フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013/02/26

【ブラック・ジャック/雪組公演】を観た

20130224_black_jack01


宝塚歌劇・雪組東京特別公演『ブラック・ジャック』を観ておりましたのでその感想を。
もちろん、手塚治虫先生の名作漫画、あの「ブラック・ジャック」を宝塚版にしたミュージカルです。

主演は未涼亜希(みすず・あき)さん。このあいだまで雪組トップスターだった音月桂(おとづき・けい)さんとは同期の円熟した男役、そして静かなる舞台にいつも秘めたものを感じさせる“雰囲気”ある男役です。

以前にも「ブラック・ジャック」の舞台化は、安寿ミラさんの当時の花組で公演されたようですが、私は存知上げず、今回が初めての経験でした。

未涼さんのブラック・ジャックは、まさに“はまり役”と感じました。「静か」だが、胸に秘めたる想いが「熱い」、未涼さんの芸風にしっくりと馴染みました。
そして自分と関わった人たちへの慈愛の眼差しが、ぶっきらぼうな言動とは正反対に観客の心に沁みました。素晴らしかった。


20130224_black_jack02


ブラック・ジャックと聞いて、真っ先に思ったのが、「ピノコ」は誰?!それって“おいしすぎる”役どころじゃないの!ということでした。
今回は、桃花ひな(ももはな・ひな)さんが抜擢されました。
実際には、大人の人間が演じるので、あのピノコをどう演じるのか興味津々でしたが、生まれるところからハイハイして転ぶところ、言葉を少しずつ覚えるところ、意外としっかりブラック・ジャック先生を見守っているところ、そして自分自身の身の上をじっと見つめ直すところなど、その動きもセリフもはっきり言って“抜群”でした。満点です。
観客も笑いつつ、ドキドキしながら見守っている感じでした。

そして、不老不死のバイロン侯爵を演じた夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さんはこのところ第二の急成長とでも言ったらよいのか、また芸域を拡げたような印象でした。侯爵という地位を豊かに感じさせたうえに、通常の女性と結ばれることでの苦悩を巧みに演じていました。よかった(;´Д⊂

その夢乃さんの恋人となった大湖せしる(だいご・せしる)さんは、男役から娘役に転向して新たな境地をまた切り開いた感じです。
ざっと見渡して大湖さんのようなタイプの娘役は現在他の組にも見当たりません。
“いい女”だが、何かひとつ心のひだに引っかかるものがある・・そんな女を演じたらこの人なかなかいいです。しかもルックスも他の娘役とは違う、ちょっとスパイシーな感じがまたいい!!

ブラック・ジャック先生に助けられるチンピラで、後々彼女と共に立ち直る若者を演じたのが、私の“一押し”彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんでした。
脚の不自由な演技がいまひとつな印象もありましたが、何と言ってもこの人は舞台で栄えます。いるだけで華やかなのですね。
がんばってその憎めない役柄を演じていました。もう少しで花開く“つぼみ”のような男役、がんばってほしいです(*^_^*)

その彩風さんの恋人を演じた沙月愛奈(さつき・あいな)さんも、落ちて行きそうになる彩風さん、立ち直ろうとする彩風さんを支える素敵な恋人を演じて満点でした。
・・もう、ほめてばっかり(*^^*)

舞台が終了しても観客席にはさわやかでしみじみとした満足感が漂い、スタンディング・オベーションで未涼さんを、そして雪組精鋭24名の生徒をコール、思わず私も涙してしまいました。

あたたかくて、そして尊い人の心を一丸で演じた雪組にあらためて大拍手でした。見て良かった、ほんとうにそう思う公演でした。


【NowPlaying】 のぞみ(希望) / 船村徹 ( 歌謡曲 )

椎名誠さんの本を思わず読んだ

20130226_makoto_shiina01


本日は職務免除をいただいて人間ドックに行きました。
ここずっと酒も止め・・いろいろと理由を聞かれて、とりあえず面倒なので「妻に言われて」と答えていましたが、自分でもいろいろと考えた挙げ句にそうしていました。深くは言わない。それこそ人のことなのに“ああだこうだ”言うヤツが必ずいるので。

現在の職場の前の3年間の東京生活ですっかりお酒もイケるようになった私ですが、いざやめてみると最初のうちはなんだか体がぎくしゃくしたというか、油の切れたロボットのようになりました。
本格的に酒好きで何年も飲み続けている人は絶対に止めることなんて出来ないだろうな、と思いましたよ、正直。

『アザラシのひげじまん/椎名誠著(文春文庫)』を読んだのは、椎名さんがこのシリーズでいつも海岸などでた焚き火しつつ、ビールをうぐうぐと飲んでいるシーンが必ずでてくるので、それが懐かしくなって(^-^;です。で、人間ドックを終えて思わず読んだというわけです。

大鍋にそうめんを茹でて、大の男がみんなでワシワシとそれを食うなんていう場面はほんとにスカッとするというか、楽しい場面です。

それに、電車でのイヤフォン音漏れ男に業を煮やし、コードを引っ張って耳から抜き取ると、一喝するところなども、普段からストレスばかり抱えている私みたいな小市民には溜飲の下がるところです'(*゚▽゚*)'

凍てつく北海道に行ったかと思うと南の島へ、そんな椎名さんのビールとうまいサカナのお話はまるで飲んでいる気分、そこに行った気分になるから毎度毎度同じ様なことが書かれていても読んでしまうのですねd(^_^o)

おかげさまで人間ドックの結果は、“ギリギリ”どの数値もセーフになりました(※奇跡(^_^;))。お酒については少しどうするか考えてみます。
願掛けしていたこともひとつクリアしたので、ちょっとくらいならいいかな、と思い始めました・・・。


【NowPlaying】 フーテンの寅さんのテーマ / 渥美清 ( SoundTrack )

北原照久さんのfacebook 100の言葉 第二弾も読んでみた

20130226_kitahara01


『facebook 100の言葉!2/北原照久著(トイズプランニング)』を読みました。
すでに第一弾についてはご紹介しましたが、“もっと読みたく”なって、第二弾も読んでみたのです(^o^)

このfacebookを使った北原さんの企画はとても当たったようです。
人から進められてfacebookを始められたようですが、やはり北原さんの前向きなアイデアは素晴らしいです。

北原さんの好きな名言や、著名人、知り合いから聞いた“良い言葉”などを毎日アップして、基本的にそれに添えてちょっと関連するような玩具の写真も楽しめるという・・お見事としか言いようのないアイデアです。
ご本人もこの本の中で書かれていますが、毎日アップしていくっていうのはとても大変なことです。私も一時期ブログを毎日アップしてみようと思いましたが、頑張って頑張って・・一ヶ月がやっとでした。


20130226_kitahara02

北原さんが好きな言葉、推奨する考え方を示す言葉はどれも前向きで明るいものばかりです。
それがすごいんですよねぇ(-_-;)・・私ったらマイナス指向が最近ますます強くなってきて、この本のページをめくる度に、「そうだよなぁ、そうなんだけどなぁ・・」と、やや弱気な自分に気付きます。

もう一度原点に戻って考えてみようという、きっかけづくりにもなる本だと思います。第一弾も第二弾も少しも“ブレ”がなく、しばらくは手元に置いといて、どのページでもいいから、パッとめくるようにしたいと思いました。

今回も北原さんのご本第二弾の紹介でした。
ものすごく売れているようです。


【NowPlaying】 Think For Yourself / The Beatles ( Rock )

2013/02/24

「ベルサイユのばら」を初めて見たって言ったら驚く?!

20130224_moon_troupe01

久しぶりに東京宝塚劇場で宝塚を見ました。
宝塚歌劇・月組東京公演『ベルサイユのばら』でした。

実は宝塚ファンだなんだかんだ言って、いろいろブログでも書いておりましたが、“ベルばら”本格初体験なんです(^_^;)すまん。

過去にそれらしきものというと、真飛聖さんの頃の花組東京公演「外伝・ベルサイユのばら 」というちょっと本編からずれているような演目で、しかも一本立てではない作品でした。

なので、今回が正直初体験と言ってよいかもしれません。
宝塚ファンだと言っておきながら、どういうことだと叱られそうですが、・・そういうことなんです。

正直に言いましょう。
「ベルばら」には全く興味がなかった。むしろ見たくなかった、というのが本音でした。
でも、この機会に真摯な気持ちで、心を真っさらにして見てみようと思い立ったわけです。


20130224_moon_troupe02

私が見た回は、トップの龍真咲(りゅう・まさき)さんがオスカル、準トップの明日海りお(あすみ・りお)さんがアンドレ役でした。
いきなり劇場内に入ると、そのいつもと違う、昔のベルばらブームの空気漂う漫画チックなセットが見えていました。甘い香りが漂ってきそうな、そんな感じ。
・・大丈夫かな、最後まで気持ちが持ち堪えられるのか、と心配になりました(-_-;)


20130224_moon_troupe03

そして見た感じをそのままお伝えしましょう。

龍真咲さんは、この“男装の麗人”には、もってこいでした。
漫画から抜け出たような、きっちりと所作などが決められていると感じさせるこの役柄にはピッタリだと感じました。
妙に心情などを個性的な演技で強調することなどもなく、ベルばらファンには「よしよし」と満足できる内容ではなかったかと思います。私の思い込みですけど。

明日海りおさんも、龍真咲さんと同様、きっちりと“型どおり”の演技を繰り広げ、私が思っていた以上に、この「ベルばら」というものは、ある意味宝塚の古典というか、宝塚が歌舞伎化されているような伝統芸的なものを強く感じました。

アラン役の星条海斗(せいじょう・かいと)さんや、ベルナール役の美弥るりか(みや・るりか)さんは中心的な役どころですが、ここは割と型にはめ込まれているようには感じませんでした。
「スカーレットピンパーネル」あたりの演技を少し“濃く”したくらいと言えばよいでしょうか。


20130224_moon_troupe04


全体的には、全てのシーン、音楽(けっこう楽曲も演奏も古く感じた)、演技、セリフに“型”があるように感じました。
それを今の月組が定型の型の中できっちりと伝統を守りつつしっかりと進行しているように思いました。

ただ、龍さんのオスカルが“なよ”っとすると「これはいったいどうしたもんだろう」と、何か違和感が私の中を走りました。
妙に脚を女性っぽく流すようにしてしなだれかかったり、突如女性として甘えたような“しなっ”とするような仕草が、これがあの・・歌舞伎の御大から指導された場面かと、思いはしましたが、この現代では、かなりな違和感でした。
「そこがいいんだ、バカっ!」って人も数多いとは思いますが、ちょっと考えてもいいのじゃないかと、・・正直言うと思いました。

それはラストでオスカルとアンドレが馬車に乗ってクレーンで空中に浮き上がるシーンでも、すごいとは思いましたが、「なんだこれは」と、戸惑いが優ることとなりました。
・・周囲のおばちゃんたちからは、感嘆の声が上がっていましたので、私のような印象はたぶん持たれていないと思いましたが・・。

この「ベルばら」では、舞台装置も、音楽も、ストーリーも、演技も、みな独特の“型”を持った伝統的なものが連綿と続いているのだと強く感じました。
そして古典をきっちりとやりこなしていくのが、宝塚のもうひとつの面であるとあらためて思ったのでした。

見終わったときの感想は、かなりな充実感がありました。
こってりとしたクリームと、しっかりとしたスポンジのケーキをお腹一杯味わった感じ(^-^;
たいへん申し訳なく思いつつ書きますが、5年に一回程度で十分じゃないかと思いました。

私は、作品が書き下ろしで、一回限りのミュージカルを見るのが宝塚観劇の楽しみの大きな部分であると感じていますので、このあと雪組も演ると聞いて、ちょっと複雑な気持ちになりましたが、いったい雪組がどう演じるのか、という楽しみもあるので、・・・また行ってしまうかも(#^.^#)


【NowPlaying】 Good Morning Good Morning / The Beatles ( Rock )

Jimmy's Birthday アメリカが刻んだ「死の暗号」・・Jimmyとは誰だと思いますか

20130224_naoki_inose01


『東條英機処刑の日(Jimmy's Birthday 改題)/猪瀬直樹著(文春文庫)』を読みました。書店で見つけたときには気付かなかったのですが、これ、都知事になった猪瀬さんの著書だったのですね。立ち読みしたときには気付かなんだ(^_^;)

話は、とある女性から猪瀬さんに来た手紙から始まり、その女性の祖母が子爵夫人であり、子爵夫人が残した日記に「ジミーの誕生日の件、心配です」と書かれてそれが最後になっていて、猪瀬さんは気になったわけです。

日付は昭和23年12月7日で終わっていて、その日記を読んでいると終戦当時のところからの動乱が記されています。
読み込んでいくと、子爵夫人の息子は学習院の小学生で、現在の天皇陛下と同級生。
奥日光に疎開して、終戦時の混乱を避けていたばかりでなく、「終戦の詔勅」間際の蜂起して米軍と本土決戦をしようという軍の一部から身柄を拘束されるのではないか、また逆に米国が拉致しようとしているという情報も有り、金精峠を徒歩と籠で越えて会津若松に逃げ延びようとしていた事が書かれているのでした。・・・そんなことがあったとは知りませんでした。

そして、当時の皇太子明仁は疎開先での英語の授業で「Jimmy」と呼ばれていたのです。

日記を読み込んでいくたびに敗戦からマッカーサーやその側近が天皇をどうしようとしていたのか、日本国憲法に何を盛り込むのか、猪瀬さんの調査と共につまびらかになっていきます。

連合国軍総司令部でマッカーサーのもと、新憲法草稿に大きく関わったケーディスと子爵夫人が深い仲になっていく様子も描かれていて、物語としても読者をぐいぐい引き込むのですが、そのあまりにも興味深い内容はぜひともこの本を読んで味わっていただきたい。

東京裁判での各国の動向、被告人の様子や、戦犯処刑の模様も記述されていて、処刑はなぜか、わざわざ日付が変わる瞬間を待って行われました。
それが、現在の明仁天皇の誕生日を待ったものでした。
国民の祝日である天皇誕生日にA級戦犯を処刑して、その日に国民に祝わせるという・・数十年後を見据えた計画です。
しかも、当時子供だった明仁天皇には一生涯その重荷が背中にのしかかることになりました。

上記のことを知って、平成17年に天皇皇后両陛下がサイパンに慰霊に行かれ、断崖の突端に立ち、並んで頭を垂れる姿を思い出しました。
あの光景は戦争を知らない私にも強烈に胸に迫るものがありました。

天皇誕生日以外にもマッカーサーが仕掛けた時限装置があります。
極東国際軍事裁判(東京裁判)でA級戦犯28人が起訴されたのは、昭和21年4月29日(昭和天皇の誕生日)、裁判開廷は5月3日、翌22年のこの日に新憲法が制定されています・・・。

東條英機らA級戦犯7人が処刑されたのは、昭和23年12月23日。
当時の皇太子、現在の天皇陛下の誕生日です。

この本の副題が「アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」です。
実はこのこと自体は高校のとき、世界史の先生に教わっておりました。
「みんな、アメリカがしたことを忘れてはいけない」と先生はおっしゃいましたが、あのとき以来忘れることが出来ず、そこで浮かれる日本人を正視することができないためディズニーランドにも行かない私が今ここにいるわけです。

とても読みやすく、物語的にも興味深く読めます。おすすめしたい一冊のご紹介でした。


【NowPlaying】 All I've Got To Do / The Beatles ( Rock )

2013/02/23

『言えないコトバ』を読んだ

20130222_miri_masuda01

『言えないコトバ/益田ミリ著(集英社文庫)』
1969年生まれのイラストレーター、益田ミリさんのイラストというか、漫画入りのコミックエッセイです。

年齢的に、若い人が使っている言葉に馴染めないというか、あまり接点もないため、新しい言葉を使うのが気恥ずかしい・・そんな益田さんの“言えないコトバ”を次から次へと取り上げるという本です。

私も読んでいて、益田さんと“言えないコトバ”、いくつかカブりましたf^_^;)
その例をいくつかあげてみましょうかd(^_^o)

「おひや」・・使わないなぁ、著者と同じで。
これって割とお歳を召した方が使うことが多いかもしれないなあ。「水ください」ですね、私の場合。

「チャリ」・・著者は“ヤンキー用語”的なので馴染まないと言っているが、おそらく自転車のベルの音から来ているのだろうと思われるこの「チャリ」または「チャリンコ」。
自転車を愛する「なぎらけんいち」さんもおっしゃっていますが、これは「自転車の蔑称」です。自分が使う乗り物、愛用するものに蔑称を用いるのは私には出来ません。

「パンツ」・・私は作者と同様“ズボン”と言うしかない状態。私が発音しただけで下着のことだと思われるのは間違いないしね。

「おあいそ」・・著者はませた友達が使っていたが自分は使えない、というようなことをおっしゃっていますが、そもそもこれは寿司屋の符牒が大元だと思います。
つまり寿司屋の大将が若いのに「おいっ、あちらのお客さん“おあいそ”しろ。」と客にわからないように「お勘定しろ」と指示していたものです。

そして、私が初めて聞いたのが
「遠慮のかたまり」・・食べものがお皿に最後にちょっと残ってしまったときなどに「遠慮のかたまり、誰か食べて」と言うらしいのですが、知りませんでした。今回、文庫化にあたって、末尾に注釈が入っていました。※これは「大阪弁」だと。・・どうりで耳馴染みがなかった。

「元気をあげる」「元気をもらう」・・これはスポーツ中継などの際にアナウンサーが言ったり、選手が言ったり、観客が言ったりしていますが、著者も「言えない」気がしたと言っており、私も何だかイヤな感じのする使い回しだと思っています。だから使わない。

「足し算っていうより、むしろ、引き算の考え方なんだよね」・・っていう話の展開は、著者も苦手のようだが、私も結局何言ってるんだかわからないことが多く、苦手。
さらに「かけ算」だとか、「割り算」だとか言われるとチンプンカンプンになってくる・・(^_^;)
こういう言葉が好きな人って、「時間軸で考える」だとか「出口戦略」だとか、「いったん“ガラガラぽん”して」とか言う人が多い。
結局、言っていることがちいともわからないのですd( ̄  ̄)


【NowPlaying】 オールナイトニッポン45周年記念番組 / 笑福亭鶴光 ( ニッポン放送 )

2013/02/22

「ワイン・エッセイ」というのを読んだ

20130222_fukuko_hosokawa01

『ソムリエという仕事/細川布久子著(晶文社)』を読みました。
この本も西千葉の古書店ムーンライト・ブックストアで購入したものです。

2002年9月初版の本で、著者の細川布久子さんは、1947年生まれ、1985年に渡仏し、その後パリに在住、ワイン研究に専念されている方とのこと。

この本は細川さんが知り合った一流のソムリエ達の子供の頃から下積み時代、そしてコンテストなどを経て世界でも名が知られることになった様子を愛を込めて書いたものです。

そして、ソムリエの仕事について実に丁寧に書かれていますので、その真価というものがよく伝わってきます。
フランス料理というものが、ワインと料理とサービスで成り立っていて、そのどれも欠くことができず、店と客でおりなすレストラン文化についても、このエッセイはよく描いています。

紹介されている7人のソムリエのひとり、エリック・ボマールは、元々は料理人を目指していたのですが、交通事故で片腕が不自由になり、それでも料理人になろうとリハビリをして復帰するのですが、やがて師匠にすすめられ、料理の世界を断念し、料理に深く関わる職業ということでソムリエの修行を始めます。

その後の血のにじむような努力と、悔しい思いを何度もさせられる場面を読んでいて、その努力と忍耐と気力に頭が下がりました。
一流の人というのは、どうしてみなあきらめないのだろうと、いつも思います。

その他の6人のソムリエ達のエピソードのどれもが、心打つお話ばかりでした。
非常に丁寧できめ細かい、今どきにはあまり無い美しい日本語で書かれているこのエッセイ、読み応えがありました。

この方は、このほかにもワイン研究などに関する著書を書かれています。
また書店などで見かけたら読んでみようかと思いました。

実生活の中ではなかなかお目にかかったことのないソムリエ、今度ソムリエのいるようなレストランに行ってみたいなぁ(*´`*)


【NowPlaying】 Tyrone / Larry Young ( Jazz )

2013/02/18

恐怖のどん底

20130218_convenience01


私、プレイガイドなどでチケットを購入した場合、「コンビニで受け取り」というのを選ぶのですが、いつもそれを受け取るときに起こることがあります。

自宅のパソコンから受け取り用のバーコード付きの印刷物を出力し、コンビニのレジに出すと、それを店員さんがピッとやって、レジからは受け取りのサインをする紙がべろーっと出てきます。同時に別のプリンターでチケットのプリントアウトが始まります。

で、店員さんは「ここにサインしてください」と言うのです。
まだチケットもプリントアウトされていないのです。

「サインはできないよ、チケットを確認してから」と私が言うと・・店員さんは“恐怖のどん底”におちたような絶望的な顔をするのです。( ゚д゚ )

「この人何を考えているんだろう、なぜサインしてくれないんだろう」と、パニックになっているようです。人の言うこともよく聞いていないのです。

なので、「チケットがプリントアウトされたら、それを見せてくださいよ、そしたら公演や日時、席の確認をして、それからサインするから。」
と、言うのですが、もうパニックになっていて、他の店員に目配せして「変なお客だ、助けてぇ」という合図をしているようです。
これが毎度毎度のお話です。

で、時々、目配せをされた中国の方らしい店員さんがそこに来て、「あんた、これ当然よ、受け取るモノを確認もしないでサインする方がおかしいよ!」と私を助けてくれるのです'(*゚▽゚*)'

・・こうして日本人の二十歳くらいのお兄ちゃんは、中国の普通の良識のある店員に教育されるのでした。
でも、不服そう。「サインすりゃいいんだ、間違えることなんてないだろ」的な顔をして私をうらめしそうに見るのでしたf^_^;)

っていう話なんだけどさ、おしまい。


【NowPlaying】 オールナイトニッポン・ゴールド / 鴻上尚史 ( ニッポン放送 )

2013/02/17

古書店で買った小沢昭一さんの本を読んだ

20130217_shouichi_ozawa01

昨年12月に亡くなられた小沢昭一さんの著書、『むかし噺うきよ噺/小沢昭一著(新潮社)』を読みました。
Facebookページ「千葉市を東京から応援するって?!」でもご紹介した古書店「ムーンライト・ブックストア」で購入したものです。

この本は実に小沢さん的な心に“じん”とくるエッセイでした。

小さい頃に町にやって来た鋳掛け屋さんの仕事っぷり、手さばきに夢中になって見ていたことを昨日のことのように書いていて、そのときの子供心に大人のプロの仕事に感心している様子がものすごく伝わってきました。
私も子供の頃にそんな思いをしたことがあります。

「ヤマガラ」のおみくじ引きの芸のことについて書いたかと思うと、完全に衰退したその芸をやっていた方を訪ねていく話もしんみりと読みました。

オブラート(1998年発行のこの本でも既に知らない人が多いと、小沢さん驚いていたが)がいつの間にか見ることがなくなり、小さい頃に母が苦い薬をくるんでくれた思い出(結局小沢さんのお母さんは下手くそで薬が破れて飛び出してしまうことが多かったようだが・・(^-^;))と共に語り、ついには現在でもオブラートを作っている会社を旅費をかけて訪ねて行くくだりを読み、・・私もそんなことをしそうだと思ったのでした。

思い出があったり、自分が愛用していたものを作っている工場などを訪ねてみたくなる気持ち、よくわかります。

その他、夢中になったセミ取りの話や、ヤモリをいとおしく思う話など、どれもこれも郷愁ただよい、自分の思い出でもないのになぜか心に染み入る小沢節が静かにそして楽しく展開するのです。

語り口というか、そのテンポも私の現在の心にぴったりとはまりました。
今どきの本は速すぎて、端折りすぎて、語句も縮め過ぎて、読みづらいのですが、やさしい心持ちの本でした。

名著と言ってもいいかもしれません。
「むかし噺うきよ噺」いい本でした。


【NowPlaying】 Act Naturally / The Beatles ( Rock )

2013/02/16

オランダ人教授からみた『日本』論、読んでみた

20130216_wolferen01


『いまだ人間を幸福にしない日本というシステム/カレル・ヴァン・ウォルフレン著(角川ソフィア文庫)』という本が書店で目に付き、タイトルも長いが、興味を持って読んでみました。

ジャーナリストでアムステルダム大学名誉教授という著者のこの本は、阪神淡路大震災後に出版され話題となったものに、大幅に加筆修正をして出されたものだということでした。

読み始めてすぐにこの人の言いたいことが「日本は官僚が支配していて、誰もそれを制御するものがなく、第二次世界大戦後にはアメリカの考えでは、政治家がコントロールできるだろうと思っていたのだが、あに図らんやまったく変わらなかった」・・で、どうなる、どうする日本・・という内容でした。

300ページを超える本ですが、じゃあ実際にはどんな例があったの、と読み進んでも詳しい事例はほとんどなく、観念的に説明されていて、・・それはこういう事例のことだろうか、ああいう事例のことだろうか、と自分で考えているうちに疲れ切ってしまいました。

言わんとしていることはわかるけど、それが響いて来ない、そんな印象でした。
しかも、日本人の側に立って書かれていないので、なんだかこんなシステムになっている日本の悪い部分の責任は自分にあるような気がしてきてちょっといやな気分になったりもしました。

学問的に読むのには良いけれど、読み物的にはちょっと読めない本でした。


【NowPlaying】 永六輔その新世界 / 若山弦蔵他 ( TBSラジオ )

2013/02/14

【ビートルズひとり雑談・第五談(2012年・新たにプレスされたビートルズ・アナログ盤を聴いた③)】

20130209_beatles05


ニッポン放送イマジンスタジオでのビートルズアナログ盤試聴、いよいよ報告最終回といたします。

当時の担当ディレクター高嶋弘之氏の絶妙トークは延々と続き予定時間を大幅オーバー・・(*^^*)でも、ビートルズファンとしてはとてもうれしい!(*゚▽゚)ノ

高嶋氏はジョンの「プリーズ・ミスター・ポストマン」や「ロックンロール・ミュージック」などがお気に入りのようです。
曲が掛かるととても嬉しそうだし、それにまつわるエピソードもポ~ンと飛び出します。

ジョンは「母に捨てられる」という人間として一番悲しい経験をしているから逆に人にやさしい心を持っているのだ・・などというちょっとほろっとするような解説もしてくれて、またファン心をくすぐってくれました。


20130209_imagine_studio01

さらに自らあまりに失敗するプレイヤーの針落としに業を煮やし、ご自身で“一発”でストンと見事に曲を掛けるというパフォーマンスも見せてくださいました。さすが、担当ディレクター!☆(*^▽^)/★*☆♪


20130209_beatles06

で、アルバム「ラバー・ソウル」からはもちろん高嶋氏が邦題を付けた「ひとりぽっちのあいつ(ノーウェア・マン)」と「ノルウェーの森(ノルウエジアン・ウッド)」の話題も出ました。

高嶋氏本人もおっしゃっていましたが、ノルウェーの森は本当は「ノルウェー製の家具」のことだったのですが、氏のイメージから「森」に仕立ててしまったのでした。これは“最高の誤訳”でしたね。
貴重なお話としては、アルバム発表時は「ノルウェジアン・ウッド」とクレジットされていて、その後発売されたEP盤(当時コンパクト盤と言っていた)から「ノルウェーの森」とクレジットされていたのだそうです。
それまでに紆余曲折あるのですが、それはマニア向け話題なのでここまで。

というわけで、村上春樹の「ノルウェーの森」のベストセラーは、自分のおかげだ・・的な我田引水方式の高嶋さんのトークもさらに絶好調に!!(*^。^*)


20130209_imagine_studio02

高嶋氏は、今クラッシックのアルバムやコンサートなどのプロデュースをされているのですが、そのきっかけが、やはり1968年のビートルズ「フール・オン・ザ・ヒル」を聞いたときに、この曲をクラッシックの演奏にしたら・・という思いがあり、今にして実現したとのことでした。
これも40年以上越しの遠大かつ、素敵な企画です。


20130209_imagine_studio03

そして・・写真の赤いレコード盤は・・
高嶋氏が打って出た日本盤ビートルズ独自企画です。

世界初のベスト盤。
英国EMI側の許可が下りずやむなく発売中止となり、サンプル盤だけがこの世に残った。また1年後のビートルズの来日に合わせて、来日記念盤として再び発売の俎上に上がったが、再度EMIから却下され、完全に立ち消えた幻のレコード盤です。

ジャケットは画家のクロード岡本がデザインした「4匹のひよこ」が採用され、これは今では現存しないそうです。


20130209_imagine_studio04

手書きのクレジットを見ると
A面
1.I Want To Hold Your Hand
2.Please Please Me
3.A Hard Day’s Night
4.Please Mr.Postman
5.Love Me Do
6.Roll Over Beethoven
7.All My Loving
8.I Saw Her Standing There
B面
1.Twist And Shout
2.I Should Have Known Better
3.She Loves You
4.Can’t Buy Me Love
5.I Wanna Be Your Man
6.Long Tall Sally
7.Do You Want To Know A Secret
8.P.S.I Love You

高嶋氏の好みが入ったいい選曲です。
これを当日皆に手渡しで回覧させてもらえたのです。
またまた手がふるえました。確認されている現存盤は現在世界でこれ一枚です!!!!


20130209_beatles10

最後に本日来場者の中から配付されたリーフレットに☆マークの当たりがある人にアナログ盤発売記念のTシャツがプレゼントされたのですが、私、当たりました*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。.
ただでさえ、このスタジオでの企画に入場できるだけで幸運なのに、さらにこんなものまでいただいて、たいへん幸せでした。

ありがとう、ニッポン放送、ありがとう高嶋さん(#^.^#)

以上でイマジンスタジオでのビートルズアナログ盤試聴企画のご報告は終了。ご覧いただきました方々、長々ありがとうございましたm(_ _)m


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 井出留美他 ( NHK-AMラジオ )

2013/02/13

【ビートルズひとり雑談・第四談(2012年・新たにプレスされたビートルズ・アナログ盤を聴いた②)】

20130209_beatles01

前回ご紹介したニッポン放送・イマジンスタジオでのビートルズアナログ盤を聴く企画のご紹介続編です。

司会のくり万太郎さんと共にレコードを実際に掛ける役を担ったのが、フジパシフィック音楽出版取締役の及川伸一さんでした。
しかし、100人の聴衆を前に手がふるえてしまって、とうとう一度もうまく掛けることができませんでした。
前の曲のお尻から始まってしまったり、アームがバウンドしてしまったり・・(^_^;)

でも、「リン」のプレイヤーでビートルズの最新リマスターアナログ盤が聞けたのでファンは満足ってところでしょうか。

久しぶりに聞いたアナログの感触は、やはりデジタルとは大きく異なりました。連続感っていうか、勢いっていうか、気配まで感じるような印象でした。

「オール・マイ・ラビング」「ベイビー・イッツ・ユー」「イエスタデイ」など新盤の音はギターの音は弦のテンションまで感じるような骨太のギュンギュンいう音、ボーカルの声は口の中の舌の動きまで感じる臨場感がありました。
それにリンゴのドラムは特にハイハット・シンバルが強烈なリアル感を出す“前に前に”進んで行くような切迫感ある音で、バスドラムと合わせて聞こえてくるとバンド全体をリンゴが引っ張っていることがよくわかる感じでした。
あらためてリンゴの素晴らしさに感服することに。レコードでそういうことを感じたのは初めてでした。


20130209_beatles02

そして、ビートルズの担当ディレクターだった高嶋弘之さん(78歳)が登場してからはその若々しく、淀みない怒濤のしゃべりに司会者も会場も圧倒されたのでした。

知り合いの美容院に頼み込んで、仕込みでマッシュルームカットにしてくれと頼むビートルマニアが東京に登場したっ!という話題を作ったり、「マル秘」という印鑑(偽)が見えるように机に置いて、取材記者に席を外したときにわざと見るようにした書類には、ビートルズがベンチャーズを売り上げで大きく抜いた数字が書き込まれていた(本当はウソ)、それを取り上げてもらってブームを謂わばねつ造していくわけですが、モノがモノだけに実際に聞いてみればいい音楽なので相乗効果でブームが本物になっていく過程をペテン師みたいに解説していったのでした(#^.^#)


20130209_beatles03

I Want To Hold Your Handを、手を握りたいではなく「抱きしめたい」の邦題にしたのも、もちろん高嶋氏。今となっては名タイトルです。感じが出てますよね。
シー・ラブズ・ユーやラブ・ミー・ドゥー、フロム・ミー・トゥー・ユーなど、あなたやわたしが主題となり、過去のオールディーズとは一線を画す音楽にぴったりな直接的なタイトルをねらったのだそうです。
さすがです。本人も自分をほめていました(^_^;)

その他、様々なビートルズ旋風でっち上げ企画をその当時の資料と共に紹介してくれたのですが、日本のビートルズブームはこの人なくしては為し得なかったものであることが、次から次へと紹介されるエピソードに笑いながら納得させられたのでした。


20130209_beatles07

そして、今後の続編でも珍しいものをご紹介しますが、まずは会場の一人ひとりに手渡しで回覧されたのが、ビートルズ来日時に直接本人達からもらった写真にサインをもらったもの(本物!!!)です。
手にした私はふるえましたねぇ( ̄▽ ̄;)

ヒルトンホテルでビートルズに会ったときにジョン以外の三人が部屋にいて、緊張感ただよって、どうしようかと思っていたらジョンが一緒に来た加山雄三さんの背後から来て羽交い締めにし、大きくゆすって皆を笑いの中に緊張感をといた話もされ、「ジョンはとても気遣いのできる人で、とてもやさしい素敵な男だった」とおっしゃっていました。
一般的にはジョンはやや変人で粗暴な人という印象ですが、高嶋さんはこのとき、ジョンをとても好きになったようです。

その後ビートルズと部屋ですき焼きを食べようとしたら、あのブライアン・エプスタインに別室に呼ばれて、跪かされるようにして睥睨(へいげい)されたことを思い出し、「今にして思えば、日本での人気はオレがつくってやったのにふざけやがって、英語がしゃべれたらガツンと言ってやれたのに」と悔しがっていたのが、また皆の爆笑を誘いました(*^^*)

長くなってしまうので、続きはまた後日d(^_^o)
おたのしみにぃ~*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。.


【NowPlaying】 Sun King / The Beatles ( Rock )

2013/02/11

北原照久さんのfacebook「100の言葉」を読んだ

20130211_kitahara01


『facebook「100の言葉!~こころにひだまりを~」/北原照久著(たちばな出版)』を読みました。
千葉市中央区の中島書店・店頭にど~んと掲示されていて、ちょっと立ち見したら立ち去れなくなってしまい・・(^^;)購入。

タイトルにあるとおり、著者の北原さん(あの何でも鑑定団のオモチャ鑑定で有名な方です)が友達から進められてfacebookを開始、そのうち毎日ひとつずつ心に残る言葉を書いていったら大反響!、というものの書籍版です。

ですから、北原さんのfacebookをのぞけばこの本の内容は見ることができるのですが、やはり本となると繰り返し読んでいく楽しみや、身近において同時に掲載されている北原さんのオモチャ・コレクションの写真も楽しむことができます。


20130211_kitahara02

で、読んでみたのですが、いい本ですねぇ'(*゚▽゚*)'
北原さんが関わった人や、家族、そして有名人や偉人の言葉も入っているのですが、どれも心に染み入るのです。
毎回2ページをつかってその言葉とエピソードなどを紹介、そしてそれに因んだ北原さんの懐かしさを感じるオモチャの写真が添えられています。

ほぼ毎日facebookでこれだけのことを書くというのは並大抵のことでは無理です。
つまり“心”が入っていないと・・・。

いつも机の上など身近において密かに目を通したい、そんな本でした。


【NowPlaying】 Thru And Thru / The Rolling Stones ( Rock )

2013/02/10

【ビートルズひとり雑談・第三談(2012年・新たにプレスされたビートルズ・アナログ盤を聴いた①)】

20130209_beatles_at_nipponhousou001

9日(土)に私、気持ちを入れて有楽町のニッポン放送に向かいました。
目指すは「イマジン・スタジオ」。
そこでは『MEET THE BEATLES IMAGINE 2013 イマジンスタジオで聴こうビートルズ!』という素晴らし過ぎる企画が行われるのです。


20130209_beatles_at_nipponhousou002

あまりに様々な話題が満載なので、何度か連載記事にして書こうと思います。ビートルズファンのみなさん、お楽しみに(^_^)v


20130209_beatles_at_nipponhousou003

司会は、この企画をした番組「くり万太郎のサンデー早起き有楽町」のパーソナリティ・くり万太郎さん。
そして、お皿を回したのが及川伸一さん(FPMP取締役)・・手がふるえて大変でした(^_^;)


20130209_beatles_at_nipponhousou004

昨年、最新LP盤としてカッティングされた180グラムの重量盤を掛けるプレイヤーは、『LINN』、世界に名だたる名器です。


20130209_beatles_at_nipponhousou005

そして、途中から超スペシャルゲストとして、当時のビートルズ担当ディレクター・高嶋弘之さん(78歳)が登場!ものすごく元気でくり万太郎さんも、及川伸一さんも圧倒されました。

会場に入ると、まだアナログプレイヤーからは音は出されていませんでしたが、あの「ハリウッドボウル・ライブ」の音源が流されていました。これは、ビートルズ解散後にアナログ盤が出たっきり、いまだCD化されていないものです。久しぶりに聴いてうれしかった(*^^*)

そしていよいよ開演。
このあと、途中から高嶋さんが登場してからはエピソード満載過ぎて時間は超オーバーしてしまうのでした。
明日以降その様子をご紹介いたします。
世界にひとつの貴重なものも写真でご紹介しますよ!d(^_^o)


【NowPlaying】 Blue Jay Way / The Beatles ( Rock )

2013/02/06

掌(てのひら)の小説

20130206_kawabata01


『掌の小説/川端康成著(新潮文庫)』を読んでいるところです。
640頁を超える長丁場ですが、中身は百数十を超える、まさに掌(てのひら)にのるような小編作品があふれるように載っているのです。

1頁しかない作品もあるし、数頁の作品もある。
(超)短編が集まっているのですが、そこにある世界は無限です。

奇想天外な作品があったかと思うと、他愛もない作品がそっけなく置かれていたり、ぐさりと心に突き刺さるような人間の本性をえぐり出すような作品もあります。
いずれもその描写には常人には描くことの出来ない見事なものがあります。
見事な筆致が勉強になるというよりも、ただただうっとりとして文そのものを鑑賞するような感じで現在読み進んでいるところなのです。
そよそよと流れる美しい文章の河を味わいながら見ているような気分になります。

たまにはこういう「文」そのものを楽しむ作品も良いものです。


【NowPlaying】 DJのり / 桐谷美玲 ( 文化放送 )

2013/02/03

きょうのマロンさん、仕事は寝ること

20130203_cat01

朝ごはんを食べると、もう仕事は寝るだけに・・・。
完全に“オチる”寸前です(^_^;)

とろ~んとなっています。
熟睡寸前です(^-^;


20130203_cat02

上から見ると完全にクッションの中に収まっており、非常にコンパクトなマロンさん(*^。^*)
けっこうちっこいのです(*^^*)


【NowPlaying】 ある日曜日 / アンドレ・ギャニオン ( Piano )

2013/02/02

『宝塚ジャポニズム~序破急~、めぐり会いは再び2nd、エトワール・ド・タカラヅカ』二回目観劇

20130131_startroupe01


表題の宝塚歌劇団・星組東京公演を職場の宝塚デビューした方と観に行ったことはこのあいだのブログで書きました。

三本立てという珍しい公演でデビューした彼女も貴重な体験をしたと思いますが、実は私にとっても貴重な経験でした。

「宝塚ジャポニズム~序破急~」は、ワンシーンが長めで普段の宝塚にはない“引っ張る”感じで、劇的にフォーメーションが変わるということもなく、しかも“和モノ”、初めて見るような気持ちでした。

星組は、これを台湾公演に持って行くとのことですが、宗教的色彩を帯びた二番目のシーンなどがどのように受け止められるか、非常に興味があります。

そして、「めぐり会いは再び2nd」は、前回からの続編ということで、前回を見なかった人にはわかりづらかったかも知れません。
しかも、前回の主要人物が退団や、組替えでほとんどいないという、前回を知っている人には逆に“寂しい”ような印象を与えるものでした。

そんな中、礼真琴(れい・まこと)さんが瑞々しく、キラキラとステージで輝いていました。この人、とても魅力ある人です。今回大注目!!
そして真風涼帆(まかぜ・すずほ)さんも、いよいよ三番手らしく大きな、そして落ち着いた演技をするようになってきました。胸ときめかせる女子ファンは多いことでしょう(*^^*)

20130131_startroupe02

ショー「エトワール・ド・タカラヅカ」は、最も星組らしい豪快でダンサブル、娘役はキュートな豪華絢爛ショーでした。どんどん完成の域に近づいている感じ(*゚▽゚)ノ

今、舞台から“ワッ”と客席に圧力がかかるくらいの圧倒的なショーを見せてくれるのは、やはり星組が一番でしょう。柚希礼音(ゆずき・れおん)さんも、夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さんも、お二人の現在の魅力を余すところなく表現していました。
オススメ・ショーですね(*^▽^)/★*☆♪

今回の星組公演は見どころいっぱいです。
何度でも見たい感じですねd(^_^o)
みんな、何回行った?!


【NowPlaying】 埠頭を渡る風 / 松任谷由実 ( J-POP )

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック