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2012/10/30

【簡単・3分宝塚講座 Vol.18】

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久しぶりです。簡単・3分宝塚講座。

今回第18回目は、『芸名』と『愛称』について。

実はこれが私にとってもかなりな“悩みのタネ”です。

私は、今でこそ東京宝塚劇場に足繁く通っているわけですが、数年前までは長いブランクから復帰して「浦島太郎」状態でした。
なので、芸名を見てもさっぱり読めませんでした。
宝塚の芸名は100年近くもやっていると文字の組み合わせも段々枯渇してくるのか、ちょっと普通には読めないものが多くなってきて、今ではまともに字面だけ見ても、誰も読めない状態になっています。

「隼海惺」、「煌月爽矢」なんて読めるでしょうか?

因みに「はやみ・せい」「あきづき・さや」と読みます。

私が、このブログで歌劇団の生徒の名前を載せるときに、その回の最初に出て来た名前に、わざわざ「柚希礼音(ゆずき・れおん)」などとフリガナ付きで記述しているのは、読んでいただいた方のためです。

宝塚のプログラムを見ても、わざわざローマ字で書いてある読み方を見ないと芸名の読みがわかりません。
それがまた読みづらいわけです。

なので、私は自身のブログのその回・初出の芸名については必ずフリガナ付きで書いています。
そうすれば、読んでいただいて、これからファンになろうという予備軍の方達にもわかりやすいと思っているのです。

よく、ファンの方のブログやホームページ、ツイッター、その他ネット上での表記は、芸名の“漢字そのまま”だけの表記が多いのですが、それってわかっている人達だけが話題を共有しているようでなんだかちょっとな・・と、宝塚ブランクのあった私が復帰したときに感じていたのです。

ましてや、『愛称』だけでネット上などに記述されていると、誰が誰やら初心者には皆目見当もつきません。
今の私でも、生徒の愛称を主要人物だけでも覚え切れているわけではありません。

なのに、「ちぎさん・・雪組・早霧せいな(さぎり・せいな)さんのこと」とか、「まさお・・月組・龍真咲(りゅう・まさき)さんのこと」とか、愛称だけで書かれても初心者には“ちんぷんかんぷん”なのです。

特に愛称だけで会話していると、いかにも宝塚が“わかっている”ように聞こえるので、劇場ロビーなどでも愛称が飛び交っているわけです。
身内だけの会話やネット上の記述であれば、まあしょうがないのですけど、これ見よがしに人前で愛称で会話されたり、書かれたりするのには・・私もちょっとイヤな感じがするのです。

なので、私のこのブログでは、いつも「フリガナ付き」「愛称には誰の愛称か、きちんと書いておく」という方式で臨んでいます。

そうすれば、ファンになりやすいですよね(*^-^)
私も他のブログなどでそうなっていると、たいへんありがたいのですけど・・・。
これは、宝塚本体のネット上の掲示や、書籍などについても言いたいことです。

というわけで、今回は講座というよりも、日頃感じている「芸名」と「愛称」の表記と使い方についてのお話でした。

それではまた次回!(#^.^#)


【NowPlaying】 Bean And The Boys / Jackie Mclean ( Jazz )

2012/10/28

二週間ぶりにブログ復帰

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二度ほど状況説明のアップはいたしましたが、書き込みは二週間ぶりとなります。
昨日、今日と一日中仕事をしてまして、やっと目処が立ったので軽い話題で復帰いたします。

写真は、MODEAという女性三人組(ヴァイオリン、キーボード、パーカッション)の素敵なグループのライブ中のもの。

最近まで私も存知上げなかったのですが、テレビ番組のテーマソングや挿入曲などにも多く取り上げられているインストゥルメンタル・グループなのです。


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ジャンルは無ジャンルといってよいかもしれません。
アイリッシュからスパニッシュなど、さまざまな音楽が取り込まれている不思議で魅力的な音楽です。

ヴァイオリンは、とても情熱的、ライブ中はどんどん“のって”くるとアドリブ的なフレーズも飛び出して、観客もついついその興奮の中にいつの間にか入っているのです。

キーボードは、冷静かつ華麗な印象。
このグループの音楽に“華”を添えているような感じ。

パーカッションは、とても特殊なコンガのような楽器をメインにしていて、その楽器はドラムでいうと、スネア、バスドラ、ハイハットシンバル、タムタムのどの役目も果たしてしまうという一つの打楽器なのです。
さらに、その他様々なパーカッションを縦横無尽に駆使して強烈で情熱的なリズムを形成しています。


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初めて聞いたとき(見た時)から、もうすっかりその魅力にやられてしまいました。
写真は、最新アルバム『Beautiful Prayers』です。

ちょっと今“おすすめ”しちゃう素敵な音楽のご紹介でした。

ただ、本当のおすすめは、このグループのライブです。CDの何倍もの迫力で観客を魅了します。


【NowPlaying】 Sound Garden / Modea ( Instrumental Music )


2012/10/24

ブログ書き込みまであと少し・・体力回復を待ちます

日曜日までの大仕事を終えましたが、月曜日も夜に市内出張して説明会、火曜日はやはり夜の勉強会があり、体力的に限界にきたので、ブログはもう少しお休みします。

お気楽に書いているようだけど、気力がないと私は書くことができないのです。

もうしばらくブログはお休みします。

2012/10/21

一週間ほどブログをお休みさせていただきました。

ここ一週間、ブログを書くことができませんでした。

本日行われた仕事関係のお祭りに力を注ぎ、なんとか、どうにかこうにか、終えることができました。

昨夜は色々なことを心配してほとんど寝られませんでした。

前日、前々日もトラブルを抱え、どうなることかと思っていましたが何とか無事・・でもないか・・終了。

明日からもさらに厳しい仕事が待ち受けていますが、もし時間ができればブログを更新いたします。

お休みしてしまいましたが、現況報告をさせていただきました。

2012/10/14

ふたりでそっと確認した

14日・日曜日は、金曜日から体調不良だったのですが、何としても畑の草取りをしなければならず小雨の中、草取りを始めました。

長男は千葉に帰って来たのですが、時間を惜しんでローソンでバイト。
長女は、模試に出かけました。

私がしとしとと雨の降る中、草を取っていると妻が出て来て手伝ってくれました。

そうだった・・・と思って「きょうは結婚記念日だね」と言うと、「朝からそう思ってたよ」と妻。

二人して静かに畑の草を取り子供達二人の帰りを待ちました。
雨で濡れたのでシャワーを浴び人心地してから私は溜まっている仕事を片付け始め、妻は餃子をつくり始めました。
結婚記念日に餃子はちょっと変ですが、でも子供達が喜んでくれます。

二人の子供達が帰って来た後に家族四人で餃子パーティーをしました。
こんなことが小市民の幸せですね。
それだけで十分かも・・・。

体調はまだ不良ですが、せっかくなので私が、夜、外に出てケーキを買ってきました。
「きょうは結婚記念日だったんだよ」と言うと、「そうだったんだあ~」と子供達二人。

・・・そして、きょうは若くして亡くなった義父の命日でもありました。
60代半ばの若さで亡くなった義父は、当時霊感のあった私の前によく現れました。
夫婦喧嘩をした翌日の夜に私の前に現れて「○子をよろしく頼む」と言われ、怖くてイヤだとは言えず(^_^;)「わかりました」と言ってしまった私。

その後も夫婦間でいろいろなことがありましたが、でも何とか乗り切りました。

今晩は、ケーキを食べつつ、家族四人で義父の冥福を祈りました。

そんな一日でした。
ちょっといつもと変わったブログでしたね。


【NowPlaying】 ワンダフルナイト / 柳原可奈子 ( AMラジオ )

【簡単・3分宝塚講座 Vol.17】

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久しぶりに「簡単・3分宝塚講座」です。
今回は私の身の回りの宝塚ファンも、そして私自身も宝塚観劇後に思うこと、そしてそう思うからまた劇場に行くのだ、・・というお話です。

それは、観劇後に「また明日から頑張ろう」と、あらためて思うことです。

他の劇団の観劇後にも、様々なコンサートなどの後にも、その他色々な舞台を見た後にもそういうことをあらためて思うことはありません。
純粋にその舞台やコンサートなどを見た感想があるだけ・・というのが私の宝塚以外のものを見聞きした後の状態です。

ひょっとしたらこれは、宝塚の舞台には「フィナーレ」という特殊なものが付随しているからかも、と思うこともあります。

1時間半の芝居があり、その中では人生のいろいろな出来事、苦しみなども演じられ、その後休憩時間のあと、今度はショー。
全力で歌い踊る歌劇団の人達を見て、「ああ、今日も来て良かった」などと思っていると、上記のフィナーレが始まります。

さっきまでの敵同士や、悲劇の死を迎えた恋人達も、天国に召されながら“歓喜のダンス”をしたりします。
皆、笑顔で大階段から降りてきて、ステージ最前列で会釈し、さらに「銀橋」という観客席にせり出したエプロンステージから最後の挨拶をして幕が降りる中、最高の笑顔でさよならと手を振ります。

組子(宝塚の各組に所属する歌劇団員のこと)達が全力で作り上げた演目が全て終了して、そしてトップスターもそうでない人達も、自分の役割を演じ切ったという爽やかさがステージに満ちているのです。
それを見て、「元気になった、また来よう」と思うのが多くのファンではないのか、というのが「私の説」です。

私と仲良くなったファンの方達とお話をすると、だいたい同じような心持ちを共有していることが多いのです。

宝塚を一回でもご覧になって、なんとなく「心に残っている喜び」がある人。
それは、上記のようなことなんだと思いますよ(*^_^*)

つらいことばかりだけど、でも今日の観劇でまた明日からも頑張ってみよう・・・そう思わせる、そんなことも宝塚の持っている魅力の為せることだと思います。

さあ、もう一度劇場に行って、あの感激を味わいましょう!.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。.


【NowPlaying】 Love Henry / Bob Dylan ( FolkSong )

いつも強烈なキャッチコピーに驚く

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千葉市中央区の蘇我駅近く、南町のメイン通りをクルマで通りかかると気になるのが写真の立て看板!

『あ~そうだ!!
土日はおいしい抹茶が飲める日ダ!!
この先の鈴鹿園で(無料)』

通り沿いに見事な毛筆で書かれている看板。
私の目はこのコピーにいつも釘付け状態。

毎回(たぶん、毎週)独自の異なるキャッチコピーが、この通りで展開されているのです。

「書いている人に会いたい」・・・が私の正直な気持ちですが、「会うのがこわい」・・というのも正直な気持ちです(^_^;)

駅前のメイン通りからカインズホーム(ホームセンター)に向かうあの通りです。
すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、「気になりません?!」

今晩は、ちょっと小ネタです。

【NowPlaying】 Helter Skelter / The Beatles ( Rock )

2012/10/10

映画「Wall Street」をレンタルで見た 

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2010年のアメリカ映画『 Wall Street 』を先だって借りて来てみたのでその感想を。
ブログに書いておくと、あとで思い出すときに何かと便利なのです。自分のためでもあるd( ̄  ̄)

この映画は1987年の「ウォール街」の続編でもあるということです。

印象に残ったのは、写真のマイケル・ダグラスの演技です。
物語は、そのマイケル・ダグラスが演じるゴードン・ゲッコーが、証券詐欺罪で8年の懲役の後出所するところから始まるのですが、金融市場に取り憑かれ、虚々実々の駆け引きをしながらウォールストリートに生きる人間達のまさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)的な姿が描き出されているものでした。

マイケル・ダグラスの演技は秀逸。
セリフ回しも、間の取り方も、ゴードン・ゲッコーが実在の人物であり、一見優しそうで、しかしズバリと人を突き刺す言葉を持ち、有頂天にさせたかと思うと、どん底に突き落とすようなそんな男であった・・とまで思わせるものがありました。
この演技を見ているだけでも、この映画の価値があるくらい・・と思いました。


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その主役ゲッコーの娘と、娘の婚約者の二人も主人公であり、実質三人の主役でストーリーは展開するのですが、その三人の間でも駆け引きのような心理戦のようなものも有り、油断できない現代社会が浮き彫りになっているようでもありました。

だから、・・見ていてけっこう疲れました。

でも、ストーリーはどんどんテンポ良く進行し、しかも裏をかくようなところが随所にあって飽きさせないのです。

ドキドキしつつも、ついつい見入ってしまう、そんな映画でした。


【NowPlaying】 元気を出して / ジ・アンディー・エズリン・トリオ ( Jazz )

2012/10/08

きょうは草取り

きょうは、千葉に帰ってきている長男も手伝ってくれて草取りをしました。

連休中は天候不安定で、雨がきてしまうと土がドロドロになったり、逆に固まってしまい(雨降って地固まる、とは良く言ったもので・・でもこの場合とっても迷惑)、なかなか着手できませんでした。

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妻は仕事があり、長男と二人でがんばりました。
土が固まってしまって労力は1.5倍というところでしょうか。苦労しました。

でも、写真のとおり二匹のネコたちは優雅にお休み中・・うらやましい(^_^;)
左側のマロンの方がほんとうは小さいのですが、写真の加減で大きく見えてます。仲がよいのか悪いのかわかりませんが、とりあえず同じ様なことをしています(´▽`)

作業が終わった頃に長女が勉強の合間をみてご飯を炊き、味噌汁をつくり、玉子を焼いてくれました。
それをきょうは三人で食べてまったりしたのでした。妻の居ぬまに前に録画しておいた「宝塚ニュース総集編」なども三人で楽しみました。・・なぜ、他の三人でそっとする・・・(・_・;)

というわけで、きょうは疲れました。

いまお休み中です。
Facebookにはあとからこの記事が巡回で拾われると思います。


【NowPlaying】 The Villa / Kenny Dorham ( Jazz )

二度目のジャズ喫茶【BROOKLYN】

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先日、中学時代の担任の先生から電話をいただいて、先生から教えていただいたジャズ喫茶「BROOKLYN」の話題が出ました。
「いい店だけど、根付いているかな」という話になり、私も気になっていたので意を決して片道24~25キロくらいあると思いますが、八街市にあるお店までクルマで出かけてみました。

以前にも、このブログで一度ご紹介したことがあるのですが、まだ2010年に開店したばかりのジャズ喫茶です。
本格的なジャズ喫茶などというものは、現在日本中探してもなかなか見つからないわけで(千葉県では、稲毛のCANDYがもちろん全国的に有名)、それが八街市というローカル中のローカルな場所に存在しているからますます貴重なのです。

再度ご紹介させていただきます。


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二重扉になっている入り口。
これは岩手の名うての老舗「ベイシー」もこうなっていましたっけ。
室内への影響を避けるためなのかもしれません。

もう女性ボーカルの声が聞こえてまいりました。
先客のリクエストでしょうか・・・。


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店内はジャズ喫茶として申し分のない“いい感じ”(´▽`)
カウンター上の名アルバムのジャケットがお客さんの「ジャズ聞いたるかぁ!」という気持ちを盛り上げてくれます。

入店したときの女性ボーカルのアルバムの次には、トミー・フラナガン、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスのトリオのアルバムがガンガンに掛かり、ロン・カーターのベースが“ブビブビ”いっちゃってすごい音です。
そして輪を掛けるようにトニー・ウィリアムスのスネアがドッシン、ズバンと決まり、体中に響きまくりました。
さすがのジャズ喫茶の音です。こりゃ今回も驚いてしまいました。


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スピーカーは、“男の憧れ”JBLの 4344 STUDIO MONITOR です。
アナログ中心に掛けているので、それこそ往年のジャズ名アルバムが往事の音で聴けるわけですd( ̄  ̄)
アンプはオールド・マッキン(Macintosh)です。文句ないでしょう(*^_^*)


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会社勤めを引退され、ご夫婦でやっているお店は、とてもきちんとして綺麗で立派な印象です。
だからとても居心地が良い(゚ー゚*)
お二人とも、とても感じが良いし、掛かっている音も名にし負う銘器で鳴っているわけですが、お店やお二人の印象に似て、きっちりしていて耳に突き刺さるような強引な攻めの音ではありません。

抑制の効いた、それでいて聞かせどころは、ガツンとくる・・というような感じでしょうか。それがまたとても良い印象なのです。

また足を運びたくなりました。

帰りには、クルマに乗り込むときに、ケニー・バレルのギターが窓ガラス越しに“艶やか”な音で聞こえてきました。
そこで実は大音量だったのだと気付いたわけですが、「良い音」というものは、うるさく感じないのですね。
店内にいたときには、そんなに大音量だとは感じていなかったのです。

外に出て、また感心することになりました。
次回は、そんなに空けずに来たいものです。

今回は、千葉の八街市にある本格派のジャズ喫茶のご紹介でした。

【ジャズ喫茶:BROOKLYN】
場   所:八街市八街に134-2(JR八街駅からすぐの住宅街にあります)
営業時間:PM2:00~PM9:00 定休日:月・火


【NowPlaying】 Me'n You / Hank Mobley ( Jazz )

2012/10/07

「夜のだれかの玩具箱」を読みました

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『夜のだれかの玩具箱/あさのあつこ著(文春文庫)』を読みました。

摩訶不思議なストーリーが短編で時代を超えて収録されています。

なんでもない温厚なふつうのお父さんの秘められた40年前の過去がその死の間際に娘の前にあらわれてきて、男と女の出会いというものは、どんな平凡な人にも数々の複雑な思いや出来事があるものだ・・・としみじみしてしまう一編。
これだけで胸一杯、お腹一杯になるような充実した作品であるのに、さらに同じくらいの“胸一杯”が5編納められています。

「うちの猫は鼠を捕りません」という看板が掲げられているBARに入ってみると、そこには額から血を流している女性客がいて、自分達夫婦の底なしの悩みや苦しみが目の前で再現されていくという・・摩訶不思議な話もありました。
大人のお伽噺のような展開に目を離せない状態になりました。
この作者は読者を引きつけるのがとてもうまい!

時代が突然江戸時代の作品になり、履物屋の腕の良い職人の最愛の妻が忽然と消えて、探しているうちにとんでもない結末を見て読者も“唖然”というものもありました。
次から次へと奇想天外なストーリーが繰り広げられ、完全に本の中に没入してしまいました。
とにかく、飽きさせることなく面白いお話ばかり。

小学生時代のお花見の作文から、自分の心の傷に辿り着き、結婚しようとする恋人とその場所に何十年振りに戻ると、回想していた過去の友達がそこで花見をしていて、心に掛けられていた閂(かんぬき)のようなものが外れるというお話も不思議な感覚と共に静かな感動を覚えました。

もうひとつの時代物、「蛍女」という作品では、強奪、殺人、放火、陵辱という悪事の限りを尽くしていた男が僧侶となり、山に入るが道に迷ってしまい、灯りを目指して辿り着いたその家には老婆がいて・・・という落語にもよく聞くような話ですが、これも大人のお伽噺+ホラーといった感じでゾクゾクしながら読んでしまいました。

文体は軽くて読みやすいが、でも心には“ズシン”とくる、いい短編集のご紹介でした。


【NowPlaying】 Hey Jude / The Beatles ( Rock )

5年前の映画『P.S.アイ・ラブ・ユー』を借りて来た

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最近、映画を見る機会がめっきり減りました。
映画館に出かけるのが難しいということもあって、気になる映画も見ずにおりましたが、本屋さんに行ったときにレンタルで見てみようと思い、表題の映画を借りて来ました。

とある若い夫婦の話なのですが、冒頭は夫婦喧嘩のシーンで始まり、その後「○○はイヌも喰わぬ」ということで、ラブラブシーンに・・・。
始まったな、と思っているといきなり夫が脳腫瘍で亡くなってしまいます。
途方に暮れる妻の誕生日に亡くなった夫から手紙が!!!

夫ジュリー役は、ジェラルド・バトラー、落ち込む妻・ホリー役はヒラリー・スワンク。
どんな仕組みなのか、亡くなった夫は引きこもりになってしまった妻を外に導くような手紙をよこしたり、友達との旅行に自分の故郷であるアイルランドをすすめ、旅券を用意してあったり、綿密な計画に基づいた手紙が届きます。

心配する母や妹、友人達の温かい心や、主人公の未亡人に恋する男、随所に入ってくるいい曲、美しいアイルランドの景色も手伝ってなかなか心に染み入る映画となっていました。映画館で見たかった。

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原作とは、手紙の届き方や家族構成、舞台、恋を予感させる人の登場、など一部異なるところがあるようですが、悲しみの中から周囲の人たちのやさしさに気付き、自分のやりたかったことをもう一度見直し、亡くなった夫に対する気持ちの整理も徐々にできて立ち直りつつあるところで物語は終わります。

ラスト近くに手紙が次々に送られてきた方法を知り、驚きと感動で主人公も見ている私も泣いてしまうのですが、これからレンタルする人のために、そのことは書くのをやめておきましょう。

人が愛する人と出会って、そして周囲の大切な人たちと関わっていく、そんな当たり前だと思っていることについて、あらためてそれがどんなに尊いことか、見ているこちらも見直すような気もちになる映画でした。
借りて来てよかった・・・(゚▽゚*)・・・いい映画でした。


【NowPlaying】 眞善のなんか気になる / 文化放送 ( AMラジオ )

2012/10/06

【簡単・3分宝塚講座 Vol.16】

簡単・3分宝塚講座、第16回です。

今回は、『愛着』について。
何度も劇場に足を運ぶようになると、いろいろなものに愛着が湧いて来る自分に気付きます。

20121006_tokyotakarazuka


私は、劇場そのものに愛着を感じることがよくあります。
写真は旧東京宝塚劇場。

生まれて初めて宝塚歌劇を観たのもこの劇場でした。
観客席は3階席まであって、かなり3階はせまく、膝を抱えるようにして見ていた記憶があります。
それに、貴賓席のような形で壁から空中に浮き出たような席もありました。当日S席のようにして売られていたような記憶もあります。

そして今の東京宝塚劇場にも愛着を感じるようになりました。
劇場の前に立っただけで、さまざまな演目や想い出がよみがえります。
それに一緒に観劇した人たちも・・・。

本場宝塚市の宝塚大劇場にも大きな愛着があります。
震災前の旧大劇場は、川に面して中庭があり、幕間に出て静かに川風を受けながら一幕を振り返った記憶があります。
一階席には、何故か席の前に鉄柱のような柱が立っている“気の毒”な席もありました。
そして、本場大劇場が存在しているあの宝塚の街並みそのものが独特のゆったりとした空気が流れ、今でも愛着があります。
宝塚の生徒さんも、街を普通に行き交い、なんておだやかで自然な雰囲気を持った街なのだろうと思いました。
新しい劇場になってからも、やや雰囲気は変わりましたが、やはりあのゆったりとした空気は残り、愛着も変わらずです。

5~6回の観劇を経た、もう初心者でなくなった貴方は、何に愛着を持つのでしょうか。

5組ある“組”そのものに愛着を感じるかもしれません。
特に初観劇した組については、私もけっこう思い入れが強く、しばらくはやはりその組に強い愛着を持っていた記憶があります。私にとっては「花組」がそれでした。

さらに、演目にも愛着を感じることがあるでしょう。
自分が感激した演目については、いつまでも美しい記憶が残り、大切な宝物にまでなります・・・よね(^-^)☆

そして、スターさん個人に対しても愛着を感じる人がきっと現れるでしょう。
あのときの、あのひとの、あの演技に・・あの歌に・・あのダンスに・・と、思い入れはどんどん深くなります。

宝塚は奥が深いです。
数え切れない想い出と、愛着が残っていく宝塚。
「宝」という文字が付くだけのことはあります。
一生の宝物、宝塚で見つけてください。

今回は、ちょっと変わった宝塚講座でした。


【NowPlaying】 The Man In Me / Bob Dylan ( FolkSong )

2012/10/03

【簡単・3分宝塚講座 Vol.15】

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主に初心者に向けて開設した本「簡単・3分宝塚講座」ですが、今回は単なる初心者だけでなく、男性初心者に対する講座です。

私も「男」なので、最初の頃はかなりハードルが高いと感じましたし、私が見始めた頃は、劇場内に男性が数名、数えるほどだったので、劇場に入ったときも、幕間にロビーに出たときも、とても緊張しました。
自分が珍しいものとして見られているのではないかと、ドキドキだったのです。

でも、結局宝塚自体の魅力が私を引きつけ、劇場通いから遠ざけることはなく、今に至っています。

では、男が宝塚を観劇して何かメリットはあるのか?
ちょっと考えてみました。

①休憩時間にトイレに並ぶことはない。
・・「なんじゃそりゃ」と思われるかもしれませんが、女性の方達の幕間のトイレ行列には、いつも「たいへんだなあ」と思っていて、まずそれは幕間を有効的に利用できるということでたいへんな利点なのです。
キャトルレーヴ(劇場内のさまざまな宝塚グッズを販売している売店)にも一番乗りで入ることができます。

②普段の疲れ切った生活(仕事に疲れ、家庭に疲れ、悩み事も抱えている)から隔絶された空間に身を置くことができる。
・・劇場に入り、開幕のブザーが鳴り、客電が落とされると、自分の世界に入り込み、舞台上の作品に没入することが可能です。
男ならではの仕事上の悩みなど暫し忘れてお芝居やショーが繰り広げられる舞台に集中できます。

③男同士徒党を組んで観に行くことはまず無いので、逆にグループを作っている女性ファンのようなところに入る必要はなく、舞台以外のことに気を使うことが少なくて済む。

④男性でも、ファンになり客席で観ていると、男役スターに見惚れてしまい、気付くとその男役スターに惚れている自分に気付く。
・・つまり女性がどういうふうに男性に惚れるか、夢中になるのかが体感できるという、普通に男としての人生を送っている者には絶対に気付かぬ女心がわかるようになるのです。

⑤宝塚ファンの女性は意外と多いので、自分がファンであるとカミングアウトしてしまえば、多くの宝塚ファンの女性と普通にオバチャン同士のような会話ができるようになる。
・・そうして女性と仲良くなると、今までの男性中心の友人関係から女性中心の友人関係に移行することができるのです。その方が男同士の仕事絡みの面倒くさい関係とは無縁の世界が出来て、自分の周りには二つの世界が構築される。それは意外と快適!

⑥すっかり忘れていた「愛・真実・正義」という絵空事にさえ見えていたものが、若い頃同様、実在するものであると思えるようになる。
・・ほんとうは一番男性に必要なものかもしれない、なので女性を大切にするようになる→そして、女性よろこぷd(^_^o)

⑦行きつけの店ができた以上にうれしい、そして価値のあるものを手に入れたと実感できる。
・・仕事だけではない、人間そのものを好きになる大きなきっかけが舞台上にある、そんな価値あるものを発見できる!
※わかりづらいと思いますが、男一匹、宝塚一人観劇を実現したそのときに見えてくるのです。

というわけで、今回は男性の宝塚観劇について考えてみました。

男性の皆さん、一度は宝塚劇場に足を運びましょう。
人と生まれて、宝塚を観ないで人生を終えることは大きな損失であると・・・今の私なら言える(゚ー゚*)。oO


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 谷村新司他 ( NHK-AMラジオ )

「新解さんの謎」を読んだ

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『新解さんの謎/赤瀬川原平著(文春文庫)』を読みました。
この本は、“知っている人は知っている”でしょう、三省堂の「新明解国語辞典」について、あまりにも独特な書きっぷりに気付いた著者の弟子がその内容について報告してくる形で展開される、とても変わった本です。

そして、その新明解国語辞典のリポートに驚いたり、感心したり、呆然としながら反応していくのが著者の赤瀬川さんなのです。

新明解国語辞典が独特の表現で言葉の意味を説明しているのをご存知の方も多いと思いますが、この本でも「新解さん」と擬人化しているように、ほとんど風変わりな“新解さん”という人が自分の“過去”や“恨み辛み”を吐露してるかの如くの記述にただただ驚くという内容なのです。

読んでいると、“新解さん”はたぶん文筆業で、自分の仕事を他の人に横取りされるように共著にされたという体験のある人で、人生や女性に対して独特の達観したものの見方をしていて、常人では気にも留めないことを神経質に気にして、細々したことにこだわりつつも世捨て人的な雰囲気を感じさせる人格なのですd(^_^o)

実は私も「新明解国語辞典」を高校時代から愛用していて、現在は最新版(第七版)を購入し、このブログを書くときにも“相棒”として活用しているのです。

この辞典は非常に使いやすく、わかりやすいのが特徴です。
私のパソコンの傍らには必ずこの「新明解国語辞典」が存在しています。
ネットで言葉を調べたりはしませんよ!辞書で引くのが楽しみなのです。それが私の流儀。
しかもこの独特の「新明解国語辞典」で調べるのは、新鮮な驚きも伴うので楽しいったらありゃしないのです。

「新解さんの謎」も楽しい本ですし、「新明解国語辞典」自体も読んで楽しい辞書です。
ぜひ両方とも見ていただきたい!私おすすめの二冊なのです。


【NowPlaying】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )


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