ついに見ちまった!☆「星組・ロミオとジュリエット」【1/4】
ミュージカル『ロミオとジュリエット』宝塚歌劇・星組東京公演、ついに・・見ました。見ることができました。
チケット入手困難民が続出する今回の公演、私の“魂の叫び”を感じ取ってチケットをお譲りくださった○○さん、ありがとうございました<(_ _)>
このフランス版のミュージカルは、本国でも世界でも大ヒットしたわけですが、日本では宝塚歌劇団がいち早く、そして星組が宝塚では最初に臨んだのでした。
当時は、宝塚大劇場や東京宝塚劇場にやって来る本公演ではなく、梅田と博多でのみ星組の少数精鋭での公演でしたが、もちろんその評判は私にも伝わって来ました。大好評だったと思います。
その後宝塚の本公演では、雪組、月組の公演を経て、まさに“満を持して”星組がフルメンバーで本場宝塚での公演後に、東京で公演しているのが現在です。
最初に言っときますが、『“弩級”のロミオとジュリエット』でした。
星組はやっぱりすごいっ!
「愛と憎しみの渦巻く街・ヴェローナ」は星組に一番似合います。
雪組の「緊迫感ある、いにしえの物語」、月組の「美しいお伽噺」、そんな雰囲気を過去二組の上演を見て感じていましたが、星組は人間の欲望や憎悪、躍動感、焦燥感などを人間の息吹を感じさせながら見せてくれました。
すごい迫力でした。
あまりの出来に、一応4回に分けて観劇のご報告をしたいと思います。
劇場に入って驚いたのは、キャトルレーヴ(宝塚グッズの劇場内売店)のレジ待ちの列が出来ていて、「最後尾はここ」という看板を持った店員さんが店の入り口まであふれるように並んでいたお客さんを誘導していたことです。
こんなの見たのは初めてです。
ただならぬ雰囲気の劇場内で幕が開くと、星組総力を上げた群舞、コーラスがど迫力で劇場内を席巻します。
組子の舞台上の動きは他組を圧倒するくらいの躍動感と迫力、星組の力を見せつけるような勢いがありました。
柚希礼音(ゆずき・れおん)さんのロミオは、大人っぽくなってしまうのか、と思っていたのですが、少年の雰囲気を持つ、みずみずしい青年に演じられていました。
柚希さんらしい、魅力ある若者に仕上がっていましたし、しかもこれまでの柚希さんが演じてきた主役の男性の誰とも異なる、研究を重ねた印象のロミオでした。お見事でした。
ジュリエットの夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さんも、たぶん初演から年月を経て練り上げてきたジュリエット像を見せてくれました。
歌もかなりの洗練を感じました。
可愛いが、「女」を前面に出したジュリエットは魅力的な娘になっていて、素晴らしい衣装を含め、ただただ頷いたり、唸ったりの私でした。
本日の観劇記はここまで。
これから個々の役について印象に残ったことなどを書いて行こうと思います。
ロミ・ジュリファンには乞うご期待です。
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私は宝塚大劇場で二ヶ月ほど前に観劇しました。
観劇中「すげぇー」という言葉が反射的に出てしまいました(笑)
私はファンになって日が浅く他組のロミジュリは観劇していないので比較はできませんが(映像では見ました)、星組の勢いを感じました。仰る通り特にコーラスが圧巻で。
大劇場で全ての組を一通り観たのですが、演目自体の力もあるのでしょうけど、星組を一言で形容するなら“パワフル!!”
組の特徴=トップさんの特徴だと私は勝手に思っているので、柚希礼音さんの発するパワーに組子の皆が共鳴しているのではないでしょうか。
一度しか観れなかったのが悔やんでも悔やみ切れません↓
投稿: マー坊 | 2013/08/01 16:23
マー坊さん、こんばんは'(*゚▽゚*)'
大劇場でロミジュリ観劇ですか、いいですねぇ!!
マー坊さんのおっしゃるとおり、星組はパワーを感じさせてくれますね。
もちろん、柚希さんの圧倒的な男役の歌唱力が組全体をぐいぐい引っ張っているは言うまでもありません。
他の組にはちょっと無い感じがまた星組観劇の楽しみでもあります。
とにかく、ロミオとジュリエットは、星組にとっても宝塚にとっても大切な演目になったようですね。
現代的な「宙組」が演じたらどうなんるんだろう・・( ̄∇ ̄*)
投稿: はっP | 2013/08/01 23:01