ジャズ喫茶『 BROOKLYN 』へ
昨日のブログの続き。
中学時代の担任の先生から、
「良さそうなジャズ喫茶を見つけた」
「実は珍しいレコード盤を持っていくとマスターに話をしたのだが、きょうそれがあるので、持って行ってくれないか」
と、話は急展開し、私が千葉県八街市のそのジャズ喫茶にレコード盤を持って行くことになりました(^^;)
写真はそのジャズ喫茶「BROOKLYN」です。なかなかいい佇まいでしょう!
場所はJR総武本線「八街駅」からすぐ、「八街市八街に134-2」に所在しています。まだ新しい。
私が先生からあずかってきた、エルビン・ジョーンズのアナログレコードをすぐに掛けてくれたのですが、この写真を見てのとおり、アナログ・レコード中心のシステムです。
アンプはMacintosh(アップルじゃないよ)中心の構成、でスピーカーがJBLの4344ですから、まさに“男のジャズ”に対する“本懐を遂げた”とでも言えるものだと思いました(≧∇≦*)
私の自宅ではプレイヤーが故障しているため、久しぶりのアナログ盤の音でした。
で、いいですねぇ(゚▽゚*)・・・アナログの音はストレートに、そして耳からだけでなく、ハートに真っ直ぐ入ってきましたよ。
音量は、大音量とまではいかなくて、その音質も非常に真面目な印象を受けました。
マスターをお見受けした印象とダブってしまいました。
人柄がそのまま音に出ているような感じ(*^^*)
エルビンのドラムソロが入っている“芯”のあるドラムの音も難無くこなし、次にはマスターがソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」をフルで掛けてくれたのですが、聴き応えがありました。
朗々と吹きまくるロリンズのサックスも、ローチのパーカッシブなスピード感あるドラムも、しっかりと表現されていました。
まだ新しいお店ですので、これからまたエージングの効いた特徴ある音が出現してくることと思います。
私、これからかなり遠い場所だけど、時々来てみようと思いました。
ちょっと暗いですが、店内はこんな感じで、ジャズ喫茶としての雰囲気はかなり出ていると思います。
ここで、骨のあるジャズサウンドを聴くってのは、このせこせことあわただしい現代において、とても贅沢なことだと思いますよ。
遠いけど、八街まで行く気のある人は行った方がいい!!
すでにご紹介しましたが、スピカーは“男の憧れ”JBLの4344。
ジャズ・オーディオに胸ときめかせる人は、一度は「持ってみたい」と思う機種です。
マスターの好みかと思いますが、「過激」な感じの音の出し方はしていませんでした。
なので、ジャズにあまり馴染みのない方でも、楽しい時を過ごせそうでした。
すでにご常連の方々でしょうか、麦酒をやりつつ大人のジャズ談義をされていました。
いいなぁ、最近ジャズの話ができる人が私の周りにはほとんどいない・・(-_-;)
うしろにあるレコードラックを見ると、2000枚はありそうなアナログ盤、これを見ただけでうれしいのは、私だけではないでしょう。
ジャズファン、レコードファン、オーディオファンは千葉では珍しいジャズ喫茶(しかも八街市)に、足を運ばれてみてはいかが?!♪ヽ(´▽`)/
【NowPlaying】 Idaho / Lou Donaldson ( Jazz )
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