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2010/12/30

『小沢一郎 50 の謎を解く』を読んだ

20101229_ozawa01


ある意味“時のひと”となっている政治家、小沢さんについて、かつて担当記者でもあった方が書かれた『小沢一郎50の謎を解く/後藤謙次著(文春新書)』を読みました。

「闇将軍を丸裸に!」などと“腰巻き”には書かれていますが、読めば読むほど「わからない人」という印象が強まりました。

側近がバッサリと切られることに見られるような、いわゆる“後継者育成”などは全くといっていいほどしないのは何故?
自分を育ててくれた田中角栄をもバッサリといったかと思うと、さらに自分がかついだ竹下登さんとも袂を分かち、今まで離れていた人や組織とも急接近したかと思うと、見放すのもあっという間だったりします。

かつては、先代のブッシュ大統領時代には、アメリカ側から小沢を通せば一言で10の問題全てのことが解決するというような信頼関係が築かれている状況であったにもかかわらず、今はアメリカ嫌いとしかとれないような行動をしていますし、中国にはあまりと言えるような急接近ぶり。

さらに何故か外国人参政権には、異常と言えるような熱心さを見せています。
何のために、何がそうさせるのかは、誰にもわからないように思います。

中国に行ったときに、「政権交代を実現したが、こちらの国に例えれば解放の戦いはまだ終わっていない。来夏に最終決戦(2010年参院選)がある。兵を募り、鍛え、勝利を目指している。野戦軍の総司令官として解放戦が終わるまで徹したい」と胡錦濤との会談で気分を高揚させ、話していたということを知り、この人にとっては選挙は「戦(いくさ)」であり、それこそがこの人の存在意義そのものであるようにも感じました。

それに、選挙で勝った後にも、徹底的に「陳情の方式を県連を通して幹事長室に全て集約する」など、自民党を徹底的に焦土化するように戦術を取り、情け容赦がありません。

政治家とは何のために政治家たり得ているのでしょうか。

この人の動きを見ていると、「国民のささやかな幸せ」などは、一番この人の頭の中に存在していないものではないかと思います。
いつも、権謀術数・・人や組織と駆け引きや戦いをしていて、それがこの人の存在理由そのもののようにも思えてきます。
「金」は、兵を動かすための最重要な要素であり、自分の存在理由である「戦い」のために欠くことのできないもので、その「金」のことにとやかく言われるのは、最も腹立つことでしょう。

テレビにほとんど出ないのも、この人の特徴ですが、自らに「利」が無ければ出ないというのも、この人の特徴かもしれません。それにテレビは、口に出していなくとも、その人そのものがわかってしまうという特徴があります。
もっとも苦手なことではないでしょうか。自分の人としての姿が映し出されてしまうなんていうのは。

それがわかっているから、“都合が悪い”ときのこの人の姿というのは、ここ何年かずっと共通しています。
マスクをして、コートを着て、報道の前に現れ、コートのボタンはとにかく全部締めている。
「拒絶」です。

テレビの前に現れるときには、“自分”が出ないように原稿などを持ち、予定されていることしかしゃべりません。
自分の子分ならいざ知らず、子分でもなんでもない国民には、「何やってんだろう?、やっばり後ろ暗いことがあるんだろうな。」くらいにしか映らないのに、それには気づかないようです。

今回、政治倫理審査会に“条件付き”で出るようなことを仄めかしていますが、これも考えた末の戦略のひとつなのでしょうが、党内にはローブローのように効果があるのかもしれませんが、国民には「いさぎよくない人だな」としか映らないと感じました。

とにかく、「政治嫌い」が加速している私の気持ちの少しばかりを、今回ご紹介した本を読んだついでに書いてみました。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 川野一宇 ( NHK-AMラジオ )

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コメント

あけましておめでとうございます。

この方に対してのイメージ、全く同感です。

陳情を聞くのも、お金を集めるのも選挙のため、
この方の政策って、この二つだといってもいいような気がしていました。

政治家というより政治屋、選挙屋ですかね。。

たまに口を開けば、幼稚な言い回しで、当たり前なことしか言わない。。

フィクサーと呼ばれていたのも選挙上手ってことだけだったのでしょうか。。

総武食堂さん、あけましておめでとうございます。

>陳情を聞くのも、お金を集めるのも選挙のため、
この方の政策って、この二つだといってもいいような気がしていました。
そう、そんな感じですよね。
おっしゃるとおり、選挙で勝つことがこの人の全てであり、「数がものをいう」「数が“力”」と信じて何の疑いもないのだろうと思います。

>たまに口を開けば、幼稚な言い回しで、当たり前なことしか言わない。。
たしかに。
なのに、この人にべったりくっついている議員がたくさんいるのは何故か・・・“数”の論理にただ流されている議員がたくさんいるってことですね。
なさけない・・・。

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