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2011/10/29

『ステキな金縛り』を家族四人で見てきました

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本日から全国ロードショーの三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』を見てきました。
長男も帰省していたので、家族四人で。

テレビCMなども打たれているので、知っている人も多いと思いますが、主人公の深津絵里扮する弁護士・宝生エミが、自分が弁護する法廷に、こともあろうに被告人がアリバイとしてあげた「そのときは旅館で金縛りに遭って、動けなかった」という証言の証人として、金縛りに遭わせていた当人?の落ち武者の幽霊「西田敏行」を法廷に連れてくるという(^o^;)ところから始まります。

連れてくるまでも面白いけど、連れてきて法廷で誰にも見えない幽霊を証人として裁判を進めていく過程も面白い。

落ち武者の幽霊を演じた西田敏行さん、そして沈着冷静、敏腕検事を演じた中井貴一さん、この二人が主役の深津さんとともに絶妙の演技を見せ、笑うは、ドキドキさせるは、泣かせるは、感動させるは、の名人芸的な熱演でした。

特に深津さんは、私が今まで思っていたその女優像が過小評価であったことを思い知りました。
“たいした役者”です。この笑いあり、感動あり、そして深津さん演じる弁護士の成長物語あり、そして何か人が大事にしなければならないものまで教えてくれたような気にもさせてくれる主人公を巧みに演じていました。素晴らしい!さらにラストの西田さんとの歌も、とっても良かった(*^^*)

中井さんの検事も、深みのある演技でした。インド料理店での傑作ユーモラス・シーンがあるのですが(見てのお楽しみ)、愉快なシーンも難無くこなしてさすが。ヒューマニティーあふれ、深い人物の描き方も見事です。

西田さんの幽霊も、三谷幸喜さんのあのおちゃめな感覚にぴったりの幽霊でした。
迫力あるのにラブリーな感じが最高!

その他、脇役陣は、実はほとんど皆、他の映画では主役を演じる人ばかり。
あまりにも贅沢な起用に、この映画の楽しさ、豊かさ、さらに娯楽作品として、とても“リッチ”な感じがしました。

法廷のセットも非常にクラシカルで、重厚。
そこは、まるで演劇の舞台のようでした。
三谷幸喜さんの作品は、どれも「劇場」を感じさせますが、今回もこの法廷がまるで劇場のようでした。

まったく時間を感じさせない、おもしろさ(゚ー゚*)、家族四人で堪能しました。
見終わり、その後は食事をしながらそれぞれの感想を聞きましたが、皆それぞれの感じ方でした。
ここでは、皆さんのこれからの楽しみを削ぐといけないのでお伝えしませんが、“ぜひぜひ”のおすすめ作品です。
超娯楽作品、大好きな人とごいっしょに楽しくどうぞ(^_-)-☆


【NowPlaying】 Easy Living / Poll Winners Three ! ( Jazz )

2011/10/27

【3/3】豊田市他に行って来ました。

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先週の仕事絡みの現地研修、第3弾、最後の報告です。
朝からの強行軍を貫き、今度は名古屋港へと向かいました。
ここが最終視察・研修地です。

「国際バルク戦略港湾」に選定された名古屋港について、船上から視察を行いました。
船から見上げた港の上空には「かもめ」が!!
今回の研修を実施した団体を象徴する鳥です。Good Timing ! !


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写真の船に乗せていただいての視察です。船上から、なんて言ってたので、“ポンポン船”みたいなのに揺られて行くのかと思ったら、びっくりでした。


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船内に入ると、震災時に司令室となるべく設えた部屋に通され、そこで説明を受けました。
立派過ぎて、貧乏性が染みついている私は、椅子に座るのがもったいないくらいな気持ちになりました。


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臨港地区が日本一の面積であり、総取扱貨物量、貿易黒字額ともに日本一という、日本の拠点港となっている名古屋港。
ここは、トヨタの自動車積み出し基地、鉄鋼生産基地、精油基地、物流拠点である広大な港湾施設ですが、今後は次世代高規格コンテナターミナルとしてさらに整備を進めていくとのことでした。
ただ、ただ、その広大さと規模に驚くばかりでした。


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近年のパナマ運河の拡大により、船舶も大型化したため、水深を更に深める必要も出てきて、国際港としての整備が不可欠になっている状況とのことで、現行のままではやがて新しい船舶に対応しきれない状態が来るとのこと。
2009年度から2015年度にかけて耐震強化岸壁(水深12メートル)、泊地及び航路泊地(水深12メートル)、道路改良、埠頭用地、荷役機械の整備を進めていくとのことでした。
こういった、日本でも指折りの港でも国際的な水準に追いつくには、まだまだ整備、改良等を進めなければならないのです。

日本は、海に囲まれていて、それこそ港湾は国際物流の最も大きな要となる拠点です。
これからの整備に注目、そして今後他の港湾にとっても同様の課題が待ち受けているわけです。
震災からの復興、さらに今後の耐震強化、一気に老朽化してくる施設など、懸案事項は山積しています。
港湾を持つ都市にとっては、今後十数年は“頑張りどころ”です。


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船を下りると、朝から長かった、そして充実した一日が終わりました。
山中から港まで、走りましたし、歩きました。
何よりも勉強になりました。
この研修会に感謝です。


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最後は、“おまけ”。
夜はそのまま新幹線で一路千葉に向かうことになるのですが、時間までの間を縫って、『味噌煮込みうどん』を食べに行きました(*^o^*)


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味は“濃いぃ”し、うどんは“固い”くらいにしっかりとした歯ごたえなんですね。
ご一緒した某市のButchie氏は、ごはんを所望しておりましたが、たしかに合うと思います。

ここでは、漬け物はお代わりがきくといういか、減ってくると、どんどんと追加していってくれるんですね。
これも美味しかったですd(^_^o)
何度もお代わりをもらっちゃいました(*^^*)

以上、3回に渡った研修リポートは、今回をもって終了です。
豊田市、名古屋市、いいところでした。
また来たいです。今度は楽しいプライベートで。
会のみなさん、ありがとうございました。

     
【NowPlaying】 Stella By Starlight / Miles Davis ( Jazz )

2011/10/26

サボる?時間術!

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『サボる時間術/理央周(りおう・めぐる)・日経プレミアシリーズ』を読みました。

この本の言いたいことは、「スケジュール帳をぎっちりと仕事で埋めるな、まとめて数時間の空き時間を週に何回か作っておいて、そこでじっくりと懸案事項などに取り組め」ってことでしょうか。

我々は、ただでさえ、突発的な事案が発生する日々を過ごしているわけですが、まったく余裕のない日程では、仕事は停滞するばかりです。

とまあ、こんなことが書いてあって、それについて深く掘り下げて説明してくれるのかと思ったのですが・・・。

実際には、著者がマーケティングや、マネージメントのプロで、専門用語(最初の内は説明してくれるが、段々と説明が無くなってくる)や、頭文字などの略語が出て来て、知らないこちらには読み進むのにちょっと厄介な思いをしました。

それに、マネージメントの手法について説明してから、時間術に当てはめていくような展開が目立つのですが、どうもそれが、私には当てはまらないように思えて、ちっとも読んでいても“のって”来ないのです。

また、著者自身の海外での経験や、外資系の企業での経験も数多く語られていて、それがなんだか・・自慢話っぽく聞こえて、ますます読む気力が萎えてくる感じでした。

結局は、読む前は、新しい時間術を取り入れてみようと思った意気込みは“萎んだ”ものになってしまいました。

たぶん売れている本だと思いますから、私にとっては今ひとつでも、多くの人には良本なのかもしれません。

興味のある方は、ちょっと立ち読みしてからご判断を。

きょうは、“ノリ”の悪いまま終了です。
・・・また明日以降にお会いしましょう(^o^;)/~~


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/10/25

【2/3】豊田市他に行って来ました。

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仕事絡みの出張報告リポートその2です。
「新東名高速道路・青木川橋」をスケジュール“押せ押せ”の状況で視察し、次に着いたのが「トヨタスタジアム」です。
とても立派で驚きました。

ここで、食事をして別に説明を受けることになっていたのですが、とにかく時間は“押せ押せ”ですので、食事をしながらの説明を受けることに。


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食事が用意されていたトヨタスタジアムのレストラン。
この風景を見ながらの食事です。
田舎者の私には“浮世離れ”したこの施設に圧倒されっ放しでした。


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豊田市は、そもそもトヨタのお膝元、完全にクルマ中心の交通網が発達してきたとのことですが、中心地の交通渋滞も厳しい状況となり、近年市町村合併なども経て、郊外の方は逆に公共の交通機関が行き渡らない状況とのことでした。

現在は、クルマでどこにも行くという従来の考え方から脱却して公共交通機関を使おうという体制を目指しているとのこと。
さらに、プラグインハイブリッド車の充電ステーションを10キロ以内に配置する体制を取り、クルマ中心社会からクルマと“うまく付き合う”社会を目指しているようです。

「トヨタのお膝元でそれは大丈夫なの?」という質問もありましたが、もう時代がそういうものを目指しているのでしょうね。トヨタも今までの考え方ではなくなっているのだと思います。

また、トヨタのテストコースを山間部に造る計画も進められているのだそうです。
自然をなるたけ破壊しないように十分配慮して計画部分はかなり樹木などの環境も残されるようになったとのこと。
起伏の大きい山間部、削った土は凹んだ部分に盛る、という考え方で、土は外部には出さないのだそうです。
立派な「ニュルブルクリンク」のようなテストコースになり、そこから“いいクルマ”が生まれることを願います。
近頃は、どうもただ人や物がたくさん積めて、とりあえず目的地に届けばいいや・・みたいなクルマが多いと思うので。


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続いては街中に出て、プラグインハイブリッド車の充電ステーションを見学。
まだ発売されていないトヨタのプラグインハイブリッド車がここでは利用されています。
市の公用としても、市民も使っているわけで、一回の充電で20キロは走れるとのことです。
そして、充電は100分と言っていましたから、午前中に現場に出て、昼休みに充電、そして午後にはまた現場に出ることも出来て、それでガソリン消費は“ゼロ”です。
これはすごいことです。


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これがプラグインハイブリッド車。まだ豊田市だけでの走行可能なクルマです。
充電した電気を使い切ると、タンクに入っているガソリンを使い、通常のプリウスのようにハイブリッド車の動きをするわけです。
あまりガソリンを使わないので、タンクにはたくさん給油しない方がいいかも、なんて豊田市の方が説明してくださいました。


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この写真の屋根がソーラーで充電器に電気を蓄えるのです。
電気までソーラーなわけで、エコ的にはかなり素晴らしいシステムです。
これが市内に十分な状態に配置されると、市内の交通はかなり変わってくるのではないでしょうか。
豊田市は日本中で一番先行している状態だと思います。
クルマ自体も、個人が所有するだけでなく、共有していく社会も垣間見えてきたように思います。


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これは、前記のソーラーの屋根にくっついている「ITS(高速道路交通システム)」のアンテナです。
あらゆる交通に関する情報が、外部からも実際に走行しているクルマからも双方向で流れ、うまく動けば、これも日本の交通体系を大きく変えるものになるかもしれません。

ちょっとウカウカしている間に、どんどん取り残されるような気持ちになりました。
IT関係もそうだけど、なんだかよそ見もできないような世の中になってきました。
いいことばかりのように思えますが、それに取り残される(特にお年寄り)人もいるわけで、それについてもこういった新システムなどを構築している人は考えなければならないのかもしれません。

というわけで、リポート第二弾はお終い。
ちょっと時間は空くかもしれないけど、第三弾も一応書こうかと思っています。
忘れなければ・・・ね(*^^*)


【NowPlaying】 Thank You Girl / The Beatles ( Rock )

2011/10/23

迷宮・清水義範を読みました

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『迷宮/清水義範著(集英社文庫)』を読みました。
書店でのポップがあまりにも誘ってきたもので・・・。

話はいきなり自分が誰だかわからない主人公。要するに記憶喪失の男です。
その男は治療の一貫だとして、毎日とある事件の犯罪記録、週刊誌報道の写し、ある男の手記、作家の取材記録、手紙、供述調書などを読まされます。

つまり、読者はその主人公の気持ちになって、何がなんだかわからないまま、それらの書類を読まされるわけです。
そこには、24歳のOLがアパートで殺され、その猟奇的な事件の内容が様々な角度から書かれていて、・・・珍しい展開の仕方ですが、これは新鮮な書き方だと思いました。

ただ、私がその事件の内容や、殺人を犯した男の背景、周囲の人物などにも何にも興味が持てなくて・・・読んでいるうちにちょっと困りました。

この事件にさえ、興味を持てればかなり面白い独特なミステリーだと思いました。

それに、たぶんもう一度読み返すと、この物語が綿密な設計図によって構成されていて、「そうか、ここでこういう振り方をしているのは、このためだったのか」とあらためて驚くことになると思います。
それほど、読者が読み進む内に思い描くであろうことまで想定して組み立てられたお話だと思いました。

猟奇的な殺人や、現代の若者の精神の闇などに興味があり、共感を持てる方にはかなり読み応えのある本だと思いました。

私には、ちょっと気持ち悪くなってしまい、65点でした。ごめんなさい(人<)>


【NowPlaying】 Green Is The Colour / Pink Floyd ( Rock )

【1/3】豊田市他に行って来ました。

仕事絡みで愛知県豊田市他に行って来ました。

せっかくなので、3回に分けて簡単に感じたことなどをレポートいたします。
朝、8時50分に名古屋駅集合、といういきなりの強行軍を予感させる開始時間!
私は朝4時起きでした。


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スタートからいきなりつまずき、バスで現地に向かうも大渋滞でした。
ま、そこは割愛して、写真の「新東名高速道路・青木川橋」のまさに建築中の現場へ。

写真を見ておわかりになると思いますが、こんな高いところに橋を建てて、高速を通そうというすごい現場でした。


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橋長660メートルの橋梁は圧巻ですが、『PC6径間連続ラーメン波形鋼板ウエブ箱桁橋』・・・という素人には何だかわからない呼び方で、・・??と思いました。
簡単に言うと、コンクリートと鉄の両方を使った“箱”型の橋桁を持つ橋梁ということだそうです。

渡された資料についていたカードには、私が2020人目の視察・見学者であると記されていました。

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実際に昇ってみて、この高さです。80メートルくらいの高さです。足がすくみました。
向こう側には、対向側の橋桁の様子が断面で見えています。

橋脚自体も、RC中空構造になっていて、基礎部の負荷を減じているとのこと。
橋上で“アツい”説明を聞いていると、こういう橋梁には、鉄やコンクリートの使い方、橋梁のあり方に正解は無いようです。
現場の地盤や、自然形態、結ばれる道路やその他諸条件で、“その場その場”での正解があるようで、「橋」って、非常に奥深いのでした。


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そして、この長大な橋梁の建造には、この写真のような巨大クレーンが必要になります。
見れば見るほど“デカイ”!!
世界でもこの規模のものは無いそうです。
こういう現場を見ていると日本人の技術力と、チャレンジ精神に誇りを持てるような気がしました。
特に一緒に行った技術屋さんたちは、専門的に質問をしていましたが、心が沸き立つようになるのでしょうね。


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そして、この写真のように、橋上の現場までの道については、こうして構造物で道路が造られていました。
こうすれば、自然を大きく削るような形で道路をくねくねと造らずに済んで、自然の貴重な生息物などにも環境的に良いとのこと。
今や、そこまで考えられて工事が行われているのですね。
それに、地元との交流にもずいぶんと気を使われていて、イベントや通信誌なども有り、やることがきめ細かいのです。

「ロープワーク部隊」というものが存在し、橋梁などの構造物にロープワークで登り、目や叩いて音を聞いたりしてメンテナンスもするらしく(結局、レーザーやその他の方法も大事だが、最後は人間の五感らしい)、この橋は、橋脚の壁面に突起があり、ロープワークでの検査をし易くもなっているのだそうです。
それによって、構造物の寿命も延びるわけです。
つくづく良く考えられていて、頭が下がりました。


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現場を離れるときには、橋の下から橋脚を見上げました。
あれが、やがて全てつながり、渡り初めも地元の方に一番先にやってもらうのだそうです。

橋脚間の距離やその他の条件で地震に対する振動周波数も異なるらしく、それを吸収できる構造も備えているとも聞きました。

人の技術と、それにかける心意気というか、精神力が結局一番の収穫だったように思います。
現場の皆さん、身体に気をつけて頑張って!とバスの窓から思わず祈りました。


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 池井戸潤他 ( NHK-AMラジオ )

2011/10/18

勝手に冬瓜

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きょうは、別にたいした話題じゃないんですけど。

ウチの隣のアパートの駐車場。
その金網フェンスに、隣の畑から冬瓜がやって来て・・やって来ないか
(^o^;)・・フェンスにぶら下がっていました。

でかいんですよ!
長さは50センチメートルくらいd(^_^o)
ちょっと持ってみたけど、重い重い。

これ、畑の持ち主も収穫しないし、駐車場の利用者であるアパートの住人は、若い人が多く、何の興味もないみたい(^-^;
そもそもこの写真の状態なのに、アパートの住人を見ていると誰も目もくれないのです。

というわけで、毎日家を出るときに、私が見守っているだけなのです・・・。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/10/17

ちょいデキ!

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『ちょいデキ!/青野慶久著(文春新書)』を読みました。

松下電工の社内ベンチャーから退社し、サイボウズ株式会社というグループウェアで有名な会社を起業した方です。

よく、ワタミの社長の話などを聞くと、「自分の目標を立て、短いスパンで“この期間にこれだけやる”という形で、どんどん夢をひとつひとつ実現させていけば10年後には最終目標達成!」みたいなことが言われていたり、そんなことを書いているビジネス書などがありますが、この著者は「その短い期間で何もできなければ、その後はますます夢はしぼむばかり。10年後には何も出来ていず、長い期間が無駄になってしまう・・そんな性格の私である。」と言い切っています。

まあ、私もタイプ的にはそういうタイプです。

そんな人のために書いた青野さんの著書、けっこう面白く読みました。

会議資料や、パワーポイントなどに全力をつぎ込み、全てを網羅しようとしたり、“完璧なつくり”を目指すよりも、「言いたいことは結局何だ?」と考え、ある程度不完全でもアピールポイントのある資料等を作ろう。

とか、

「言われたらすぐやれ」的なビジネス本を真に受けるのでなく、“少し寝かせてもいい”・・どうせ上司は思いつきだけで言っているのだから、ワンテンポ遅らせて「その件は、ただいま熟成中です」と言えとか・・(^_^;)

「仕事とプライベートをきちっと分けろ」ではなく、休日の家でリビングに家族といる時にちょっと仕事を進めたりした方がかえって仕事が進んだりする・・「仕事とプライベートを無理に分けるな」という考えも、ある意味“いいかも”と思ったりしました。

「モチベーションを探していませんか」

「言いたいことを我慢していませんか」

「怒られたら降伏できますか」

「苦手な相手を避けてませんか」

「集中するための“引き出し”を持っていますか」

などなど、Q&A形式で書かれているのですが、興味深い質問が多く、ハタと考える私でした。

とても読みやすい文章で、ははあ・・そうか、なるほど、・・ええっほんとか!
などと、ぶつぶつ言いながら読み切ってしまいました(^^)

気分転換しながら、ちょっといい話が読める、勉強になるけど、面白い本でした。

あんまり偉そうでなく、私のような凡人がいつも心にいだいてしまうこだわりのようなことに、ちょっとヒントを与えてくれたような気がしますd(^_^o)


【NowPlaying】 This Is Always / Tal Farlow ( Jazz )

2011/10/16

江戸風土記「小さな花がひらいた」見てきました

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宝塚歌劇・花組全国ツアー市川公演「江戸風土記・小さな花がひらいた(山本周五郎作・ちいさこべより)/ル・ポァゾン -愛の媚薬- 」を昨日(15日)、初日の回を見てきました。

小さな花が・・は、初演が1971年で、その後再演を繰り返してきた演目です。
前回の東京公演で新トップ蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんと蘭乃はな(らんの・はな)さんのファントムを見たわけですが、今回は完全に和モノ!

うわさには聞いていましたが、頑固一徹の大工の若棟梁(蘭寿さん)が、大火で親も失い、全てを失ってから、さらに度重なる災禍に見舞われるも、それに屈せずに雄々しく生きて行く・・・さらに大火で焼け出された子供達の面倒を見る娘(蘭乃さん)も引き受け、14人の子供たちと必死に生きて行くお話です。

もう、舞台を見ていると昭和30年代頃の白黒テレビでドラマを見ているような感じ・・・。
これを今まで宝塚でやったことがあった、というだけで驚きでした。

目立った格闘シーンなどというものも無く、真摯に生きていく若棟梁「茂次」と下で働く大工達と子供達の両方の面倒を見る健気(けなげ)な娘「おりつ」の姿を真面目に演じていく舞台。
果たして、これを今の若い人達が理解できるのだろうか・・と思いました。

私がかつて聞いた1981年のバージョンでは、ちょっとおくれたような娘「あっちゃん」を演じた星組の葦川牧さん(可愛くて美しい、そして幸薄そうな消え入りそうな娘役さんでした)が好演したらしいのですが、今回は月野姫花(つきの・ひめか)さんが、やはりがんばっていました。良かったと思います。

また「くろ」という蘭寿さんのもとで働く大工を演じた華形ひかる(はながた・ひかる)さんは、この物語に人情とうるおいを与えてくれる貴重な役を見事にこなしていました。
はっきり言って今回の華形さんなくしては、この「小さな・・」は成り立たなかったと言ってもいいくらいの好演でした。さすがです。

また、「おゆう」というお大尽の娘を上品に演じた花野じゅりあ(はなの・じゅりあ)さんも久々に正当派娘役的な「役」を優雅に、美しく演じて、モノクロ的な舞台に色彩を添えてくれました。

専科の京三沙(きょう・みさ)さんは、舞台をきっちり締めてくれて、この物語を一本筋の通ったものにしてくれました。

で、主役の二人ですが、蘭寿さんは元々こういう好人物を演ずると、本来の人柄も生きて、とても良いわけで、頑ななまでの誠実な「茂次」をうまく演じていました。
ただ、演出の問題かと思いますが、あんなに苦労しているのにずいぶんと茂次は身なりが良すぎるのでは・・とも思い、やつれた感じもなく、それが出ていればよけいに涙を誘ったのかも、と思ったのです。

蘭乃さんの「おりつ」は、健気な真っ直ぐの女性、そして淡い恋心を茂次に感じている役なのですが、まさにぴったりの役どころです。
今、こういう役をやらせたら、娘役トップでは一番ではないでしょうか。
和装もとても似合っていて、とても良かった。ただ、この役についても、あまりに身なりが良すぎやしないかと思いました。ちょっと気になったんですけどね。

「小さな・・」は、年代やその他条件によって、ぐっと来ない人もいるかもしれませんが、私にとっては心に残るものがありました。


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そして、ショー「ル・ポァゾン」です。
こちらは、1990年、剣幸さんの月組が演じたものの再演です。
実は、当時私はこの演目を見ているのですが、なにせ昔のこと。ほとんど記憶がありません。
なので、ほぼ初めて見る感じで新鮮な鑑賞でした。

こちらでも、華形さん、花野さん、望海風斗(のぞみ・ふうと)さんの活躍で、魅惑的な舞台となっていました。

蘭寿さん、蘭乃さんのトップコンビにとっても、初めてのショーでの絡みです。
デュエットダンスも楽しみにしていたわけで、やはりこの二人が並ぶと絵になります!

昔の演目なので、今のスピーディーな展開のショーと異なり、ややゆったりとしていたのですが、馴れればこれも優雅で良いものです。

フィナーレでは、華形さんはこの公演では二番手の扱いなのに、「羽根」を背負っていませんでした。
ちょっと、さびしかったなぁ。華形さんは今や堂々とした組を支える男役です。
羽根を背負って現れても良いのではないでしょうか。


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今回は、全国ツアー初日で、市川市文化会館での公演でしたが、気になったのは、一階は満員だったようですけど、二階はかなりの空席が目立ちました。
蘭寿さんがトップに成り立てのホットな花組初の全国ツアーとしては、初日なのに・・これもちょっと残念でした。

全体に、今回の演目はどちらも回を重ねる毎に良くなるような性質のものなので、できればまた見たいという感想を持ちました。・・ちょっとそれは無理かもしれないですけどね。
以上、花組全国ツアー初日の報告でした。


【NowPlaying】 目黒のさんま / 入船亭扇辰 ( 落語 )

『なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか/中本千晶さん・著』読んだぞぉ~っ(^-^)v

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表題の『なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか/中本千晶著(東京堂出版)』を読みました。

私は、最初、現在の宝塚歌劇の状況を見て、「男役のカッコよさ」について書かれたものかと思っていました。
しかし、読み進むうちに、もうすぐ100年になろうかという宝塚歌劇の歴史を丁寧に振り返ることによって、現在の男女役トップスターを中心とする宝塚の姿が浮き彫りになってきて、なかなかに読み応えのある書でした。

特に「歌劇」という宝塚歌劇の雑誌のバックナンバーや「おとめ」という宝塚歌劇の野球で言えば“選手名鑑”のようなものを創刊当時のところから丁寧に紐解き、その当時の宝塚の出しもの、スター、当時のファンの考え方、劇団の考え方、さらには、写真の掲載されている大きさや掲載のされ方によるスターの扱い方まで、丹念に調べ上げられているところに、その仕事の深さを感じ、驚きました。

私にとっても、初めて宝塚を観た頃以前の宝塚は“ブラックボックス”であり、「男役トップスター中心」というのが当たり前ではなかった宝塚の歴史の変遷を知り、なにか頭の中で雲がかかっていたような知らなかった過去が判明して、今の宝塚が逆に鮮明に見えてきたような気がしました。

それに、昔の宝塚について、私はけっこう“お遊戯会の延長”みたいなものだったのかも・・・と勝手に思い込んでいたのですが、実は海外のレビューを取り入れた頃のエピソードなどを読んでいくうちに、昔も今と変わらぬ先進性と、頭が下がるような取り組みがなされ、きっと“いいステージ”であったに違いないと思うようになりました。

つまり、宝塚の魅力がこの本を読んでさらに増したと感じたのです。

男役の極め方について、様々な取り組みのことも書かれていて、一々頷きながら読んだのですが、終盤、娘役の現在のあり方について中本さんが書かれているところで、最初中本さんが思い描いていた結論とは書いている内に違う結論になってしまった・・と記述されている部分がありました。

最初は、現在の娘役のあり方について、やや否定的な結論にしようと思われたようですが、いやいや、やはり男役と並んで生き生きとする娘役は、現在それぞれがそれぞれに異なる魅力を発揮していて、女子の理想を映す鏡とも言えるのでは・・という結論に変わっていったようです。

私も賛成です。

現在の宝塚を見ていて、娘役の魅力はただ単に、麗しい、可愛い、楚々としているなどというものだけではなくなっています。
今どきの女性の魅力を発散するが如く、見せてくれる生徒はたくさんいます。

この本は、男役の魅力はもちろん、宝塚全体の魅力と共に、娘役の今後の魅力の展開についても触れられていて、読後感は充実したものでした。

それと、私が気づいたことは、「まだまだ宝塚の掘り下げ方には無限の可能性がある」ということでした。
私も、ブログ、その他で微力ではありますが、「男」の見方としての掘り下げもして行きたいとあらためて思ったのでした。

【参照】私が過去に書いた中本さんの宝塚関係のご著書についての過去ブログへのリンクを下記に貼っておきます。

「宝塚(ヅカ)読本/中本千晶著(文春文庫」
「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか/中本千晶著(小学館新書)」


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/10/13

『当マイクロフォン』を読んで・・グラグラと心が動いた

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『当マイクロフォン/三田完著(角川文庫)』を読みました。
この本も読みたくて買ったわけでなく、たまたま本屋さんで文庫棚のところを通りかかったときに、“ここにいるよ、読んでくれ”と本から呼びかけられた本です。ほんとにそんな感じ。

NHK屈指の語り手(アナウンサー)と呼ばれた中西龍さんの破天荒な、そして気骨ある、さらに涙と情念と愛欲と酒と信念の一生を描いた一冊です。

実は私、この方を存じ上げませんでした。
鬼平犯科帳のナレーションをなさったり、ラジオ「にっぽんのメロディー」という番組でも名調子を聞かせていた方だったそうで、この本を読んで、一度でいいからその語りを聞きたくなりました。

主人公の“龍”こと、中西さんはNHKに入局していきなり赴任先に遊郭を“脱け”た女とやってきて先輩を驚かせ、大家もイヤミを言うほど非番の昼間っから愛欲の日々。隣近所に声が聞こえて困ったという・・・。

ささいなことからその内縁の妻を殴り、そのあとは東京から追っ手が来て妻は連れ去られる。

が、しかし、独特の句読点で区切らない語りや、高校野球中継でその選手の背景を語り出し、ゲームが進行してもそちら優先で、自分が語っていた間にツーアウトになりました・・などという独特のアナウンスを展開。
それでも話題を呼ぶほどのアナウンスとなる・・。

上司のはからいで見合いをした県の土木部長の娘を「モーツァルトのレコードを聞きに来ませんか」と自宅に誘い、処女を散らすなどやり放題。
激高した上司は、九州の支局から今度は北海道の旭川の支局に中西を“ぶっ飛ばす”。

そこでもマル暴担当のデカに紹介された一杯飲み屋の女将とただならぬ関係になり、せっかく自分に与えられた全国放送の機会を女将と飲み屋の二階で一夜を過ごして、寝過ごし・・フイに。

そして地元のNHK付きの劇団の若い女性といい仲になり、結婚。

中西の腕前を見込んだ人から引き立てられ、名古屋や東京、大阪などの本局で実力を見せつけるが、相変わらずの激烈、破天荒な行動が災いし、波瀾万丈の人生を歩みます。

この物語の語り部となるNHKの後輩「二村」との心温まる交流と佐渡への旅行のシーンなどは心を鷲掴みされるようないい場面で、ジーンと来るし、お酒を飲んで“ぐすぐず”になるところも人間の、男の悲哀がにじみ出て泣けてきます。

周囲の実在の人物、生方アナや宮田輝アナなどの登場で当時のNHKの様子も浮き彫りになっていて、そのころの情景も目に浮かび、また中西さんへの無償の心遣いがあまりにも素敵な人たちがたくさん登場して、無頼なのに愛される主人公の魅力に読者も引き込まれていくのです。

のど自慢を任された時には、歌う人の背景を語り出し泣きだしてしまう中西さん・・・、苦情も続出だったようですが、その人となりがわかろうかというものです。

とにかく読んでいて、あまりにも魅力的な人物で、数々のエピソードと共に、読み終えるのがいやで何度も途中で本を閉じてしまったくらいでした。

ラストの中西さんの墓に供えられていた酒の水引の下にあった名前・・これにはまた驚きました。
読んでほしいので、このエピソードは詳しく書きませんが・・・。

ひとりのあまりにも魅力的で破天荒な男の物語。私はとても気に入りました。
今度はぜひ、“中西節”の録音を探したいと思っているところです。


【NowPlaying】 Don't Wanna Cry / The Sweet Heart Tempered ( Acoustic Instruments )

2011/10/10

こんなことってある?

昨日、鶴瓶さんのラジオ番組に、ゲストで北山修さん(元・フォーク・クルセダーズ、現在・精神科医)が出てらして、近々杉田二郎さん(元・ジローズ、シューベルツ、「戦争を知らない子供達のヒットで有名」)とコンサートを予定している話が出ました。

鶴瓶さん、北山さん共通の杉田さんへの印象は、「わざとボケなくてもいつもボケてる」でした。

二人が大笑いした杉田さんのエピソード。
クルマを運転しようとしてシートに座ったら、ハンドルが無い!!
何が起こったんだ( °O °;) 

と、思ったら後ろの座席に座っていたという・・・。

で、鶴瓶さんも北山さんも腹をかかえて笑っていたのですが、私は笑えなかったのです(-_-;) 

実は・・同じことをやってしまったことがあるのです・・( ̄□ ̄;

それはそれはショックだったですよ。

オレは本当にだいじょうぶなのだろうか・・と、しばし自分で自分にあきれ、哀しみました。

休日に電車で出かけて、まったく違う方向なのに、職場に向かっていたこともありました・・(*´д`*)

そう言えば、このブログでも書いたかもしれませんが、日本青年館に宝塚公演を観に行って着席してたら、「そこは私の席です」と言われ、チケットを確認すると前日のチケットだったこともありました・・(T_T)
よろよろと係のお姉さんのところに歩いて行って、その日のチケットを買い直したのでした・・アホ・・(>_<)

まあ、皆さんはそんなことは無いと思いますけど、あったらショックですよぉ~(^o^;)

とりあえず自分に「お大事に~!!」


【NowPlaying】 始まりのバラード / スタジオUSEN ( SOUND PLANET )

2011/10/09

『アルジェの男/ Dance Romanesque 』観劇しました。

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宝塚歌劇・月組東京公演「アルジェの男/ Dance Romanesque 」を、昨日このブログに書いた長女の表彰式後に長女を自宅に送り届け、こんどは長男と東京で待ち合わせて観劇してきました。・・・大忙し(^o^;)

今回のミュージカルの方、「アルジェの男」は、1974年に鳳蘭主演、1983年に峰さを理主演で上演されたものの再演です。
柴田侑宏先生の作品ということで、いつぞや地方公演で見た「哀しみのコルドバ」、「情熱のバルセロナ」での時代感覚の違和感を思い起こし、ちょっとドキドキ、ビクビクでした。


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で、作品は上々の出来でした。
主演男役・きりやん(霧矢大夢・きりやひろむ)は、野望を秘め、様々な黒い霧に包まれた過去を振り切り、女とのあやしい関係を経ながら生きて行く男を実力で演じていました。
この役は、役者本人に力量がなければ演じることの出来ないものだと思いました。もちろん、きりやんにはその力があったということです。

主演娘役・まりもさん(蒼乃夕妃・あおのゆき)は、自分の他に娘役としてキーになる女性が二人もいて、しかも主演ジュリアンのきりやんと深く関わっていて、“主演”としての存在感がどうしても薄れてしまう役どころなのですが、うまく観客の視線を引きつけていました。
しかし、現代にはなかなかいない「一途で無謀」な感覚はどうしても今の人にはわかりづらいと思いました。演じるのはたいへんだったと思います。

逆にキーとなるエリザベートを演じた彩星(あやほし)りおんさんは、裏腹な女心を演じてキラッと光りました。
女性ファンにとっては、こういう役どころの存在って惹かれるんじゃないでしょうか。
あなたなんか相手にしていないというところを見せておいて、実は嫉妬心を秘めているなんてね。

盲目のけなげな女性を演じた花陽(はなひ)みらさんも好演!
ジュリアンに思いを寄せていたのに、悲劇を真っ正面から受けてしまう悲しさを見事に演じていました。

龍真咲(りゅう・まさき)さん演じる“ワル”の極致、ジャックも、見ているこちらが、「もうやめてくれ」と思わず言いたくなるくらいのワルをうまく演じていました。
原作に描かれていないと思うので仕方ないのですが、もっと内面的なものが出ている役柄であっても良かったかと思いました。二番手(明日海さんと微妙な関係ですが)男役として、もっと深い感じの役を渡してあげられればと老婆心ながら思いました。

明日海りお(あすみ・りお)さんも、実に誠実そうで凛々しいアンリを演じて好演でしたが、こちらももうひとつ深みのある役どころだと更にこのミュージカルは良くなったのではないでしょうか。

全体には、見どころのある魅力的な作品でしたが、最初に述べたように、原作が古い作品については、現代の感覚を持つ人達にもう少しわかりやすくストーリーを手当しても良いかと思いました。
きりやんのジュリアンがなぜ女性達を裏切ってのぼり詰めようとするのかが、いまひとつ当時の感覚のミュージカルだと疑問符がついたままステージが進行してしまいます。
また、ラスト・結末が、他の再演作品もそうですが、「ええっ、そうなっちゃうの」という唐突な感じも否めませんでした。
いい作品でしたが、「注文」としては、上記のようなことを感じました。


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ショー「ダンス・ロマネスク」は、スペクタクル・ショーと銘打っているだけあって、非常にアグレッシブで、華麗で、動きの激しい、また、内容も盛りだくさんのショーでした。

オープニングからいきなりステージ降りがありまして、実は私の座っていた座席まで龍真咲さんが走ってきたかと思うと、私の真ん前で歌い出し(1階21列46番の座席は前が通路ですので、そこに来てくれたわけです)、その距離、顔と顔で70㎝くらい*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

私と何度も目が合いながらうたってくださり、いきなり私は頂点に!!!!!
そして手をあげたら、その手に“手のひらタッチ”してくださいました。もう、完全にまさおちゃん(龍真咲)の虜です。どうにでもしてください。
そして、そのすぐ脇では、まりもさん(蒼乃夕妃)が、歌っているではありませんか!
夢でしかこんなことは有り得ないヽ(´▽`)/
最高でした。

と、喜んでいる場合ではありません。
ショーはこの勢いでどんどん続き、ノートルダムのシーンでは、きりやんがカシモドとなり、ドラマ的に展開する部分も魅力たっぷり。

月色男子のシーンでは、アイドルグループを模したキレの良い男役らしいグループでの歌唱とダンスが最高で、みりおさん(明日海りお)の素敵な格好良さ大爆発です。

中詰めでは、もう観客は拍手しながら興奮のるつぼ!!
いいなぁ、今の月組の魅力が余すところ無く生かされています。
いいステージです。

結局は大満足のショーでした。ちょっと気になったのは、このショーの方では、龍真咲さんに二番手確定的な舞台進行での扱いがあったように感じたことでした。
要するに皆が群舞をしたあとに、ソロで登場するパターンが多かったことです。それにラストの羽根は明日海さんより豪華でした。
これは意識してのことなのか、それともたまたまなのか・・・。

まあ、考えてもしょうがないので、話はここまで。

今回の月組はかなりいいですよ。お見逃しなくd(^_^o)
ちなみに、長男は「今まで見た中で一番良かった」と大絶賛でした!!


【NowPlaying】 ニュースランキング / NHK ( AMラジオ )

2011/10/08

長女とたのしく表彰式に

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先月、中学校から連絡があり、「宇宙の日・記念 全国小中学生作文絵画コンテスト」に長女が絵画部門・中学生の部で『最優秀賞』をいただけることになったとのこと。
表彰式に出席してくださいと言われ、本日(8日・土)、会場である千葉市科学館に向かいました。


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写真は科学館。上部に見える球体は7階から入れるプラネタリウムなのです。
会場は宇宙の日にふさわしく、このプラネタリウムとのことでした。


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まるで大きな“蜂の巣”のようですが、この中にプラネタリウムがあるのです。
ちょっと驚きでしょう(^-^)


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式典は、プラネタリウムという会場柄、照明は暗かったのですが、科学館長、教育長から表彰状と副賞をいただき、講評では長女の作品にふれてもらいました。

宇宙空間で楽しく遊ぶような作品が多数ある中、長女の作品は、角度を付けて遠い彼方に見える緑の惑星や「KeepOut」と書かれた鎖の掛かった星、その他様々な惑星に続く道をあるく若者の姿でした。

そして、それを見送るように見ている宇宙の女神らしき女性(人魚のような姿)、そして流星が飛び、宇宙の魚のようなものが泳いでいる様子でした。

不思議な絵で、父親の私も驚いたり感心したりでした。

賞状を受け取ったあとには、プラネタリウムを動かして、満天の星空に長女の名前と作品が浮かび上がりました。
私ときたら、「来て良かった。この瞬間、この場所にいられることに感謝する。」と思いながら涙が清水が湧き出すように次から次へとあふれて困りました。
明かりが点く前に涙をふきました。


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式典のあとは、作文も含めた受賞者で集合写真を撮りました。

みんな緊張していましたが、最後には少し笑顔も(*^。^*)


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全てが終わったあとは、同じフロアにある展示会場に行きました。
入賞しなかった作品も展示されていましたが、とても楽しく、また、透き通った繊維状のものに作品が掲げられているため、宇宙的に作品が浮遊していて、その中を歩いて回るのも楽しい!!(゚ー゚*)。oO


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そして、長女は自作の前で記念撮影。
満面の笑みでした(^o^)


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最優秀賞を取った長女の作品の前には人だかりができて、いろいろと感想を言ってくださっているのが聞こえました。
長女はほんとうにうれしそうでした。
美術部に入り、がんばって良かった、私も長女もそう思った瞬間でした。


朝早くから出かけたのですが、いい時間になりました。
いろいろなことに感謝したいです。


【NowPlaying】 息子 / Kenny James Trio ( Jazz )

2011/10/06

「ひなた弁当」は心に沁みた・・ほんとうに。

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『ひなた弁当/山本甲士著(中公文庫)』を読みました。

50を目前に、突然勤めていた住宅建設会社をリストラさせられた「おやじ」の話です。

なぜか、“ひなた”という言葉にひっかかり、内容もほとんど確認せずにパッと手に取り、買いました。
何かこの本が「呼んでいる」ような気になったのです。

リストラされる前も、される過程でも、この主人公はうんとひどいことを言われたり、うまいこと騙されたりします。
しかも、何をやっても会社では気がきかず、おどおどしていて、家に帰っても奥さんに頭が上がらず、娘にも馬鹿にされているのです。

特に会社での様子や、リストラ後のあまりにも情けない様子は、・・・まるで“私自身”が描かれているようで、前半で読むのを止めようか、と思うくらい、読んでいる私にとっても辛い状況でした。
どうしても自分をなぞらえてしまう・・・。

どうにかこうにか職を見つけても辛い仕事で続けることが出来ず、死ぬことまで考えだした主人公に、私も一緒に辛い思いをしたのですが、ある日主人公が公園でドングリを見つけたところから物語りが急旋回して行きます。

古代から日本人が食べていたドングリのことを思い、図書館やインターネットで調べてドングリを調理して食べてみることから、主人公はノビルやタンポポ、その他野草を取り始め、妻に言われて会社に行っている“フリ”をしていたのですが、妻のパート中、娘の予備校勉強中に家に帰り、それらをいろいろ工夫して調理し、昼食として食べてみたりし始めるのです。

さらに、川で釣りをしている人から釣り方を教わり、フナやブルーギル、その他いろいろと魚を釣り始め、それらも様々な調理方法で食べていきます。

そんなことして何になるの?と、思うかもしれませんが、本人はスーツを着たまま野草や淡水魚をとってきて、それらを調理することで生き生きとし始めるのです。

そのあとは、会社時代に社内に入っていた弁当屋が廃業しているところに行って、引退した大将にお願いして“おかず”のほとんど全て自分でとってきたもので弁当を作り始めます。

その後も野草をとっていたときに声をかけられた人などとの不思議な関係と、ちょっとホロッとするくらいのいい関係が出て来たりして、不思議と心の中に何か温かいものが沁みてきました。

主人公に散々ひどいことをしたリストラした側の人達のその後も描かれていますが、リストラされるも地獄、するも地獄という結果が見えてきます。

ただ、主人公は収入も減ったし、何か特別エラくなったわけでもないのに、家族とも心の絆が出来、悪かった体調も回復し、何よりも自信に満ちた様子が、久しぶりに会う人達の目によって描かれていて、そこで思わずほっとして、そして涙が少しこぼれました。

思っていた以上に、素晴らしい本でした。
自分の中で何か考え方が変わったような気もしました。

ちょっと元気になれた、そんな本でした。よかったよ。


【NowPlaying】 ミッドナイト・トーク / 城戸真亜子他 ( NHK-AMラジオ )

2011/10/04

「平台がおまちかね」を読みました

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『平台がおまちかね/大崎梢著(創元推理文庫)』を読みました。
出版社の新人営業君のお話なのですが、写真のようにこの文庫本には、その主人公の営業君の名刺がついていました・・なかなかおもしろい試みです。

井辻君という主人公の新人君は、書店の女の子のことばっかり考えている年上のチャラい先輩風を吹かす他社の営業と連み(本人はイヤイヤ連んでいるのだけど)、次から次へとちょっとした謎を解きながらストーリーを展開させます。

井辻君は、その他社の先輩に「ひつじ君」と呼ばれ、呼ばれるたびに言い直すというギャグを毎回繰り返して、それもお約束で面白いのです。

謎を解いたら、ほろっとさせるいい話であったり、ちょっといいエピソードが浮かび上がってきたりで、なかなか楽しい本でした。

それに、出版社というと、私など「編集」の仕事がすぐに思い浮かべられるのですが、この主人公の設定は営業です。
今まで、出版社の営業ってどんな仕事をしているのか、あまり頭になかったのですが、とても詳しくて書店の方や、本物の営業の方が読んだら、うなってしまうくらいリアルな感じです。

この本の中で、各出版社の営業に「ポップ」のコンテストをさせる書店のお話があるのですが、私など、書店に行くと、平台のディスプレイやポップにどんなことが書かれているか、いつも気になって、しかも楽しみにしている者にとって、あまりにワクワクするストーリーでした。

本好きの人にはたまらない一冊になるのではないかと思います。

因みに、私の気になるポップをいつも立てているのは、有楽町の三省堂です。
特に二階の奥の方、文庫本のコーナーの平台はすごいです。
ポップを読んでいるだけで“ウキウキ”気分になるのです。一回、行ってみて(*^。^*)


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/10/03

映画「はやぶさ」を見ました

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奇跡の帰還で話題となった小惑星探査機「はやぶさ」の7年間、60億キロの旅を映画化した「はやぶさ」を見ました。

そして、竹内結子さん演じる主人公の水沢恵以外の登場人物は、ほとんどが実在の方をモデルにしたもので、見ているうちに現実のお話と区別がつかなくなって入り込んでしまう感じでした。

竹内さんが演じた主人公は、小さい頃から兄と天体望遠鏡を覗き、宇宙が大好きな兄妹の妹。
そして、兄は自分が小さい頃に亡くなり、兄の意志を継いだのか、それとも自分自身が宇宙の学問に身を捧げているのか、ずっと心の中で葛藤している女性です。

竹内さんの水沢を主人公にしたおかげで、宇宙についての専門的な映画にならずに、ヒューマンな部分も含んだストーリーになり、逆にそれがこの映画をマニアックな仕立てにせずに、誰にでも見やすいものにしていたと思います。
また、竹内さんの水沢が「はやぶさ」になりかわって、顔のついたはやぶさの絵を使ってはやぶさから地球の人達、帰還を待っている多くの日本の人達に向けて書いた通信誌のようなものが、より「はやぶさ」に擬人化された親しみやすさを感じさせてくれて、ラストには感情移入してしまって、涙ぐんでしまうくらいでした。

実在の対外協力室室長・的川氏を演じた西田敏行さんは、このストーリーに芯を入れてくれる重要な役どころ。
本物の的川氏も驚くほどの好演でした。
人情を感じさせてくれる人柄は西田さんにぴったり。竹内さんを宇宙の世界に引き寄せてくれる役でもありました。

さらに、佐野史郎さん演じる川口淳一郎氏(宇宙科学研究所)については、もうどちらがどちらか判別がつかないほどの完コピ状態。
仕事で川口氏の講演を聞いたことがあるのですが、しゃべり方から仕草まで“うりふたつ”でした。

全体の感想としては、ヒューマンな味を出すのであれば、もっと竹内さんの役に重きをおいて、彼女から見た“はやぶさ”を強調して彼女の物語にしても良かったかな、とも思いました。

逆に「はやぶさ」そのものの様々な土壇場、首の皮一枚のギリギリの状況を何度も切り抜けたり、佐野さん演じる川口さんが終いには神頼みするシーンなどをもっと描写して完全に「はやぶさ」物語としても良かったかも・・などと思いました。

とにかく、そのエピソードは、映画では割と簡単に描かれていましたが、私は川口さん本人の話を聞いて、驚きと感動の渦の中に巻き込まれたくらいで、エピソード部分だけでもかなり濃いものになると感じたのです。
なので、こういう視点から描くという方法もあったかも・・と思ったのです。
・・でも、それだと、今度は竹内さんが完全に添え物的になってしまいますが。

噂によると、今後「はやぶさ」関係の映画が二本、公開予定とのこと。

今度はどんな切り口か楽しみです。

とても見やすくて感動的ないい映画、「はやぶさ」のご紹介でした。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2011/10/02

新たにカテゴリー『妄想対談』を設けました。第一弾はジョンとポール

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ジョン・レノン、ポール・マッカートニー妄想対談

あらたにこのブログに『妄想対談』というカテゴリーを設定いたしました。
要するに私が勝手に頭の中で熱望している“対談させたい二人”を妄想上で対談させようという企画です。

第一回目は、ビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーの二人です。
言わずと知れた二人はビートルズの作詞・作曲の名コンビ。
そして、ジョンは1980年に亡くなっていますので、あの世とこの世の間の対談でもあります。

それでは妄想対談第一弾、お楽しみください。


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ジョン:ポール、久しぶり。元気だったかと聞きたいが、なんだって?!また再婚するそうじゃないの。

ポール:いきなりその話から入るの?いいじゃん、生きている限り人は恋するってことだよ。

ジョン:まあ、せいぜい今回はこの前よりは長続きするよう祈っているよ。ところで、ヨーコとはうまくやってくれているかな。

ポール:まあまあだね。彼女は元気だし、ビートルズ関係の企画にも提案してくれるし、けっこういろいろ張り切っているみたいだよ。ショーンとも組んでアルバム作ったりしてたみたいだし。

ジョン:そうか、オレのアルバムもリマスター盤が出たようだが、聞いてくれたかい。どう?!

ポール:こっちもビートルズ解散後のアルバムについて3枚もリマスターを出したので、自分のことで手一杯。
そのリマスターにバンド・オン・ザ・ランがあるんだけど、あの中にまるで僕にジョンが“乗り移った”ような曲、「Let Me Roll It」があるんだけど、知ってた??

ジョン:もちろん知っていたが、癪に障ったので当時は黙ってた・・・。
いい曲だし、オレが歌うのにもってこいだ!
しかも、ギターのリフなどはオレそのものだ。「やってくれるな」と、当時は思ったものだ。
一度は一緒にやりたかったな。

ポール:僕も逆にジョンのアルバム「マインド・ゲームス」に入っていた「One Day(At a Time)」は、僕が作ったかのような曲だと思った。
僕が歌ったらもっとましだったかもよ(゚ー゚*)

ジョン:言うねえ。で、オレはお前の曲でもっと気に入っていた曲があった。「Coming Up」だ。あれは良かった。

ポール:へえ・・ちょっと意外だけど、たしかにジョンが歌ったらカッコイイかもね。

ジョン:そうだろう、そうだろう。あんな曲をもっとステージでやりたかった。それに、死ぬ前にポール、お前ともステージに立ちたかった・・・。

ポール:ステージでは無理だったけど、「Free As A Bird」と「Real Love」で新曲として共演できたよ。

ジョン:そうだな、ジョージもリンゴも一緒だった。
あいつらのプレイもかなり良かった。ジョージのスライドギターもリンゴのビートルズっぽいプレイも最高だと思ったよ。

ポール:よかった・・・・・・心配してたんだ・・・・・。

ジョン:もうちょっと現役で頑張ってくれよ。最近のお前のプレイはかなりいい。アップルの屋上の時くらい若々しいぞ。オレも「Don't Let Me Down」歌いたくなったし、「Get Back」のギタープレイを思い出してきた。

ポール:頑張るよ。それとイヤな思い出かもしれないけど、映画「Let It Be」がDVDも出ず、入っている音源についてもリマスターされていないんだ。それも何とかしなくては。
ハリウッドボウルのライブについても、レコードで出したっきりだ。
何とかしたいと思っている。
まだまだそっちに行けないよ。

ジョン:わかった。ジョージも来てるし、ビリー・プレストンもこちらにいる。しばらくはこの懐かしいメンバーでなんとか楽しくやっているよ。
こっちに来たらアルバムを作ろう。昔みたいに膝つき合わせて二人で作ろう。俺たちが本気を出したらどんな素晴らしいものが作れるか、世の人たちに聞かせたいな。

ポール:OKだ。ジョンとでなければ作れない曲はたくさんある。
死ぬのも楽しみになってきたよ。

ジョン:ありがとう。最近オレは素直なんだ。

以上で「妄想対談」第一弾の終了です。
次は誰にしようかな・・・。


【NowPlaying】 Help ! / The Beatles ( Rock )

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