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2011/10/09

『アルジェの男/ Dance Romanesque 』観劇しました。

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宝塚歌劇・月組東京公演「アルジェの男/ Dance Romanesque 」を、昨日このブログに書いた長女の表彰式後に長女を自宅に送り届け、こんどは長男と東京で待ち合わせて観劇してきました。・・・大忙し(^o^;)

今回のミュージカルの方、「アルジェの男」は、1974年に鳳蘭主演、1983年に峰さを理主演で上演されたものの再演です。
柴田侑宏先生の作品ということで、いつぞや地方公演で見た「哀しみのコルドバ」、「情熱のバルセロナ」での時代感覚の違和感を思い起こし、ちょっとドキドキ、ビクビクでした。


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で、作品は上々の出来でした。
主演男役・きりやん(霧矢大夢・きりやひろむ)は、野望を秘め、様々な黒い霧に包まれた過去を振り切り、女とのあやしい関係を経ながら生きて行く男を実力で演じていました。
この役は、役者本人に力量がなければ演じることの出来ないものだと思いました。もちろん、きりやんにはその力があったということです。

主演娘役・まりもさん(蒼乃夕妃・あおのゆき)は、自分の他に娘役としてキーになる女性が二人もいて、しかも主演ジュリアンのきりやんと深く関わっていて、“主演”としての存在感がどうしても薄れてしまう役どころなのですが、うまく観客の視線を引きつけていました。
しかし、現代にはなかなかいない「一途で無謀」な感覚はどうしても今の人にはわかりづらいと思いました。演じるのはたいへんだったと思います。

逆にキーとなるエリザベートを演じた彩星(あやほし)りおんさんは、裏腹な女心を演じてキラッと光りました。
女性ファンにとっては、こういう役どころの存在って惹かれるんじゃないでしょうか。
あなたなんか相手にしていないというところを見せておいて、実は嫉妬心を秘めているなんてね。

盲目のけなげな女性を演じた花陽(はなひ)みらさんも好演!
ジュリアンに思いを寄せていたのに、悲劇を真っ正面から受けてしまう悲しさを見事に演じていました。

龍真咲(りゅう・まさき)さん演じる“ワル”の極致、ジャックも、見ているこちらが、「もうやめてくれ」と思わず言いたくなるくらいのワルをうまく演じていました。
原作に描かれていないと思うので仕方ないのですが、もっと内面的なものが出ている役柄であっても良かったかと思いました。二番手(明日海さんと微妙な関係ですが)男役として、もっと深い感じの役を渡してあげられればと老婆心ながら思いました。

明日海りお(あすみ・りお)さんも、実に誠実そうで凛々しいアンリを演じて好演でしたが、こちらももうひとつ深みのある役どころだと更にこのミュージカルは良くなったのではないでしょうか。

全体には、見どころのある魅力的な作品でしたが、最初に述べたように、原作が古い作品については、現代の感覚を持つ人達にもう少しわかりやすくストーリーを手当しても良いかと思いました。
きりやんのジュリアンがなぜ女性達を裏切ってのぼり詰めようとするのかが、いまひとつ当時の感覚のミュージカルだと疑問符がついたままステージが進行してしまいます。
また、ラスト・結末が、他の再演作品もそうですが、「ええっ、そうなっちゃうの」という唐突な感じも否めませんでした。
いい作品でしたが、「注文」としては、上記のようなことを感じました。


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ショー「ダンス・ロマネスク」は、スペクタクル・ショーと銘打っているだけあって、非常にアグレッシブで、華麗で、動きの激しい、また、内容も盛りだくさんのショーでした。

オープニングからいきなりステージ降りがありまして、実は私の座っていた座席まで龍真咲さんが走ってきたかと思うと、私の真ん前で歌い出し(1階21列46番の座席は前が通路ですので、そこに来てくれたわけです)、その距離、顔と顔で70㎝くらい*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

私と何度も目が合いながらうたってくださり、いきなり私は頂点に!!!!!
そして手をあげたら、その手に“手のひらタッチ”してくださいました。もう、完全にまさおちゃん(龍真咲)の虜です。どうにでもしてください。
そして、そのすぐ脇では、まりもさん(蒼乃夕妃)が、歌っているではありませんか!
夢でしかこんなことは有り得ないヽ(´▽`)/
最高でした。

と、喜んでいる場合ではありません。
ショーはこの勢いでどんどん続き、ノートルダムのシーンでは、きりやんがカシモドとなり、ドラマ的に展開する部分も魅力たっぷり。

月色男子のシーンでは、アイドルグループを模したキレの良い男役らしいグループでの歌唱とダンスが最高で、みりおさん(明日海りお)の素敵な格好良さ大爆発です。

中詰めでは、もう観客は拍手しながら興奮のるつぼ!!
いいなぁ、今の月組の魅力が余すところ無く生かされています。
いいステージです。

結局は大満足のショーでした。ちょっと気になったのは、このショーの方では、龍真咲さんに二番手確定的な舞台進行での扱いがあったように感じたことでした。
要するに皆が群舞をしたあとに、ソロで登場するパターンが多かったことです。それにラストの羽根は明日海さんより豪華でした。
これは意識してのことなのか、それともたまたまなのか・・・。

まあ、考えてもしょうがないので、話はここまで。

今回の月組はかなりいいですよ。お見逃しなくd(^_^o)
ちなみに、長男は「今まで見た中で一番良かった」と大絶賛でした!!


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