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2013/10/29

東京珍景録を読んだ(見た)

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『東京珍景録/林望著(新潮文庫)』を読みました。著者が撮影したカラー写真もふんだんに掲載されているので、“見た”部分も多かったのですが・・。

この文庫本自体が平成11年発行(オリジナルは平成8年刊行とのこと)の古いものです。ブックオフで目にとまり、思わず手に取ってしまっのですが、買ってよかった(^-^)、おもしろい本でした。

日本書誌学や近世国文学が専攻の著者ですが、なかなかどうして写真の腕前もたいしたものです。
日常、目にしているものはある意味“慣れ”てしまって、実は非常に興味深い「形状」や「歴史」などを持ち合わせているのに見逃している、そんなものを追いかけて写真を撮り、論評を加えているのがこの著書です。

大正から昭和初期にかけての古い水道塔や、ビル建築のデザインを事細かに紹介したり、戦前の橋の欄干のデザインや古い洋館の出窓など、小さなものにも目が届いていて、どれもこれも興味深いのです。

私が大きく興味を引かれたのが、いわゆる「看板建築」という店舗建物の上部に看板を掲示できるようなデザインされた部分を持ち合わせている建物のデザインです。
千葉市内、あるいは近隣の市町村にもクルマで走っているとそんな建物を見かけることがあります。
旧街道沿いなどに、いまだ散見されるのですが、ぜひ私もあらためて千葉にあるそれらを観察し、ブログ、ホームページなどに掲載してご紹介したいと感じました。
それに、古い水道塔も確か千葉大病院付近の小高いところに存在しているのを見ているので、そちらにも接近してみたいと思います。

身体がまだいうことをきかないので、すぐさま行動に移せませんが、ぜひ実現したいと思います。


【Now Playing】 Through The Fire / Manhattan Trinity ( Jazz )

2013/10/27

映画を久しぶりに見に行った

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前日に父の四十九日があり、痛めた脚・腰を癒やすため、一日寝ていようかと思ったのですが、横になっているだけだと、また痛みが増してしまったり、さらに気が滅入るということもあって妻に一緒に着いてきてもらい、最寄りの上映しているところまで映画を見に行きました。
明るそうなものをと選んだのが『謝罪の王様』でした。

テレビCMなどでも、いきなり面白そうな感じでしたが、やはり面白かった(^o^)

どんなことをしてでも“詫びる”という主人公の謝罪師を演じる「阿部サダヲ」さんの演技は、あまりにも過激かつ愉快で、全編“あちこち”で笑いがもれていました。

謝罪が仕事という「東京謝罪センター」の所長が阿部さん演じる主人公ですが、センターが引き受けた仕事のエピソードが次々と紹介されていく中で、実はそれぞれのエピソードが意外な繋がりを持っていてそれにも「そういう仕掛けがあったのか」と驚かされたりするわけで、この『謝罪エンターテインメント』は単なるおもしろい映画ではありませんでした。

ほんとうに変なヤツや、大物芸能人の独りよがり、ちょっとホロッとさせるシーン、親子の長い間のわだかまり、様々なエピソードで綴られているこの映画ですが、ラストの国家的謝罪にまで東京謝罪センターが絡んでくるのにはそのスケール感にも驚きました。
最後の最後にまた「あれはこのラストのための布石だったのか」という綿密な仕掛けも飛び出して、謝罪エンターテインメントは十分夫婦で楽しめました。

映画の中で阿部さんの説得力あるセリフがありました。
東京謝罪センターを始めることとなったきっかけは、阿部さん演じる主人公が、とあるラーメン屋で店員の不作法について「謝罪」を要求し続けたことでした。
つまり裁判に訴えて勝利したり、多額の賠償金を手に入れたりすることよりも、「人間は謝ってほしいことがある。謝ってもらえさえすればそれで終わるのだ。」という趣旨のセリフでした。
単なる映画のワンシーンのセリフとしてよりも、実際に現実問題として、こういうことはあるのではないでしょうか。

「ひと言謝ってくれれば」と思っているのに、映画の中でもありましたが、余計なことを付け加えたり、謝罪にならない言葉を口にしてしまう・・そんなことって現実の世の中でも日々あるような気がします。

というわけで、面白さだけでなく、いろいろと「謝る」ことについても考えさせられてしまう映画でした。まだご覧になっていない方、冗談がわかりさえすれば、とても面白くていい映画です、おすすめします。


【Now Playing】 Hello / Tristan Prettyman ( Pops )

2013/10/26

四十九日法要を終えて

本日は、台風接近の雨の中、父の四十九日法要でした。
併せて納骨も行い、参列者の方には近くのお堂から墓所までおいでいただいての儀式となりました。雨の中参列していただいた方には本当にありがたく、感謝いたします。

住職のお話では、近年は全てが内輪で行われることが多く、近隣の方でもご当人が亡くなっていることを知らずに住職に「あそこの方は亡くなられたのですか」と聞かれることもよくあるとのことでした。
聞かれた住職の方も色々事情もあって答え方が難しいとおっしゃっていたのですが、時代が変わってきたのでしょうね。

比較的大人数で行った今日の法要は住職にしても、昔のままの四十九日法要でちょっと新鮮な感じがあったようにうかがえました。

台風が日本列島から離れて行ったとはいえ、降りしきる雨は冷たく、あいかわらず杖をついている状態の私にはつらい状況でしたが、そんなときには逆に霊感のようなものが研ぎ澄まされるようで、父の姿を見ました。
父は何か安心したような、覚悟したような表情でしたが、読経、焼香が終わると会場のお堂を列席者の椅子を空けた真ん中の通路を歩いて外に出て行きました。
雨の中、自分の墓に向かったのでしょうか、その後は姿を見ることがありませんでした。

帰宅してからは、そのまま居眠りしてしまい夕刻になって目が覚めました。
今日のことも一生忘れないでしょう。


【Now Playing】 フラガール / ジェイク・シマブクロ ( SoundTrack )

女たちの住宅事情・・古い本だが読んでみた

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『女たちの住宅事情/松原惇子著(文春文庫)』を読みました。
ブックオフで見つけた本ですが、時代でいうと、バブルの前頃、三十代前半から四十歳ちょっと手前くらいの年齢の女性達の働く姿と彼女たちの住宅事情を取材して書かれたものです。

登場する女性は、それこそ“十人十色”、バリバリに働いてマンションを二つ持ちながら老後のゆるい生活を楽しみにする人、スタイリストやフードコーディネーター、美容室の店長、国際線パーサー、未婚の独身OLからバツイチで子どもも抱えている女性など、しかも、中にはアパートの一室でただ寝泊まりするためだけの居住空間に住んでいる人など、著者も驚きながらの取材です。
登場したのは十二人の女性でした。

時代がそういうものなのか、実家から通勤している三十代前半のOLで、ほとんど無目的に生きている人も二人ほど現われますが、“空虚な人生”を歩んでいる人と、馬車馬のように働いているが、先が見えない人もいます。

現在の仕事に自信を持ちつつも、生涯の仕事ではないと感じ、漠然と未来にある種の不安を感じている人も登場しました。

どんな立派なマンションに住んでいる人も、殺風景で物置のような部屋でただ生活している人にも、それぞれが自分自身を否が応でも見つめなければならず、そのようすを見ているだけで人生の偶然と不思議さも感じたのでした。

もし、同様のテーマで現在このような本を取材して書いたらどうなるだろうと思いましたが、より“孤独感”と“疎外感”を感じるものになるかもしれません。

バブル前の女性の生き方について、時代の空気を感じることのできるルポルタージュでした。貴重な記録とも言えるのかもしれません。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2013/10/20

気になること

ここ数年で特に気になることがあります。
このあいだも妻と電気屋さんに行き冷蔵庫の下見をしてきたのですが、帰宅してからいいと思ったメーカーのとある機種について検索エンジンで検索し、スペックなどを調べたことがありました。

で、もうその数時間後から、色々な検索エンジンや、その他ホームページで、さきほど検索した冷蔵庫のシリーズの広告が画面の端っこなどにページを飛んでも飛んでも現われるようになりました。
人によってそれぞれだとは思いますが、私にとっては、とても“不快”な気持ちになりました。

アマゾンで買い物しても(私自身の買い物はめったにしないが)、「これを買った人は、こんなものも買っています」というおすすめを無理矢理受けることになるのは、誰もが経験していることでしょう。

で、そんなことを前提としての私の経験ですが、私自身の買い物はめったにしないものの、妻、長男、長女、母、中学時代の先生などに頼まれたり、様々な事情で私の名前で買い物をしたことが何度もありました。

で、結果として、私がウェブを覗くと、その広告がたいへんなことになります。
亡き淡谷のり子さんのアルバム(CD)や、森進一、青江三奈、森繁久彌などの過去の作品群が・・中学時代の先生からのリクエストが原因か・・次々と画面に表示されたかと思うと、「赤毛のアン」に関わる書籍、「ピーターラビット」やその作者の「ポター」に関する文献・・妻の影響か・・が続々と紹介され、さらに、ゲーム、ゲーム音楽などのソフト、音源など・・長男の影響か・・も、これでもかと表示され、さらに長女が学園祭で使うために買った“コスプレ用・ウィッグ(かつらのことね)と、そのとき長女と検索したコスプレ衣装などもどんどん広告され、さらに“アニソン”のCDなども。
はっきり言ってうんざりです。

まとめると、こういったいわゆるビッグデータみたいなものの利用により、「ド演歌ファンで、ちょっと夢見る乙女的な小説にぞっこんで、ゲーム好き、コスプレもやって、アニメ好きなオッサン」・・私の購買行動からうかがえる人物像は、こういうことに(^_^;)なります。

笑って過ごせるうちはいいのですが、世の趨勢はどんどんそういうものを利用することに動いているわけで、かなり以前、とある省庁でのIT勉強会にて携帯ゲームの会社では「利用できる可能性のあるもの」として、登録者の朝夕の通勤の動きが手に取るようにわかり、今現在ではそういうデータは個人を特定しての利用はされていないと思い(本当は私は信用していない。人間は、その可能性があればそこまで行ってみたくなる動物だから)ますが、非常に不気味です。

私が子どもの頃、星新一の「声の網」という短編を読んだのですが、インターネットも何もない時代に現在の状況をほぼ現実どおり想像して描いている作品でした。
その作品では、あらゆるデータを活用して人々を思うがままにするのは、コンピューターでしたが、さしずめ現在は検索エンジンや、SNSを運営する会社、その他データを片っ端から集めている企業などが、自らを頂点に登り詰めさせるためにそんな行動をしているともとれるのです。私の考えだけど。

何を心配している、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことになってしまってからでは遅い・・そんなこととは、誰かが膨大なデータを利用して頂点に立ち、人々を思い通りに動かす、または誘導することになりかねないということです。

と、ここまでが私の想像&妄想です。
あくまで妄想なので、激烈な反論お断りです。
戯言と思し召してお笑いください。


【Now Playing】 Circular Motion / Modea ( InstrumentalMusic )

2013/10/17

「家日和」を読んだ

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『家日和/奥田英朗著(集英社文庫)』を読みました。
前回からずいぶんと時間が経ってしまったような気がしますが、脚・腰の痛みが続いていて、家に居る時間にもなかなか本に連続して向かえない状況なもので。

前回に続き、奥田さんの小説はとても読みやすいと感じたのですが、読んでいるうちに、実はこれはかなり勇気のいるものを書いていらしたことに、さすがの鈍感な私も気づき始めました。

特に収められている六遍の最後の作品「妻と玄米御飯」では、“ロハス”一色のよその夫婦を揶揄し、自分の妻の“ロハスかぶれ”のことまで書いてしまい、実際に本になってしまったらどうしよう・・と困りはじめる作家の話が書かれていて、「これは実話に限りなく近い」のだろうと思ったのでした。

妻と別居し、自分の独身の頃にやっていたように、部屋には本があふれ、アナログレコードを高級再生装置で聴いてみたり、インテリアを妻のインテリア雑誌から抜け出たような趣味から、一気に自分好みのものに変えていく男の話もなんだか“ワクワク”して読んだのですが、読みやすいこのストーリーの中には、家庭を持ち、それなりに何とか家族と暮らしている普通の人にも、日頃から心の中にある・・うまく言えない何かが存在していて、でもそれが自分でもよくわからずにいる。
そんな気持ちが、なぜかこのわかりやすく読みやすいストーリーの中にそっと描かれているのですね。

いやはや、意外に奥が深いのでは・・と思い始めたところで読み終えました。
読み終える寸前に居眠りしてしまい、この小説に描かれていた家族の一員になって、子どもの相談に乗っている父親役の自分の夢を見てしまいました。
今、不思議な気分になったまま読後感を綴っています。

前回の「ガール」と、この「家日和」をお貸しいただいたAiさん、ありがとうございました。
またこの人の作品を読んでみたいと思います。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 日本薬剤師会・副会長 生出泉太郎 ( NHK-AM )

2013/10/14

「ガール・奥田英朗」を読んだ

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『ガール/奥田英朗著(講談社文庫)』を職場のAiさんが「おもしろいですよ」と貸してくださって、この休みは身体の故障で苦しんでいるのですが、体を休めながら、合間に読みました。

これは、男性が著者にも関わらず、ほんとうに女性中心で、しかもたぶん・・ですけど、女性の“痒いところ”に手が届くような表現が多く、きっと女性が読んで共感できるような物語の5編であったように思います。

特に最後の一遍、「ひと回り」では、三十代半ばの独身女性社員にイケメン新入社員の一年間指導員が命ぜられるというストーリーで、イケメン社員に群がる女性社員達を蠅を追うように振り払う主人公の独身女性社員の様子があまりにもおかしかったのでした。

とにかく次から次へと出てくる女性の手練手管の裏側を解説するように見透かして追い払うさまに思わず吹き出したり、・・そうなんだな、知らんかった、気をつけねば・・などと男の弱みなども感じつつ読みました。

“どろどろ”になったり、恐ろしい罠が仕掛けられているという展開はなく、ラストも意外とあっさりとした展開で、すんなりと読むことができました。
特に女性はすっきりと読めるのではないでしょうか。
私としてはもうひと波乱あったり、何か奥に“イチモツ”あるような怖い展開も期待してしまったのですが、これがこの著者の持ち味であると思うので、なかなかの面白さでした。
同じ著者の作品を、もう一冊お借りしているので、そちらもまた読みましたら読後感をアップしたいと思います。


【Now Playing】 Nuages / Joe Pass ( Jazz )

2013/10/13

お詫び

東京宝塚劇場月組公演の観劇記掲載において、劇場階段部の写真について、本人特定ができるのではというご指摘を受けました。
遠景でお顔も確認できないと判断したのですが、ご迷惑をお掛けし、大変申しわけありませんでした。
写真は既に削除いたしましたが、今後、十分注意したいと存じます。
心よりお詫び申し上げます。

2013/10/12

治療してきました

きょうは、脚・腰の治療をやっていただいている先生に電話でお願いして再度治療に、妻に連れて行ってもらいました。
前にも書いたかもしれませんが、特殊な治療で、先生とマンツーマンできょうは1時間半かけて行いました。
おかげさまで一昨日よりは、かなり良好な状態までもってきてくださいました。
明日あさっては、治療も出来ないので、これからはおとなしく静養につとめます。

※注:よくこのブログの投稿時刻やFacebookのアップされた時刻を見て、深夜に書いているのではないかと勘違いされている方がいるのですが、ブログのアップはタイマーを使うことが多く、Facebookは一日1~2回の巡回アプリを使ってアップされるので一日のうちいつアップされるかは私もわからないのです。
「寝ていないのか」と聞いてくる人がいるので書きましたが、ちゃんと早寝していますのでご心配なく。

養生しています

痛めていた脚・腰にダメージがあり、治療後安静にしています。
iPadやPCも使えるのでブログのアップは何かあればしようと思っています。
それ以外には大人しくしてこの連休中は回復に心がけます。

2013/10/08

『REON!!Ⅱ』を観ました

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宝塚歌劇・星組東京国際フォーラム公演(柚希礼音/ゆずき・れおん・スペシャルライブ)をすでに観劇しておりましたので、報告を。

あっという間のチケット完売、どこをどう探してもチケットは見当たらず、すっかりあきらめていたところ、T市の Madam B.R.よりお声を掛けていただき、観劇の運びとなりました。Madamありがとうございます(*゚▽゚)ノ

このライブは宝塚でも異例のトップスターのコンサート形式でのライブとなっており、どこから切っても、どこを見ても星組トップスターの柚希さんが歌い、踊り、そして楽しい余興のようなコーナーもありの、柚希礼音“大人気スペシャル感謝デー”と言ってもよいと思います。

観客の熱気というか、コンサートそのものに声援、歓声、そして掲載した写真に見られる『REON!!ライト』を点滅させての大応援は、ふだんの宝塚大劇場や、東京宝塚劇場では見られない、まさに“ライブ”となっていました。

ポスター、チラシ、プログラムにも見られるヒョウ柄の衣装が柚希さんのちょっとあぶない男を演出し、ライブの内容も柚希さんの大人のボーカル、ダンスをふんだんに盛り込み、ファンはもう大熱狂状態でした。普段の宝塚劇場の状況からすると信じられないくらいの“大騒ぎ”'(*゚▽゚*)'です。

組子達も含め、非常に大人っぽい舞台展開の中に、前回のREONでもおなじみの柚希さんの小さい頃の様子をちびまる子ちゃん風に仕立てた「ちえちゃん・回想シーン」ももちろん再現されました。
不思議なことに、前回は爆笑したのに、今回はしんみりとして、私、泣いてしまいました。あれから1年以上経っていたのですね、すっかり立派なトップスターとなった柚希さんと、それを支える組子、さらに柚希さんのお父さんやお母さんに思いを馳せると・・・、こんなコーナーがあってもいいですね、もうその頃には完全に会場は一体となっていたように思います。

今回は、相手娘役トップの夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さんが他の舞台出演のため、こちらには参加していませんでしたが、“記憶の少女”として随所に現われる相手娘役は綺咲愛里(きさき・あいり)さんという若手でした。
この人の美しさと、愛らしさは特筆ものですが、流れるようなダンスも舞台上の所作もなかなかのものがありました。

休憩後の第二部は、例によって会場係の女性に扮した紅ゆずる(くれない・ゆずる)さんと、十輝いりす(とき・いりす)さん・・べに子とまさ子・・がレオンちゃんのファンという設定の柚希さんご本人の女装による15歳の女の子を取り押さえるシーンで始まり、爆笑に次ぐ爆笑でした。
しかし、こんな愉快なシーンの中にも三人が途中から舞台に上がって、十輝さんや紅さんが“柚希さん主演で見たかった”という役に成りきって「エリザベート」の劇中曲を歌うなど、意外な見どころもありました。

また、柚希さんがソロで雨の中(本当にステージに強い雨を降らせていた)濡れながら歌うシーンなどは柚希さんからスター・オーラが強く出ていて、とても印象的でした。

もうひとつ素晴らしかったのが、「星組・ロミオとジュリエット」では見られなかった、柚希さんのティボルトです。
あの赤い衣装で歌うティボルト・柚希、思わずうなりました。

二部ではなんと私のいた三階席にも柚希さんが現われ、皆と握手するなど大サービス!、いつもと違って客席では立ち上がって応援する人もたくさんいたわけですが、そんな盛り上がりの客席に飛び込んで来たトップスターに、もう三階席は騒然!!!・・柚希さんは押しも押されもせぬ宝塚の大スターだなと、あらためて感じました。

今回は、ライブということもあって、星組の皆さんの客席降りは何度も有り、一階席の方達も大満足だったのではないでしょうか。

柚希さんの歌唱と、ダンスの素晴らしさは、ファンの方にはとっくにおわかりなので今回のシーンごとのご紹介はいたしませんが、柚希さんの魅力が前面に出たライブでした。大迫力!!
星組の27人の精鋭部隊は息も合って、とてもフレンドリーなコンサートになりました。

さて、次に柚希さんが目指すものは何なのでしょうか。
次回公演以後も目が離せない柚希さんと、星組です。


【Now Playing】 ヌエストラ・エスキナ / セバスチアン・ハントス ( InstrumentalMusic )

2013/10/03

「東海林さだお」を味わいつくす本

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『東海林さだおの味わい方/東海林さだお著・南伸坊編(筑摩書房)』を読みました。これはブックオフで手に入れたのですが、大長編というか辞書として編纂?されたようなもので、“大作”でした。そして読み切るのに時間もかかりました。

どんな本かというと、東海林さだおさんの著書45冊から、食べ物についてふれている部分だけをイラストレーターで様々なエッセイや読み物などの著者でもある南伸坊さんが選りすぐり、“珠玉”の表現をアイウエオ順で編纂したものなのです。

だから、もう、蕎麦、チーズ、鳥わさ、海苔、ハムカツ、マンボウの刺身・・ありとあらゆる東海林さんがかつて取り上げた食べ物やそれにまつわる物について読んでいるだけで、幸せになったり、うなずいたり、ちょっと吹き出したり、これはもう日本人類の金字塔的な仕上がりとなっています(*´▽`)

玉子丼はこうでなければ・・などという、ある意味どうでもよくて、でも私などの庶民にとっては重大なテーマなども熱く語り、この本は私の大事な「おかず」としても今後存在しそうです。この本で白いごはんがどんぶり一杯食べられる(#^.^#)

なにせ、東海林さんのただでさえ“おいしい”語り口の、さらに“おいしい”部分だけを集めたものです。心して味わってほしい・・・。
というわけで、お腹が空きつつ夜は更けていくのでした。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / グッチ裕三 ( NHK-AMラジオ )

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