江ノ島・鎌倉報告・その3
まだ、続いています。鎌倉編後半に突入です。
素晴らしく霊験あらたかになった私たち一行は、さらに住宅街のちょっと中に入ったような静かな道を歩みます。
天気も良く、時々心地よい風も吹き抜けます。
「T」さんもなんだかいつもより3割増しにきれいに見えるぞ・・すいません、余計なことです。
さて、ちょっと喉も乾きました。歩き詰めだったので、疲れもでてまいりましたので、「お茶でも」と達人が連れていってくれたのは、蕉雨庵という日本茶専門の喫茶店というか、和菓子屋さんというか、とてもお洒落な店でした。
手作り和菓子と日本茶のお店なんです。
鉄筋コンクリート造りの隠れ家的なたたずまいなのですが、入ってみるとあまりにもぜいたくで、落ち着いた空間がありました。
テーブルとテーブルの間もぜいたく過ぎる空間が有り、そこには素晴らしくも大胆な生け花や、静かにこちらに会釈するお店の方、窓から見える落ち着いた風景、すべてがありがたくて夢のよう・・。
私達は、窓際の丸テーブルの席に着きました。
大きな窓ガラスからは、やわらかい光がそっと入ってきて心地よいのです。
本日の和菓子は、写真のふた品。
最初の写真のお菓子、『水無月』は「T」さんが選択、もちもちとした食感で、とても上品な甘さ・・ちょっと味見させてもらいました。
次の写真のお菓子『あじさい』を私と達人は所望。
周りの寒天がすゞやかな感触と風味。中の餡もくどくなくて、さっぱりとした甘さ。それに抹茶をいただき、生き返りました。来てよかった、生きててよかった、と思う瞬間です。
そのあとには、また口直しに冷たいお茶をいただいて、すっかり満足な私たち一行、さあ次は人生の終着点?!高崎屋本店を目指します。
表側のお店では、たくさんのお客さんが全国、世界の銘酒を求めて物色中・・・・・
・・・私たちは裏口に回り、この秘密の入り口から中に入ります。
そうそう、前にはお酒の女神も連れて来たっけ。女神、また来ようね・・。
達人はもちろん日本酒のおいしいところを注文。
あいかわらずコップに“なみなみ”とつがれ、口から飲みにいきます。ああ、幸せなこの瞬間・・というやつです。
きゅうりの漬け物をつまみながら“くいっ”と日本酒の銘酒をいく達人はまさに“達人”!!崇拝しとりますm(_ _)m
私と“三割増し美人”は、エーデルピルスの生をいただきました。喉が乾いてますからねぇ。
・・・ああああ、うまいっ!ここは人生の楽園か?!
しばしビールの喉越しを楽しむのでした。
私はかけつけ二杯。三割増し美人は・・くどいですね、ゴメンね美人・・お酒に弱くちょっとずつです。
続いて『インドの青鬼』ビールを私がいただき、今回は日本酒で酩酊の事態を懸念してか、達人もビールに切り替え、インドネシアの『ビンタン』を。
ここは、ただの酔っぱらいはいなくて、ほんとにおいしいお酒をクッとやってサッと帰る人のお店です。
まさに「お酒の虎の穴」です。
お店の裏口にある小さな秘密の入り口を入るといきなりお店の裏舞台が見えて、カウンターは三人も入れば満杯。
あとは、酒樽をテーブル替わりにもう一人がせいぜい。
でも、それがいいんですよねぇ・・(*^_^*)・・達人素晴らしい一日の締めくくりでした、いつもありがとうございます。
帰りはいい気分のまま、快速グリーン車で千葉に向かいました。美人は東京住まいなので途中で下車。
いい日でした。
美人、また行こう。
今度は山か渓谷か・・そこにもさわやかに疲れたあとに、おいしいものが待っているよ。
達人が連れて行ってくれるところは、みな“楽園”です。
とても長くなり、間にお休みも入れながら、三回に分けての「江ノ島・鎌倉報告」でした。
読んでくださった方、ありがとうございます。
「なんか、行きたいぞ」という方は、個別にご相談を。
【NowPlaying】 悲しみは雪のように / 中西保志 ( J-Pop )
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