組本を知っていますか?
宝塚歌劇団・宙組の『組本』というのが出版されたと、職場の“心配性の天使”から伝えられました。
組本というのは、宝塚には現在五組の組があるのですが、各組で何年かおきに作られるグラビア写真をメインとした組を紹介する内容のいわゆるムック本で、阪急コミュニケーションズが発行するものです。
で、今回は私と天使が大好きな「宙組特集」です。
写真は表紙ですが、もうたまらんです!(*^^*)
大空祐飛・野々すみ花のトップコンビは五組の中でも、一番「大人」が演じられる二人です。相思相愛な感じですね(≧∇≦)
どうやら中身を読んでいくと、この本をつくるにあたっては、各組で相談して、その組の意向がずいぶんと反映されているようです。
で、そんなこともあって面白い特集ページがいくつかありました。
特に面白いと思ったのは、血液型ごとに組子たちが1ページずつ集合写真を撮っているコーナーでした。
傑作なのは、B型とA型のグループ。
B型は、どいつもこいつも(^_^)勝手気まま、思い思いのコスチュームと仕草ですが、A型チームは最初からB型がそうなるであろうことを見込んで、全員同じヘアスタイルと同じポーズと眼鏡姿という・・(~_~;)見事なものでした。いや可笑しかったヾ(^▽^)ノ
対談記事も何組か載っているのですが、共通していることは、普段は勝手にしてワイワイやっているのに、いったん稽古が始まり、そして舞台ともなれば、ものすごく集中して、全員が最良の結果に向かって動き出す組が宙組であるというような内容でした。
それに、私もこのブログで勝手に宙組の舞台を見て思い込みで書いていたのですが、大空さんの細かい作品への気配りが組全体に行き渡っているというようなことが、対談を読むと実際にそうだったということがわかったのです。
大空さんは、組替えで宙組にやって来て、あれこれ言うのも・・なんてことは思わずに積極的に最初の舞台から大空さんが思うことをどんどん組子に指摘していたようです。
それが、上だけでなく、若手のすみずみにまで浸透していったことがわかりました。
想像していたとおりです。
今のこの感じ、ずっと続いていくと良いと思います。
それが現在の宙組の最大の特徴になっているのではないか、と思うからです。
そして最後に、この組本では同期ごとにつくられているページがあるのですが、掲載中最若手である第96期のページには、このあいだ差入れをした「和希そら」さんが同期をまとめるように中心に立っているお姿を拝見!!
明るくて、凛々しい印象の写真でした。
がんばれ、和希そらさん\(^ー^)/★
というわけで、今回の非常に“コア”な話題はこれでおしまい。
また行くぞぉっ!宙組公演。
【NowPlaying】 トーキングウィズ松尾堂 / 伊集院静他 ( NHK-FM )
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