まだ何かだまされているような気がする
いつもニュースなどを見聞きしているときに感じるのですが・・・。
たとえば、「この数値はレントゲン検査一回分」だとか、「CTスキャン何回分」だとか、「煙草何本よりも害は少ない」だとか、「○○マイクロシーベルトだから直ちに人体に影響を与えるものではない」などというアナウンスがあるとき・・・。
いくつかの地域について、その数値を放送しているときも、単位が「もしも1時間浴びたら」なので安心だとか、言っているのですが、実際に生活している人間は24時間そこに存在しているわけで、その時間を軸にした単位で1年365日生活をしている人間への積算された影響を考えるときに、実際に何年も生活していく人の人体に与える影響についてはそういう計算の仕方でいいのかな・・と思うわけです。
1時間浴びても大丈夫な数値だから、あんたらは大丈夫だよ、と言われて「はいそうですか」とは言えないんだけど。
そういう疑問をちょっと口にした瞬間に「一々そんなこと考えてんじゃないの」と怒り出す人もいます。あんたはそれでいいのか!
「いやいやあなたの心配は数字がわからないからそういうことになっているだけだ。安心だよ。」っていうなら、誰かテレビでもラジオでもいい。教えてくれ、その考え方を。
どうして、「このニュースをお聞きになっている視聴者の方の疑問はこういうことだと思いますが、実はこうなっているのです。だから安心ですよ。」って誰も言わないのかな。
だからだまされているような気がするのです。
そんな中、「副都心を別の地域に作って、いざという時に政府など中央が機能するようにしよう」と言い出している国会議員もいて、「・・それって、自分達だけ逃げようとしているんじゃないの」と思ったりもします。
新聞に載っていた、各地で観測された放射線量の値を見ていて、「毎日、過去の最大平常値よりも上回っているけど、これが蓄積されてるんだよね」と思ったので書いてみました。
【NowPlaying】 Midnight Mood / George Shearing Quintet ( Jazz )
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