ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び・・を三たび
宝塚歌劇・星組東京公演をまたまた観ました(見せていただいた・・チケットを融通していただきました。ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。)ので、またまた報告を。
今回は、三井住友VISAカード貸し切り公演でしたので、写真のように開演前に「英真なおき(えま なおき)」組長から舞台上で挨拶がありました。
もちろん、衣装はノバ・ボサ・・の役である「シスター・マーマ」のままで(^з^)-☆
組長の今回の40年前のステージ再演にかける意気込みをお聞きして私も気合いが入ってまいりました。
三度目ということで、遂に今回の役替わり全てのパターンを経験しました。
今回は、オーロ:紅ゆずる(くれない ゆずる)、マール:夢乃聖夏(ゆめの せいか)、メール夫人:真風涼帆(まかぜ すずほ)の組み合わせでした。
先ずそこから行っちゃいましょう。午前中の公演がこのパターンの初演となるので、まだ馴れていないかなと思ったのですが・・・。
紅・オーロはエロいぞおぉぉぉぉ・・(≧∇≦)
まさに“ヤバイ”男を演じたらこの人にかなう人はなかなかいないでしょう。
エロくて、ヤバくて、キザっていて、もう紅ちゃんを止められるのは誰もいな~いって感じでした(^o^;)
舞台でも、とても映えていて、歌もバッチリ、紅ちゃん、満点でございます<(_ _)>
夢乃・マールも、今回が一番似合っていると感じました。
女に惚れ、ヤバイ紅ちゃんに女を奪われ、挙げ句にあやまって女を刺してしまうという青春の情熱ほとばしる役柄は夢乃さんの持つアツく、誠実な感じにピッタリでした。
真風・メール夫人は、三人の中で一番美しい色気があったように思います。
匂い立つようなご婦人の色気で舞台上でもキラリと光るものがありました。
細やかな所作は三人のうちで一番良かったと思います。
3パターンを見て、今回の組み合わせが一番だったように思います。これからのチケットをお持ちの方、良かったですよ。
そして、涼紫央(すずみ しお)さん、白華れみ(しらはな れみ)さん、美弥るりか(みや るりか)さん、音波みのり(おとは みのり)さん、組長、副組長、皆どんどん良くなってきて、「ノバ・ボサ・ノバ」は今年の名作になりつつあると感じました。
もちろん、主演の柚希 礼音(ゆずき れおん)さん、夢咲ねね(ゆめさき ねね)さんは、さらに磨きがかかり、それぞれのシーンでの輝き方は、あまりにもまぶしく、見ているだけでうれしくてふるえてくるのがわかりました。
名コンビになりました、素晴らしい!
ちょっと気になったのは、舞台上では最高のショーが繰り広げられているのに、拍手がいつもより少なめで、反応が遅いことでしたが、貸し切り公演なので仕方ないでしょう。
幕間では、まだ2年目の生徒が舞台上で抽選を行うなど、通常公演とはちょっと異なりましたが、楽しく過ごせました。残念ながら最前列ペアチケットは当選しませんでしたが。
二幕目のミュージカル、「めぐり会いは再び」は、もう涼紫央さんのツンデレ王子がきつい台詞で音波さんをののしるたびに、「私も叱ってぇ~」とばかりのため息があちこちから聞こえました( ̄▽ ̄;)
もう、このキャラは完全に今回の演目で自立というか、キャラ立ちしています。萌え萌えなヅカ女子がもだえておりました。私は、爆笑(*^o^*)
相変わらずの、紅ゆずる、白華れみの身代わりコンビが繰り広げるドタバタには、わかっちゃいるけど腹の皮がよじれるほど笑わせてもらいました。二人とも“役者”だねぇ(o^_^o)
そしてまた、主演二人が知り合ってからわずかな間に舞台・銀橋でラブラブ・コンビに変わっていく様に、観客はほほえましい感情を持ちつつ、愛の行方を見守るという、これも黄金の時間を過ごすことができるのがこの演目。
演じている星組の皆さんも、この舞台が観客と一体になっていることを十分に感じて、よろこびをたたえながら歌い、踊り、演じているのがわかりました。
今回の星組公演は、すべてが良い方向へ結実しているように思いました。
見に来て良かった。幸せいっぱいになって劇場を後にしました。
星組の皆さん、これから博多、名古屋と(涼さんは間にディナーショーが)、この素晴らしい演目をひっさげて行くわけですが、どうかあちらでもこの素晴らしさ、見せてください。応援しています。
【NowPlaying】 ヒーロー / マライア・キャリー ( Pops )
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