長女が入っている合唱団の発表会
長女は、三つ隣の町の小さな合唱団に小学生の頃から入っています。
妻の高校時代の同級生の娘さんが入っていて誘われたのです。
中学に入ってからは、体育会系の部活と両立が出来ず、今は美術部に変更して、休日にこの合唱団で練習をしているのです。
本来なら、発表会は、けっこう大きな施設で行うことになっていたのですが、この大震災を受け、“計画停電”の可能性を避けて、急遽地元公民館の小さなホールで行いました。
でも、結果大成功!ぎゅう詰めに椅子を並べて熱気が部屋に渦巻き、休憩時間には窓を開けねばならぬほどの“熱い演奏会”となりました。
おにいさん、おねえさんのゴスペル部隊の上手い合唱のあとには、小中学生の「おもちゃ箱」の中でオモチャ達が歌い出すという設定の楽しいコーナーもあって、それぞれがソロを取り、会場は笑顔でいっぱい、手拍子でいっぱいに。
自粛ムードただよう世間ですが、老若男女が集い、マイクも通さない歌を直接聞いて、手拍子を取り、いっしょに歌ったり・・楽しいし、素晴らしい時間を開場の皆で共有することになりました。
合唱隊の手形を押した被災地支援のポスターを、今日思いついて皆でつくり、募金もしていました。
こういうふうに楽しい企画はあってもいいと思います。
毎日、暗く、不安な話題ばかりの今日この頃なのですから。
最後には会場のお客さんも含め、皆で合唱し、合唱団は手をつなぎ高々と上げて無事終了!
練習後、帰宅して「うまく歌えない」とよく泣いていた長女ですが、きょうは振りを付けて歌ったり、けっこう楽しそうでした。
人前で歌うことも貴重な経験です。
そして聞いている側も合唱団の歌声を“ナマ”で聞けるなんてそうそうあるわけではありません。
歌う方も聞く方も体の芯で「歌」を感じることができた数時間でした。楽しかった。
【NowPlaying】 Love,Oh Love / Train Up Featuring Sortino & Alan Farrington ( Jazz )
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