『今年の宝塚を振り返って』座談会その4・・いつまで続くか少し見通しが立ってきた(^^;)
懲りずに見てくださっている方ありがとうございます。
さあ、続いて本公演以外の演目についてもふれてみましょう。
ただし、これについては、三人とも観ているものは少なく、点数を集計して一位を決めたりというのは無しです。
感想だけお楽しみください。その後には、MVP等の発表もございますが、それはさすがに新年に持ち越しか・・?!
では始めます。まずは1月の日本青年館から
【相棒・花組】<日本青年館>
お酒の女神★★★☆
はっP★★★★
これは、楽しかった。女神は千秋楽に観劇して、その日だけのスペシャルペンライトをゲットしていましたっけ。
いきなりラーメン屋の出前持ちで客席に現れた真飛さん、もう縦横無尽の大活躍で、お客様を魅了。
壮さんは、舞台も客席内も刑事らしく走る走る走る(^_^;)
本物のテレビ相棒の出演者も観劇されて、たいへん驚いていられたようです。
【紫子・月組】<中日劇場>
はっP★★★★
きりやんと蒼乃さんのトップ・プレお披露目でしたが、この紫子は今までのきりやんが溜めていたものが一気に開花した感じでした。ラスト「別れの舞」のシーンでの三太夫(一色)、たず(邦)の老夫婦二人がゆっくりと燃えさかる城の中に「いい人生でした」と入っていくシーンには、もう客席ですすり泣きの声が聞こえ、定嗣(明日海)が「お慕い申しておりました」と、風吹(青樹)を残して火の中に飛び込んだときには客席では嗚咽がもれ、私もぼろぼろに涙を流しておりました。
蒼乃さんの舞鶴姫は、その解釈が素晴らしく、一気に初演の南風さんをも超えてしまったように思いました。きりやんは、「男」と「女」と「女を演じる男」と「男を演じる女」の四役を見事にこなしました。
最高の仕上がりでした。
【ヒート・オン・ビート・月組】ショー<中日劇場>
はっP★★★☆
瀬奈さんのサヨナラ公演でのショーを焼き直したものですが、久しぶりにトップ娘役とのデュエットダンスが実現されて、よかった、よかったと、ひと安心。
蒼乃さんの動きのスピーディーさに驚いたのと、今でもそう感じるのですが、まるで蒼乃さんの方が姉さん女房に見えるこのコンビの麗しい形態は、この頃からすでに始まっていたような気がします。
【ハムレット・月組】<日本青年館>
お酒の女神★★★★
はっP★★★★
ポスターの青い目と真っ赤な唇に驚かされ、行ってみれば、まさおさん(龍)のものすごく早い台詞回しに舌を巻き、ただただそのかっこよさに圧倒されました。バンドがステー上にいて演奏するロックオペラ、大感動でした。
蘭乃はなさんは、この舞台で娘役主役をこなし、来る花組組替えに期待を持たせてくれました。
とにかく圧倒的な素晴らしさでした。
【シャングリラ・宙組】シアター・ドラマシティ/日本青年館
お酒の女神★★★★ ※女神のみシアター・ドラマシティで観劇
心配性の天使★★★★
はっP★★★
大空さんと、野々さんに完全に“あて書き”された不思議な近未来のSFミュージカルでした。
いやもうとにかく、男役のカッコイイこと、鳳翔大ちゃんにはそのお姿にノックアウトされました。
ダンスも素晴らしく、“天使”も満足の作品でした。
【リラの壁の囚人たち・星組】日本青年館
お酒の女神★★☆
はっP★★★
この公演、私、とんでもない勘違いでチケットを取った一日後に行ってしまい、会場で愕然・・・。
女神と天使にすぐ電話してなぐさめてもらいつつ、当日のチケットを買って観ました<(_ _)>
出来も良く、白華さん、美弥さん、壱城さん好演!
紅さんは、このいやらしい役で、ぐぐっと一歩前に出て来た感じでした。
凰稀さんの落ち着いた演技は、風格も感じられました。
・・・え~っと、今年はここまでにいたしましょう。
続きはまた新年に!(^-^;
まだまだ本公演以外の演目もありますので、力をこめて今後も書きますよ(^-^)v
【NowPlaying】 Nobody Loves You / John Lennon ( Rock )
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