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2011/03/31

向日葵の咲かない夏

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『向日葵の咲かない夏/道尾秀介著(新潮文庫)』を読みました。
夏休みを迎える終業式の日に、主人公の少年が先生に頼まれて欠席した級友の家に届け物をするところから、この話は始まります。

友達の家に行くと・・・友達は首吊り自殺をしている・・・。
しかも、その後瞬間的にその遺体は無くなってしまう。
恐ろしい展開から始まりますが、こんな衝撃的な出だしが、実はまだまだ衝撃的でなかったことになります。
それほどこの物語のストーリー展開は予測のつかないものでした。

登場人物にしてからが、この人は“いい人”なのか、と思うとそうでなく、結局のところ誰も“いい人”などいないのです。

ミステリーとして読んでいると、ホラー的になり、ホラーかと思っていると、空想的になり、登場人物の視点で見ているものと、読者が見ている視点が異なっていることにも気づき始め、ストーリーの先は気になるが、怖ろしくて先に行きたくないという気持ちも涌いてきて、「もう、どうにでもしてくれ」と叫びたくなるような、不思議で風変わりな物語です。

読んでいて「何処かでこれに似たものを読みながら感じたことがある」と、思い出そうとしていると、・・・思い出しました。京極夏彦さんの「姑獲鳥の夏」でした。
ホラーでもあり、ミステリーでもあり、ファンタジーでもある、・・そんな感じです。

途中で投げ出したくなるくらい、気分が悪くなった部分もありましたが、しかし、先が気になる・・のです。

ラストに近づくに連れ、登場人物の誰にも共感できなくなり、荒涼とした世界観が広がってくるようでした。

それに、きっと、この世界を理解しようとする人と、そうでない人に大きく分かれるような作品なので、私も“おすすめ”する気にはなれません。

ベストセラー作家で直木賞作家の著者ですが、好みは大きく分かれると思います。
私は、もう一度この人の他の作品を読みたいか、と問われれば、「もう読まない」・・・です。


【NowPlaying】 I'm Glad There Is You / Steve Kuhn Trio ( Jazz )

2011/03/30

震災後の価値観

あの地震からもうすぐ三週間にもなろうとしています。
その時は、東京の職場にいて、「震度5強」の揺れをビルの9階で経験しました。

あっという間にビルの機能は麻痺し、鉄道その他の公共交通機関は停止し、道路も大渋滞。
人は歩道にあふれ、自力で帰宅しようとする人や、コンビニなどに買い物に行く人が行き交いました。

日常、普通に動いていたもの、ことが、全て機能不全に陥りました。

当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったことに気づきました。この歳になって。

たいせつだと思っていたことが、それほどたいせつではなく、それほどでもないと思っていたことが、ほんとうはたいせつなことなのだと気づきました。

それほど余裕のある家計でもないのに、妻や子供達が被災地の支援のために気持ちはもちろんですが、お金を使ってでも物資支援しようとしたことに、ほんとうのたいせつなことを知りました。

計画停電の区域から結局外れたにも関わらず、我が家では電力をほとんど使わない生活を全員が始めました。
寒くても暖房も入れず、コートにくるまっての生活は日常のことになりました。

ほとんどの人たちが立派な心をもって、この難局を耐え、支援もしたいと考えていることがわかりました。
日本人は、まだまだ捨てたものじゃない、と心を強くしました。

・・でも、まだまだ続く余震(つい先ほども、今もまた揺れています)、いいニュースが流れてこない原子力発電所の状況、野菜や水にまで汚染被害が出ている状況に変わりはなく、不安は常につきまといます。

それに通勤時には、「きょうは帰ってこれるだろうか」ということが頭をよぎることもあります。
まだまだ気を弛めるわけにはいかず、精神的には厳しい状況ですが、・・・がんばります。

今年中には、何か“良い話題”が出てくるといいのですが。
それを期待したいです。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/03/29

東京その後

震災、その後の東京。
わたしが見た簡単な感想です。

駅やビル、コンビニなどでの節電による消灯により、かなり照明の数は間引きされました。
最初は暗いと思いましたが、もう慣れてきました。

駅、電車内、歩道など、人が今までよりも少なくなりました。
それに、いつもはちょっと帰宅が遅くなると電車のホーム、車内は酔っぱらいがたくさんいましたが、ほとんどいなくなりました。

駅構内などで、せかせかと歩き、人に体当たりするようにぶつかってくる人がとても少なくなりました。

コンビニのパンやおにぎりなどの棚に何も置いていなくても自然に感じるようになりました。

皆、静かになりました。

ばか騒ぎする人をあまり見かけなくなりました。

ただ、原発の様子や、被災地の話を楽しそうというか、まるで人ごとのように話す人達は、震災直後にはしゃいでいた人達と同じ人達でした。
そして、その人達は“買い占め”の人達と同一人であることが多いです。
で、その人たちはまた「テレビで度々繰り返される被災時の様子を見ていられない」というと、「被災した人のことを考えろ、考えてないから、ずっと見ていられないのだ」と言う。
この人達はずっと見ていられるのだろう、ひとごとだと思っているから・・・。


とにかく暗い表情の人が多くなった(私を含め)。

無口になった人も多い。


だいたいこんな感じです。

・・・つらいです、毎日。


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

2011/03/28

愛のプレリュード/ Le Paradis ! !

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宝塚歌劇・東京花組公演『愛のプレリュード/ Le Paradis ! !』見ました。
前回のこのブログで今回開演された経緯や、花組の皆さんの今公演にかける気持ちを書きましたので、できればそちらもご覧いただきたいと思います。

今回の公演は、男役トップスターの真飛聖(まとぶ・せい)さんのサヨナラ公演となります。
「太王四神記」や「虞美人」、「麗しのサブリナ」、ショーではぶっちぎりの良さを誇った「エキサイター」など、真飛さんのトップ就任後に限っても大きなステージングと、ゴージャスさ、さらに包み込むような温かさなど、真飛さんの男役トップの舞台は素晴らしいものがありました。
でも、いよいよお別れです。


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すでに本場大劇場で一回見て来たわけですが、『愛のプレリュード』、「もう一度磨きをかけよう」という姿勢を感じました。
大劇場では、開演二日目にして稽古場の成果を全員、全力で見せている感じでした。壮一帆(そう・かずほ)さんも、蘭乃はな(らんの・はな)さんも、もちろん真飛聖(まとぶ・せい)さんも。

今回、奇しくも東京宝塚劇場二日目にあたりました。
真飛さんは、主人公の“熱い心を内に秘めながら”も、命にかかわる事情で静かに“心からの誠実さ”を全うする姿を見事に描いていました。
サンタモニカの風を頬に感じながら、ちょっと寂しい風情でたたずむ真飛さん。・・惚れちゃうよねぇ(*^_^*)

そして、“お子ちゃま”とからかわれながらも、大好きになった真飛さん演じる主人公にありったけの愛をささげる蘭乃さん。
今回も頑張っていました。大劇場で観劇したときは、喉の調子が悪かったのか、声が出ない場面、歌がよろける場面もあったのですが、今回はきちんと修正されていました。

壮さんも、これが真飛さんとの絡みは最後になるわけで、壮さん渾身の演技で真飛さんとがっぷり四つに渡り合っていました。大劇場よりもさらに好演!

その他組子の皆さんも一点に集中しているような熱演でした。
しかも、これからさらに良くなっていく予感があります。

真飛さんの熱唱と、蘭乃さんのラスト絶叫。ファンとして、どこにも文句がありません。素晴らしい!!


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ショー『 Le Paradis ! ! 』は、藤井大介先生のレビュー作品。
あんた、これもいいよぉ!(^_^)

今の花組、男役・娘役の総力結集という感じで、真飛さんのラストを盛り上げている感じ。
しかも、レビューということで、大人の雰囲気も醸しだしつつ、花組のエキサイターでも感じた“炸裂する感じ”が今回も出ていました。

娘役トップ自らロケットに加わり、「ヤァッ」って足を上げます。
そして、壮さんは、娘役に変身して、真飛さんとのデュエット・ダンス。これも見どころです。

組子全員で真飛さんに向かって歌い上げるシーンは圧巻です。

どうか、このままどんどんヒートアップして千秋楽を迎えることができように、と祈っています。
何せ、何が起こるかわからない状況下ですから。

真飛さん、花組の皆さん、最後までがんばって!!


【NowPlaying】 雨ニモ負ケズ / 宮沢賢治 ( FM-JWave )

2011/03/27

大震災被災後の宝塚東京公演にあたって

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宝塚花組東京公演『愛のプレリュード(ミュージカル・ロマン)/ Le Paradis ! !(レビュー)』を見て来ましたので報告をしたいのですが、その前にこの公演の開催自体についての報告を。

舞台が終了しても幕は降りませんでした。
そして、夏美よう組長がマイク前に立ち、今回の震災があった後、東京公演に向けての稽古中も、その後東京公演初日のその日まで、組全員で話し合い、悩んでいたとのこと。

果たしてこのまま公演を行ってもいいのか、電力も使うステージをやってもいいのか、私達に出来ることは何なのか?・・・と。

初日の幕が開くまで不安を抱えながら迷い続けたのですが、初日の観客から背中を後押しされて、自分達にできることは、3時間のステージをそのときだけでも心をゆっくりと休めてもらって楽しんでもらう。笑顔になってもらう。
自分達は全力を尽くす。そして、終演後は毎回自分達の気持ちを観客に舞台上から話しかける。被災者に対する義援金募集をその後ロビーで行う。
毎日、義援金募集部隊は交代で行い、ファンの皆さんには、写真撮影や、握手などは遠慮してもらい目と目で気持ちを通じ合えるようにしながら、義援金を受け、この公演を続ける。

というような内容でした。


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真飛さんは、夏美組長の声をつまらせながらの挨拶のあと、明るく皆に話しかけ、自分達は全力で公演をすると力強く語りました。

このブログで私も書きましたが、宝塚に出来ることは、それしかないと思います。
普段でも私達は、日々のつらいこと、悲しいこと、落ち込んでいることを引きずりながら東京宝塚劇場に向かい、ステージを見て勇気づけられ、また元気を取り戻して日常に帰っていくのです。

今回の震災についても、同様です。
阪神淡路大震災のときも、宝塚大劇場他、宝塚の地元が被災しましたが、宝塚は美しく、力強く公演を行いました。
そのときのテーマソングは花組の「テンダーグリーン」のテーマ『心の翼』でした。

今後も私達に勇気や強い心、人を思いやる心を舞台を通じて見せてもらいたいと思います。初日のお客様の反応に勇気づけられ、私の見た回も全力で皆さん歌い、踊っていました。頑張れ、花組!

終演後は、組子がロビーに立ち、義援金を受けていました。
もちろん、私も入れましたが、花組の皆さんも真剣な顔、義援金を入れる観客も声をかけながら互いに何か通じ合えるものがあったと思います。

以上が舞台の内容の報告前にひとこと書いておきたいことでした。
この公演も既に公演中止された日程もあるようですし、今後何が起こるかわかりませんが、最後まであたたかく見守りたいと思います。


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私も会場で義援金を少しばかりですが、出さしてもらいました。
そして、帰宅すると我が家でも、長女の通っている塾の先生が段取りして現地への支援物資を送ることが出来る手はずが整ったとのことで、段ボールに下着や靴下、文房具、軍手や長靴、衛生用品やその他を詰め込んでいたところでした。

我が家皆で、少しでも何か役に立ちたいと思っています。
あの日のことが繰り返しテレビなどで放映されますが、見ていてこちらも気持ちが落ち込みそうになるのですが、何かして、支援するこちら側も気持ちを上げていかなければ。


【NowPlaying】 Good Night / The Beatles ( Rock )

2011/03/26

大学教授が書いた「ビートルズ都市論」

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『ビートルズ都市論/福屋利信著(幻冬舎新書)』という本を読みました。

山口大学の教授(文学博士)が書いた本ですが、著者は、研究分野を聞かれると「ビートルズです。」と、きっぱり答えるそうです。
そうすると予想どおり、「楽しそう」とか「面白そう」などと肯定的でいて、実はそうでもない反応があるそうです。

「学術的軽さ」を言う人もあるし、「研究分野として認知されているのか」という反応をする人もいるようです。

著者は、「シェイクスピアの研究者が存在するのなら、ビートルズの研究者も存在しないとね。」という答えを必ずするそうです。

シェイクスピア演劇は、16~17世紀のイギリスで圧倒的な人気を誇った大衆演劇であり、ビートルズは20世紀で最も大衆の支持を得たロック・グループです。両者ともその全盛期は大衆娯楽でした。なので、同等の扱いを受けるのは当然のこと、というのが著者の考え方です。・・大賛成!!

現在、大英図書館には、マグナカルタ、シェイクスピアの原稿などと並んでビートルズのコーナーが設置され、直筆の歌詞や手紙が展示されています。
その姿勢はさすが大英帝国、立派です。

そして、この著書はビートルズ・ファンの私が初めて読むタイプの本でした。

都市とビートルズの関係性から論を展開していて、ビートルズの面々が誕生してからバンド活動を始めるまでのリヴァプール時代、そして下積みをしたドイツのハンブルク時代、メジャーデビューしてからのロンドンの時代、そして最後には、東洋の都市、東京でのコンサートについても、実際の楽曲の内容にまでは触れずに論理を展開していくのです。

読み進んでいくと、特にドイツ・ハンブルクでの経験がその後のビートルズ形成に最も影響を与えていたように感じました。

劣悪な環境での歓楽街でバンドとしての演奏力、パフォーマンスも身につけたわけですが、そこで出会った今までの“ロッカー”とは異なる「イグジス」と呼ばれる実存主義を根本思想とする人達との交流がビートルズ(特にジョンとポール)に大きな考え方の変化をもたらしたとのこと。

クラウス・フォアマン、アストリット・キルヒヘア、ユルゲン・フォルマーの三人です。

彼らのファッション、思想、ライフスタイルは、ビートルズに大きく影響を与え、その後大ヒットを飛ばした後も、どんどん変化し、複雑で哲学的な方向などへも向かった彼らに多大な影響を与えていたのだな、と、この本を読んで初めて感じたのです。

ビートルズにとって、エルビス、前述のハンブルクの三人、ボブ・ディランとの出会いは非常に大きなものでしたが、その出会った場所である都市の成り立ち、住んでいる人々などとの関係性から論理を展開していく様は「ははぁ」と関心するばかりでした。
今までそんな考え方をほとんどしていなかったもので。

リヴァプール、ロンドンなどの章も、「へぇ~」と驚きを持ちながら読みましたし、東京・武道館のコンサートを政治、経済、教育、外交、国家思想、世代間闘争等の要素を内包した社会事象として捉えているのは新鮮でした。

その警備体制の検証・分析によりビートルズ東京公演が何であったのかを解明しようとしています。

切り口が面白いのです。

ジョンが一曲目の「ロックンロール・ミュージック」を歌うところは書かれていても、楽曲の内容には触れず、観客や警察の行動などを通じて論じていきます。

ただ、その研究内容に関心してしまった本でした。

ある程度ビートルズのことを知っていて、都市とビートルズ(英国)という関係性からの論理展開に興味があれば、とても面白い本です。

ビートルズ・ファンには“目からうろこ”的な本です。


【Now Playing】 Something / The Beatles ( Rock )

2011/03/25

検査しました。大丈夫です。

病院での再検査が終わりました。
よかったです、無事というか、大きな病気ではありませんでした。
腸内に一部炎症を起こしていた部分が有り、悪いものではなく、大事にしていれば治るとのこと。
ほっとしました。

仕事での東京残留が決まり、さらに大震災後はいろいろと不便なことばかりの毎日で、日々暗くなるばかり。
さらにこれで追い打ちかと思っていたのですが、ひとつ明るくなれました。

ご心配おかけしました。
きょうから昨日より少し明るくできそうです。


【NowPlaying】 乱反射ガール / 土岐麻子 ( J-Pop )

2011/03/24

ふわふわとした楽しい映画

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このあいだの休みの日に、『地上5センチの恋心/監督・脚本: エリック・エマニュエル・シュミット(主演:カトリーヌ・フロ、アルベール・デュポンテル』という映画のDVDを借りて来て見ました。

数年前の仏映画なのですが、主演のカトリーヌ・フロの独自のキャラクターが光る不思議な映画でした。

批評家には、こっぴどく批判されるものの、恋愛小説のベストセラーを
書いている作家に恋い焦がれる未亡人が主役のカトリーヌ・フロ。
その売れっ子作家がアルベール・デュポンテルです。

売れっ子作家は、自分の小説のことをゴミ箱に捨てるべきクズだと言い捨てた批評家が、自分の妻と不倫しているのを発見して大ショック。
打ちひしがれる中でのサイン会で、主役のカトリーヌ・フロからファンレターをもらいます。

そして、売れっ子作家はファンであるカトリーヌ・フロの自宅を訪ね、そこに“しけ込んで”しまうという奇想天外なお話です。
フロは未亡人ですが、オタクな男に引っかかってしまった娘と、次々と異なる男を家に引っ張り込んでくるゲイの息子がいます。
そんなドタバタなところに“マジ”な恋愛感情とユーモラスな生活シーンがあやなされていくのです。


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途中何度もミュージカル仕立てというか、オペレッタ的なシーンが挟み込まれ、それもエスプリを感じさせる楽しくもファンタジックな世界がスクリーン上で繰り広げられます。ここも“素敵”な見どころなのです。

売れっ子作家は、一ファンであるカトリーヌ・フロに人生そのもの、生き方そのものを教えられていくという、ちょっと日本では見られないものでした。

映画で、休日のひとときを楽しく過ごすことができました。
それにしても、「天にも昇るような気持ち」になった主人公がほんとうにふわふわと宙に浮いてしまうシーンなど、奇想天外なところなど、思わずニコニコしてしまい、主役のカトリーヌ・フロのキャラクターも相まって不思議に楽しい映画でした。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 香山リカ他 ( NHK-AMラジオ )

2011/03/23

ちょっと心配なこと

先週の金曜日(18日)に、健康診断(人間ドック)に出かけました。
始まる前には、院長先生から「地震で一部器機が損傷し、職員の一部についても出勤が出来ないような状況ですが、皆さんにご迷惑をおかけしないようにスタッフ一同頑張ります。」と挨拶がありました。
あちこちでこのような状況になり、それぞれが「大変な思いをして頑張っているのだな」と思いました。

さて、私の診断結果については、紹介状を書かれ、専門病院に回されるということになってしまいました。
ただでさえ暗い気分の毎日を過ごしていたのですが、これは追い打ちをかけました。

とりあえず再検査をすることになりました。
数年前には、健康診断で心臓病が見つかり、手術を受けることになりましたが、もうこれで手術することなどないだろう(20代のときにも大きな手術をしました)と思っていたのですが・・・。

実は、再検査の結果に怯えています。
もしも、大きな病気だったらどうしようかと・・・。
健康診断を受けた日の夜は一晩眠ることができませんでした。
でも、これも運命です。

「無用な心配だった」という結果になるように願っています。


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

2011/03/21

板についてきた節電モード

震災後、家の中はすっかり節電が板についてきました。

暖房は厚着をして使っていません。最初は寒かったが慣れれば何とかなるものです。

不要な照明は消灯し、廊下などは暗くなりましたが、特に不便も感じなくなりました。

そうしてみると、いかに今までジャブジャブ電気を使っていたかがわかりました。

コンビニなど、お店に行っても、通りを歩いていてお店の看板照明が消えているのを見ても、明かりは半分になっていたり、看板などの電飾関係は、すっかり消えているのが当たり前になってきました。

なんだ、それでも営業できるじゃないの、と思いました。
今まで省エネなどと言っても、ちっとも節電をしてはいなかったのかもしれないと感じているここ二~三日です。

これだけやると、土日は計画停電無しで凌げたようで、何よりですが、さらに一般家庭や、商店、企業などに努力してもらえば計画停電も避けられるように思うのですが、いかがでしょう。

通りに出てみても、クルマの数はガソリン不足のこともあって、いつもより少なく感じます。クルマだってちょっとそこまででも乗って出かけたりして、使い過ぎだったんじゃないでしょうか。

きっと、東電から請求書が来ると、どこの家庭もかなり電気料は減少するかと思います。今までが使い過ぎだったのです。

日本人は、もともと節約好きだと思いますのです、今後もこの記憶が残って我が家をはじめ皆さん節約モードになることと思います。いいことです。

また仕事が始まるとどうなるか、とても気になりますが、願わくば計画停電がほとんど無くなるようにしてほしいです。あの計画表を見ながら行動するのは大変ですから。
・・お医者さんに行っても、患者と話をするときには「停電計画表」を見ながら、「今度はいつ」などと次の来院日を決めていました。

皆が大変な我慢をしなければならないこの事態、学ばねばならないことが色々とあります。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/03/20

センセイの書斎

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『センセイの書斎/内澤旬子著(河出文庫)』を読みました。“見ました”の方がニュアンス的に近いかもしれません。

イラストルポなのです。多士済々、さまざまな著名人の方々の「本のある仕事場・書斎」がイラストと共に紹介されています。
それに、著者の独特の感想も・・・。思い込みで訪ねてみると意外な中の様子に驚いたりもします。

タイプ的には、仕事場の書物については、あくまで資料として置いているだけで、愛着等があるわけではなく、一旦その仕事が終われば、それらを全て新しい仕事用に入れ替える人。

それとは正反対で、一冊一冊に思い入れがあり、あの本はどこにある、あの本のあのページには何が書いてある、あの本はあそこで買った本だ、などというディテールまで覚えていて、購入した書物を抱え込んで、収納場所に困り、あちこちに本を送って何とかしている人。

だいたいは、このビジネスライクなパターンと、思い入れパターンに分けられるようです。


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一番衝撃だったのは、家の塀に厚みがあって、その中がライブラリーになっているという、“生まれて初めて”聞いた収納方法です。
書斎からそこには、外に出なくても繋がっているのです。すごい!

キッチンの脇に書斎があり、生活の中で自然に仕事をしている人、足の踏み場もないほどの本が溢れていて、本をどかして「どうぞ、場所を空けました」みたいな人、きちんと整理されていて、しかもそれ自体も扉でフタをして見せない人、など様々で、読んで、見て楽しい本でした。

最初は“探る”ようにして、センセイに近づいていき、やがてセンセイの考え方に「ほほぉ」と感心したりする著者にも親近感が湧きます。

きょうは、イラスト入りの楽しい本のご紹介でした。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/03/19

長女が買った色鉛筆

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長女がお年玉を貯めてためて買ったのが、この色鉛筆のセットです。
この震災前に注文して届いていたのですが、地震後にガソリン不足の心配もあり、取りに行くことが出来ないままになっていました。

長女は、部活をスポーツから美術部に変え、このあいだも大きな賞をいただけたのですが、絵に対する興味は尽きず、「ポーズ集」や「獣医が描いた動物画集」「様々なコスチューム画集」などなどを買い込んで毎日飽きることなく描いています。


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そして行き着いたのが、受注生産の『240色・鉛筆』です。
毎日が暗いニュースばかりのここ一週間でしたが、長女の顔も明るくなり、まだ手をつけず、大事に飾ってあります。
一生の宝物です。
描いたものは、なかなか見せてくれませんが、何を描くのか楽しみです。


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しかし、ひとつ一つの引き出しを開けてみると、「こ、これはすごい」と思わずうなってしまいました。
こんな色鉛筆見たことがありません。
貴重なお年玉をこれに使った長女の勇気に驚きました。

なんだか使うのがもったいないくらいですが、使ってなんぼの鉛筆ですから、きっと長女は使い倒すことでしょう。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 玄侑宗久 ( NHK-AMラジオ )

2011/03/18

たまには明るい話題でも

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防寒具に身をくるみ、暖房オフで過ごしています( ̄□ ̄;
たまには、宝塚の話題に振ってみましょう。

雪組「ロミオとジュリエット」は、ジュリエット役が、舞羽美海さんと、夢華あみさんのダブルキャストになっていて、両パターンを見ようとチケットを2回分取っていました。
結局、夢華あみさんが途中から休演ということになって舞羽美海さんのジュリエットを2回観ることになりました。


震災前に行って来たのですが、こんなことになってアップすることができませんでした。

前回から約二週間経っていたのですが、やはり進化の度合いは大きいと感じました。

舞台全体が非常にスケールアップされていると感じました。
それに、各々の歌も格段に良くなっていました。

個々の話でいくと、舞羽さんは、前回は“精一杯”な感じでしたが、今回はある程度自分の歌や演技を意識しながら演じている感じがしました。少し余裕が出て来たようでした。短期間でかなり周りが見えてきたようです。
なかなかのジュリエットに進化していました。

早霧せいなさんは、“ちから”の入れどころを心得たようです。観客を引っ張ることができていて、今回の演目でひとまわり大きくなられたと思います。

未涼亜希さんは、前回遠慮がちだったように感じましたが、自分の役どころを自分なりに咀嚼して、未涼さんのベンヴォーリオを巧みに演じていました。・・でも、まだ遠慮があるように見えました。もっとぐいぐい組を引っ張るくらいでもOKなのに、とも思ったのですが・・・。

ティボルトの緒月遠麻さんは、さらにパワーアップした感じ、いいよっ!
ティボルトを自分の方に引っ張り込んで、存分に演じているように感じました。

沙央くらまさんは、「乳母」という難しくも、やりがいのある役を見事に自分なりの「乳母」役に昇華させていて、前回との比較でいうと、一番伸び率が高かったと思います。
ソロもあるし、お客さんの視線を自分だけに引きつけて“いい演技”と歌を見せてくれました。とてもいい!!

一樹千尋さんは、もう“男”にしか見えないですけど・・(^o^;)・・妻に「愛したことなんてない」などと言われつつも、重要な役を流石の演技で見せつけてくれました。

晴華みどりさんのキャピュレット婦人も非常に良くて、この方をはじめ、皆が大きく成長し、スケール感のある舞台がさらに強力になっていました。

「愛」と「死」の両極の象徴となった大湖せしるさんと、彩風咲奈さんは、さらに素晴らしく、二人ともこの“いい役”をさらにいい役にして、ミュージカル全体を非常にクオリティーの高いものに感じさせてくれたと思います。今回のMVPかも。

さて、主役の音月さん、歌もさらに力強くなり、舞台の様子も見えているように思いました。
通常のロミオとジュリエットというミュージカルなら大合格点なのですが、宝塚はトップが組をぐいぐい引っ張って初めて観客もぐいぐい引っ張られるという特殊なものなので・・・。
もうひとつ、そこまでの領域には達していないか、・・と思いました。とてもいいんですよ。いいんだけど、そんな感じなんです。


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で、今回途中休演になってしまった夢華あみさんのジュリエットは、私の職場の“心配性の天使”しか実際に見ることができませんでした。
天使の話では、歌が非常に良く、軽々とディズニーのお姫様のように歌っていたらしいです。
しかも、音月さんとの“ハモり”の部分は、「久しぶりの快感」を感じさせるくらいのものだったとのこと。

ただ、台詞が無い部分や、舞台の中心が自分から離れているような時に、所作に油断があるとも言っていました。
実は、私も日本青年館で見た「初めて愛した」のときに、同じことを感じていました。
自分にスポットが当たっていない時に、まだ指の先まで神経がいっていないのです。これは、年月を経て初めて得られるものだと思うので、これからです。

ウチの天使の話では、夢華さん復帰したようです。何よりです。
せっかくの才能をつぶしてしまっては何にもならないので、劇団には、うまく扱ってもらいたいものです。

一時、噂では、夢華さんの休演の案内看板が出ていないとか、キャトルレーヴ(劇場にある売店)から夢華さんの写真が撤収されているとか、その他いやな話が耳に入ってきました。たぶん噂だけだったのだと思いますが。

でも、夢華さん、私のように応援している人はたくさんいると思います。
素晴らしい歌と、伸びやかな姿態、元気で次の公演も見せていただきたいと思います。
がんばれっ!


今回の「ロミオとジュリエット」宝塚ファンはもちろん、それ以外の方にも楽しめて、しかも現代的な楽曲を歌いまくる素晴らしいミュージカルになりました。
宝塚が誇っていいことが、またひとつ増えました。

震災のこともありますが、人はこうした宝塚の舞台を見て元気が出たり、「明日もがんばろう」などと思うものです。
今公演最後の週は、チャリティ公演になったようですが、ぜひとも私達に“がんばっている”美しさを見せてほしいです。阪神淡路大震災のときも、宝塚はまさに被災地でありましたが、そうしてがんばっていたと思います。
今回も私達に力強い乙女の美しさを見せてもらいたいと、強く思いました。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

外房の人達は帰れなくてもいいのか

もう、いいかげん、震災とその影響のことを書くのは自分でも暗くなるし、ため息が出るばかりなので控えようと思っていたのですが・・・。

楽しいことも書きたいのです。「ロミオとジュリエット・雪組公演」は、震災前に二度目を見たのでそれについてもふれたいのですが、もうしわけない、明日以降に。

----------- interval ----------------

きょうも、朝から電車は制限が加えられながらも走っていました。
外房線から東京へも動いていたのです。

なのに午後には外房線が止まりました。
どういうことかと言うと、朝東京方面に出て来た外房の人達はおいでおいでをされて、帰ろうとしたら戻る道が無いような状態になったと言うことです。

行けるようにしておいて、帰れなくするなんて、悪魔のようなやり方でした。

東京のどこの事務所も、電車の本数が急遽減ることになったと聞いて、あわてて帰宅を急いでいましたが、東京に住んでいる人はまだいい。
これから房総半島に帰る者にとっては、帰宅が「大冒険」になってしまうのです。
私の帰宅路線が完全停止したという情報を聞いて目の前で喝采した人がいましたが、そんなのシャレにも何もなりません。
朝4時台に起きて、きょうの状況を調べ、死にものぐるいで職場まで来ているのです。
来る前には留守中の家の停電時の準備や指示をして出て来ます。
上記のようなことが想像できれば、そんなひどいことなどできないと思いますが、私が朝から捨て身のギャグでもやりながら通勤していると思っているのでしょう、悲しすぎます。

体がちぎれるほどの満員の中、別ルートの電車で何とか帰ってくると、家では、また千葉、茨城で立て続けに震度4~5の強い揺れが来て、「まるで空襲を受けているようだ」と、夫婦で悲しい顔を見合わせました・・・。
携帯は不気味な着信音で<緊急地震速報>を告げます。

東京に着き、仕事を始めたかと思うと、電車の運行を帰宅時に急激に減らしますなどというアナウンスが流れ、「ええっ、帰らなきゃ」とあわててまた戻ろうとし、そうすると「ああ、あなたの帰り道の路線は全く動いていませんよ」・・です。

「時差通勤」や「勤務時間短縮」などの大きな措置を考えなければ、“通勤と仕事”で死んでしまう人も出てくるかもしれません。

毎日がつらい・・・。


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )


2011/03/17

地震後の東京と地元での生活

きょうから、やっと最寄り駅からの電車が動き出しました。
東京電力の計画(無計画?)停電に伴い、房総半島の下半分の人達は通勤の足を失っていました。

でも、朝、駅まで行ってみると、1時間にわずか2本の運転です。
いつも満員の電車なのに、そんな本数では乗客を飲み込むことはできません。
仕方なく、バスでさらに先の駅まで行ってそこで電車に乗りました。
バスに乗って途中で見た光景は、ガソリンスタンドに並ぶ長蛇の列、朝からそんな状態です。

電車は満員。
東京に着いてもコンビニにはパン、おにぎり、電池などはなく、棚はガラガラです。

職場のビルは節電で真っ暗。
暖房も落とされていて、伝わってくるのは原発の悪いニュースが続々。
はたして、外に出ていいものかもわかりません。

そうこうして仕事をしていると、ものすごい揺れが!
千葉では「震度5強」との速報が流れる。強い余震が続きます。

帰りは、いつも使っている電車が千葉まで行かずに途中折り返し運転をしていて、東京駅から通常使わない路線で帰ろうとすると、そこに乗客が殺到、・・あたりまえです。

骨がきしむような超満員の電車を乗り継いで自宅近くの駅まで帰りましたが、もう体力、気力の限界です。

計画停電は、果たして実施されるまで自分のエリアが対象になっているのかもわかりません。
いつ始まるのかも発表されず、どうしていいのかわかりません。
来るぞ、と言われて待ち構えていると・・空振り・・・(-_-;) 

計画停電のため、電車の運転本数を減らすとのことだが、電気が来ている時間帯で通勤ラッシュのときはもっと動かしてみたらどうだろうか、ほとんど人が乗っていない時間帯を減らしてみてはどうだろう、ラッシュ時に途中で折り返してしまうのは止めてみたらどうだろう、などと素人は思うが、それは“変”なのだろうか。

「被災地の人はがんばっでいるのだから、我慢しましょう」と、言う人もいますが、「あなたの町は停電しますよ、何時から」って教えてくれたっていいじゃないかと思うのは人情です。
100人の乗客がいるところを20人分の電車を動かしたり、「帰りたいだろうけど、途中までしか行かないよ」と、通勤時間帯でやるのは、「我慢」することなのかと思います。

テレビCMは、AC(公共広告機構)ばかりになりました。CMはそればっかりが再三繰り返されていてなんだか不気味です。

地震後の東京と地元の様子はこんな感じです。朝からまた気合いを入れないと職場にはたどり着けません。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )


2011/03/15

ちょっとがっかり

今朝も、最寄り駅からの電車は「計画停電」の影響で「運行停止」でした。

なので、臨時バスが来るのを30~40分待って、東京には今まで使ったことのないルートで出かけました。
同僚は、羽田へのリムジンバスを使ったとのこと。こんなの毎日使ってたら大変なことになる・・・。

さて、無事というか何とか東京に着いたのは11時過ぎでした。

そして、そのあと人事の内示がありましたが、私には何もありませんでした。
・・・2年間、地獄の通勤をしてきたわけですが、もう一年がんばらねばなりません・・・。

勝手に自分で地元に帰ることを想定していたのですが、暫し呆然としました。

もう一年・・か。

帰宅すると天使からケイタイにメールが届いていて、きっと私のがっかりした姿を気にしてくれたのでしょう、心温まるメールでした。
このメールを読めただけで、生きていて良かったと思えるくらいでした。

また一年、がんばります!


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/03/14

地震対応続報

きょうは、ほとんど千葉県内の電車が動いておらず、通勤できませんでした。
東京の同業他社事務所に連絡を取り、私へのメールによる情報提供をお願いして、自宅で仕事をすることになりました。
皆さん、適切に連絡をしていただいて助かりました。

女神は唯一の都内在住者ということで、無理に職場に出て対応してもらい、たいへんな苦労だったことと思います。
ありがとう。感謝しています。

東京電力の計画停電は、実際には予定されていた朝から行われませんでした。
自宅エリアは、計画のまま停電することになると、一日9時間の停電になってしまい、昨夜の報道後、家族で対応策を練りました。

朝から何度も大きな余震があり、その度に緊張しました。
ラジオからの緊急地震速報や、携帯に入ってくるエリア別の緊急地震速報の着信音が心臓に悪いくらいです。

「国民の皆様へ」という、政府・内閣官房からのエリアメールというものも、初めて見ました。
 節電のお願いでした。

計画停電に際して、私が思ったことは、日本人はきちんとした人がまだまだたくさんいるのですから、節電をきちんとお願いすれば、かなりの節電が図れると思うのです。

それに、テレビはどこを見ても同じようなことの繰り返しを各局がやっているので、テレビ放送を停止する時間を設ければ各戸でテレビ分の電力消費が無くなり、かなり助かるのではないかと思いました。
3時間や4時間くらいテレビを見なくても特に問題は無いと思うのですが・・・。
ラジオがあれば、少ない電力消費で済みます。

そう言っている間に、また緊急地震速報がラジオから流れてきました。
揺れています。体も麻痺してきて、だんだん揺れているのかどうかわからなくなってきました。

どうやら第5グループにカテゴライズされているエリアは、本当に停電するという報道がされています。
大規模な停電によってどんなことが起こるか、また大きな経験をすることになります。


【Now Playing】 地震関係ニュース / NHK ( AMラジオ )

地震対応のこと

昨日、無事に千葉へ帰ってきたのですが、ガソリンスタンドがどこも閉まっています。
車への給油も出来ないし、暖房に使っている灯油も手に入らなくなりました。
どうやら、電池も無くなり、飲料水も店頭から消えたようです。

いざというときの準備をしているのだと思いますが、長蛇の列を作ってまでガソリンスタンドに並んでいる車も有り、全員が過剰な準備をすると何も無くなってしまうという事態に陥るわけで、オイルショックの時に色々なものが無くなってしまったことがあったかと思いますが、それと同じ様なことになってしまいました。

変なチェーンメールも出回り、私のところにも来ました。コピペして送れとか、このメールをそのまま転送しろ、などというメールには反応しないのが一番です。

我が家では一応水の備蓄と、リュックに当面の食料や医療品、軍手や簡易寝具などを詰め込み、飛び出せる準備をしました。

ただ、今夜発表になった「輪番制の停電」については、情報の内容が不正確で、いったいどうなるのか全く分からない状態です。
こんなやり方で明日の社会全体は動くのだろうか、と心配になりました。
ホームページもアクセス出来ず、どこかの新聞社で出していた、記者発表資料もプリントアウトしたのですが、あっという間に削除されてしまいました。これはどういうこと?

明日が心配です。
また帰って来られなくなるかも・・・。
不安いっぱいの月曜日を迎えます。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/03/13

【2/2】東京の勤務地で今回の大地震を体験しました

大きな余震も収まったかに感じて、再び9階の事務所に戻り、都内から通勤している女神も徒歩での帰宅を断念。
事務所の皆で事務室に泊まることにしました。・・というか、それしか方法が無い。

外では、自力で歩いて帰ろうとする人達が歩道に溢れ、車は既に大渋滞。

事務所のもう一人の男性職員とコンビニに食料の買い出しに出ましたが、おにぎりやパンなどの棚は空っぽ。
とりあえず食べられそうなものと飲料などを買い込みました。コンビニもかなりの混雑を来していました。

天使は、東京に出て来て他社に出向しているウチの事務所付けの人達の安否をメールにて確認する作業に突入。
それから、サバイバルシートと呼ばれる銀色のアルミホイルの薄くて軽いようなものをいくつか出してきて、「いつかこんなこともあろうかと・・」と寝る時に十分使えるグッズを、この時とばかりに目の前に広げてくれました。
天使、ベルマークの時はバカにしてゴメン!<(_ _)>あなたの心配性は、やはり“正しい”。

他の事務所の女性で一人になってしまった人達もウチの事務所のひとつの部屋に入ってもらい、女子部屋にして寝てもらいました。

余震が続き、携帯にも緊急を知らせる<エリアメール・緊急地震速報>の着信音が何度も不気味に鳴り響き、不安な夜を過ごしました。

結局、自力で真夜中に自宅を目指して帰った人達も他社にいましたが、耐震性能の良いビルであわてず様子を見るのが、こういうときは一番良いのかもしれないと思いました。

翌日、午後になり、電車も5割くらいは動き出したので決断して、皆、帰宅することに。

そこで天使は、またもロッカーから防災グッズを取り出しました。
スニーカーです。ピンヒールからスニーカーに履き替え(しかも反射テープがカカト付近に付いていてよく目立つのです)、万全の体制です。あんたはエライ(*^o^*)

電車は、超満員で、かなりの遅れ。千葉に着いてからもそこから先は電車が止まっていて、駅のロータリーにも人が溢れていたのですが、なんとか無理矢理バスに乗って帰って来ました。

家族も身内も無事であることが確認できて安心し、その後、家の中の落下物などを片付けました。
ウチは水については井戸を使っているのですが、泥水が出るようになってしまい、回復に時間がかかりました。

そして今、やっとブログに手をつけたところです。

恐ろしい経験でした。そして一生忘れられない一日となりました。


【NowPlaying】 ラジカントロプス2.0 / 西寺郷太 ( ラジオ日本 )

2011/03/12

【1/2】東京の勤務地で今回の大地震を体験しました

昨日午後の大地震を東京の職場、事務所で経験しました。

午後2時46分、最初はちょっと大きな地震かな、と思っていたら下から突き上げる状態から大きな横揺れに。
机の引き出しが飛び出し、机上のファイルなども吹っ飛びました。

女性達は恐怖に悲鳴も上げられず、机の下に身を隠し、私は外の様子を窓から見ようと歩こうとするのですが立っていられないくらいのものすごい横揺れ。

建物のどこから鳴っているのか、「バシーン、バシーン」という激しい何かがぶつかるような音が鳴り止まず、柱や天井の壁の継ぎ目あたりから「ミシッ・・ミシッ・・」と不気味な軋み音が出ていました。

長い長い時間が(実際は3分くらいか)過ぎ、外を見るとビルから出て避難している人もいました。

しばらくは同フロアの事務所の方々の様子を見ていましたが、事務所の4人で1階のロビーに降りてみることにしました。エレベーターは停止していたので、階段で事務所のある9階から降りていきました。

ロビーは人でごった返していて、呆然としている人も・・・。

事務所のあるピルはホテルでもあるのですが、1階のレストランの場所を開放してロビーで休んでいる人たちに提供してくれました。
私達事務所の者は、ラジオを持ってきたので、テーブルについて情報を得ることにしました。

やがて公共交通機関が全て止まっているというニュースが流れ、その後の対策を考えることにしました。


【NowPlaying】 大人のジャズタイム / ラジオ日本 ( AMラジオ )

2011/03/11

まさかの対応に出かける

連日、帰宅が遅く、ヨレヨレなので手短に。

昨日は、私が同業他社をまとめるブロックの幹事をやっている会の会員からの深刻な苦情を受けて対応に乗り出しました。
先週末に蒼白になって訪ねて来た女性からの苦情は「セクハラ」と「パワハラ」でした。

他の社の女性にも被害が及んでいることを知り、お二人からの事情を聞いて、お二人の了承を得た上で、問題の元凶の方がいる社に出かけました。

結局、今後そのようなことは二度と起こらないようにすると約束してもらったのですが、本人は全く納得していないのが顔を見てわかりました。
東京に出て来て、せまい世界の、せまい社会に何年か居ると、“感覚が麻痺”してしまうようです。

自分のやっていることは、この“せまい世界”で役に立っている、感謝されこそすれ、「セクハラ」「パワハラ」と呼ばれる筋合いは無い、と考えていたようです。

これは、こういう問題以外でも色々な世界であることだと思いました。
周り中がワイロをもらっていると、自分はエライから当然なんだと思ってしまうような、立派な大学を出ている人たちなどもそういう“感覚が麻痺”している人の一例でしょう・・・。

私も説得後の帰り道、「気をつけないと、あんなことになる可能性がある」と自分を戒めました。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/03/09

東京での職場二年生会に出席

もう、日付は変わってしまいましたが、8日(火)は、全国から東京に出て来ている同業他社の方々で、私と同様二年生の人達の集まりがありました。

銀座で中華をたっぷり食べて、飲み放題で2、800円という破格の会でした。

幹事をしていただいたのは大阪市の方。
素晴らし過ぎました。美味しくて大満足のうえ、格安とは。さすが大阪、安心価格でした。

私は、この日の会が皆さんとのお別れの会となるかと思っていましたが、ここ数日、私が東京の職場に残りそうな雰囲気も出て来ており、微妙な感じになりました。

でも、いい人たち、素敵な人たちばかりで、とてもいい会になりました。
少し心がほっとしました。

ああ、あと4時間しか起床までありません。
お休みなさい。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 石澤典夫他 ( NHK-AM )

2011/03/08

迷路に迷い込みそうなとき

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昨日、私の悩みのことについて書きましたが、今までだったら職場でも、家庭でも、唯々苦しみ、何も手に着かず、焦り、どうにもならなかったと思います。

しかし、以前過酷な経験をした自分自身が、自分を見守ることになりました。
迷路が大きな入り口を見せていたのですが、昔ならそれでも「ままよ」と飛び込んでしまったかもしれませんが、立ち止まることができました。

落ち着いて、先ずは「今までどおりの仕事と生活をすること」、「ここ数年、自分の心を支えてくれた“観劇”等の心を打つようなものには進んで出かけて、勇気や心の優しさを得ること」、「自分にとって“友達”と会話するような行為である“読書”をやめないこと」を心がけました。

家族に対しては、「今まで通り心からの会話と居心地を保つこと」について肝に銘じました。

それで一ヶ月の“形だけ”かもしれませんが、日常の自分を毎日取り戻すことができたように思います。
でも、辛かった・・・。

まだまだ事態が良くなりつつあるだけなので、上記のことをいつも自分に言い聞かせて日々過ごそうと思います。
決して油断せずに。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/03/07

少しだけ良い方向に

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よく「悩みが無さそうでいいね」と言われることがあります。

「そんな失礼なこと、不躾に人に言えるくらい無神経でいいですね」と思わず返答したくなるのですが、無神経な人なので何を言っているのかわからないと思いますので言いません。

何にも無かったようにして、通常の如くブログも更新していましたし、職場でも家でも出来るだけ頑張って平静を装っていましたが、あることで深く悩み続けた、ここ一ヶ月間でした。
一人になると涙が止まらず、そのことが頭から離れず、寝ればその夢だけで朝まで苦しみ、布団に入ることさえも恐怖となっていました。

一ヶ月前の一週間くらいは、「死ぬ」ことまでが頭の中にありました。
「楽」になりたいと思い。

以前、地獄のような仕事と、それに対する家族の理解が得られず、自殺しかけたことがありましたが、そのときの教訓を生かして「時間をかけてゆっくりとものごとを解決する」ことに努めました。
そして、「自分に出来ることは、人を恨んだり、報復したりすることではなく、争わず、誠意を尽くして雪融けを待つことのみ」であると自身に言いきかせ、何とかニュートラルな心を保つように心がけてきました。

そうして考えていたことを今日、実施して、少し雪が融けかかりました。
それによって、少しは心の平安がやってきました。
実施するにあたり、夕べはそれが失敗する悪夢を見て朝までうなされ続けました。

でも、きょう実施して良かったと思いました。
昨日も、どうするかずっと悩み、そのことで体の具合が悪くなったりもしていました。

今日、ある程度方向性が良くなりかかり、自分の考えていたことに間違いはなく、今後も誠意を尽くして時間をかけていこうとあらためて思ったところです。
読んでいる人には、何の事やらわからないと思いますが、そんな心模様がここ一ヶ月の間、どんよりと雲がかかったようになっていたのです。

明日は用事があって仕事を休みますが、ちょうど心と体を休めるのに都合が良くなりました。
少し心と体の平静を得ようと思います。


【NowPlaying】 When I'm Sixty-Four / The Beatles ( Rock )

2011/03/06

「記者と皇帝」観劇

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昨日、ちょっと暖かくなった東京の午後、日本青年館に出かけました。

今回は、宝塚歌劇団・宙組「北翔海莉」さん主演の『記者と皇帝』です。
19世紀後半のサンフランシスコが舞台、破産を契機に自分が「皇帝」であるという妄想に取り憑かれ、市民に人気が出てしまった男と、それをエサに虚実入り混じった記事を書く記者の話です。


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主演の北翔海莉さんは、金持ちのおぼっちゃまだけど、政略結婚を逃れ、新聞記者を目指す若者の役。
娘役主演は、すみれ乃麗さん。ダンサーであったのだけど、セクハラに冷たい態度を取ったため“クビ”になり、北翔さんとともに新聞記者としての仕事をする元気の良い娘、という役です。

モチーフとなる話は、奇想天外なのに、ストーリーは奇想天外にはならず、ちょっと単調過ぎる展開に、やや拍子抜けしました。

面白いシーンや、やり取りもあるのですが、コメディに大きく振っているわけでもなく・・・北翔さんの実力で何とか見られる舞台にしているような気もしました。

今回の北翔さんを見ていると、昔の月組・剣幸さんを思い出しました。
ギャグの間の取り方、温かい人柄が感じられる雰囲気など、なんだか懐かしい感じ。

すみれ乃さんは、相変わらずの演技のうまさが光りました。
歌の方では、二度くらい“コケた”のですが、生の舞台です、そういうこともあります。

愛花ちさきさんは、北翔さんの婚約者で北翔さんに結婚を前にして逃げられる役。観客から笑いも取れる“おいしい役どころ”に見事応えていました。実力あります。

蓮水ゆうやさんは、北翔さんの友人を演じて好演!
楽しくも人間味あふれる役を爽やかに演じていました。

十輝いりすさんは、新聞社の社長役でした。貫禄あり、一人の男としての魅力あるいい役を堂々と演じていました。舞台の中心となり、大活躍です。

凪七瑠海さんは、二番手的な役をそつなくこなしていました。
月組のエリザベート(このときは娘役だったが)以来、凪七さんの長台詞と歌を聞きましたが、安定感が増してきたように思います。
見栄えもいいので、あとひとつ、“ガツン”とくるような魅力が出てくれば、と感じました。

気になったのが、北翔さんの妹を演じた「伶美うらら」さん。
立ち姿も美しく、ただ元気なだけでなく、様々な表情を見せてくれる演技が目を引きました。
ちょっと注目です。

口入屋ブルース・レッドマンを演じた愛月ひかるさんもカッコイイ男役が舞台上で光を放っていました。
この方も注目株ですね。

“男前”揃いの宙組の良いところが出ていた作品だと思いました。
ただ、ストーリーに起伏が少なく、「ちょっともの足りない」というのが今回の感想です。
笑いも涙も、心が躍るようなシーンも、もっと欲しかった・・・そんな感じがしました。

宙組、次の「ヴァレンチノ」に期待です。


【NowPlaying】 鉄道クラブ / 東海林桂他 ( ラジオ日本 )

2011/03/03

豊かな日本語をささえる“オノマトペ”の本

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『へんな言葉の通になる/得猪外明著(詳伝社新書)』を読みました。
この本の中心は、“オノマトペ”と言われる、シクシク、キリキリ、ガンガンなどの言葉についての考察です。

外国にも似たようなものがあり、この本でも例示されているのですが、日本語はまさにオノマトペの宝庫です。

私も、この本で取り上げられている椎名誠さんが創ったと思われる、「わしわし」などというオノマトペをこのブログでも時々使っています。
「わしわし食べる」なんていうと、けっこう感じがでていますよね??どうでしょう。

女性誌「アンアン」も、オノマトペです。ロンドンにいたパンダの名前から取ったものらしいのですが、絶妙のネーミングです。

この本でも言っているのですが、オノマトペは文学でも「純文学」に近づけば近づくほど使われなくなります。
三島由紀夫の作品にはオノマトペはほとんど使われていないとのこと。・・・そういえばそんな気もします。

私など、コリコリ、シコシコ、ネバネバ、ポリポリ、バリバリ、サクサク、ザクザクのような言葉を使わないと食べもののことなど何も書けないかもしれません(^o^;)

スタスタ、てくてく、トボトボ、ツカツカなど、人の歩く様子なども、これらの言葉を使うことによって、“いい感じ”にわかりますよね(^__^)

この本は、電車の中で読んでいたのですが、とても興味深く、楽しいものでした。

では、本日のブログは“ぼちぼち”終わりにしますか(*^_^*)


【NowPlaying】 Violets For Your Furs / Lou Levy ( Jazz )

2011/03/01

サンドとマロン近況報告

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時々はウチの猫、サンドとマロンの様子をおしらせいたしましょう。

二匹は、割と仲良くやっています。

写真は、サンドが寝ていたら近くに寄って寝ようとしているマロンです。

親子のようですが“他人(猫)”です。
マロンは何かサンドに問いかけるように見ています。

ほとんどケンカもなく仲良くしているようでひと安心というところ。
ただ、サンドが何かしようとすると、ものすごいスピードで先回りして、サンドを“がっかり”させることがよくあります。

このあと、二匹は仲良く“ぐうぐう”と寝てしまいました(^__^)

そんなときにちょっと癒されるのでした。


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

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