サボる?時間術!
『サボる時間術/理央周(りおう・めぐる)・日経プレミアシリーズ』を読みました。
この本の言いたいことは、「スケジュール帳をぎっちりと仕事で埋めるな、まとめて数時間の空き時間を週に何回か作っておいて、そこでじっくりと懸案事項などに取り組め」ってことでしょうか。
我々は、ただでさえ、突発的な事案が発生する日々を過ごしているわけですが、まったく余裕のない日程では、仕事は停滞するばかりです。
とまあ、こんなことが書いてあって、それについて深く掘り下げて説明してくれるのかと思ったのですが・・・。
実際には、著者がマーケティングや、マネージメントのプロで、専門用語(最初の内は説明してくれるが、段々と説明が無くなってくる)や、頭文字などの略語が出て来て、知らないこちらには読み進むのにちょっと厄介な思いをしました。
それに、マネージメントの手法について説明してから、時間術に当てはめていくような展開が目立つのですが、どうもそれが、私には当てはまらないように思えて、ちっとも読んでいても“のって”来ないのです。
また、著者自身の海外での経験や、外資系の企業での経験も数多く語られていて、それがなんだか・・自慢話っぽく聞こえて、ますます読む気力が萎えてくる感じでした。
結局は、読む前は、新しい時間術を取り入れてみようと思った意気込みは“萎んだ”ものになってしまいました。
たぶん売れている本だと思いますから、私にとっては今ひとつでも、多くの人には良本なのかもしれません。
興味のある方は、ちょっと立ち読みしてからご判断を。
きょうは、“ノリ”の悪いまま終了です。
・・・また明日以降にお会いしましょう(^o^;)/~~
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