【簡単・3分宝塚講座 Vol.11】
今回は、宝塚をいよいよ見始めて、好きなトップスターもでき、各組二人~三人くらいの顔が判別できるようになってきた頃についての講座です。
トップスターが舞台を縦横無尽に演じて私たちを魅了しているとき、あなたは気付き始めるはずです。
あの、よく主役の周囲に立っていたり、ここぞというときに“がつん”と決める台詞を放ったり、トップスターの泣かせるシーンを巧みに演出している人がいて、その人は“いわゆる”二番手、三番手ではなく、それとは別格の存在らしいということを。
名前を覚えておいていただくと、あとで「ああ、なるほど」と思われるかもしれません。
花組からそんなスターをご紹介しましょう。
○華形ひかる(はながた・ひかる)さん
純で一直線で、嘘偽りのない誠実で堅実な演技が光ります。
○桜一花(さくら・いちか)さん
美人でいて愛らしく、可憐でいて密やか、演技もダンスも歌唱も抜群であり、そして舞台を支えている、そんな娘役です。
月組では
○花瀬みずか(はなせ・みずか)さん
美人で気品が有り、しかもユーモアも併せ持ち、歌唱は抜群。舞台に現れただけで瑞々しい美しさが光ります。
そして、舞台を引き締めます。
○星条海斗(せいじょう・かいと)さん
常に全力、真っ正面から役に取り組み、組全体の動きが常にわかっている“ニクイ”男役です。
雪組では
○未涼亜希(みすず・あき)さん
常に舞台進行を川の流れのように“滔滔(とうとう)”と進行させていく静かな魔術師のような男役。
歌ってよし、演技してよし、ダンスもよし、の心強い男役です。
○夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さん
星組からの組替えで来た途端、実力を発揮し、主役と並び立ち、実直で真っ直ぐな“好青年”タイプな男役です。
星組では
○十輝いりす(とき・いりす)さん
宙組からの組替えですが、涼紫央(すずみ・しお)さんが退団され、芯となっていた重要人物なきあと、この人がトップスターの柚希(ゆずき)さんを支えることになるでしょう。正当派の格好良い男役。舞台に立っているだけで頼りになる人です。
○壱城あずさ(いちじょう・あずさ)さん
美弥るりか(みや・るりか)さんが月組に組替えとなった今、十輝さんとともに星組を支えねばならない貴重な男役です。今後に期待したい方です。
宙組では
○悠未ひろ(ゆうみ・ひろ)さん
高身長で男前、常にトップスターの近くで存在感を見せ、併せてトップスターを支え続けるニヒルな男役です。この人なくして宙組男前軍団の統率力は維持できないでしょう。
○愛花ちさき(あいはな・ちさき)さん
美人でいて、どんな役でもこなし、目立つ役もOKだが、地味な役もどんと来い、器用でいて可憐な娘役、この人にも注目していると舞台に深みが出て感じられることでしょう。
以上、おぼえておいて損のない、素敵な各組スターの方達のご紹介でした。
おぼえておいてねd(^_^o)
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