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2013/10/26

四十九日法要を終えて

本日は、台風接近の雨の中、父の四十九日法要でした。
併せて納骨も行い、参列者の方には近くのお堂から墓所までおいでいただいての儀式となりました。雨の中参列していただいた方には本当にありがたく、感謝いたします。

住職のお話では、近年は全てが内輪で行われることが多く、近隣の方でもご当人が亡くなっていることを知らずに住職に「あそこの方は亡くなられたのですか」と聞かれることもよくあるとのことでした。
聞かれた住職の方も色々事情もあって答え方が難しいとおっしゃっていたのですが、時代が変わってきたのでしょうね。

比較的大人数で行った今日の法要は住職にしても、昔のままの四十九日法要でちょっと新鮮な感じがあったようにうかがえました。

台風が日本列島から離れて行ったとはいえ、降りしきる雨は冷たく、あいかわらず杖をついている状態の私にはつらい状況でしたが、そんなときには逆に霊感のようなものが研ぎ澄まされるようで、父の姿を見ました。
父は何か安心したような、覚悟したような表情でしたが、読経、焼香が終わると会場のお堂を列席者の椅子を空けた真ん中の通路を歩いて外に出て行きました。
雨の中、自分の墓に向かったのでしょうか、その後は姿を見ることがありませんでした。

帰宅してからは、そのまま居眠りしてしまい夕刻になって目が覚めました。
今日のことも一生忘れないでしょう。


【Now Playing】 フラガール / ジェイク・シマブクロ ( SoundTrack )

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コメント

ymamaさん、コメントありがとうございます。
降雨の中で、たいへんでしたが、とても静かな一日でした。
ymamaさんのお母様はきっと近くで見守っていらっしゃると思います。
ふと、部屋や周囲の気配で何か感じることがあるかと思いますが、そんなときにはきっと身近にいてやさしく見ていてくださっているのではないでしょうか。
手や背中などにそっと触れられたような気になることがあれば、それはきっとそういうことだと思います。
「千の風になって」の歌詞では、「そこには私はいません」という部分がありますが、私の経験上は亡くなって数年は墓にいることが多く、それからはあちこち出先にも現われ、何年目かの法要が終えた頃には見かけなくなってしまうことが多いのです。

はっPさん

四十九日で、納骨も無事済まされたということで、何か淋しいですが、一区切りでしたね。
お父様を見られたお話、羨ましい限りです。私も母に会いたいと思うことがあります。

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