【妄想対談第6弾】ジョンと私の超妄想対談その4
妄想も続けば続くもので、ジョンと私の妄想対談も4回目、ここいらへんでそろそろ終わりにしたいと思います。
では、“妄想力”を発揮してまいります!
【はっP】ジョン、前回にお話したように、まずは1969年の「ライブ・ピース・イン・トロント」のアルバムについてですが、私はこのアルバムのドキドキするような臨場感が好きなのです。
【ジョン】そうか、そうだろう。何といってもカナダに向かう飛行機の中で曲目を決め、飛行機の中でギターを弾いて合わせたのみで、一発で本番に望んでいるのだから。
曲が始まる前にステージ裏で恥ずかしい話だが、吐いてしまったのだ。
それほど緊張した。
【はっP】レコードの中でも「うまくいくかどうかわからないけど」と、あなたが言っているのが聞こえます。曲が始まると聞いているこちらもふるえが止まらない感じです。
【ジョン】「ブルー・スウェード・シューズ」「ディジー・ミス・リジー」が終わった頃にやっと高まりすぎた緊張もほぐれ、「ヤー・ブルース」に突入したんだ。
【はっP】この「ヤー・ブルース」は凄いですね。ど迫力です。クラプトンのソロとあなたの“破れかぶれ”というか、悲鳴のようなギターソロは凄まじかった。
【ジョン】B面に入ってから、ヨーコの叫びに色々とブーイングもあったようだけどな。気にするな。そういうことだ。あれがオレ達だったんだ。
【はっP】了解です(^^;)
では、次にまいりまして、ヨーコさんの話が出ましたので、あなたたちのファーストアルバムと呼んでよろしいのかと思いますが、「トゥー・バージンズ」なんですけど。
本日は発表されたジャケット(「自粛[NG]目隠し入り」と、「袋にくるまれた」状態の写真を用意・・私、所有しております)を掲載しております。
【ジョン】いろいろな本でも書かれているけど、当時の妻、シンシアの留守にヨーコを呼び込んで二人で一晩かけて録音した前衛的な作品だ。
賛否両論あるのはわかっているが、レコーディングが終わったあと、私たちは初めて結ばれた・・感慨深い作品だ。
【はっP】“賛否”ですか?!、「賛」があると・・。
【ジョン】文句あるのかっ!!
【はっP】いえ、いえ、いえ、いえ・・ありませんとも(;゜0゜)
ミュージック・コンクレートっていうんですか、畏れ入りました。
【ジョン】お前、バカにしてんだろ!
【はっP】めっそうもございません。・・次、行こう・・、では、ヨーコさんのソロ・アルバムについてお話したいと思います。
【ジョン】とっととやれっ!
【はっP】(なんか、怒り出したよ・・でも、ヨーコのアルバムはけっこう好きなんだよね、私)・・ヨーコさんのアルバムのうち、特に私が好きなのは「無限の大宇宙」と「空間の感触」なんです。
ミュージシャンは、ジョン、あなたのアルバムと同じ顔ぶれだし、演奏はもちろんバッチリなんですけど、アルバムの存在感をとても感じるのです。
【ジョン】(゚▽゚*)そうか、ふざけたヤツだと思ったが少しいいところはあるようだな、お前。
たしかに、ヨーコの音楽性が前面に出ていて、他のロック・アーティストのアルバムと比べても存在感は確かにあるだろう。
【はっP】曲も、曲順もいいんです。
自然に聞いていられて、しかもメロディも良い曲がたくさんあります。
タイトなリズムと、余裕を感じさせるプレイ、そしてヨーコさんのやや力を抜いた感じのボーカルが絶妙です、両作品とも。
実は「女性上位万歳」と「ラン・ラン・ラン」のシングル盤も当時、私、購入しているのです。迫力あるいい演奏と曲でした。
【ジョン】現在、一般の人が手に入れられるのかどうかわからんが、オレもいいアルバムだと思うよ。ヨーコのことをとやかく言う人は多いが、このアルバムを聞いてくれれば、ヨーコの音楽性の高さがわかると思うんだ。
【はっP】同感です。
ヨーコさんは、まだまだ息子のショーンさんと音楽活動でも活躍されることと思います。
長くなりましたが、この辺であなたと私の“妄想対談”お開きとさせていただきます。ありがとうございました。
【ジョン】こちらこそ、ありがとう。けっこう言いたいことが言えたと思うよ。ファンは大事だと思った。また会えたらうれしいよ。
【はっP】ありがとうございますっ!'(*゚▽゚*)'
また企画しちゃうかも(#^.^#)
お読みいただいた皆さんにも、ありがとうございました。これにて終了ですm(_ _)m
【NowPlaying】 Dig A Pony / The Beatles ( Rock )
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