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2011/01/31

海部さんの回顧録

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『政治とカネ 海部俊樹回顧録/海部俊樹著(新潮新書)』を読みました。

私の海部さんの印象は、若かりし頃に国労の富塚三夫氏と、朝のテレビで生放送で渡り合っていた、バリバリに活躍していた頃のものが一番強いのです。スト権ストの真っ最中だったのではないかと思います。
まだ小中学生だったと思いますので、記憶はちょっと曖昧なところがあるのですが。
それでも、相手を論破していく姿には、「へえ~、こんな颯爽とした政治家もいるんだ」と思ったものでした。

この本を読むと、三木首相の下で政治の世界を見ている様子が、よくわかるのですが、あの三木さんでさえ、自民党の中で派閥の領袖としてやっていく中ではずいぶんとお金を使っていたようです。
海部さんにしても、そうせざるを得ない状況が幾度もあったようで、特に田中角栄さんのことにふれている部分では、その金の使い方について具体的に触れていて、政治の世界での「お金」がどういう風にモノを言うのかということの一端を垣間見ることができました。

また、首相になるときの、やっかみや妨害、逆にならせておいて利益を得ようとする人などについても書かれていますが、首相になるということは、ほんとうに大変なことなのだと感じました。

度々出てくる現民主党の小沢さんは、この本の中でも、現在と似たような感じで、人を寄せたかと思うと、あっという間に“見切り”をつけてしまったり、危なくなる前にさっと“逃げ”てしまう姿も書かれていて、著者もほとほといやになったようです。要するに信頼できない人に感じていたようです。

解散、総選挙などに打って出るような緊迫した場面での、私達が知っている政治家がどういう風に立ち回ったか、あるいは寝返ったか、ということも書かれていて(これがこの本の一番おもしろいところかもしれません)、興味深く読むことができました。

首相になられた時の海部さんについては、竹下派に操られていたという印象が世間的には通っていて、私もそんな感じがしていましたが、その中でいろいろともがきながら、法案などを通そうとしていた姿も描かれていました。

いったんは政治生命が終わったかのように見えましたが、自民党を離れ、新進党で多くの議席を獲得したりもしています。そのときにも小沢さんに色々とやられてしまったようですが・・・。

自民党に戻って来られて、前回の総選挙前にそのお姿を自民党本部に仕事で出かける機会があったときに拝見しました。
そのときは、足を悪くされていたようで、引きずるようにやっと歩かれていました。
お歳を召されたな、と思いました。昭和6年生まれなんですね。私の親と同世代です。

これからも、政治の世界に関わりをもって行くと、この本にも書かれていますが、政治家には心の中に引退というものはないのかもしれないですね。

【NowPlaying】 地球ラジオ / NHK ( AMラジオ )


2011/01/30

好印象に導くしぐさ・・・。

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『「人間通」の付き合い術/樋口裕一著(中公新書ラクレ)』を読みました。
仕事柄、ここ2年間は特に人との接し方が難しいと思うことが多々ありました。

役に立つかな、と思い読んでみたのですが、なかなか私には出来ないことばかり。
それに、もういい歳になってしまって、とてもそんなこと・・・と思うことが書かれていて、ちょっと萎えました。

例えば、

抗議をするときに「泣き落とし」を使う方法とか

面倒な仕事を頼むときに「脅す、言質をとる、恩に着せる」

相手からの“テイク”を求めるときに「おべんちゃらを前後に入れる、神妙にさも大事なことのように言う、緊急事態を装う」

などなど。

特に「おべんちゃらのテクニック」という章については、もう見ていられないような気分になって、ひいてしまいました。

感想としては、「そこまで相手に気を使わねばならないのだろうか」というのが、素直なもので、最後まで「?」付きで読んでしまいました。

【NowPlaying】 日曜喫茶室 / 野村万作他 ( NHK-FM )

2011/01/28

いま・・亀戸がアツいのか?!

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去年、このブログでも紹介した『ホルモン青木』、JR総武線の「亀戸(かめいど)駅」を降りるとすぐです。

先日も、仕事関係の皆さんで出かけました。
煙とニオイがものすごいが、・・・うまいっ!(^-^)v

そのホルモン青木の隣には、『亀戸餃子』があり、ここも“有名店”。お客さんでにぎわっていました。


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ああた、こうしてジュウジュウとホルモン焼いてごらんなさいな( ̄∀ ̄)
たまんないよっ(゚▽゚*)
もう、美味しくて昇天します・・・。ニオイと煙で昇天してしまった参加者もいましたが(^_^;)


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今、亀戸は“アツい”んじゃないでしょうか!!
なんていうか、こ洒落たイタリアンのお店なんかに行くよりは、亀戸でホルモンか餃子じゃないの?!


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仕掛け人は、ここが地元で、高校生の頃からこのあたりでブイブイいわせてた「お酒の女神」です。

このあいだは、「心配性の天使」と私をさそってくれて、もんじゃとお好み焼きの「どれ味」(もちろん亀戸)に連れて行ってくれました。
ここもねぇ、美味しかった(^-^

それに、店員さんの手際が素晴らしく、あっという間に一口サイズの俵状に切ってくれんの。
マヨネーズなんか、いったん空中を飛んで、見事に美しいラインを描いて着地v(^O^)v

焼き肉チャーハンなどは、やや芯の残った状態の米から始めて、最後にはお焦げのある香ばしい理想のチャーハンに仕上げてくれました。

“お酒の女神”は、“B級グルメの女神”でもあったわけです。
女神、いつもありがとう。最高です(*^_^*)

というわけで、今は『亀戸』が“アツい”んじゃないの?!


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

2011/01/27

“アポ取り”に飛び出す

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きょうは、本来の仕事である“アポ取り”に奔走。
相変わらず、偉い人のいる部署に交渉に行くのは「大緊張」しますが、朝からスタートダッシュして乗り込み、なんとかお願いしてきました。

写真は、アポ取り終了後にバス停に向かって走っているときに携帯のカメラで道すがら撮ったものです。
勢いがついていて、なぜか画面が“ピョーン”と伸びています(^^;)


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ゆっくり歩くとこんな風景。
自分でも気づかないうちに勢いづいていたのですね。

ふたつの写真を見て、そう思いました。

今週はあと一日。

このままの勢いで乗り切ろうと思います。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/01/25

人間の行動については《心》に答えを求めるなって書いてあった

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『人は、なぜ約束の時間に遅れるのか/島宗理著(光文社新書)』を読みました。

約束の時間に遅れたり、同じ過ちをなぜか何度も繰り返したりすること、また、ほとんどマナーが無くなっている電車内のことなどを「行動分析学」というものを使って考察していく本なのです。

よく、「県民性」や「血液型」などをあげて上記「約束の時間に遅れる」などの理由にしている人がいるが、それは行動分析学によると、何の根拠もないとのこと。

これは、あの人の性格だから・・というのも違うというわけです。

最終的に約束に間に合うように条件的、環境的に整えてしまえば、そういうことを回避できるというのが、この本の趣旨です。

きちんとそれを図に書いて整理していくのですが・・これは慣れない一般人の私にとっては、大変な作業です。
慣れてしまえば割と簡単なのかもしれませんが、自分で自分の性格だと思って、半ば諦めながら生きてきた私にとって、その考え方を自分自身に納得させること自体が難しいのです。

でも、まあ利用できないこともなく、例えば、奥さんが旦那さんに「朝、ゴミを捨ててきてほしい」と思ったら、ぶつぶつ怒ったりしないで(これは逆にやらなくなってしまう)、ただ玄関にゴミを置いておくだけで良いとのこと。
玄関がふさがれて、邪魔になるので否応無しに片付けることになる・・・それだけってことなのです。

理屈的には、「わかる」ので、準用して自分自身で何か試してみたいと思います。
果たしてうまくいくかどうか。


【NowPlaying】 White In The Winter Night / Enya ( Healing Music )

2011/01/24

勝手にネコ鍋

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自宅の縁の下にシロアリの検査に業者の方に入ってもらうことになり、床下収納の中身をどんどん出していたら・・・マロンさんが鍋に入っておりました(^_^;)

ネコは狭いところに入りたがりますねぇ(^^;)

コンビニ袋だろうが何だろうがシュポッと入ります。
で、外からちょっかい出すと、ネコパンチです(^_^)


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鍋に入っている姿を家族で笑っていたら、「なんでこっち見て笑ってんの?」っていう顔してました(^-^;

時々、バッグの中にいてびっくりすることがあります。
どこもそんな感じでしょうね。


【NowPlaying】 世界井戸端会議 / 地球ラジオ ( NHK-AMラジオ )

2011/01/23

思い出した過去のこと

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このあいだブログでご紹介した山本夏彦さんのインタビュー形式の本「男女の仲」を読んでいて思い出したことがありました。

山本さんの本でも触れられているのですが、「何で人を殺してはいけないんですか?」と聞かれたことがありませんか?
あるいは、そういう風に大人に聞いてみろ、親に聞いてみろと言われたことがありませんか?

それは学校の先生からであったと私は記憶しています。

なぜなんでしょう?
きっと全国で同じようなことを先生に言われた生徒がたくさんいるのではないでしょうか?

そうして、聞かれた大人が、親が、困っているのを見て「大人なんてそんなものか」みたいに、小馬鹿にするように仕向けられたような気がする・・のが私の記憶です。

その質問も、以下これからいくつか挙げる質問も、テレビの若者と大人を対峙させた番組などで見かけるようになりました。
仕組んでいるのは、やはりテレビ局の怪しい人達。あの先生達と同じにおいがする。

「なぜ、尊敬もしていない人に挨拶しなければいけないんですか?くだらない大人には挨拶したくないんですけど。」という質問もありました。

もっとひどいのも思い出しました。
「なんで頼みもしないのに俺を、私を、生んだのか?」っていうのも。

さらに、高校入学直後、「入学時の調査書に、高校生にもなって、尊敬する人が両親と書いている者がいた。この歳になって、親に反発を感じない若者がいるというのには驚きだ。親のやっていることを見て自分はああなりたくない、と思うのが普通だろう?!」っていうのもありました。

先に“ことわり”を入れておきますが、あくまで私の邪推ですよ、それを先に言っておきます。

なんか、組合のような組織からマニュアルが回っていたんじゃないか、と思ったのです。

「どうして人を殺しちゃいけないか」だって!?
自分で考えろっ!

「尊敬もしてないのに挨拶なんか出来ない」だと・・。
どういう人かわかんないから挨拶して礼を尽くしてんじゃないの!

「頼みもしないのに、生まれてきて迷惑だ」・・ほんとうに馬・・おりこうさんだね!!
人類の歴史始まって以来、自分で「俺を生んでくれ」と頼んでから生まれてきたヤツは一人もいないっ!

お前の親も、その親も同じだ。俺も一緒だ。
この世に生まれてきた自分自身でよく考えてみろ。

「親を尊敬してるなんて、どうかしてる」だって!
少なくともそんなことを生徒に吹き込んでいるお前みたいなヤツよりは自分の親はよっぽど、まともだ。

死にものぐるいで働いて、自分のことはさておいて、子供のために爪に灯をともして学校に行かせてくれただけで、たいしたものだ。
食わせてくれて、育ててくれただけでありがたいこった・・・。
しかも、今じゃ子供を虐待したり、殺してしまったりする馬鹿親が毎日のようにニュースに登場する。そんな今ならなおのことだ。

戦争に負けて、価値観が一変し、すっかり自信を無くしてしまい、弱っている大人たちに向かって、そういう馬・・おりこうさんな質問をして、勝ち誇ったようにしてるんじゃないっていうの!

こんな浅はかなマニュアルによって、親たちはまた苦労が増したのだ。実に腹立たしく、馬鹿らしい。

戦争に負けたその翌日から、昨日までと言っていることが正反対になったと責める者“あまた”だが・・・。

みんな本当は、自分と家族が大事だったのだ。
戦争に反対だ。徴兵には応じない、などと言ったら家族が町内で、社会で、どんなにひどい目に遭わされるか。
自分が我慢しさえすれば、一人背負えば、と思えば、“幸せの最小単位”である家族が守れるのだ。もちろん、国のため志願した人だっているが、誰だって幸せになりたいのだ。そのためには、なんだってやらなければ、寝返ったって仕方ないのだ。そんなの人間だったら当たり前だ。
妙な信念を貫き通すべきだというヤツの方がよっぽど怪しい。

さすがに最近は、ここにあげたような質問を耳にすることは少なくなったが、それでも油断できない。
自分で考えることなどせずに、人を困らせてやろうという意図で質問をするヤツなんかに、イチイチ答えてやる必要はない。

家族を破壊し、社会を破滅させ、国を売ろうって人達に気をつけよう。こんなくだらなことを吹き込んで、かつて日本人の心の支えであった“家族”の崩壊をねらっているのだと思う。その残党が現在の50代後半から70代前半くらいまでの人達に多いと思う。

得意げにこんな変な質問をするヤツがいたら言ってやろう「いい歳して、自分で考えろっ!」って。


【Now Playing】 鉄道クラブ / ラジオ日本 ( AM-ラジオ )

2011/01/22

東京タワーとスカイツリーが見える

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写真は、ただいま建設中の東京スカイツリー。
日に日に空に向かって伸びています。
撮影は、通勤時の乗り換え駅「新木場駅」のホームにて。

最近は、いたるところで見えるようになりました。何せ“高く”なったので。


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そして、同じホームからこの写真のやや左側に写っている「東京タワー」も見えるのです。
新旧東京名物タワーがちょっと首を左に振っただけで見渡せます。

現在の私の職場付近でも、ビルから出ると東京タワーがそびえ立っています。
「でかいなぁ」と思います。
それよりもスカイツリーはさらに高いんだものね。人間ってすごいものつくるな・・と、いつも感心するのです。

夜、残業してからの帰りなどには、東京タワーは、オレンジ色にライトアップされていて、それはそれは情緒あふれる風情を見せてくれます。

職場近辺の最近建った高いビルからは、スカイツリーも見え、この新しい風景が一望できることに、田舎者の私はドキドキしたりもするのです。

外回りするときには、まるで東京タワーに向かって突き進んでいるようなコースも有り、すっかり馴染みになりました。
ここを毎日、自転車で走ったことも良い想い出になったように思います・・・って、まだ千葉に帰るかどうかもわからないんですけどね(^_^)


【NowPlaying】 Flat Baroque / Carpenters ( Pops )

2011/01/20

ラストスパートに入りだした・・・。

今夜は、私が幹事をしている同業他社の連絡協議会の新年会でした。

その前に来年の役員を会議で決定し、これといった反対もなく、無事に来年の体制も固まりました。
会議は夕方に日比谷で行い、そのまま銀座の新年会会場まで歩いて行きました。

まあ、ものの見事に“男ばっか“の飲み会となりました。

久しぶりに参加した人もいたし、いつも出てくれる人もいて、楽しく、ほんとうに楽しくお話できました。

3月の引継ぎに向けて、きょうはまた加速した感じがしました。

その他にも細々と色々な輪番の幹事について徐々に引継ぎを始めたところです。
まだまだ色々とやらねばならないことはありますが、着々と進めています。

2年間の東京生活の仕上げに向けてラストスパートです。

きょうもそうですが、この2年間で日本中の人たちと知り合いました。
北海道から九州まで、皆強烈なキャラクターで教わることも多く、たいへん勉強いたしました。

飲んでいても、ちょっとしんみりしたりして、これが3月になったらどうなるだろうか・・と思いましたが、あと2ヶ月半、よくしてくださった皆さんに恩返ししながら過ごそうと思います。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 中村羊一郎 ( NHK-AMラジオ )

2011/01/19

日本青年館『STUDIO54(ミュージカル)』を観に行って来ました

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日本青年館で宝塚歌劇団・東京特別公演「STUDIO54」を観てきました。
今回は、スタジオ54という、ニューヨークに実在したディスコを舞台にしたミュージカルです。


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時代は、1970年代後半から1980年代にかけて。
なので、懐かしいディスコナンバーなどもふんだんに歌われて、その時代に“ブイブイ”いわせていた人には感慨深いものがあると思いました。その年代の人もけっこういらっしゃったと思います。

そこで繰り広げられる、クレイジーな世界に生きるスター(明日海りお、蒼乃夕妃)と、彼らのスキャンダルを追いかけるフリー・ジャーナリスト(霧矢大夢)が中心になってストーリーは展開して行きます。


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霧矢さん扮するホーリー・アシュレイは、孤児院で育ったのですが、孤児院に赤ちゃんの頃に預けていった父は有名なジャーナリストで、その血をひいたのか、きりやんも作家を目指したり、やがてジャーナリストに。


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きりやんが追いかけるロック・スター“Z-BOY”は明日海りおさんが演じます。
最初は純朴そうな青年がスターになり、あまりにクレイジーな素行を繰り返します。
劇的にカッコイイのですが、何となくその存在感が“Gact”さんを思い出させました(^_^;)

この公演、いつもそうなのか、ロック・スターとして歌っている明日海さんに対し、ロック・ファンよろしく、観客からはステージ上の“Z-BOY”に向けて「フゥ~ッ」の掛け声が!!

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明日海さんの恋人でやはりスターの“ジゼル・モーガン”を演ずるのが蒼乃夕妃さん。
彼女には意外な過去があり、それはきりやんとも繋がっているという展開。
スターになることが夢で、それを手に入れようとしてきりやんとの過去の産物を利用してミュージカルに活動を広げてさらなる高みに行こうとするのですが・・・。


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全体にわかりやすくて、音楽もアップテンポ!
進行もテンポ良く、非常に見やすくて楽しいミュージカルでした。

きりやん、蒼乃さんは、もう経験を積んできて余裕さえ感じるステージ運び。安心して見ていられます。

明日海さんは、宝塚一カッコイイし、越乃さんはディスコの経営者として、そして明日海さんとのエロい関係、さらに歌が“男っぽくて”最高でした。低い声がたまらないよねぇ(^-^)v

きりやんと組んでいるカメラマンを演じた青樹泉さんもキャラの濃い、いい演技。
星条海斗さんもすっかり月組を支えるように。

彩星りおんさんは、ジプシー男爵でも良かったのですが、今回はさらに歌う場面もかなり多く、台詞もたくさん。
見事な娘役でした。今回は可愛い役ではありませんが、たくわえてきた実力が思う存分に発揮できていたのではないでしょうか。


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特筆すべきは、憧花ゆりのさん。
芸達者で、今回のミュージカルの「牽引役」と言っても良いと思います。
きょうは、台詞を忘れてしまい、周囲の機転で切り抜けましたが、会場は笑いの渦に。
きりやんが「それを忘れると話が進まないじゃん」みたいなことを言いながら“ソデ”にはけて行きました(^^)

でも、憧花さん、全力できりやんとともにストーリーを展開し、ロックっぽい衣装から、ドレスまで着こなして八面六臂の大活躍でした。
きょう一番良かったのはこの人かも(゚▽゚*)


ストーリーには、ちょっと意外な部分もあるにはあるけど、そんなに真新しいものではないし、単純に楽しめる娯楽的なミュージカルでした。

月組のキラキラと美しくて、フレンドリーな雰囲気が好きな方にはいい公演だったと思います。
今年最初の月組公演観劇の感想でした。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/01/18

感謝しています

昨年末からこのブログ、アクセス数急上昇中です。

ただ単に、検索エンジンなどでやって来ていただくだけでなく、一旦いらしたら、けっこう色々なカテゴリーや、バックナンバー、関連記事なども見ていただけているのがアクセス解析でわかります。

ありがとうございます。

このブログを開設した時には、一日「3」アクセスなんてことは“ざら”でした。

それが今では訪問者は100人を連日超え、アクセス数は夜帰ってからのぞいて見ると200を超えているのです。

しかも、かなりの過去の記事まで見ていってくださる方多数。

うれしいです。自分でも忘れた記事を見ていただいて、感謝・感謝です。

とても励みになったので、明日からも今まで以上に心を込めて書きますよ(^o^)

いつも見てくださっている方、ありがとう!!


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 遠藤ふき子 ( NHK-AMラジオ )

2011/01/17

山本夏彦さんのインタビュー形式の本

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山本夏彦さんのインタビュー形式の本『男女の仲/山本夏彦著(文春新書)』を、今読んでいるところです。

ここに「年を歴た鰐の話」という著者が最初に訳者として出した本についてふれられていた部分がありました。
この「年を歴た・・・」という本は、山本夏彦さんのどの著書の「著書・訳書一覧」にも必ず載っていて、「どんな本なのだろう」と、いつも思っていたものなんです。
最近、このブログによくおいでいただく“みいさん”のブログに、この本の復刻本についてふれられている記事がありました。

大正から昭和にかけて、「通信販売」という手法を用いて「童話」その他を巧みに売りさばいた桜井均という人物がいて、氏がおこした桜井書店は当時の民衆が欲しいと思うものをうまく瞬間的というくらい即応的判断で売りさばき、その商才により財をなした人らしいです。

山本夏彦さんも、声をかけられ、「年を歴た鰐の話」を翻訳することに。

震災直後に新聞記者にすぐさま書かせた「関東大震災実記」など、事が起きたその直後にすぐさま“ピーン”ときて出版し、大儲け。その才に山本さんは感心したとのこと。

山本さんは、やがて大工さんのための雛形(図集)を出し、今まで口により伝承されてきたものを出版して飛ぶように売れ、「木工界」という、のちの「室内」という雑誌の前身を創刊されます。

桜井氏は、その後似たような会社を作った人たちに手法をまねされ、没落してしまいますが、山本さんには手紙などもよこし、実際に山本さんに会いに来たりもしていたとのことで、最後まで慕っていたらしいのです。

恩義を感じた山本さん、「これから自分の出す本には、必ず“年を歴た・・・”を載せることにしようと決め、今に至ったようです。

この本の山本さん、相変わらず「ラジオもテレビも要らないもの」「情報はダブっているだけ」「忙しいのは現代の不幸」など、辛口のお話が続きます。
だいたいが、そのタイトルを聞いただけで、書かれている内容は想像ができようというもの。
現在、むさぼるように、そして楽しみながら読んでいるところです。


【NowPlaying】 麻衣的亜州電波 / 佐藤麻衣 ( TBSラジオ )

2011/01/16

新年初観劇『誰がために鐘は鳴る』

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今年初めての観劇「東京宝塚劇場・宝塚歌劇団宙組・誰がために鐘は鳴る」を“心配性の天使”と行ってまいりました。
私も知らない「鳳蘭」さん「遥くらら」さんの頃に上演され、好評を得た作品です。32ぶりの再演とのこと。


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演ずるのは現在の「大空祐飛、野々すみ花」コンビ中心の宙組です。
もちろん、ショー無しの“一本もの”。

私の感じたところを申し上げると、“じっくり”と作り上げていて、こちらも心を落ち着けてゆったりと観ることができました。

この長丁場の作品は、わずか4日間の出来事を舞台上で再現しているものなのですが、その濃密な時間を宙組の全員が力強く、そして爆破などの動きもあるシーンが入り、躍動感も出して、巧みに歌い上げ、男女の愛をきめ細かく、しかも情熱的に表し、さらに人生の深みにまで踏み込んでいて、ただただ感心しつつ、心の奥まで味わいつつ劇場での時間を過ごすことが出来ました。
・・・お見事でした。

主演二人は、舞台上二人だけのシーンも多く、トップスターとしての力を存分に見せてくれました。
二人の演技は、静かに確かめ合うように、あやなされていました。いいトップコンビです。

蘭寿さんは、ミュージカルの部分でも、ラストの“おまけショー”でも、美しく凛々しい姿でした。
現在のトップ・二番手の組み合わせでは宙組が最強ではないでしょうか。
文句なしの好演でした。

北翔海莉さんは、すみれ乃麗さんと組んだ形で芝居巧者な部分を見せてくれ、すみれ乃さんもこの好機を生かして魅力的な存在感を示していました。

男役達は、“いい男”揃いの宙組。
チームワークよく次々と起こる事件と共に“男前”なイキのいい進行でした。

専科の星原美沙緒さん、京三紗さんはさすがの舞台さばきで、この物語を締めてくれました。
特に星原さんは、今回の舞台で退団されるとのこと。台詞回しや、舞台上での一つ一つの動きに感心ばかりしてしまいました。

純矢ちとせさんも、主要な役どころをうまく演じ、さらに歌もよりいっそう磨きがかかったように思いました。

全体に、今回の宙組公演は大人がじっくりと見られるような、しっとりとした大作になっていると思いました。

宝塚では、特にオリジナルでなくて、原作のあるようなものについては、ストーリー展開が速すぎて、「とりあえずこのシーンやっときます」みたいな端折った組み立てになったりして、観客にとっては、ついて行くのに精一杯ということもあるのですが、今回は静々と進み、とても見やすく、心の持って行く方向を自分で確かめながら観ることができました。
たいへん良かったです。

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ロビーでは、過去のチラシ展が開かれており、私の観劇歴が空白となっていた今から3年以上前のところが特に興味深く、しばらく見ていました。


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過去からずっと見てくると、私が再度熱心に見始めた3年くらい前からのチラシがやはり懐かしく、見た瞬間にステージでのシーンが思い出されました。

特に去年はいい作品が目白押しでしたね(^-^)

今年初の観劇については、以上です。
今年も様々な演目にふれたいと思っています。一緒に観てくれた“天使”ありがとう!


【NowPlaying】 大相撲中継 / NHK ( AMラジオ )

2011/01/15

話題になっている行為で思い出した

タイガーマスク・伊達直人を名乗って福祉施設などに学用品などを寄付する行為がニュースになっています。

たぶん一番最初にやった人は、私と同じ世代なのかもしれません。週刊マンガ誌「ぼくらマガジン」を読んでいた世代です。

子供の頃、クラスで「最近感動したこと」を順番で毎日発表する機会があって、私はタイガーマスクの伊達直人について話しました。皆からは「マンガかよぉ~」という反応が。

まだ覚えているマンガの伊達直人像は以下のとおりです。

伊達直人は、孤児。
孤児院で育ちつつ、やんちゃで暴れん坊。
ケンカして孤児院を思わず飛び出したときに、半ば拉致されるように「虎の穴」という外国のレスラー養成施設に連れていかれます。そのとき小学生です。誘拐されたと言ってもいいでしょう。

「虎の穴」で地獄の訓練を受け(同じく誘拐されてきた仲間は次々と死んでいく)、優秀な悪役レスラーとなり、デビュー。アメリカでは悪役レスラーのスターに。
高額なギャラの半分は虎の穴に納めなければなりません。

日本に帰国し、レスラーになったことは、隠して自分が連れ去られて以来の孤児院に行き、子供たちにプレゼントをするが、実はもう孤児院の経営は青息吐息で、閉鎖寸前。

自分は大金持ちの子供であったことが判明したのでその遺産がたくさんあると嘘を言い、孤児院を救済します。
しかし、それで持てるお金は使い果たし、さらに巡業で行く全国の孤児院にも匿名で寄付を始めます。

「虎の穴」に、ギャラの半額を渡すということも出来なくなってしまい、虎の穴からは次々と刺客が送り込まれます。
レスリングという“たてまえ”の中での暗殺行為が伊達直人に次から次へと繰り返されることになるのです。

伊達直人のもうひとつの姿、タイガーマスクは全国の子供たちに大人気。直人が育った孤児院の子供たちにも。

でも、虎の穴育ちのタイガーマスクは反則が得意技、それを英雄視する子供たちを見て、タイガーは反則をやめてしまいます。そして必殺技も編み出すのですが、虎の穴からの刺客は後を絶ちません。
恐ろしくも殺伐とした試合を繰り返し、見ていても悲惨な試合が繰り広げられたのです。

それをジャイアント馬場さんや、孤児院の経営に携わっている直人が愛する女性ルリ子さんは見抜いていて、涙ながらに「もうやめて」と陰から見ているのでした。

直人は、そのギャラの全てをつぎ込み、富士の裾野に「みなし児ランド」を建設し始めます。孤児のための楽園です。

こころざし半ば、ラストは突然にやってきます。

試合後に車に轢き逃げされ、路上で亡くなります。絶命する瞬間に道路沿いの川にバッグから取り出したタイガーマスクを捨てて、自分の正体がばれないようにして・・静かに亡くなりました。

私は、その自分と同じ孤児のために、何もかも捨てた生涯に感動したのです。
この話をクラスでしたきには、その後冷やかしていたクラスの子たちもシーンとしてしまいました。

先生も「知らなかった」と言って、しばらく話すことができないようでした。

今にして思えば、伊達直人だって、自分のことを少しは思って楽しいことをしたり、思い出をつくったりできればよかったのに・・と思いますが、だからこそあの話は子供達が夢中になったのかもな・・と、思うのでした。

以上、私が記憶している伊達直人です。
タイガーマスクは、ただプロレスをして、覆面怪人レスラーをやっつけるというような単純なお話ではなかったのです。

アニメが始まったときにも、主題歌は勇ましい曲でしたが、番組終了時に流れる曲は寂しい曲でした。

華やかな裏に陰のある少年マンガには割と珍しいキャラクターをもった主人公であったと思います。

記憶はかなりぼやけているので正確ではないかもしれませんが。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 近藤良平 ( NHK-AMラジオ )

2011/01/14

一進一退です

体調は一進一退。

食べると気持ち悪くなり、挙げ句に腹痛と頭痛。

きょうは、午前中も午後も事務連絡や勉強会、外回りなどが入っていて、自転車に乗ろうにも体調不良で乗れず、結局全て往き帰りは電車やバスは使ったものの、途中経路は徒歩で回り、歩いた距離は万歩計に表示されたものによると、8.5キロに達しました(^_^;)

家に帰ってきてからも“へばり”が抜けません(-_-;) 

明日は楽しい予定も入っているので、なんとか回復せねば・・・。

もう寝よっと・・・。


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

2011/01/13

乱れているか?・・言葉の本読みました

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写真の『乱れているか?テレビの言葉/橋本五郎監修(中公新書ラクレ)』を、またまた電車内で読みました。

読んでいると最初はテレビで思わずアナウンサーが使ってしまった「言葉」などを取り上げて、その言葉が現代ではもう使ってもいいものかどうかなどを検証しているのですが、途中から大学や小中学校などの試験問題や、教育問題にまで話は及んで、ちょっと追いかけきれないように感じてしまいました。

取り上げている範囲が広すぎて、私にはやや限界・・・。

読んで、気になった言葉を二三挙げてみると、

○感動シーンに「鳥肌が立つ」を使うことについて
 これには、「現実に鳥肌が立つじゃないか、いいじゃないの」という意見が最近は多いようです。
 私には、まだ「鳥肌が立つ」というのは、いやなものを見たときの様子というか、悪い印象の方が強いのですが、そのうち完全OKになりそうな雰囲気ですね。

○サッカーの中継やニュースなどで使われる「結果が出せるか」という表現。
 結果っていうのは、いいことも、悪いことも考えられるので、最初からいい結果のことを言っているこの表現はおかしいのではないか、というのが気になる人の言い分です。
 私は、いい・悪いというのもありますが、この表現を“使う人自体が嫌い”ってこともあります。
 「何なんだお前は」とアナウンサーに向かって言ってしまいそうです。「お前もいいアナウンスしろよな」ってね。

○次は、これもサッカー中継で、選手が倒れたときなどに「○○選手が壊れています」とか「○○選手がいたんでいます」っていう言い方をする場合があります。
 ずいぶんと前だと思いますが、初めて聞いたときには、ものすごい違和感を持ちました。
 当時は、ほとんどサッカー専門用語だったように思います。ほかの中継ではあまり使われていなかったかと。
 「○○選手、膝を痛めたようです。」ではダメなんでしょうか・・・?

○「全然大丈夫です」っていう表現。
 私が子供の頃には、全然のあとは否定形である、と教わったのですが、今や“全然OK”な表現に(^_^;)
 しかも、過去の使い方をたどってみると、大正時代以前は、肯定文でも使われていたというじゃありませんか!
 それを読んで、「う~ん、そうだったのか。人は自分の過去の経験が一番正しいと思ってしまうけど・・・、これについては結論は難しいぞ。」と感じました。

上記のようなことを次から次へと取り上げていて、けっこう面白い本でした。
こういう内容一本で書かれていた方が良かったかと思うのですが、実際は後半が様変わりしてしまいます。

今夜は、「言葉」の本の読後感でした。おやすみなさい。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 松本一路 ( NHK-AMラジオ )
 

2011/01/12

なかなか体調回復せず

先月から体調が悪い日が続き、ここ一週間でまた加速して不調です。

きょうは、お昼にビーフンをためしに食べてみたのですが、午後に入ってまた不調に。

外回りを歩いてやってみたのですが、体調戻らず。

帰宅して湯豆腐のみで過ごしております(-_-;) 

明日は地元で仕事をしてから東京なので、真っ暗なうちに家を出なくてもすみます。

またまたちょっと様子見な状態に・・・。


【NowPlaying】 羽根 / ハナエ ( J-Pop )

2011/01/11

オペラ座の怪人(映画)を見ました

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同じ職場の“心配性の天使”(20代女子)が、表題の「オペラ座の怪人(DVD)」を貸してくれたので見てみました。

宝塚でも「ファントム」というタイトルで上演されたものがあるのですが、私は上演されていた頃が、完全に宝塚から離れていた時期で、まったく中身を知らず、つい一年前に、宙組のDVDを見て「素晴らしい」と感激したのでした。・・・遅すぎる(^_^;)・・・花總まりさんがぼとぼと涙をこぼしながらの演技を見て、すごい人だ、それにこの歌唱力・・と。

で、映画の方はこれまたすごいんですね。
今まで見なかったことを“反省”いたしました。

歌唱力は文句なし。

劇場の圧倒的なセットの素晴らしさ。

演技のうまさ。

劇場以外の墓地などのシーンも夢の中の出来事を見ているよう。

役者が美男・美女。

音楽がいい。

もう、文句のつけようがないです。

特にラスト近辺の、ファントムとクリスティーヌの舞台上での圧倒的な歌唱とやり取りには心臓がドキドキして、思わず3回リピートして見てしまいました。

・・・などと大感動していたら、妻から「あれ、それならこの間テレビでやってたので録画しておいたよ」と言われました。ええぇ、そうだったの。じゃ借りなくて済んだんじゃないの(^o^;)


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 石澤典夫 ( NHK-AMラジオ )

2011/01/10

心労?・・・ひとりにしておいて

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きょうは、というか昨夜からかなり具合が悪くて、頭痛と腹痛に悩まされ家でおとなしくしていました。
自分の部屋にある楽な椅子にかけて、居眠りをしておりました。

そこへ、我が家の先住猫の方、「サンド」がやってきて、「椅子をゆずってほしい」と前足でポンポンとやられたので、譲ってやりました。

椅子に上がると、「ほっ」としたように、すやすやと眠りはじめました。

どうやら、あとからやってきた猫「マロン」が、あっちに行っても、こっちに来ても追いかけてきたり、つっかかってきたりで、疲れ果ててしまったようです。
もう完全に熟睡・・・。

ゆっくり寝かしてやることにいたしました(^^)


【NowPlaying】 太陽のあたる場所 / スティーヴィー・ワンダー ( Pops )

2011/01/09

懐かしい宝塚の映像を見て・・・

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きょうは、“e2byスカパー”で、宝塚のチャンネルが無料の日、ということで番組表を見たら、『私が生まれて初めて東京宝塚劇場で見た宝塚』の演目が放映されるということで、もうドキドキしながら見ました。
タイトルは『微風(そよかぜ)のマドリガル』。

24年も前のことです。
花組、トップスターは、高汐巴、秋篠美帆。大浦みずき、朝香じゅん、水原環さんらが主要メンバー。
といっても、その誰も知らないし、何も知らず連れられて行ったのですが・・・。


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バルセロナの港に降り立った船乗りの兄弟二人が、そこでそれぞれに恋に落ちた娘。
満点の星空と、港の風景の中で愛を語り合う主役同士。

しかし、娘の父親に会うと、自分達が戦災で離ればなれになり、実は兄・妹であったことが判明し・・・悩み苦しみ、それでも愛している気持ちは変わらない、・・・さあどうなる。
というストーリーでした。

高汐巴さんは、うまい!専科の岸香織さんの腹の底から声を出し心の丈をうったえる演技もいい、組長の但馬久美さんの堂々とした戦災孤児二人の父親替わりとして、そして上司としての船長役もあまりに素晴らしくて唸りっ放しです。
大浦さんと水原さんのちょっとふざけた恋人同士もストーリーに味を加えていました。

何よりも秋篠さんの“魂”で演じる主演娘役の、「最初の素敵な明るい娘」と、その後の「苦悩する姿」の描き方がまた素晴らしかった。

驚いたことに、その最初の印象が余程強かったのでしょう、ほとんど全ての台詞と、舞台上の動きまで覚えていました。挿入歌も全て覚えていました。テレビを見ながら自分でもびっくり。

それほどこの舞台に当時驚き、感心したのだと思います。
そのときには、まさかその後宝塚に何度も行くことになるとは思ってもいませんでした。

カップリングされていたショーも、パリのレビューという感じで、とても優雅なショーでした。「メモワール・ド・パリ」という演目でした。

全てがこの花組の観劇から始まりました。

あまりに感激したものだから、その花組を見たあとに、同じ組のひとつ前のビデオを見せてもらうことにして見たのが、今でも語りぐさになっている「テンダー・グリーン」という、東京では公演されなかった演目でした。
それにも、さらに大感動して、一番感動した方にお手紙を送り、一週間もしないうちに「宝塚大劇場に観に来て、そして会いに来て」と返事をいただき、何もわからないのに本場までのこのこ出かけ、実際にお会いしたときから、もう宝塚には恩返ししなくては・・と足繁く通うようになったのです。

その後結婚、子育て中はすっかり見なくなってしまい、最近になって復帰したというわけです。

たいせつな、たいせつな私の「宝塚の宝物」が『微風のマドリガル』です。
画面には、若い船員役の真矢みきさんも映っていました。貴重です。

きょうは、私の「宝物」の話でした。


【NowPlaying】 トーキングウィズ松尾堂 / 竹中直人他 ( NHK-FMラジオ )

2011/01/08

大人のネットマナー本を読んだ

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『大人の超ネットマナー講座/石原壮一郎著(ダイヤモンド社)』を、またまた電車内で読みました。

前半では、今流行っている“ツイッター”利用時の注意事項やら、ツイッターにハマっている人への対応、逆にツイッターにハマっている自分が、それらに疎い人に対してどう対応したら良いか、などなど。

後半は、Mixiや、ブログ、メールなどの使い方。ツイッター以前のものについてもふれています。

この本は、やはり前半のツイッターでのマナーが中心です。
ツイッターの未体験者への進め方や、逆にツイッター信者から、その素晴らしさを熱く語られたときの態度はどうすればよいか・・・、ツイッター利用によるトラブルへの対応や未然にそれらを防ぐには、と、“いたれりつくせり”です。

その具体にふれても、著者にご迷惑をおかけすると思いますので、私の感想を。

○それほどツイッターにハマり、すぐにツイートしたくなるのか、そうなると一日中やっていないと禁断症状のようなものが起こっている人がすでにいるんだろうな・・・ということ。

○飲み会まで中継するに至り、「自分が呼ばれていない」と気にする人がいたり・・(バカじゃないのと読んだ瞬間に思いましたが)、それを問い詰められたときの言い訳の仕方とか、逆に問い詰めずにどうすれば良いかとか・・・どうでもいいじゃん・・と思ってしまいましたが、どうでも良くはないのですね。
こんなにネットが社会や生活に入り込んでいて、人とのコミュニケーションが密になっているはずなのに、常に周囲の人に対して、気をつかっている・・というか、気にしているのだな、と思ったのです。

○でも、この本の中で著者が言っているのですが、「ツイッターがなくなったら、どうすればいいかわからない」というような人に対して、「別にどうってことないんじゃないの」と。
私も、ツイッターが無くなっても、何事も起こらなかったのと同じく日々が過ぎていくと思います。

ツイッターがすごいだとか、いろいろな本が書店に並んだり、あちこちのメディアで「ツイッターだ、ツイッターだ」と、ついこの間まで騒いでいましたが、そんなに騒ぐほどのことじゃなかったんじゃないか、というのが今現在の感想です。
いろいろ見ていてのツイッターへの印象は、「だべりつぶやき」の場が多いな、ということでした。
こりゃおもしろい、ってのはあまり無くて、私の利用はほとんどがブログ更新との連動くらいです。


この本では、メール他のネット上のマナーについても書かれていますが、メールにしても、ブログやMixiにしても、ほんのちょっとの間に、そのマナーやエチケットのようなものは、どんどん変化していることがわかります。
これについては、“生もの”なので、常に仕事上の利用などでも注意している必要があると感じました。
数年前の常識などは、通用しないことが多いです。

あとは、私も自分を戒めねばならないブログの書き込み内容。
今でも難しくて、アップした後にも悩むことが多いのです。

毎日、惰性で更新せずに、心を込め、気をつかっていかなければと、反省いたしました。

あとは、読んで見てください。ツイッターにハマっている人には共感する部分が多々あると思います。
読みやすくて、あっという間です。


【NowPlaying】 渋谷極楽亭 / 井森美幸他 ( NHK-AMラジオ )

2011/01/07

カウントダウンが心の中で始まっている

仕事も始まり、最初の土日を迎えます。
今週は、疲れました。昨日も今日も、帰りの電車の中で何度か気を失ったように眠ってしまいました。

この4月には、現在の東京の職場から地元に帰る可能性が高く、そうなれば、何十人・・いやそれ以上の全国の都道府県、市町村の知り合いになれた方々ともお別れです。
ここ数日は、新年を迎えたこともあって、毎日心の中で“カウントダウン”が始まっているのが、自分でわかりました。

そんな中、地元からあの市と、あの市とそれからあの市の内情をそっと聞いてくれないか・・などという話があったりして、そぉっと電話したり、直接会って情報提供をお願いすると、皆こころよくOKしてくれたりして、「いい人たちと出会えた」と、またしみじみしてしまうのです。

みんな素敵な人たちばかりです。

寂しい気持ちにある中、とある市の方が主体となって、全国の名店から皆が調達した点心を、単身赴任している方のお宅に持ち込み、お邪魔を承知の「飲茶パーティー」を開こうなどという計画が着々と進行しています。
そこで、仲良くしてくださった皆さんと楽しい会なんて開かれたら、うれしいけど、涙がでてきそうです。

どんどんカウントダウンが進んでいます。

「帰りたい、帰りたい」と、言い続けてきましたが、皆と別れるのはやはり寂しいのです。

職場の女性二人も、観劇をはじめ、さまざまなところに一緒に出かけました。
想い出もたくさん、それに二人の笑顔は私の東京での厳しい生活を支えてくれました。

まだ確実に戻ると決まったわけでもないのに、しみじみとしてしまった今週一週間でした。

明日からの三連休で、少し気分も“忙しモード”に戻り、今までの日常に戻るかもしれないので、いつもどおりの生活態度に戻ろうと思います。

ちょっとしみじみしてしまったので、書いてしまいました。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

寒いっ!!辛いっ!!

きょうは、業務終了後、私の発案で「麻婆豆腐」を近くの中華屋で食べて“かっか”と温まろうということに。

うちの事務所三名と、同業他社一名で寒い中、店に向かいました。

「世界一麻婆豆腐」という、超辛いヤツを食べました。

石焼きの器の中で、ジリジリ・ジュウジュウいってる、ものすごく辛くて脳を刺激するようなのを食べたのです。

で、ビールも飲んでしまったのですが、昨年から続いている不調がまた頭をもたげ、帰りの特急内では一気に不調街道まっしぐらに・・・。

まだだめみたいです・・・(-_-;) 

もう少しおとなしくしていた方が良いようです。

ちょっと反省しつつ、これから寝ます。

明日行けば、なんとか倒れ込める・・・。

がんばります。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 小椋桂 ( NHK-AMラジオ )

2011/01/06

噺家の書いた会話の本

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『話のおもしろい人、ヘタな人/立川談四楼著(PHP研究所)』を電車内で読みました。

噺家の談四楼さん、この本では前座時代の、特に楽屋などでの苦労話がとても参考になります。

相手(師匠、先輩)の気持ちを損ねないようにする工夫や、話の聞き方、困ったときの対処方法など、どれも噺家の智恵というだけでなく、一般社会で生きて行くには必要なエッセンスが散りばめられていました。

逆に師匠から楽屋で叱られたこと、そっと教えられたことに、その後の噺家人生で役立つことも多々あったようで、そのエピソードも加えられています。

さらに、床屋さんや、飲み屋などでのちょっとした会話や出来事など、楽しくも役立つようなことがたくさん書かれていました。

あたりまえなことでは、

挨拶を常に欠かさないこと。

業界用語を外で使わない。

上司の話はありがたく聞く。

人は初めて聞く話が好き。

政治や宗教の話は危険。

「感心魔」になると相手の話が弾む。

人は自分のことを知ってもらいたいもの。

などなど・・どれも噺家の楽屋の中だけでなく、私の毎日にとっても役立つことばかりでした。

さらには、「上司からの誘いを断る言葉」など、さらに実践的なことにまで話が及んでいて、勉強になった(^_^;)

中身についてあまり詳しく語ってしまうと、談四楼さんのこの本の売れ行きに響いてしまうので、内容はどうか皆さん実物でご確認を(^^)

ここで読んだことを、また実生活に役立てるのは難しいと思いますが、少しずつ実践してみようかと思いました。

きょうは、「会話」についての“参考書”的な本のご紹介でした。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 田渕久美子 ( NHK-AMラジオ )

2011/01/05

消費税を上げてもいいよ・・なんて言ってていいのかな

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写真の『消費税のカラクリ/斎藤貴男著(講談社現代新書)』を年末年始に読みました。
最近の風潮として、「消費税上げるもやむなし」「消費税アップについて議論すべし」というのが堂々と、とまではいかなくともいろいろなメディアで目にするところです。

この本は、「消費税」という税制度が開始され、税率が3%から5%にアップされ、その間個人営業主がどうなったか。税の徴収当局がどういうことをしてきたか、また政府や与党がどういう対応をしてきたか、などが書かれています。
表立つことがなかった、自殺してしまった個人営業主のことなども書かれていました。

一般に(私も)思っていることの一つとして、消費税は消費者から取っているのだから、それを税として事業者側が払えるのは当然じゃないのか、ということがあります。

しかし、この本を読んでみると、消費税分を商品価格にのせていくこと自体が実際には出来ず、のんでしまって消費税が払えず、こつこつと分割して払っていたのに、当局からの突然の約束ごとを反故するような取立で、死を選ぶしかなかった人がたくさんいること、正規雇用職員を抱えるだけで消費税が払えなくなるような事業主がものすごく多いこと、結局消費税アップは、大企業や金持ちにとって大歓迎なことであるというのがわかるような書き方になっています。

なぜか海外輸出を主力にしている大企業には、消費税の還付が数千万どころか、もっと多くあるのだという仕組みについても書かれています。

ただでさえ、日々の生活に汲々としているのが国民の多くになってきているというのに、ここで消費税を上げて日本がどうなってしまうのか、ということにはほとんどマスコミ、報道でさえ危機感を感じさせるような記事はなく、むしろ消費税アップ歓迎、そうしなけりゃ社会保障に重きをおいた政治はできないのでは、という論調が目立ちます。
でも、前の政権でも現政権でも、社会保障にほんとうに重点を置こうとしているようなふうが見えますか?!と思います。

消費税を上げることで景気がよくなるなどということを言っている識者もいますが、本気でそんなことを考えているのでしょうか。
ますます苦しくなる人が増加するだけのような気がします。

そのへんをこの本は、怒りを抑えつつ書いているのです。

一度読んでみても良いのではないでしょうか。

私も、もう一度読み返してその“不公平税制”の実態について再度認識を深めたいと思ったのです。


【NowPlaying】 三日の夜はぷちぷちケータイ俳句 / だいたひかる他 ( NHK-AMラジオ )

2011/01/04

せっかくの新年なのでこんな習慣を身につけてみようかと

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毎年、年の初めには、「こんなことしてみよう」とか「あれをあらためよう」などと意気込むのですが、どうも一週間ともたないのが恒例となっております。

そこで、写真の『明日いいことが起こる夜の習慣/中谷彰宏著(株式会社PHP研究所)』を年末に読んだので、そこに書いてあることを今年はすこし試してみようかと思っています。

○今日のお礼は今日しよう
ついつい、「明日でいいや」と思っていると、その明日になっても朝から忙しくて結局お礼のメールなどができないことが多いものです。これは実行してみようかと思います。
メールがその日か、次の日かで全然変わります・・とありました。そうかもしれないです。

○好きなことについて話すと人が集まってくる
好きなモノについて語っていれば、絶対ノイローゼにはならない、同じモノが好きな人と必ず友達になれます・・とありました。ブログでは、好きなことについて語ることを中心にしていきたいと思います。その方が良さそう。

○クヨクヨした気持ちで寝ない
これは、私がいつもクヨクヨした気持ちで寝ているので、ズシーンときました。
朝一番からクヨクヨした状態になるのは、寝る前の心の持ち方、その時にしていたたった3分のことが影響している・・とありました。
これには、十分注意したいと思いました。

○「小さい好き」なところがたくさんあることが「好き」ということだ
ある人について、「こんな一面を見てしまった」といって、イヤになってしまうようなことがあったりします。
でも、“小さな好き”がたくさんあって、その人を好きになるのだ・・とありました。そうだな、そのとおりかもしれないと思いました。“小さい好き”をその人にたくさんみつけたいと思いました。

この本は、こんなちょっとしたことがたくさん書かれていて、「なるほどそうかもしれない」と思うことばかり。
私はコンビニで見つけたのですが、みなさんもこの本を見つけたらちょっと読んでみてください。目からウロコの内容です。


【NowPlaying】 Jupiter / 布施明 ( J-Pop )

2011/01/03

『女神と天使と管理人の2011宝塚観劇の目標』新春放談・・・昨年から引き続きその7

これで、年末・新春特別対談企画は終了です。
いやあ、楽しいけどたいへんだった(^o^)

最初に<2010年の宝塚観劇について、三者それぞれに総括をすると>

【お酒の女神】

「柚希さんと真飛さんにやられた」とひと言。

そうです。柚希さんのハプスブルク、ボレロ、愛と青春、宝塚絵巻、に連続して涙ながらに観劇し、真飛さんのエキサイターに歓喜し、涙と喜びの一年を過ごした“女神”だったのです。
女神の観劇は、自分の思いを劇場でトップスターらと溢れさせるタイプ。いい見方です。


【心配性の天使】

「すべて良かった。幸せな一年でした。」

天使は、私達三人の中で観劇歴が一番短く、「宝塚劇場初体験」は、私と行った「宙組・薔薇に降る雨/アムールそれは」です。
でも、ハマリ具合は静かに深く、今ではどの組の誰と誰が同期だとか、愛称まで覚えてしまい、さらには仕事を終えると“立ち見”にダッシュするなど、もうすでに追い越されている感さえあります。
これからは、いろいろ教えてね(^_^;)


【はっP】

「今年は今までになく、たくさんの作品を見て最高でした。演目もほぼ全て良かった。一番の印象は大空祐飛さんの持っている“男役の美学”が素晴らしかったこと。」

今年は、なるべくたくさんの作品を見ようとして、実現したことがたぶんこれからもなかなか出来ないことでした。
それに、お付き合いいただいた女神と天使はじめ、他の同業他社の方々と宝塚についていろいろと感想を言い合えたことが新しいことでした。


<2011年の目標>

【お酒の女神】

「目標は、20回以上の観劇。でも無理せず、節約してうまくお金を使い、いつでも楽しく劇場に向かいたい。」

そう、それが一番ですね。汲々(きゅうきゅう)な思いをして行っても、ちっとも楽しくないですからね。
私もそうしたいと思います。


【心配性の天使】

「いいものをたくさん見て幸せになりたい。それに、宝塚がどうなっていくか見とどけたい。」

きっと今年も“いいもの”がたくさんだと思いますよ。宝塚がどうなって・・のところは、たぶん大好きな大空さんの動向が気になるのだと思います。ひょっとして重大発表があるかもしれませんが、天使、最後まで見とどけよう!


【はっP】

「私も目標は20回以上劇場に足をはこびたい。そして、また誰になるかはまだわからないが、生徒さんと直接会ってお話してみたい。」

生徒さんと直接会って・・のところで「おぉ~っ!」と二人から声が上がりました(^^;)
でも、そう思わなければ実現しないので、本気で観劇して、本気で応援する人を見つけたいと思っています。
がんばります(^-^)v


------------最後に-----------------

たいへんな長編となりまして、最後までお読みいただいた方がいらしたらありがとうございます。
おかげさまで、通常にはない、たいへんなアクセス数を連日記録いたしました。

どうでしょう、みなさんも身近な宝塚ファンのお友達と、こんな企画で集まり、楽しいひとときを過ごしてみては。

今回やってみて、とても楽しかったし、「へぇ、この人はこんな見方をしていたのか」など、新鮮な発見もありました。
楽しい企画をおすすめして、今回の対談・放談企画を終了いたします。
お読みいただいてありがとうございました。

また、やります。
これからも宝塚については、通常でもアップしていますので、時々のぞいてくださいね。

では、またぁ~(^^)/^


【NowPlaying】 アイ・ラブ・ユー・オールウェイズ・フォーエバー / ドナ・ルイス ( Pops )

2011/01/02

『女神と天使と管理人の勝手に宝塚表彰式』新春放談・・・昨年から引き続きその6

まだやってます(^^;)

では、新春を言祝(ことほ)ぎ、2010年宝塚歌劇の勝手に表彰式を挙行いたします。

お酒の女神、心配性の天使、管理人はっP三人がそれぞれに選出した各賞の発表をいたします。

またもや---------ドラムロール------------------


<先が楽しみで賞>

【お酒の女神】  紅ゆずる(星)、望海風斗(花)、未涼亜希(雪)

これは、非常にいいところをついています。紅さんは、昨年末の愛と青春の・・で、活躍。
望海さんは、コードヒーロー(三人とも見ることができなかったが)で主演。
未涼さんは、組替えでさらに新しい境地を開拓してくれることと思います。


【心配性の天使】  春風弥里(宙)、鳳翔大(宙)、蓮水ゆうや(宙)

宙組フリークの天使らしく、“いい男”勢揃いの選出(^^;)
私も三人とも大好きです。特に鳳翔大ちゃんには、メロメロでブロマイドも買いました(^_^;)
三人とも舞台を見ているだけでワクワクする人たちばかりです。


【はっP】  華形ひかる(花)、紅ゆずる(星)、美弥るりか(星)

華形さんは、舞台にいるだけで映えるし、大期待!紅さんは一歩抜きんでた感じ。美弥さんは独特のきりっとした美しさを感じます。

全体に、紅ゆずるさんへの期待が高そうです(^-^)v


<がんばったで賞>

【お酒の女神】  真飛聖(花)・・エキサイターでの男前なショーにノックアウトされました。文句なしですね(^-^)

【心配性の天使】  柚希礼音(星)・・ハプスブルク、ボレロ、愛と青春、花の宝塚絵巻、と大活躍&圧倒の一年でした。

【はっP】  ※私は演目と個人それぞれに 「演目:ハムレット(月組)」/「個人:蘭乃はな(花)」

ハムレットには、ロックオペラという発想と、龍真咲さんの今までの殻を破る好演、越乃リュウさんや五峰亜季さん(専科)の大向こうを唸らせる熱演に大拍手というところです。
また、蘭乃はなさんは、上記ハムレットや、花組に移ってからのサブリナ、エキサイター、そして全国ツアーでの大熱演に感動してこの賞を。
特にサブリナ/エキサイターを観劇した日に、全力でダンスなどをして最後の最後で真飛さんの前で大転倒をしたときのことは記憶に新たで、必死の蘭ちゃんに、ほんとうに“がんばっている”と感じたものでした。


・・では、年間MVP発表の前に、「番外」で『チラシ大賞』の発表です!
これは、一位から三位まで三人それぞれに選出しました(^o^)

<チラシ大賞>

【お酒の女神】 ①ロミオとジュリエット ②シャングリラ ③ハムレット

【心配性の天使】 ①ハムレット ②シャングリラ ③トラファルガー

【はっP】 ①ハムレット ②麗しのサブリナ ③シャングリラ ※実際に観劇できなかったので番外として「ロミオとジュリエット」

ということで、三人の結果を総合すると<2010チラシ大賞>は、

『ハムレット(月組)』に決定です!!

あの初めて見たときのインパクトはナンバー・ワンでしたね。これも文句ない?かな(^^)


さあ、最後にMVPの発表です。これは三人それぞれの個人的MVPを発表いたします。

<2010宝塚歌劇年間MVP>

【お酒の女神】 柚希礼音(星)さんの、『ボレロのあの素晴らしいダンスシーン』に対して

これは文句なしでしょうね。誰もがあのダンスにうっとりしました。今思い出しても良かったぁ\(^ー^)/


【心配性の天使】 天使は、「組」にMVPをということで、 『宙組』が受賞です!

天使ご推奨の“イキのいい”男役がいて、しかも大空さんを筆頭とした組全体の力強さと美しさは抜群でした。
私も賛成v(^O^)v


【はっP】 ※これについては、ミュージカルとショーに分けて選出しました。
『ミュージカル:銀ちゃんの恋(宙)/ショー:ラブ・シンフォニー(花)』です。

大空さんの今年の舞台には、隅々まで行き届いた“男の美学”を感じました。しかも、どんどん公演が進むに連れて進化し、良くなっていく様子が感じられました。
銀ちゃん・・は、その大空さんと野々さんの原点から今に至る大いなる成長を感じることができました。なので!

ラブ・シンフォニーについては、実際の会場での熱狂的なステージを見て、ただ唖然。狂熱のステージでした。
もう、そのときには蘭ちゃんもすっかり花組に馴染み、東京本公演にも増しての大熱演でした。あまりにも素晴らしかったので。


以上が各賞の発表でした。

あと一回、2011年の宝塚歌劇観劇に向けて、三人の目標などを語り、今回の企画を終了したいと思います。

さらに・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


【NowPlaying】 DESTINY / MJR Trio ( Jazz )

『昨年の宝塚を振り返って』座談会その5・・新年になってしまったが、まだ続いてます

宝塚ファンのみなさま、新年あけましておめでとうございます。
今年も宝塚歌劇がますます楽しくなるといいですね。

さて、越年しましたこの座談会、とりあえずひと公演ずつ昨年をふりかえるのは今回までとして、次回は『新春放談』として、昨年のMVPやらなんやら勝手に“ああだこうだ”とやってみたいと思います。あくまで希望ですけど・・・(^-^;

では、

【激情・星組】<全国ツアー・市川文化会館>

お酒の女神★★★★

はっP★★★

女神は、夢咲ねねさんの“悪い女”の演技に圧倒されたようです。
私は、長女と観たのですが、「お父さん、この男女関係は、私にとって教育上どうでしょうか?」と質問され(^^;)タジタジに。
ただ、私もこの夢咲さんの演技には、大きな成長を感じました。
あと、長女の「こういう昔の“焼き直し”みたいなやつって、最後にすぐ牛が出て来て、轢かれて死んじゃうんだよね」という言葉にさらにギャフンと言わされたのでした。


【ボレロ・星組】ショー<全国ツアー・市川文化会館>

お酒の女神★★★

はっP★★★

これは、本公演からもってきたものでした。
しかし、スケールダウンした感は否めず、女神からもちょっとあの迫力は出なかったとの発言が。
でも、まあ全ツらしく、楽しいショーになっていました。上々の出来だったのでは。


【銀ちゃんの恋・宙組】<全国ツアー・グリーンホール相模大野他>

お酒の女神★★★ ※参考:女神は前回の花組時代の「銀ちゃんの恋」での採点

心配性の天使★★★☆

はっP★★★★★

女神は、今回の宙組は観ていなくて、花組時代のもので採点。
天使は、私とは違うホールで観劇したのですが、音声が悪かったらしく、台詞が一部よく聞こえなかったとのこと。
それに、乱暴なことが嫌いな天使には、ちょっと銀ちゃんのキャラが合わなかったことも手伝って、大好きな大空さんなのに点数は意外と低い。
私には、大空さんと、野々さんにとっての原点的なものをさらに二人で作り直した感があって、素晴らしい仕上がりに感じました。
もちろん、北翔さんの「ヤス」も最高だったと思います。
なので、満点です。恐れ入りました、という感じ。


【Rising・宙組】<蘭寿とむコンサート・人見記念講堂>

お酒の女神★★★

心配性の天使★★★★☆

はっP★★★

宝塚でコンサートというのは、三人とも初めての経験でした。
ちょっと時間は短めだったかもしれませんが、非常によくまとめられたコンサートで、若手男役達(鳳翔大ちゃん達精鋭)も良い経験になったと思います。
三人とも蘭寿さんのコンサートを観ることが出来ただけで感激してしまったのでした。


【メランコリック・ジゴロ・花組】<全国ツアー・神奈川県民ホール>

お酒の女神★★★☆ ※参考:女神は、真飛さんトップ当初のメランコリック・ジゴロの感想

はっP★★★★

これは、もう真飛さんと壮さんの掛け合いが絶妙でさすがという感じ。
蘭ちゃんもすっかり馴染んで、役そのものも蘭ちゃんにピッタリで、飽きることなくあっという間に終わってしまったという印象。素晴らしかったです。


【ラブ・シンフォニー・花組】ショー<全国ツアー・神奈川県民ホール>

はっP★★★★★

これは、会場の興奮がピークに達したという感じで、宝塚で初めて会場内でステージから“はけて”いく真飛さんや壮さんに向かって掛け声がかかっているのを聞きました。
もう、興奮のるつぼでした。
ショー的にも、あの日の公演は、エキサイターを上回るものであったと思います。
2010年最高のショーであったと思います。


【はじめて愛した・雪組】<東京特別公演・日本青年館>

はっP★★

雪組トップスターに就任した音月さんの本公演ではありませんが、お披露目となったもの。
まだまだ手探り感があり、及第点という感じでした。
問題は、トップ娘役が決定していないこと。
なので、通常トップ二人の出来で判断していくのですが、それが出来ませんでした。
娘役の愛加あゆさんも何とか及第点。注目の夢華あみさんは、研一としてはなかなかの印象を残しました。


以上で、長くはなりましたが、昨年の観劇を復習してきた、この企画は一応終了です。

そして、次回以降は「先が楽しみで賞」「がんばったで賞」「年間MVP」「番外編・チラシ大賞」「2010年・総括」「2011年の目標」と続きます。
見てくれる人は、見てねぇ~(^o^;)/~~


【NowPlaying】 逢いたいから / ケニー・ジェイムス・トリオ ( Jazz )

2011/01/01

早起きして遠くの神社へ初詣に

20110101_hatsumoude01


あけましておめでとうございます。

「宝塚を振り返る」企画はさらに続きますが、新年最初ですので、初詣のことを書きます。

今朝は早起きして我が家からはちょっと遠いのですが、千葉県茂原市にある「橘樹(たちばな)神社」に家族四人と、義母・義妹で出かけました。
ここは、去年義母がうちの長男、長女に御札をもらってきてくれたところで、その御札が効いてかどうか、比較的二人には昨年は良い年になりまして、今年も祈祷してもらい、御札をもらおうと出かけたのです。

実は、神職として妻の従弟がそこにいるのです。
なのでご祈祷いただいたのは、その従弟です。

境内は、大行列が出来ていましたが、我々は本殿に入りご祈祷していただき、無事御札をいただきました。

私にとっては、今年は東京生活の仕上げをして地元に戻る可能性が高いので、最後の仕事を頑張りたいと思います。
家族全員にとっても充実の一年になるよう祈念いたしました。

ブログをご覧のみなさんにも良い年となりますように。


【NowPlaying】 お帰りなさい / クミコ ( J-Pop )

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