ピーコとサワコ、読んだd(^_^o)
『ピーコとサワコ/ピーコ・阿川佐和子著(文春文庫)』を読んでいたので感想を。
ピーコとは、おすぎとピーコの“ピーコ”さん、サワコとは、阿川佐和子さんです。
古本屋さんで買ったのですが、面白かった(*^^*)
阿川さんは、相変わらず人の話を引き出すのがウマイ!
それにノって、ピーコさんの人との出会い話も“炸裂”状態。
特にピーコさんと「石井好子」さん、「永六輔」さんとの出会いはその後の人生に大きな影響を与えていることがわかりましたし、出会ったお二人がピーコさんを人生そのものまで引き受けるように大切な人として扱う部分を読んでいると、いかに人との出会いが一人の人間にとって大事なことかがよくわかりました。
私はいつも思うのですが、「ゲイ」、「オカマ」と呼ばれている人たちの感性は、普通の男よりも千倍も研ぎ澄まされているのではないか・・と・・常日頃感じているのです。
そこには、ヘンな見栄もないし、心の中で感じていることそのものがあります。
だから、私も引き込まれるのです。
そして、その感性豊かなピーコさんの“とっておき”な話を引き出す阿川佐和子さんの「腕前」もたいしたものなのです。
ほんとの“オトナ”の話が満載のこの本、二人が語っているエピソードを書きたいのですが、ここは「本を実際に読んだ方がいい」とだけ書いておきます。
タイトルはちょっと「どうかな?」と思われる部分もあるかもしれませんが、充実した内容の共著となっています。
お勧め本として掲載いたしました。
【NowPlaying】 Three Cats / Yamashita Yosuke NewYork Trio ( Jazz )
« 「スノーホワイト」・・闘う白雪姫 | トップページ | あらためてFacebookについての本を読んでみた »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 古本の頁を繰っていて見つけるもの(2022.01.23)
- 中学生時代から今に至るまで、「レコード盤を貸してくれ」「CDを貸してくれ」「本を貸してくれ」と言われる話。(2021.12.21)
- 「日本人も知らなかったニッポン/桐谷エリザベス」を読みました。(2021.10.03)
- 「小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム -名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏-」を読みました。(2021.09.28)
- 坪内祐三の「最後の人声天語」を読んだ。(2021.09.25)
コメント