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2011/11/13

Steve Jobs の名語録を読んで

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『スティーブ・ジョブズ名語録/桑原晃弥著(PHP文庫)』を読みました。
ジョブズは、あの iPhone や iPad、iPod、iMac を世に出して青息吐息だったアップルを世界の大企業にまで押し上げ、そして先だって惜しまれつつこの世を去りました。

古いマック・ファンにとっては、初代 Macintosh のあの愛らしい姿が目に浮かんでくるでしょう。
いったんはアップルを追放されたのですが、ピクサーでトイ・ストーリーを成功させ、またアップルに戻って来たのです。

それから先のことは、皆さんの方がよっぽど詳しいかもしれません。

このジョブズの語録は、彼の彼らしさをあらためて感じることが出来、その考え方、発想には誰もが驚嘆することでしょう。
とにかく、最近本屋に行くと、このジョブズ関連の本が圧倒的に目立ちます。それに売れているようで、書店のベストテンに何冊もランクインしているのです。

語録の数々を読み進むと、ジョブズはビル・ゲイツのような企業的成功物語の中にいることを望んでもいないし、そんなことはどうでもいい人だったことがわかります。

IBM や Dell のコンピュータ、Microsoft の OS などにも辛辣な言葉を浴びせています。
そもそもデータ処理のためのコンピュータになんか何の興味もなく、ライフスタイルのひとつとしてコンピュータを考えていたのがジョブズでした。

「ライバルはいない」、「終着点は重要じゃない、旅の途中でどれだけ楽しいことを・・・」、「前進し続けられたのは、自分がやることを愛していたからだ」などなど、語録は読んでいて楽しいのですが、市場調査の重要性を問われたときに、市場調査をしてもアップルがつくってきた商品やライフスタイルを市場側で事前に想像できているわけではないし、あまり意味がない・・というようなことも言っています。

ようするに、人々が想像もしていないようなライフスタイルをアップルが(ジョブズが)提案してきたってことです。
たいした自信ですが、でもそれが出来る人は数少ないと思います。
ビジネス的な成功は求めても、自社の製品を使ってワクワクするようなライフスタイルの中にある未来の人々の姿を求めている人は少ないでしょうから。

ジョブズの生き生きとした仕事ぶりを感じ、かつて自分が買ったLC520も思い出した一冊でした。


【NowPlaying】 さらば想い出の歌舞伎座 / 山川静夫・宮本亜門 ( 録音 )

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