ラジオを聞いてみる
私はラジオをよく聞きます。
朝、起きてからも出勤までの時間はラジオを聞きながら支度をしています。何よりも耳から情報が入るので手が止まらないので・・・。
なので、自室のオーディオには、ラジオチューナーも接続しました。
また、長い通勤時間のため、朝早く出て、夜遅く帰る生活をしていて、テレビに釘付けされるのはとても時間的にもったいないので平日はテレビはまったく見ません。
ときどきテレビを見てみると、ほとんどがタレントがクイズに答えている番組か、ニュースなどは何度も何度も同じシーンのビデオを流し、しかもニュース原稿は常に同じものを読み上げていて、うんざりします。
それに、「続きはCMのあとで」みたいな視聴者をバカにするようなことをすぐにやるので、見たい番組は録画しておいて週末にCMカットして見ているのです。見たい番組もほとんど無いのですが・・・。
何よりもラジオを聞いていていいのは、たぶん放送局側の話している方も感じているかと思うのですが、テレビは大勢の視聴者を気にして話している感じで、終始当たり障りのない印象、・・だから見ているこちらにも伝わり方にインパクトが無い。
でも、ラジオは何故か、目の前にいる人に話しかけている感じがします。実際にそれはラジオ・パーソナリティの方々が口々に言っていることです。
それに、ラジオの場合は、テレビのようにすぐに苦情を言ってくる人がいないこと。ラジオの場合は、きちんと聞いていないと苦情も言えないので、どうでもいいようなことに目くじらを立てることができないのです。それもいいことだと思っています。
探してみると長時間しゃべりだけの番組もあって、これは話している人、その人に「語る力」「魅力」がないと番組がもちませんので、とても聞き応えのある番組になるのです。
私は音楽も大好きなので、USEN放送も聞いています。昔の大阪有線です。
今は、衛星放送になり、実際には“有線”ではないのですが・・・。
で、USENでは、今回の震災後にしばらく、通常のラジオAM放送のチャンネルを緊急に設けて放送していました。
これは、ラジオがいかにそういう緊急時に役立っているのかがわかる事実のひとつです。放送局の拠点が被災してUSENが手伝っていたのかもしれませんが、ラジオはテレビ受像器のような大がかりでコンセントの必要なものでもなく、とても便利で、しかもビデオ映像のようなものを準備しなくてもよいので、放送までの時間がとても短いのです。
もう一度ラジオを見直してみてもよいのではないか、と思います。
現在は「radiko」というインターネット越しのラジオ放送も実現されていますが、ぜひもう一度ラジオを聞き直してみてほしいと思います。
テレビと違っていい番組がたくさんあります。
【NowPlaying】 夜はぷちぷちケイタイ短歌 / だいたひかる他 ( NHK-AMラジオ )
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