【簡単・3分宝塚講座 Vol.13】
好評につき13回目に突入いたしました『簡単・3分宝塚講座』、今回は脚本・演出家について。
宝塚初心者であったあなたも何度か公演を経験し、プログラムなどを買い求めることがあるでしょう。
あの配役は誰だったのだろう、などと休憩時間に首っ引きにするのも楽しいのですが、プログラムには、トップスターらの主要な方達の写真のあと、理事長の挨拶文があり、その次に公演スタッフの氏名が載っています。
まずは「脚本・演出」「作・演出」というところに注目していただくのが良いかと思います。
宝塚歌劇団は、座付きの脚本・演出家がいてオリジナルの作品を作り上げています。
ミュージカルにしても、ショーにしてもその作品毎に脚本・演出、作・演出として先生方のお名前が載っています。
観劇が終了したら、そして「今回の作品は泣けたなぁ」「テーマがきっちり描けていたぞ」「展開がドラマチックだった」と感じたら脚本・演出の先生のお名前を見てください。
その先生により作品はやはり特徴があるのです。
ショーにしても、「この藤井大介という人のショーはいつもスカッとするなあ」などという感想をお持ちになるはずです。
その感想が大事です。
いくつかの公演を経ると、またあのあなたのお気に入りになった先生の作品が東京にやってくるとチラシやポスターで発見し、期待に胸が高鳴ります!
私もそうですが、大好きな先生の作品が来るとなると楽しみで楽しみで待ち切れない感じがあります。
そういうワクワク感も大事なのではないでしょうか。
因みにミュージカルでの私の楽しみにしてしまう先生は、「植田景子先生」です。
毎回、先生がうったえかけてくるテーマには心が大きく動くのです。
もうすぐ日本青年館に星組の「ジャン・ルイ・ファージョン(王妃の調香師)」がやってきますが、これも植田先生の作品。こうしてファンは、組やトップスターがやってくるのとともに、お気に入りの作者の作品がやってくるのも楽しみになってくるのです。
ぜひ、好きなトップスターや、組などが出来たら、今度は好きな作家の先生も見つけてくださいね。
またまた、宝塚ファンとしての世界が広がりますよ(*゚▽゚)ノ
【NowPlaying】 A Day In The Life / The Beatles ( Rock )
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