バラの国・・の観劇感想を伝えていて思ったこと
昨日、宝塚歌劇・月組東京公演「バラの国の王子」について、このブログに書きましたが、きょうは職場の“女神”に、観劇の感想を伝えました。
伝えているうちに感じ始めたのですが、結局今回の公演(ミュージカルの方)は、「美女と野獣」のお話を舞台上に再現すること自体に重きがおかれていて、“宝塚”であることの意味があまり感じられなかったというのが一番の感じたことなのだとあらためて思ったのです。
まだ一回しか見ていないので、次回見たときには違う感想を持つかもしれませんが・・・。
宝塚を見ている人というのは(「私は違うよ」と言う人もいるかもしれないが)、「美女と野獣」が見たいのではなくて、『“霧矢大夢”の美女と野獣』が見たいのです。
5組、各組にトップスターがいて、その人を頂点とする各組トップスターの特徴を活かした宝塚の“出し物”が見たいのです。
『四季』の「CATS」が見たいという感覚ではなく、『柚希礼音』の「ノバ・ボサ・ノバ」が見たいという感覚です。・・・わかるかな。
というわけで、ご理解いただけているかどうかわかりませんが、今回の「バラの国の王子」は、霧矢さん、蒼乃さん、ともにがんばっているのですが、『宝塚』の「美女と野獣」には辛うじてなっているものの、『霧矢大夢』の「美女と野獣」にまでは至っていないのではないか・・と、僭越ながら思ったのです。
ひと言でいうと、「宝塚でなくともこの演目はよかったのでは」ということです。
きりやんが大好きで、お披露目の「紫子」ではしゃくりあげるくらいの感情移入をさせて見た私、スカーレットピンパーネルでは、オペラグラスに涙がたまるくらいの号泣状態で見た私ですが、今回の演目には、まだ一回見ただけですが「????」という状態です。
また書きます。
二度目に見て、ガラッと印象が変わったということも今までには多々ありましたから。
それではまた、ここで。
【NowPlaying】 ビジネス・ステーション / アズ直子他 ( USEN放送 )
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