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2013/05/24

【ビートルズひとり雑談・第九談(ビートルズをプロファイリングした本)】

20130524_beatles_profiling


『 Profiling ! THE BEATLES SOUNDS /不破寿夫(ふわ・ひさお)著(幻冬舎ルネッサンス)』を読みました。

著者は昭和23年生まれとのことですから,まさにビートルズ世代の方です。
青春時代をビートルズ現役まっただ中に過ごし、その後は日本フォノグラムに入られているということで、少なからずビートルズの影響を受けられて、レコード業界に進まれたようです。

この「 Profiling 」と銘々された著書は、現存する様々な書物、本人達の証言、その他つまびらかになっているビートルズのデビュー直後からの細かな事象を丹念に検証して、実は既に明らかになっている事も“真相はこういうこと”だったのではないか、と推測するというものです。

ですから、基本的なビートルズに対する知識を持っていないと、ちっとも面白くないかもしれません。

映画収録曲に別バージョンが多いのは、イギリスの演奏者組合が絡んでいること、アメリカ・キャピトル社盤のレコードの作られていった事情と、ビートルズ側(マネージャーのブライアン・エプスタインといった方が正確か)の思惑など、この本自体が「ビートルズ・その時代の推理小説」と呼べるようなものです。

様々なエピソードを一つひとつ読んでいくうちに、その時代の空気まで感じられるのでした。

青春時代をビートルズと過ごした著者の「あとがき」は、私にとっても新鮮でした。
「あとがき」に書かれていたビートルズ世代がビートルズ現役時代に感じたビートルズの新作の印象というものは、私のような“後追い世代”には絶対に感覚としてわからないものです。

特に「リボルバー」を初めて聞いたときの著者の感想は、まさに当時のビートルズ・ファンが感じたことではないでしょうか。
いい曲は次々と出してきたが、アイドル的な印象がまだ残像として残っている(日本公演も終わったばかりだった)のに、アルバムの中の曲はインド音楽有り、突き刺すようなギターサウンド有り、聞いたこともない逆回転テープループ有り、ドラッグの影響を感じさせる曲も有り、弦楽八重奏有りの、曲ごとにサウンドもバラエティ豊かさを見せてくれたニューアルバムは、どう受け取っていいのかわからなかったようです。
・・でも、それがビートルズのいいところなんですよね。

ビートルズに魅せられ、今でもビートルズのリイシューを楽しみにする著者の気持ちは、後追い世代の私も一緒です。
ビートルズに出会えて良かった、そしてまだまだ続く新しいビートルズの話題は彼らから届く近況報告としてこれからも楽しみです。

ビートルズ関連データを集積して検証した「推理本」、マニアックにビートルズを楽しむ方にはおすすめいたします。


【Now Playing】 Till There Was You / The Beatles ( Rock )

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