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2012/01/28

「センセイの鞄」を読んでしんみりした

20120128_senseino_kaban


『センセイの鞄/川上弘美著(文春文庫)』を読みました。
きっかけは、本屋で立ち読みしていたら、「あれっ・・これどこかで読んだような気が・・」と思っていたら、思い出したのです。

NHKのラジオで、ラジオ文芸館という番組があり、西田敏行さんと竹下景子さんで、この小説を演じていたのでした。
そのときは、最終回まで聞くことができず、でもお二人のなんともいえぬ“間”に引き込まれたことを覚えています。

谷崎潤一郎賞受賞のこの作品。
高校時代の教え子、30代後半の女性と、センセイ(妻は放蕩の挙げ句、事故死)70歳を超えている・・が、小さな飲み屋で出会い、ほとんどの部分が飲み屋での二人の会話やちょっとしたエピソードで繰り広げられる“恋愛”ものなのです。

互いに手酌で酒を酌み交わし、しみじみと、そしてボソボソと何ごとかを話していくうちにあまりに大人な恋愛感情が芽生えるのですが、互いになかなか言い出せない・・そんな微妙な関係が、私の最近“老いてきた感覚”にしっくりときました(* ̄∇ ̄*)

飲み屋の大将に誘われて「きのこ取り」に行ったり、おどろきのセンセイからの温泉へのお誘いがあり、そこでのあまりにもはかない二人の恋愛模様など・・しみじみ、しんみりのしっ放しです。

ただ、その二人の様子を追いかけているだけで、胸の中になにか、あたたかくて、そして哀しくて、うれしいような、そんな気持ちがほんのりと浮き上がってきました。

いい小説でした。

きょうはこのまましんみりしています。

【NowPlaying】 Lake Beauty 2 / Studio Usen ( BGM )

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