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2012/01/26

宝塚歌劇団・雪組『Samourai / サムライ』を見てきました

20120120_samourai01


ちょっと忙しくて書くことができませんでしたが、宝塚歌劇団・雪組の日本青年館での東京特別公演「サムライ」を見ていましたので、観劇記を。

雪組は前回の東京宝塚劇場公演「仮面の男/ロイヤル・ストレート・フラッシュ」では、かなりの酷評を受け、言っては悪いけど散々な状況でした。
なので、今回は“背水の陣”・・だと、勝手に私は思いました。

月島総記氏の小説、『巴里の侍』を舞台化した今回の作品、チラシを見ただけだと・・「また、いかんかもしれん」と、悪い予感がいたしました。
武士の世が終わって間もない頃に渡仏し、普仏戦争を目の当たりにした一人の日本人、【前田正名】が“侍”の精神をもって巴里市民とともに戦うという物語です。


20120120_samourai02


で、気になる出来は・・・良かったぁ~(*´▽`)
若々しく、血気盛んで、真っ直ぐな正名は、主演の音月桂(おとづき・けい)さんにぴったりでした。
元々歌のうまい音月さんが伸び伸びと、そして力強く歌うと、舞台は一気に華やかに盛り上がりました。
最初の男役達の連獅子もショー的な要素の少ないこのミュージカルをよりいっそう華やかにしてくれて、とても良かった。

主演娘役の舞羽美海(まいはね・みみ)さんも、最初は野蛮な日本人が自分のお屋敷に下宿するのを厭がっていましたが、次第に音月さん演じる正名の一途で高潔な“侍”精神に心打たれ、やがて自らの心を開き、心を寄せていく様を初々しく描いていました。高得点!!
これも“あて書き”のようにハマっていました。

さらに、二番手男役の早霧せいな(ざきり・せいな)さんの成長ぶりも目を見張るものがありました。
前回、日本青年館公演で「ニジンスキー」という大役を主演して、それがいよいよ実を結んだ感じ。
力強く、蛮カラではあるが、心根の優しい、いい男をうまく演じていました。

もう一人の男役主要人物である緒月遠麻(おづき・とおま)さんも、坂本龍馬と巴里の市民兵の隊長という二役を、貫禄の演技で見せてくれ、この人が舞台に一本芯を通した印象でした。
組替えも控えていますが、この人は宝塚歌劇団にとって貴重な人材です。大事にしてもらいたい。

さらに悪役・フランス正規軍の隊長を演じた大湖せしる(だいご・せしる)さんも、観客をやきもきさせる“ワル”を小憎らしく演じてうまさを見せました。
もう一人、日本人新聞記者と、緒月さんとともに市民兵として戦うフランス人の二役を演じた彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんもたいへん舞台上で目立ち、将来の希望を感じさせました。“華”がありましたよ!

その他、雪組の組子達全員がそれぞれの役を生き生きと、ちからいっぱい演じて、今回の公演は満点に近い高得点だったと思います。

終演後の組長・飛鳥裕(あすか・ゆう)さんも、今回の公演は雪組が自信を持って演じることができたと力強くおっしゃっていましたし、音月さんもこれからどんどん雪組は良くなると、これも自信を持ったことが感じられました。

カーテンコールは、スタンディングオベーションでした。
やっと雪組も安定してきたようで、部隊を別に公演している未涼亜希(みすず・あき)さんや、沙央くらま(さお・くらま)さんなど、主要な人達が戻ってくれば、さらに良くなるでしょう。

今年もまた宝塚、楽しみになってきました。

あとは、花組がまた東京にやって来ますので、そちらも気になっているのですが・・大丈夫ですよね(*^o^*)


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宝塚」カテゴリの記事

コメント

こんにちは^^
いつもブログを楽しく拝読させてもらっています。
雪組さん、もともと実力のある組ですから常にいいものを見せてくれていると思っている組です。
背水の陣・・・ですか。そう感じられていたものがサムライで払拭されたのであれば良かったですね。
仮面の男はひとえに脚本と演出のまずさがすべての根源で よくあそこまで観られるものにしてくれたと、心の中で雪組の生徒さんには喝采を送っていました。
中本千晶さんの本の紹介もされていますが、今の宝塚で最も喝!!をいれなければいけないのは座付の演出家の先生様方だと強く思っています。
もちろん劇団首脳陣のまぬけっぷりには喝!!をこえてそれ以上の責任があると思っていますが。

今後も書籍の紹介も含め宝塚への愛あるブログを楽しみにしています。

ゆうさん、こんばんは!
コメント、とてもうれしいです。宝塚関連のことを書いたときにはアクセス数も増えるのですが、コメントをいただくことはほとんどなくて・・ちょっと寂しい思いをするのです。
楽しみにしてくださるなんて、ほんとうにうれしい!!

雪組、良かったですよ(^-​^)ノ
ブログをご覧いただいているようなので、おわかりかもしれませんが、私は全組満遍なく観て、どこも好き、そしていつも観劇後には“何か力(ちから)”を得て帰って来ます。
観劇記も、できるだけ外からの情報を入れずに、自分の感じたまま書いていて、ちょっと不安なところもあるのですが、正直に書いて、それが自分の思い出ともなっているのです。

これからもよろしくお願いいたします。
コメントがございましたら遠慮なく書き込みください。“反応”が新鮮で書いている喜びが増します。

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