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2012/09/30

ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-見て来ました

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東京の日本青年館で公演されている宝塚歌劇・星組公演『ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-』を見て来ました。
これは、星組がトップスター柚木礼音(ゆずき・れおん)さん率いる全国ツアーと、こちら青年館の紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん主演のこの「ジャン・ルイ・ファージョン」に分かれて公演を行っているもので、次期トップスターと目される紅さんの重要な主演公演となります。

脚本は、私の大好きな植田景子先生。毎回舞台で展開される物語には、“太い芯”のようなテーマが見え隠れするのが特徴で、私はそのテーマを見つけていつも感動してしまうのです。

舞台は18世紀のフランス。
ルイ16世、王妃マリー・アントワネットの命がギロチンの露と消える直前からその後までの革命の混乱と権力争いの中でのお話でした。

主人公の調香師、ジャン・ルイ・ファージョンを紅さんが演じルイ王朝、アントワネットらの王族に香水を納めていたことで反革命派の嫌疑を受けて囚われの身となり、その裁判の様子と、過去の回想からストーリーは展開されます。

紅さん演じる調香師の一途で、香りにかける人生そのものが先ずは心を打ちます。
紅さんの普段からの舞台上での演技、歌唱、ダンスそれぞれに隅々まで公演中も研究している姿がオーバーラップしてきます。

一般に揶揄されるマリー・アントワネットではなく、王族として、ひとりの人間として、そして女性としてくじけずに自分らしく生きて行く王妃を期待の若手早乙女わかば(さおとめ・わかば)さんが演じて、これも美しく、たおやかな姿がとても良く描けていました。
幽閉されている場所から逃亡をする前夜の紅さんとのやり取りも迫真の演技でした。ぐっと引きつけられるような迫力、見事でした。

もう一人期待の若手、真風涼帆(まかぜ・すずほ)さんも、王妃を愛してしまい、王妃逃亡の手引をするフェルゼン伯爵を何ものにも負けない信念のある男として力強く演じていました。どんどん良くなりますね、真風さん。

そして、紅さん演じる調香師の妻を演じた綺咲愛里(きさき・あいり)さんも、実に美しく、可憐で、見ているだけでうっとりする美貌でした。しかも何があっても夫を信じ、ついていく耐える妻を静かですが哀しく演じてなかなかのものでした。


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当日は、ロビーにムエットと呼ばれるカードとローズオードトワレがセットされ、そのカードにトワレをシュッと吹きかけて香りを楽しむコーナーなどもあり、雰囲気を盛り上げていました。
やさしい良い香りでした。

今回の演目では、音花ゆり(おとはな・ゆり)さんの歌唱もいつもながら素晴らしく、さらに紅さんを裁判で攻めまくる革命派の検事を演じた汐月しゅう(しおつき・しゅう)さんも観客席を「ああ、またこの男がジャン・ルイを追い詰める・・(^_^;)」と、じりじりさせるほどのいい演技でした。
うまいなぁ、と見ていました。この公演でのMVPかもしれません。2004年初舞台なんですね、いい役者です。

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今回の植田先生のテーマは、舞台は18世紀のフランスでも、現在の世界、特に日本の状況に何か投げかけているような気がしました。

香水という、当時は日常品や薬品としての機能もあったようですが、“エレガンス”という・・つまり人が日常あくせく働いて何か忘れがちなもの、それが人として生きていくことに大切なのだということが含まれていたと思います。

文化、芸術、創造・・というものから人は今、離れすぎていないだろうか・・そんなことを私も舞台を見ていて感じました。

あくせくと仕事と時間に追われ、心のゆとりなくただ過ぎていく日々。
それが現実で、しかも結果は数値などでほとんどが語られ、心のひとかけらも差し挟まれる余地のない現状。
自分の心の中にわずかでも“たいせつ”なものを持ち続けよう・・そんなことも見ていて感じたのです。
植田景子先生の作品、いつも感動させられます。

今回は、裁判も大詰め、紅さんが上記のようなことを含め、思いの丈を訴え、人々の共感を呼ぶシーンで、さざ波が立ち、押し寄せるように感動が体中にひろがりました。そして・・涙が・・・。

いい作品でした。それにオマケのショーも、日頃見ない感じの素敵なものでした。
短かったけど、とても良かった(*^_^*)

紅さん、またファンが増えましたよ!(^-^)☆


【NowPlaying】 木漏れ日 / 松谷卓 ( InstrumentalMusic )

2012/09/29

【簡単・3分宝塚講座 Vol.14】

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簡単・3分宝塚講座、今回は14回目です。
そして、十数回も宝塚を観劇していると迷いの時期を迎えます・・・。

歌劇団の「生徒さんに近づきたい」という願望です。

このまま楽しんで、ただ劇場に行き、そして観劇して歓びに満ちて帰ってくる・・・。
それでいいんだよな。・・という気持ちと・・・、帰るときには『出待ち』といって、みなさん、列を作って劇場前にしゃがんでスターが楽屋から出てくる一瞬を待っているのを何度も見かけることがあります。

どんなだろうと、うしろの方で見守っていると、さっきまでステージで光り輝いていたスターの方達が出待ちしているファンと言葉を交わしながら、ファンレターなどをもらいながら帰って行く・・・・・・・・その姿・・。

「私もお話をしてみたい」という気持ちがこみ上げてきて、どうしようもなくなることがあるのです。

そこから先は・・・。この講座ではお話しない方が良いのかもしれません。

ファンレターを出してみるのも良いかもしれません。
そして、出待ちをしている皆さんにどうすればお仲間に入れてもらえるのか教えてもらうのもいいかもしれません。
よく耳にする“お茶会”というものに出席することも夢ではないのかもしれません。
なんらかの方法でスターに近づくことは可能は可能なのです。

でも・・・大好きなスターに近づいてお話するのが目的だったのか、それとも宝塚そのものが好き、そして自分のお気に入りのスターの舞台を見るのが好きだったわけで、お話するのが目的だったわけではなかったんじゃないかと、・・・ハタと立ち止まるわけです。

はっきり言って、そこから先はあなた次第なのです。

色々な形で近づいてそのスターの凛々しく輝かしい姿と、そして苦悩する姿も間近に見ることもあります。
それがいいのか、悪いのか、私にはわからないのです。

そして・・・考えられないような心優しさで一ファンである自分を大切にしてくれることもあります。
それは、生涯心に残る宝物になることもあるのです。
でも、そんなことは一度もないかもしれない。

スターと特別なやり取りが出来たりするのは、自分というものの本当の心根をスターにぶつけられるか、ということに掛かっているのではないかと、ある程度の経験がある私は思います。

自分の正直な姿、正直な気持ちが一番大切だということだけ、この講座でお伝えしておきます。
でも、難しいです。はっきり言ってどうなるかわからない。

ただひとつ言えることは、よくテレビで見る政治家や大物、重鎮と呼ばれる人たちは実際に会ってみると「なんだ意外と普通だし、オーラなんて全然無いな」と思うことが多々ありますが、宝塚のスターさんは、会ってみると強烈なオーラを出しまくり、普通の人とは思えないという人が多いということです。

そんなスターに近づき、もしお話したり、心をゆるしてくれたりした場合は、自分にとってかけがえのない人、そして経験をさせてくれることが多いのです。

・・・まったくまとまりませんが、要するに、「自分で道を切り開け」ということが言いたかったことなのです。

結論としては、それほど宝塚のスターは個々でも魅力ある人であるということでしょうか(*^_^*)

それでは皆さん、がんばってスターを応援してください。
また第15回宝塚講座でお会いしましょう!d(^_^o)


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 村上里和他 ( NHK=AMラジオ )

2012/09/25

【妄想対談第2弾】世界一有名な人達が世界一有名な横断歩道で信号待ちをしながらの会話

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ジョン:そろそろ渡っていいのか?
ポール:いや、カメラのセッティングがまだみたいだ。
ジョン:オレは忙しいんだ。
ジョージ:あんた、忙しいったって、どうせヨーコとなんかわけわからん曲を録音でもするんじゃないの??

・・・沈黙・・・

ジョン:今回のアルバムは「エベレスト」ってタイトルだったっけ?意外と俺達が頑張ればいいアルバム作れるんだなって思ったよ。
リンゴ:ジョン、あんた達が交通事故起こさなければもうちょっと早くいい感じに仕上がったんだけど。

ポール:あのね、アルバムのタイトルはこの通りに因んで「アビーロード」にすることにしたんだ。

ジョン:えっ!?あ、そう。けっこうシンプルでいいタイトルに落ち着いたな。ポールにしてはアイデアが良すぎる・・・誰かの入れ知恵だろう・・・。

ジョージ:A面トップはジョンの「カム・トゥゲザー」に譲ったんだ。B面トップの曲は「ヒア・カムズ・ザ・サン」で絶対に決まりだぞっ!!

ポール:わかった、わかった。・・・たしかに、「ヒア・カムズ・ザ・サン」も「サムシング」もジョンや僕には書けないいい曲だったぞ。油断ならんな。
もうビートルズもたぶん最後だろうし、ここは譲っておいてもいいかもな。

リンゴ:「キャリー・ザット・ウエイト」は、最高のコーラスをオレが提供したんだ。ミキシングでは必ずオレのボーカルをフィーチャリングしてくれ。一世一代の渾身の歌だったんだ!

ジョン:リンゴも主張するなぁ。でも、たしかにあのコーラスのリンゴは素晴らしかった。それにアルバム全体のドラムもビートルズ史上最高の出来だった。
みんな成長しちまって、これ以上俺達が一緒に仕事する理由はないな・・・。

ポール:さあ、準備ができたようだ。みんな渡るぞ。

ジョージ:相変わらす仕切る男だな。レットイットビーの撮影中に「アイ・ミー・マイン」で自分のことばっか考えている“自己中男”を皮肉ったんだが、それが自分のことを歌われているとは気付いてないらしい・・・。
こりゃ、この男、一生性格は変わらんな・・・。

ジョン:こんな横断歩道を渡るだけの写真でアルバムジャケットになるのかね?!ま、いいけど。

ポール:なる!!僕の予感は当たるんだ。ジョージ・マーチンも確信してた。どの曲もいいし、きっと素晴らしいアルバムになる、すべてがうまくいくって。
だからこのジャケット写真は未来永劫、人々の記憶に残るに違いないよ。予言しておく・・・。


著者:今回も妄想対談企画、私の頭の中でどんどんと妄想が拡がりました。いかがだったでしょうか?(*^_^*)
あの撮影の日、1969年8月8日実際の四人はどんな会話をしていたのでしょうか。

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そして、現在のアビーロード・・・。


【NowPlaying】 Blackbird / Salvatore Bonafede Trio ( Jazz/BeatlesCoverVersion )

2012/09/24

植草甚一(J.J氏)スクラップブック「マイルスとコルトレーンの日々」を読んだ

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『マイルスとコルトレーンの日々/植草甚一・スクラップブック(晶文社)』を読みました。
この本は1977年初版の本で、1986年10刷のものです。ジャズ関係の本としてはロングランです。
植草甚一(通称J.J氏)さんのスクラップブック・シリーズには色々なものがありますが、やはりジャズの話題が一番面白いのです。

この時代は、マイルスは既に電化され、次々と新しい試みをしている頃、そしてコルトレーンが亡くなってからしばらく経った頃です。

読んでいくと、当時のマイルスが周囲にどんな受け入れられ方をしていたのかがわかります。
昔を懐かしむばかりに、当時の先鋭的なマイルスに戸惑いをおぼえている人がまだまだ多数いたり、あるいは必死にニュースタイルのマイルスを理解しようとしている様子などもうかがえます。

マイルス・デイビスは過去の自身のJazz(音楽)には全く未練というものがありません。
「クールの誕生」から「Dig」「バグズ・グルーブ」「リラクシンなどの一連のマラソンレコーディング」「スケッチズ・オブ・スペイン」のようなオーケストラとのコラボレーション、さらに「カインド・オブ・ブルー」という世紀の傑作を生み出してもなお突き進み「フォア・アンド・モア」などの過激な演奏、そして「ビッチェズ・ブリュー」などの異次元の世界へ常に前進あるのみ・・そんな印象です。

ひとつひとつのフレーズは、私には、まるで音符を碁石のように打っていくような理詰めの作業に感じます。

だから・・お酒なんか飲みながら聞くことができないんですよね・・(・_・;)・・失礼なような気がして。

そんな、お酒が失礼にあたると感じるもう一人のジャズ・メンが、この本で二人目に語られているジョン・コルトレーン。
こちらも真面目一方、とことん突き詰め、音楽を究極まで突き進めると人生そのものの壁に当たる・・というような、そんな印象です。

この本に登場するコルトレーンの奥さんの回顧からも、彼の片足を棺桶に突っ込みながら演奏するような生と死の狭間で生きていた姿が浮き彫りになります。

「マイ・フェイバリット・シングス」は彼の演奏を代表する曲ですが、これは「そうだ京都へ行こう」というJRのCMによく使われていて、あの演奏パターンはコルトレーンの曲想に近いものです。

でも、元々はミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の中の一曲です。映画で見たマリア先生の歌う同じ曲の雰囲気とはまるで違います。
これがコルトレーンのコルトレーンたるところだと思います。
でも、でも・・・「ドはドーナツのド」のドレミの歌を取り上げないでほんとうに良かったと思います(^^;)
コルトレーンなら命懸けで「ドはドーナツのド」・・ってやりそうだから。ほんとうに生真面目一本です!

というわけで、こちらコルトレーンもお酒を一杯やりながら聞くなんて気分にはなりません。
せいぜいアルバム「バラード」くらいでしょうか、そんな雰囲気のものは。

コルトレーンにしても、来日した当時の様子が書かれていましたが、やはり「どうにもこうにも理解できない」という人は多かった印象です。

私も不幸にも一番最初に買ったコルトレーンのアルバムが超前衛な「クル・セ・ママ」だったわけで、何がなんやらわからずお腹が痛くなった記憶があります(^-^;
アルバム「セルフレスネス」の「マイ・フェイバリット・シングス」・・レロレロいってて怖かった・・を聞いて心身ともに理解できるようになったのはその10年後くらいでしょうか。

当時の雰囲気を感じつつ読んだ植草氏の著書。
目黒の古本遊戯「流浪堂」で手に入れた(定価よりも高かったが、新品同様、付録の月報もそのまま付いていた)のですが、それに見合う価値がありました。
Jazzは今でも人生の友です。


【NowPlaying】 The Cry / Walt Dickerson ( Jazz )

2012/09/23

【簡単・3分宝塚講座 Vol.13】

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好評につき13回目に突入いたしました『簡単・3分宝塚講座』、今回は脚本・演出家について。

宝塚初心者であったあなたも何度か公演を経験し、プログラムなどを買い求めることがあるでしょう。
あの配役は誰だったのだろう、などと休憩時間に首っ引きにするのも楽しいのですが、プログラムには、トップスターらの主要な方達の写真のあと、理事長の挨拶文があり、その次に公演スタッフの氏名が載っています。

まずは「脚本・演出」「作・演出」というところに注目していただくのが良いかと思います。

宝塚歌劇団は、座付きの脚本・演出家がいてオリジナルの作品を作り上げています。
ミュージカルにしても、ショーにしてもその作品毎に脚本・演出、作・演出として先生方のお名前が載っています。

観劇が終了したら、そして「今回の作品は泣けたなぁ」「テーマがきっちり描けていたぞ」「展開がドラマチックだった」と感じたら脚本・演出の先生のお名前を見てください。
その先生により作品はやはり特徴があるのです。

ショーにしても、「この藤井大介という人のショーはいつもスカッとするなあ」などという感想をお持ちになるはずです。

その感想が大事です。

いくつかの公演を経ると、またあのあなたのお気に入りになった先生の作品が東京にやってくるとチラシやポスターで発見し、期待に胸が高鳴ります!
私もそうですが、大好きな先生の作品が来るとなると楽しみで楽しみで待ち切れない感じがあります。
そういうワクワク感も大事なのではないでしょうか。

因みにミュージカルでの私の楽しみにしてしまう先生は、「植田景子先生」です。
毎回、先生がうったえかけてくるテーマには心が大きく動くのです。

もうすぐ日本青年館に星組の「ジャン・ルイ・ファージョン(王妃の調香師)」がやってきますが、これも植田先生の作品。こうしてファンは、組やトップスターがやってくるのとともに、お気に入りの作者の作品がやってくるのも楽しみになってくるのです。

ぜひ、好きなトップスターや、組などが出来たら、今度は好きな作家の先生も見つけてくださいね。
またまた、宝塚ファンとしての世界が広がりますよ(*゚▽゚)ノ


【NowPlaying】 A Day In The Life / The Beatles ( Rock )

2012/09/22

ほっとする

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本日も午前中は畑の草取りを涼しくなったとはいえ、汗だくになってやりました。
やっと終えて冷たいお茶でひと息いれていると目に入ったのが写真の草花。

赤い花は「縷紅草(るこうそう)」と言って、原産は熱帯アメリカなんだそうですが、アサガオにちょっと似ているようでもあります。
この鮮やかな赤は、なぜか心に暖かみを与えてくれます。

そして、もうひとつホオズキのような丸いのが「風船葛(ふうせんかずら)」と言うのだそうです。
この“ふうせん”状の実を鑑賞するためのものです。


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両方とも妻が庭にある鉄棒(子どもが小さい頃に使った)に網を掛けて育ててみたものです。

きょうは、まだ暑さが残っていましたが、時折涼やかな風邪が吹き、それにゆれている風情はなかなかいいものです。

草取りの疲れも少し癒やされた気がしました(^-^)


【NowPlaying】 干物箱 / 林家たい平 ( 落語 )

2012/09/21

星組・全ツ“Sonic City”☆すごかった☆

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「宝塚歌劇・星組全国ツアー@大宮 Sonic City」を観劇しましたのでご報告を。

今回の演目は、ミュージカルの方が「琥珀色の雨にぬれて」、ショーは大劇場、東京宝塚劇場から引き続き「 Celebrity 」です。

琥珀色・・は、1984年の花組(高汐巴・若葉ひろみ)、1987年同じく花組(高汐巴・秋篠美帆)、2002年花組(匠ひびき・大鳥れい)、2003年花組(春野寿美礼・ふづき美世)と再演を重ねている作品ですが、残念ながら私はどれも見たことがありませんでした。

今回の星組では、この主人公のクロード役を柚希礼音(ゆずき・れおん)さんが演じたわけですが、人生の伴侶として理想的な女性であるフランソワーズ(音波みのり/おとは・みのり)と、衝撃的な出会いで一気に恋に落ちたシャロン(夢咲ねね/ゆめさき・ねね)という対象的な女性の間で揺れ動く男心を、その“衝動”を中心に描いていて良かったと感じました。

過去の同作品は見ていないのですが、例えば高汐さんなどが演じれば、もっと男のずるい部分や、ずるずるとまずい関係に引きずり込まれ、自らも望んでしまうような形で演じたのではないかと想像いたしますが、柚希さんの演じ方は非常に正直な男の気持ちが出ていたのではないかと思いましたし、現代的な表現であったと思いましたし、斬新にさえ感じたのです。

そして、柚希さんを惑わし、婚約者から妻となったフランソワーズに対し、あやしい大人の女として接するという役を夢咲さんは“魅力ある女”という形で演じ、これまた見事でした。
またひとつ、夢咲さんは階段を登ったという感じがしました。

ジゴロを演じた十輝いりす(とき・いりす)さんは、宙組から組替えで来て、大変重要な役を演じることとなりましたし、組の要としてフル回転でした。
十輝さんの実力が存分に発揮されていましたし、男役としての魅力も素晴らしいものが開花していると感じました。

フランソワの兄であり、柚希さん演じるクロードの親友を演じた鶴美舞夕(つるみ・まゆう)さんも好演、私が簡単・3分宝塚講座で一押しした壱城あずさ(いちじょう・あずさ)さんも頑張っていましたよ(*^-^)

この演目は、1980年代に見た頃の宝塚のリズム、テンポで物語が進行するゆっくりと落ち着いたものでした。
この感覚は懐かしく、じっくりと芝居を味わうことができましたし、個々のキャラクターの演じ方なども深く味わうことができる佳作だと思いました。

再演されてきたのもうなずける、濃い、大人のお話。
恋愛のかたちをしみじみと考えさせられる演目なんて、近頃なかなかお目にかかれなかったものです。
久しぶりに心の中に哀愁と潤いを感じるひとときでした。


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ショー「セレブリティ」は、東京宝塚劇場の本公演でも演じられたものですが、今回は紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん率いる日本青年館での公演と星組が二手に分かれているため、かなりな少数精鋭部隊となっていて、印象はかなり異なりました。

でも、“飛車角抜き”と言ってもいい陣容なのに、迫力は満点!
ここでも十輝さんが大車輪の活躍をして組全体を引き締めました。

そして、ミュージカルのあと、このショーも続けて見た段階で、「このトップコンビは今、頂点に近いところにいるな」
と正直思いました。
自分達の思う主人公像を揺るぎない形で演じ、観客の反応をその場で生かすこともでき、ショーでは自分達の魅力はここにある・・というものを充分自ら理解して、観客に対して最良のトップコンビ姿を見せてくれるというなかなか見られない境地に達していると思いました。


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今回の全国ツアーは、よくあるちょっと緩い感じの公演ではなく、柚希さん、夢咲さんコンビが今までの舞台で得たものをあらためて私たちに見せてくれている素晴らしいものだというのが一番の感想です。

まだ“星組・全ツ”見ていない人は必見ですよ!
ちえ&ねね(ちえは柚希さん、ねねは夢咲さんの愛称です)コンビ、今“乗りに乗って”います!'(*゚▽゚*)'


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

2012/09/17

サン=テグジュペリ/CONGA ! !を長女と観てきました

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宝塚歌劇・花組東京公演『サン=テグジュペリ( -星の王子さまになった操縦士- )/CONGA ! ! 』を長女と観てきました。
花組の本公演は半年以上ぶりです。

実は「サン=テグジュペリ」の作品は苦手です。中学のときに英語の先生に「こんな人生に影響を与えられた本はない、ぜひ読んでほしい」と言われて読んでみたのですが、その世界観が全くわかりませんでした。
その後高校生、大学となってからも読んでみましたが、早い話、私の感覚にはまったく合わないのですね・・・。

それは、きょう帰宅してから聞いた読書中毒の妻も同意見で、「でも、ファンは周りに多いよ。しかも深く感銘を受けている人が多い・・。」ということで、どうしてもサン=テグジュペリの作品には馴染めない・・そういう状態で見たわけです。


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で、始まりましたが、やっぱり良くわからない。
なぜこれを舞台でミュージカル化するのか、もっとやりようがあるのではないか、などと感じましたが、作者も熱烈なテグジュペリ・ファンなのでしょうね、思い入れたっぷりな展開で、若き飛行機の操縦士である蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さん演じるサン=テグジュペリの熱い心と、子どものような心をもつ部分が対称的に演じられていましたが、・・私にも長女にもいまひとつ響かないのでした。

特に子どもになったような幻想シーンは、完全に着いていくことが出来ず、おいてきぼりに・・・。
きっとファンにとって、最も重要な部分なんでしょうけど。

というわけで、この第一部のミュージカルについては、私も長女もいまひとつ盛り上がりませんでした。
“合わない”ってことです。


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そして、第二部はショー「コンガ!!」です。
事前情報によると、蘭寿さん、そうとう張り切っているらしいとのことでしたが、ほんとうにそのとおりでした。

蘭寿さんの「フォッ!!」という掛け声を何度聞いたことかd( ̄  ̄)
珍しくラテンで攻めてくるこのショー、オープニングから怒濤の寄り身で客席もたじろぐくらいの勢いがありました。

蘭寿さんは元々ダンスがうまいので、蘭寿さんにとっては見せどころ満載です。
しかも、美しい高音が出る蘭寿さんの歌声にぴったりの曲が目白押しで、「どうだっ」っていうくらいの感じで舞台狭しと躍動していました。
今回の蘭寿さん、自信たっぷりです。

娘役トップの蘭乃はな(らんの・はな)さんも、ダンスがとても良くなってきて、大きな踊りを見せてくれるようになりました。
ソロでのダンスもあって、とても良かった。もう、ただ可愛いだけの蘭ちゃんではありません。

全体としては、ずっと盛り上がりっ放しと言っていいくらいの大波が次から次へと押し寄せてくるようなショーでした。
初めて見る人は、ちょっとそのエネルギーに驚くのではないかと思いました。

今回は、ミュージカルの方は見る人によって・・様々な印象を持つだろうという内容。
ショーは、蘭寿さんの魅力がたっぷり、蘭乃さんとのコンビでの魅力もたっぷりなショーでした。

二番手スター・壮一帆(そう・かずほ)さんも特に歌が良かった。
生き生きしていました。

そして、退団が決まった三番手スターの愛音羽麗(あいね・はれい)さん。
たくさんのソロとショーでの見せ場を得てちからいっぱいの演技とダンス、歌唱でした。
中性的な魅力の男役スター、愛音さん。あなたが主役を取った作品も良かったです。
千秋楽まで頑張ってください。


【NowPlaying】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2012/09/16

【簡単・3分宝塚講座 Vol.12】

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「簡単・3分宝塚講座」・・だんだんやめられなくなってきました。

更新の度にアクセス数が伸びるのですが、さらに初めて見に来てくださった方は、解析すると、たいてい今までの「Vol.1」から「Vol.11」まで丁寧に時間をかけて見てくださっているのです。ありがた過ぎる・・。゚(゚´Д`゚)゚。

というわけで、私が頑張ってしまうのは、どうしてかというところから今回のテーマに突入です。

なぜ私が頑張るのか、それは宝塚を見に行ってもらいたいからです。
見に行けば必ず何かたいせつなものを感じてもらえるからです。
それが「宝塚ファン共通の思い」と言っても過言ではないでしょう。

宝塚ファンは皆、初心者に対してはメチャメチャ親切です。
初めての人が見に行きたいと聞けば、手に入らないチケットを何とかして手に入れてきます。
そして、手取足取り、劇場までのアクセスや、劇場内の案内、観劇時に必要なものから、観劇ワンポイントまで、隈無く、痒いところに手が届く感じで教えてくれますよ'(*゚▽゚*)'

ためしに、職場などで「ああ、宝塚って一度見てみたいなぁ」と休み時間にちょっと周囲に聞こえるように言ってみてください。

隠れ宝塚ファンは意外と多いものです。
「あの・・」と声をかけてきてくれますよ、必ず。
「今、東京では○組が○○という公演をやっています。ご覧になりますか?」・・と、95%の確立でいきなりサポートしてくれます。ウソじゃないよ、ほんとうだってば!(^^;)

あとは、あなたがその気でさえあれば、あなたのお友達や家族、恋人と見に行くもよし、その紹介してくれるファンの方と仲が良ければその人と見に行ってもよしです。

そして、その人のおかげで観劇したら、必ずその後にお礼の言葉と、出来れば感想をひと言付け加えてくれればベストです。
不幸にも“おもしろくなかった”という場合には、その点にはふれずにお礼だけ言いましょう。
取れないチケットを全力で取ってくれているはずです。その点だけは忘れずにd(^_^o)

幸運にも“めっちゃおもしろかった!!”ということであれば、ぜひ感想を伝えてあげてください。
その後は、今後の宝塚ファン人生にとって貴重なアドバイスをたくさんもらえると思います。中身は濃いが、普通初心者がたどりつくまでに何年もかかるような知識をあっという間に得ることができますよ!

さて、不幸にもまったく面白さを感じられなかった貴方。
たぶん「ガハハ系エロおやじ」、または「会話の内容が仕事のことばっか・・という人」「愛も正義も真実も人生には関係ない」などと思っている人なのではないですか?私の経験では、権威や既成概念にとらわれる人はまったくダメだった・・惨敗という結果になっています。

できれば、これから見られる方は、新鮮な気持ちで何ものにもとらわれず、真っ直ぐな気持ちで歌劇団生徒の躍動を見ていただきたいのです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

今回は、宝塚ファンの人に初観劇のサポートをお願いした方がいいよ、というお話でした。


【NowPlaying】 One After 909 / The Beatles ( Rock )

草取りに着手・・・。

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この夏は仕事の関係でなかなか土日を自由に使うことができず、また家族の種々の事情で畑の草取りができずにおりました。過去に手術した心臓の状態もあまり良くなかったりしたもので。

畑は親のものですが、もう草取りはできないので私が頑張るしかなく、昨年までは東京勤務の往復5時間通勤の中、土日は必死で草取りをし(その影響で冬に体をこわしたが・・)、なんとか維持してきました。

でも、今年はもうだめ・・・。
草は伸び放題、どこから飛んできたのか、人の背丈よりもずっと高い、草よりも木に近いものまで出て来て、この秋からなんとか地獄を味わいながらやっていこうと思っていました。

見かねた両親が業者に入ってもらってあらかた雑草を引っこ抜くところまでつい最近やってもらうことができました。
さあ、これからは絶対に草茫々の状態に戻すわけにはいきません。

昨日、きょうとがんばって畑の草取りをしました。しかも、仕事が山積なので仕事と草取りを交互に・・・。
作物などはどうやっても仕事の関係もあって、作れるような状態ではないので、ただこの状態を維持していかねばなりません。

がんばります・・・つらいけど・・・。


【NowPlaying】 天気予報 / ニッポン放送 ( AMラジオ )

2012/09/15

Facebookについて少し考え方が変わってきた

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個人でもFacebookに登録し、色々と書き込み、さらにFacebookページも作成し、さらにさらに仕事でもFacebookページを作成してみました。

で、感じたことは、作る前に思っていた「HomePageへの導入」をいかに上手くするか・・みたいなことには、あまり意味がないのではないか、ということです。

理屈からいくと、そんなことを誰もが考えそうです。・・私も考えました。
でも、せっかく見つけた面白そうなFacebookページからホームページに連れて行かれると、「こちらへどうぞ」と案内されて、『事務所の裏に連れて行かれた』みたいな気になることが“しばしば”です。

舞台でいうと、“書き割り”の裏側に来た感じ、と言えばお分かりいただけるでしょうか。

「何件HomePageまで導入できて、それはどういうやり方だったか詳しく分析しろ」みたいなことも専門の部署から言われたりもして、その気にもなりましたが、統計数値やグラフなどのデータを熱心に見てもいい記事書けないんじゃないの、と思ったわけです。

けっこうな数の『いいね』をもらっているので、気も大きくなっているのかもしれませんが、色々とアドバイスしていただいた割にはその人達が作ったものは、私から見ると、“ちっとも面白くない”、“キャッチーな部分が何もない”ページに見えます。

専門的な解析をすると様々な数値がモニターに表示されますが、「どの記事が人気があったからと言って、そればっかり載せていては広報目的なのか、人気目的なのかもわからなくなります」。

そんなことに時間を割いているのなら、面白い記事、良い記事を書くことに力を割いた方が良い、というのが現在の気持ちです。

それに、いちばん感じることは、「書いている人が面白いと思っていない」ということです。
そんなの読めばすぐにわかります。

というわけで、私はがんばって“面白い”と思っていただけるもの、さらに“自分も面白がっている”ものを書こうと思っています。
今までも、もちろんそうやって書いてきていますよ!(*^^*)


【NowPlaying】 夏の終わりに / 東儀秀樹 ( Instrumental )

2012/09/13

【簡単・3分宝塚講座 Vol.11】

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今回は、宝塚をいよいよ見始めて、好きなトップスターもでき、各組二人~三人くらいの顔が判別できるようになってきた頃についての講座です。

トップスターが舞台を縦横無尽に演じて私たちを魅了しているとき、あなたは気付き始めるはずです。

あの、よく主役の周囲に立っていたり、ここぞというときに“がつん”と決める台詞を放ったり、トップスターの泣かせるシーンを巧みに演出している人がいて、その人は“いわゆる”二番手、三番手ではなく、それとは別格の存在らしいということを。

名前を覚えておいていただくと、あとで「ああ、なるほど」と思われるかもしれません。

花組からそんなスターをご紹介しましょう。

○華形ひかる(はながた・ひかる)さん
 純で一直線で、嘘偽りのない誠実で堅実な演技が光ります。

○桜一花(さくら・いちか)さん
 美人でいて愛らしく、可憐でいて密やか、演技もダンスも歌唱も抜群であり、そして舞台を支えている、そんな娘役です。

月組では

○花瀬みずか(はなせ・みずか)さん
 美人で気品が有り、しかもユーモアも併せ持ち、歌唱は抜群。舞台に現れただけで瑞々しい美しさが光ります。
 そして、舞台を引き締めます。

○星条海斗(せいじょう・かいと)さん
 常に全力、真っ正面から役に取り組み、組全体の動きが常にわかっている“ニクイ”男役です。

雪組では

○未涼亜希(みすず・あき)さん
 常に舞台進行を川の流れのように“滔滔(とうとう)”と進行させていく静かな魔術師のような男役。
 歌ってよし、演技してよし、ダンスもよし、の心強い男役です。

○夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さん
 星組からの組替えで来た途端、実力を発揮し、主役と並び立ち、実直で真っ直ぐな“好青年”タイプな男役です。
 
星組では

○十輝いりす(とき・いりす)さん
 宙組からの組替えですが、涼紫央(すずみ・しお)さんが退団され、芯となっていた重要人物なきあと、この人がトップスターの柚希(ゆずき)さんを支えることになるでしょう。正当派の格好良い男役。舞台に立っているだけで頼りになる人です。

○壱城あずさ(いちじょう・あずさ)さん
 美弥るりか(みや・るりか)さんが月組に組替えとなった今、十輝さんとともに星組を支えねばならない貴重な男役です。今後に期待したい方です。

宙組では

○悠未ひろ(ゆうみ・ひろ)さん
 高身長で男前、常にトップスターの近くで存在感を見せ、併せてトップスターを支え続けるニヒルな男役です。この人なくして宙組男前軍団の統率力は維持できないでしょう。

○愛花ちさき(あいはな・ちさき)さん
 美人でいて、どんな役でもこなし、目立つ役もOKだが、地味な役もどんと来い、器用でいて可憐な娘役、この人にも注目していると舞台に深みが出て感じられることでしょう。

以上、おぼえておいて損のない、素敵な各組スターの方達のご紹介でした。
おぼえておいてねd(^_^o)

【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / NHK ( AMラジオ )

2012/09/09

<続>大人の流儀を読みました

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『続・大人の流儀/伊集院静著(講談社)』を読みました。
前にもこのブログで、第一弾の大人の流儀についてご紹介しました。

こちら<続>では、後半からほとんどが東日本大震災のその日から続いたことと、著者の苛立ち(著者は仙台在住)が書かれていました。
被災地のまっただ中にいた著者のそのとき感じたことがそのまま書かれていて、「垣間見えた人間のことを書く」として、「政治家達がまったく顔が見えなくなった」と、書いています。

エリートは被災地には行かないのか、とも言っていて、逆に作業現場で働いている人達の勇気に頭が下がるとも書いています。逃げ出したい気持ちを抑えているその使命感を感じて、「使命感の根には人の道がある」と絞り出すような文がずっと続きます。

東京のテレビが見えるようになったときに、女性アナウンサーが「まるで映画のようです」と言っているのを聞いたときの怒りはものすごい調子で書かれていました。それに放射能汚染の心配ばかりして、コンビニなどで買いだめする東京の人達にも憤っています。
私もあのときの東京の様子を思い出しました。

「幸福のすぐ隣に哀しみがあると知れ」というのは、あの日以来、いや、阪神淡路大震災以来、私も感じ、思っていることです。
忘れてはいけません。
それにしても、皆で送った義援金の行方はどうなっているのだろう、と思います。
たいそうな金額でしたよね。
教えてくれないのでしょうか。

我が家からは、公のものとは別ルートを探して直接「足らないのに届かない」と言われていたものを段ボール箱に何箱か送りましたが、無事届いて役に立ったであろうことを祈ります。

大人の流儀、<続>の方は、震災のことで頭がいっぱいになる内容でした。
忘れてはいけないことです。


【NowPlaying】 サンデー知っとかナイツ! / ナイツ ( AMニッポン放送 )

【簡単・3分宝塚講座 Vol.10】

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いよいよ二桁に突入した「簡単・3分宝塚講座」ですが、今回はミュージカル、しかも本場ブロードウエイなどでの人気作品を取り上げているものについて少しご紹介しようと思います。

通常、宝塚では座付きの脚本家がオリジナル作品を、ミュージカルについてもショーについても書き下ろして上演します。しかも最近では原則がくずれてはいますが、基本的に再演はない、というのが一般的です。

しかし、そんな中で、宝塚ではまだ他の日本の劇団が取り上げていない海外のミュージカル作品についてもかなり積極的に取り入れてきました。

「ディーン」「南太平洋」「ガイズ&ドールズ」「回転木馬」「オクラホマ」「Me & My Girl」「ファントム」「エリザベート」「ザ・スカーレット・ピンパーネル」「フランス版・ロミオとジュリエット」などなど、数え上げるとたいへんな演目数になります。

特に、「Me & My Girl」は私も月組が初めて演じたときのことを昨日のように覚えています。
楽曲も素晴らしいし、舞台セットも衣装もダンスも、そして演じた宝塚のメンバーが最高の演技を見せ、本場も驚きの仕上がりとなり、宝塚→東京→宝塚→東京と、二往復する絶賛作品となりました。

初代の剣幸(つるぎ。みゆき)さんから、天海祐希(あまみ・ゆうき)さん、瀬奈じゅん(せな・じゅん)さんと、それぞれが誰にも愛される主人公「ビル」を演じ、観客もいっしょになって第一幕終了直前の「ランベスウォーク」を客席で歌い、そして手拍子したものでした。
幕が降り、“追い出し”のオーケストラ演奏が終わっても拍手が鳴り止まず、オーケストラが楽器を振ってオーケストラピットから身を乗り出して応えるなんていう場面を宝塚で初めて経験しました。

「エリザベート」は、黄泉の国の「トート閣下」が主人公となる宝塚独特のバージョンを生み出し、今では宝塚でも帝劇でも、宝塚の演出家が総指揮を取るような宝塚になくてはならない特別なミュージカルとなりました。
何度見ても名シーン、名曲の数々が心を打ちます。初代、一路真輝(いちろ・まき)さんの姿はあまりにも尊い・・・。
これが舞台に掛かったら、ぜひ皆さん一度は観に行っていただきたい!

「ファントム」も、オペラ座の怪人の宝塚編ミュージカルですが、「花總まり(はなふさ・まり)」さんがボトボトと落涙しての名演技を繰り広げるなど歌唱力も演技力も、表現力も全てを兼ね備えなければ演じきれない素晴らしい作品を宝塚は“モノ”にしてきました。
最近では、蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんが、銀橋で落涙し歌っていた姿を思い出します。
実の父との抱擁シーンでは私も嗚咽してしまうほどの迫真の演技でした。

今回、写真を載せている「ザ・スカーレット・ピンパーネル」は、すでに星組と月組が演じていますが、このミュージカルの作曲担当のフランク・ワイルドホーン氏は、わざわざ宝塚用に曲を書き足しています。
それほど宝塚への思いが強いのです。
その曲が「ひとかけらの勇気」。何度聞いても涙があふれる素晴らしい曲です。
組によって主人公の男女二人の表現の仕方も変わり、星組の安蘭さん、遠野さんは、正義のために耐えて忍んで突き進み艱難辛苦を乗り越えるパーシーと、夫の結婚後の豹変に疑惑を持ち、地獄の苦しみを味わうマルグリットとなっていました。
月組の霧矢さん、蒼乃さんでは、悩み苦しみながらも愛を信じつつ正義に突き進むパーシーと、夫の豹変に気を強く持ち、自分の信じるところを突き進み愛を勝ち取るマルグリットとなっていて、組による違いを楽しむのも、宝塚の良いところだと思います。

そして、この夏、月組が舞台に掛けている「フランス版・ロミオとジュリエット」は、誰もが知っているストーリーを素晴らしい楽曲で観客を魅了するものとなっています。

通常の宝塚の演し物を楽しみつつ、時にはこういった海外ミュージカルものを楽しむ、そんな宝塚との接し方は、とても優雅なものです。
ぜひ、宝塚が取り組む海外ミュージカルもご堪能いただきたいというのが、今回の趣旨です。


長くなりました。3分で見られるかな?(*^^*)

それでは、またぁ~( ´ ▽ ` )ノ♪


【NowPlaying】 アフター・ザ・ゴールドラッシュ / パティ・スミス ( Rock )

2012/09/07

【簡単・3分宝塚講座 Vol.9】

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掲載するたびに大幅アクセスアップをするこの「簡単・3分宝塚講座」、いよいよ第9回目に突入です。
こんなにやるとは思わなかった(*^o^*)

今回は劇場に実際に行ったときの興奮と楽しさについてご紹介いたします。

宝塚大劇場も、東京宝塚劇場も2000人以上収容の大きな劇場ですが、割と見やすい劇場だと思います。
席に着くと、早くも何やら音が聞こえてきます。
舞台前に半円形状に穴が空いていて、そこはオーケストラピットです。
中では、もうオーケストラが練習を始めています。

チューニング音や、早いフレーズを何度も繰り返すブラスセクション、通い慣れた人には「ああ、あの曲のあそこだ」とわかるようなドラムのリズム練習も聞こえてきて、いやがうえにも盛り上がってきます。

時間が迫ると会場内での注意事項がアナウンスされますが、直前5分前になると宝塚の生徒が今度は最後のアナウンスをいたします。「○○は、お控え下さいませ」(*´`*)なんて、言われたら従っちゃうよねぇ・・と思いながらいつも聞いているのです。

ブザーが鳴り、暗転すると一瞬静かな空間となり、トップスターの「本日はようこそ東京宝塚劇場にお越しくださいました。○○組の○○です。」と声だけの挨拶が聞こえ、演目の紹介と指揮者の紹介が有り、指揮者がスポットライトの中、挨拶をすると大拍手が起こり、いよいよ幕開けです。

いろいろな幕開けがありますが、パッと灯りが点くと“大群舞”なんていうのもいいです!'(*゚▽゚*)'

いやが上にも盛り上がるわけですが、オーケストラの生演奏がこんなにいいものかっ!と、きっと感心されると思います。
もう居ても立ってもいられない感じ!!(゚▽゚*)

生ですから、シンバルの音もカツーン、カツーンとスティックの木とシンバルの金属が当たる音が直接耳に入ってきます。PAからの音と、楽器から直接出る生音が一緒に聞こえてきて大興奮です。

こんなオープニングもあります。
組の全員が大コーラスで舞台上に勢揃いし、お客さんを盛り上げると、トップスターが一人で銀橋(オーケストラピット前にせり出した半円状のエプロンステージのこと、ここはスターだけが渡れるのです)を渡ってきます。
すかさず銀橋に沿って埋め込まれているライトに灯がパパパパパッと入り、光り刺す架け橋をスターが客席に向かってやってくる・・・興奮の“るつぼ”と化すのです!(☆o☆)!!

ああ、自分で言ってて興奮してきた(*^o^*)、そんなこんなでミラーボールが回り出して会場が光りの渦になると観客席はまた夢の中にいるような気分になったりします。

ラストに近づいて舞台上に大階段が現れると、だいたいトップスター男役と娘役二人のデュエットダンスが繰り広げられることが多いのですが、それも息づかいが聞こえてきそうな渾身のダンスを見せてくれます。
時にはダンスが終わると二人がステージ両脇から銀橋まで走り寄ってきて最後の“抱擁”。
二人で手をつないでスポットライトの中、万雷の拍手を受けて下手に走り去る・・・そんな素晴らしいシーンも見られます。

そして最後の最後は皆が大階段を降りてきて、舞台最前部で挨拶をし、トップスターが一人で歌いながら降りてくると主要メンバーが銀橋に並んで最後の挨拶をし、トップスター同士が会釈してステージに帰るといよいよ手を振りながら幕が降り終演です。
「さよならみなさま」が静かに流れる中、階段を降りて劇場出口に向かうときの気分は最高です。
皆が口々に感想を述べながら歩いているのを聞くのも楽しみとなります。

本日は、臨場感を出しながらの実際の劇場の雰囲気を再現してみました。

まだまだ続く・・・次回を待て φ(・_・;) 


【NowPlaying】 エンディングス / マイケル・ジョーンズ ( Instrumental )

2012/09/05

キャンドルスティック・パークでのラストコンサート

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9月になりましたが・・・1966年の8月29日にビートルズは最後のコンサートを行っていたことを思い出しました。

サンフランシスコのキャドルスティック・パークでの野外コンサートです。
野球場のスタンドに観客、フィールドは飛び込んでくる観客を警官が取り押さえる場所になっていたようです(写真参照)。

日本公演が行われたその年がビートルズがコンサートという形で一緒に人前で演奏した最後の年になりました。

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実は日本公演前には、あの革新的なアルバム、「リボルバー」は完成されていました。
もう、自分達のレコードで演奏されている曲は、当時ステージで再現できないものになっていました。

ジョンもポールも楽しそうに演奏していますが、「これで最後だ」と思っていたからこそ、かもしれません。
もう、ほとんど誰にも聞こえない当時の器機での演奏と、ハードなツアーにはうんざりしていたのだと思います。

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ビートルズは、自分で自分達の過去の姿を演じていたのです。
わずか一、二年前の自分達ですが、ビートルズの変貌を考えると十年も前の自分達を演じていた感覚だったのかもしれません。
どんな感覚で演奏していたのだろう・・・。

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そして、ビートルズが人前に現れて実際に演奏したのはその後1969年のアップルビルの屋上でのゲリラコンサート?まで一切ありませんでした。
映画「レット・イット・ビー」で、その様子が確認できますが、これはコンサートではなく、映画のワンシーンとして世界に伝えられました。
容貌も大きく変貌したビートルズでしたが、イキイキしていた割には哀しさが漂う演奏でした。

このキャンドルスティック・パークでのラストコンサートの最後に引き上げる写真を見ていたら、ちょっと涙が出ました。


【NowPlaying】 Norwegian Wood / The Beatles ( Rock )

2012/09/04

えっ・・居酒屋?!

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たいした話ではないんですよ(^-^;
このあいだ妻の車の点検に出かけたときに見かけた写真のお店なんですけど。

『トトロ “居酒屋バージョン”』と看板に書かれていたのです。

お店のあまりにも静かな佇まいと、「トトロ」という店名に思わず私のアンテナが立ったのですが、さらに「居酒屋バージョン」と添え書きされていたのも、とても気になりました。
居酒屋以外のバージョンもあるのか・・・。

いったいトトロの何バージョンが存在するのか気になるところですが、何もわかりません。

不思議な居酒屋「トトロ」。
営業時間にのぞいてみたいが、ちょっとこわい気もする・・・。


【NowPlaying】 ソー・ロング / ジム・ブリックマン ( Instrumental )

2012/09/03

【簡単・3分宝塚講座 Vol.8】

簡単・3分宝塚講座も第8回を数えました。
相変わらずの500アクセス越えを達成している中、継続してまいります。
なんだか自分にも勉強になっているのです。

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今回の講座は、組の説明や、必須アイテムなどではありません。
宝塚を見てみようというあなたへの問いかけです。

「音楽」は好きですか?
聞く音楽のジャンルへの偏見はありませんか?

私が今まで見た宝塚の中では、クラッシックや、ジャズ、ミュージカルソング、ラテン、ロック、ハードロック、ヒップホップからパンク、ヘビメタ、フォークソングから歌謡曲など、あらゆるジャンルの音楽が演奏され、歌われ、踊られていました。

クラッシック以外は音楽じゃないとか、「○○しか聞きませんの」なんて普段周りの人に言ったりしていませんか?

そういう心がけで宝塚劇場に来ようなんて思っているのなら、来ない方がいいです。
宝塚は何でも“あり”です。
音楽として様々なものを受け入れる気持ちがなければ、その楽しさはわからないでしょう。
オペレッタなどを取り上げ、歌いまくる演目もあります。
あなたは、その曲を、歌を聞いて胸躍らすような、そんな“音楽好き”ですか?

まずは、偏見無しで音楽を聞き、楽しむことができる人でないと“だめ”だと私は思います。

20120903_takarazuka01

そして、あなたは『感動』できる人ですか?

冷めた目で舞台を見て、あの歌のあの部分はイマイチだったとか、あそこで台詞を噛んだとか、たったひとつのことにずっとこだわって、終演後ぶつぶつ文句を言ったりしませんか?

それだったら、お金がもったいないので宝塚劇場には来ない方がいいですよ。

宝塚は組子(各組に所属する歌劇団員のこと)全員がいつも全力、笑顔です。
どんなに大した役がつかなくても、自分のシーンが少なくても、・・・そう、全力で笑顔なのです。

フィナーレになり、主要メンバーが銀橋(半円形に客席に突き出したエプロンステージのこと、主要メンバーに入っているスター以外は原則として渡ることができない)を渡り、お客様に挨拶しているときにも、舞台の袖の部分でお客さんの誰もかもが銀橋のスターを見ているときでも、袖にいる組子は精一杯歌い、笑顔で観客を見つめています。
私は、フィナーレのときには実はそちらの袖にいる若手で、何の役も付いていない組子をずっと見ています。

目が合います。そして、たしかめるように目でつながり、笑顔で「いかがでしたか?」と、目で語りかけてきます。
・・・そして、いつも嬉しさと感動でいっぱいになり、涙が目にたまってしまうのです。

そのときには、銀橋上でトップスター同士が会釈を交わし、威風堂々、銀橋を闘いを終えた獅子のように大きな羽根をなびかせながら舞台に戻ってきます。
それを精一杯の笑顔で迎える若手達。“くさっている”組子を私は今までひとりも見たことがないのです。

舞台上で再度トップスター達が挨拶をすると幕が降りますが、そのときでも袖にいる組子達はステージ上の幕の内側に入ることは出来ず、舞台袖から“捌けて”いくのです。もちろん、そのときも笑顔と名残惜しそうな表情で・・・。

そんな宝塚の“精一杯”な組子達と心を通わすくらいの気持ちになれますか?

スターだけを見て、良さそうな演目だけを見て、いいところだけを見て、そんな観劇の仕方だとすぐに飽きてしまうと思います。
宝塚の舞台全体から滲み出てくる、感動を味わってほしいのです。
それが大切だと、初観劇から数十年経った今でも同様に感じているので、ここで書いてみたのです。

そして、感動を自分の“宝物”にしましょう。

今回は以上です。
ちょっと“ちから”を込めすぎたかな(*^o^*)


【NowPlaying】 I Only Have Eyes For You / Kenny Drew ( Jazz )

Steve Jobs Ⅰを読みました。

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『Steve Jobs Ⅰ/Walter Issacson著・井口耕二訳(講談社)』を読みました。
「Ⅰ」と「Ⅱ」の二冊になっているのですが、先に「Ⅱ」を読み、その感想についてはすでにこのブログに書きました。

「Ⅱ」については、世界の人々がよく知っている iPod や、iPhone、iMacなどの世界を席巻しているときのジョブズの様子が書かれていたのですが、この「Ⅰ」では、初期のMacintoshを創った頃や、それ以前のジョブズの生い立ち、いっしょにアップルをつくったウォズニアックとのことなどが書かれ、自分がペプシから「一生砂糖水を売っているつもりかい」のひと言で引き抜いたスカリ-との話も事細かに書かれていました。

そのスカリ-にやがてジョブズはアップルを追い出されるわけですが・・・。

女性関係、実の親兄弟や、養親との関係、周囲の人々との関係も書かれ、ジョブズの複雑な心理模様がいったいどこから来ているのかも深く考えさせられました。

ただ、それにしてもスティーブ・ジョブズという人は天才ではあるが、一緒にいる人達にとっては“狂気の人”にしか映らなかったのではないかと思いました。

文中で「現実歪曲フィールド」と呼ばれているジョブズの「我が儘勝手」なふるまいにはジョブズの周囲の人だけでなく読んでいるこちらも精神状態に異常を来すくらいのものがありました。
ほんとうに読んでいてイヤになりました。
こんな人が自分の周りにいたら絶対に近づかないだろう・・というくらいです。

・・・ということが予想されたので、この「Ⅰ」はなかなか読まなかったのですが、いざ読んでみたら案の定です。

でも、このくらい狂気を含んだ人でないと、あのMacintoshや、スタイリッシュでクールな数々のアップルの製品は世に出なかったのでしょうね。

ちょっとおぞましかったので、この二冊の本はどこかに封印してしばらくは目に入らないようにいたします(-_-;) 

私の心にさざ波どころか、大波が立ってしまいそうなので・・・。


【NowPlaying】 ネイチャーズ・ハーモニー / スティーブ・レイマン ( Instrumental )

2012/09/02

【簡単・3分宝塚講座 Vol.7】

連日、多くのアクセスをいただき、好評の「3分宝塚講座」。
三日前には800アクセスに迫りまして、連日600アクセス平均でご覧いただいております。ありがとうございます<(_ _)>

さて、今回は宝塚を観劇して帰宅してから気になるあのスターについて、あの演目について「もう一度振り返ってみたい」、あるいは「次の公演は何組のどんな公演があるのか知りたい」などと思うことを想定しての講座です。

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まずは手に入れたいのが、劇場や大きな書店などで購入できる『歌劇』という雑誌です。
この雑誌は阪急コミュニケーションズが発行している宝塚専門誌です。
舞台写真やスター個人に迫る企画もの写真なども掲載されていますが、「文」が多いのが特徴です。

それぞれの公演に対して脚本・演出家や組の主要スター達との対談、楽屋での裏話的なもの、各組生徒自らイラストで挿絵を描き、文章も書いているコーナーなどが目白押しです。

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これを読むとかなり深く作品に入り込むことが出来ますし、各組の稽古場での様子や楽屋裏での様子などが手に取るようにわかります。
実は、歌劇団生徒が皆これを読んでいるわけではないので、実際にファンとなって生徒さんとお話する機会を得た時や、ファンレターを書くとき、または好きなスターのテレビ・ラジオ出演時に合わせて番組宛お便りなどをするときにはかなりな秘密兵器となるネタが満載なのです。

宝塚が好きになり始めたら一冊買ってみることをお勧めいたします。毎月発行です。

そして次が『宝塚GRAPH』です。

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こちらは舞台やスターのグラビア中心の「写真」を楽しむ雑誌です。
同じく阪急コミュニケーションズが発行しているもので、「歌劇」よりは版が大きく、ビジュアル的に楽しめる雑誌です。
リラックスしたティータイムに、あなたの“お供”となりますよ(*^^*)

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舞台でのあの大好きなスターのあのときの写真などが載っているし、これから東京にやってくる公演の写真もふんだんにあるので、期待も高まるのです。
「歌劇」よりも写真が大きいので楽しくリラックスして見るのにもってこいです。

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また、大好きなスター個人の特集もたいへん多いので、スターの素敵なグラビアや、お出かけ時のファッションなども楽しむことができます。

ご紹介した二冊の雑誌は、いきなりはたいへんだと思いますので、いくつかの組を4~5回観劇してからお読みいただくと参考になると思います。

いかがでしたでしょうか、今回は宝塚専門誌のご紹介でした。

簡単・3分宝塚講座、さらに続きます(*´▽`)


【NowPlaying】 ラスト・ローズ(名残のバラ) / 谷村新司・岩崎宏美 ( Pops )


2012/09/01

身近な『外国』?

よく、街を歩いていたり、車で走っているときに、「あれは何だろう?」「うわ、素敵な建物」などと思うところに出くわします。
本日はそんな話題。

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場所は、千葉市の緑区。それ以上は内緒ということで。
この家は素敵です。
いつも通りかかるたびに異国情緒にふれるのです。

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よく写真集などで外国で撮影してきた・・などというもののバックにはこんな感じの建物が建っていたりします。
丸い筒状の部分は中に入るとどうなっているのか、とか、木戸のような部分を開けると中庭があるのだろうか、とか想像がふくらみます。

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ちょっとお伽噺チックな雰囲気もあるので、この家を見ているだけで物語りまで作れそうな気がするのです・・作れないですけどねf^_^;)

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青空や緑によく映えるこの建物。私の散歩中の楽しみになっています。
いつもありがとう(*´`*)


【NowPlaying】 永六輔その新世界 / TBS ( AMラジオ )

【簡単・3分宝塚講座 Vol.6】

簡単・3分宝塚講座、ますます好評につき、続編を掲載することにいたしました(^-^)

前回までの5組ある各組ご紹介に続いて、実際に観劇するための必須アイテムなどをご紹介いたします。

まずは・・・

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このオペラグラスでしょう。
会場で保証金付き(あとで返却される)の備え付けオペラグラスを借りることもできますが、今後のことを考えると自分のものを持っているのが一番だと思います。

一階前方の良い席が取れても、後方の席でも、二階席でも、二階の最後方の席でも・・どの席でもこのオペラグラスがあれば、観劇の楽しさは倍加します。

まずはスターの顔を間近に見たくなるのが初心者の頃。
グラス越しにスターの表情を見ると、その豊かで観客の隅々にまで目配りするトップスターらの顔の動き、身のこなしに驚くことになるでしょう。
そして、間近にいるような気になって、とてもうれしいものです。

やがて遠目に見ていてはわからないスター以外の組子(くみこ:その組に所属する歌劇団員)達の見分けもできてきます。
主要な役どころの男役、娘役それぞれの二~三番手、そして四番目から五番目くらいに位置するであろうスター達の顔も見分けがつくようになってくるのです。
五番目くらいまで分かるようになってくると、もうかなり宝塚自体の楽しさが身体中にあふれるようになってきますよ'(*゚▽゚*)'

さらに気になる人がいたら、顔・表情をよく覚えておきましょう。
「この人のさり気ない演技に実はとても感動した」、「あの人のダンスはキレがあって素晴らしい」、「なんだか美人で気になる娘役だ」・・・そんなことを感じたら覚えておいて・・次のアイテムです。

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『宝塚おとめ』です。
毎年一回発行されて、劇場の売店(「キャトルレーヴ」と呼ばれている)で買い求めることができます。
宝塚歌劇団員全組、全員が載っています。
掲載は、なんと学年順・成績順!!(☆o☆)

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芸名、誕生日(夢がこわれるので生年は記載されない)、出身地、出身校、好きな食べ物や色、集めているもの、特技、“芸名の由来”、そして『愛称(自分で決めることになっている)』も載っているのです。

特に愛称については、例えば苦み走った男役・緒月遠麻(おづき・とおま)さんは「きたろう」となっています。
これがなかなかわからなくて、ちょっとベテランのファン同士の会話について行けないことがあって苦労するのです。
でも、この「宝塚おとめ」があれば大丈夫。
まずは、自分のお気に入りになった生徒のことから調べていくと、とても親しみがわいて、楽しくなりますよ(゚▽゚*)

観劇後、帰宅したら「おとめ」を開いて楽しい復習(#^.^#)
ひょっとしたら、大好きになったスターに差入れするなんてこともやがてあるかもしれません。
好きなものなど、ここで十分に調べておきましょう。

そのスターがやってみたい役や、今までで一番好きだった役なども載っていますので、ファンレターを思い切って書いてみよう、などというときにも役立ちます。

劇場で千円をはたいて、プログラムを購入するのも思い出になっていいのですが、主要な人達だけが大きな写真になっていて、その他は学年が若いと切手のような小さな写真になってしまい、しかも舞台化粧での写真なので見分けがなかなかつきません。
であれば、「おとめ」を一冊買って“観劇のお供”にするのが一番です。

今回は、観劇必須アイテム、「オペラグラス」と「宝塚おとめ」のご紹介でした。
さらに講座は続く・・・d(^_^o)


【NowPlaying】 Tree Of Life / UBUD ( Instrumental )

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