ビブリア古書堂の事件手帖<3>を読みました
『ビブリア古書堂の事件手帖<3>/三上延著(メディアワークス文庫)』を読んでいましたのでその感想を。
このシリーズ、<1>も<2>も、とても面白くて、実際にかなりのセールスを記録しているようですね。
それはそうだ、だっておもしろくない部分が無いのです。
古書にまつわる謎、ミステリーを解いていく美人古書店店主と、その使用人である“本に詳しくない”男との不思議な関係が実に毎度毎度面白いのです。
それに、1や2から引き継がれて来た謎もさらに深まるばかりで、最後まであっという間に読み切ってしまいました。
美人店主の妹や、登場する人物の実に個性的なふるまいが、これもまた良いのです。
人物や、それぞれの章に登場してくる古書にまつわるエピソードなども本好きにはこたえられない楽しさがあります。
今回も、古書店主の美人と使用人の男性の仲は深まるかと思いきや一向に深まらず、さらにその美人の行方不明の母親がどんな人で、何故夫と子供を捨てて出て行ってしまったのかという謎は解き明かされず、次回に続きました。
・・ということは、次回も絶対に読んでしまうな・・(^o^;)
あまりに面白いこのシリーズ、ぜひ1,2,3と順番どおりに読んでいただきたいものです。
楽しい読書になりますよ!
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