなら、それは住民不在の結果になるのではないかと思いました。

私自身も、報道などで見聞きしているだけでは、わからないことが多いと強く感じました。
現場のあのダム以外の工事が進み、温泉街は閑散としているような状況、空気は、はたからながめているだけではわかりません。

報道などを一方的に信じることも、どうかと思いました。

近々、新大臣就任後初めての政務官以上の視察もあるようで、早く結論を、と思いました。


【NowPlaying】 自由の賛歌 / ケネディ大統領の声+コーラス ( NHK-FM )

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