相変わらずのこと・・・
昼は東京に居て仕事をしているわけですが・・・相変わらずのシーンが目に飛び込んできます。
外で昼食を取る機会がありました。
そこは大きなテーブルをぐるりと囲んで、肩がぶつかるくらいの狭いところで、皆並んで食べるところなのですが・・・。
席に着くやいなや、携帯をパカッと開けて、ずうっと何やら見ているのです。
10分ほどすると食べ物が運ばれて来ましたが、それまでもずっと携帯で何かを見ていて、テーブルに頼んだものが運ばれてもそれには目もくれず・・・。
すうっとフォークを取ると、皿も見ずにスパゲティーをすくい取り、まったくそのスパゲティーを見ずに口に運びます。
そう、それからは携帯の液晶画面だけに注視し、食べ物は見ず、食べて行きます。
30代後半くらいの男性でした。
その人が私の左隣で、呆然と見ていたのですが、気づくと右斜向かいも、同じ状態。
なんだかイライラしながら携帯の画面をスクロールしつつ見ています。
食べるときくらい、落ち着いて自分が食べる物を見ながら味わえないものでしょうか。
あれれ・・と、気づくと、私の右隣の人は新書版の本を読んでいて、やはり食べ物が届いてもまったく同じ状態。
この人たちは、こんな食べ方をしていて、美味しいのでしょうか・・。
そして、左斜向かいの人、片手を“ぶらん”と下げて、右手だけでスパゲティーをすくい取って食べています。
ものすごく横着で、だらしない感じなのですが、そんなこと一度も考えたことなんか無いのでしょう・・。
さらに、あやしい毛糸の帽子をまぶたのすぐ上にまで深く被り、もちろん脱帽などしません。
食べ物を食べるときくらい、落ち着いて、行儀良く食べたいと思います。
そして、自分が食べるものは、自分の目で見て味わうことをしなければ・・。
香りも大事ですが、目から入ってくるものも大事だと思わなくなる人は、今後どんどん増えてくるのだろうな・・と、がっかりするのです。
この人たちは、家でもこんな状態なのだろうか、と思いました。
これじゃあ、奥さんも頭にくるだろうし、子供も可哀想なこった、とさらに感じました。
どこに行っても「一人」の空間なんでしょうね。
「一人」の空間を作りたがるのに、メールなどで人とのつながり(偽りの?)を持ちたがる・・。
不思議なことです。
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