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2013/10/26

女たちの住宅事情・・古い本だが読んでみた

20130825_junko_matsubara


『女たちの住宅事情/松原惇子著(文春文庫)』を読みました。
ブックオフで見つけた本ですが、時代でいうと、バブルの前頃、三十代前半から四十歳ちょっと手前くらいの年齢の女性達の働く姿と彼女たちの住宅事情を取材して書かれたものです。

登場する女性は、それこそ“十人十色”、バリバリに働いてマンションを二つ持ちながら老後のゆるい生活を楽しみにする人、スタイリストやフードコーディネーター、美容室の店長、国際線パーサー、未婚の独身OLからバツイチで子どもも抱えている女性など、しかも、中にはアパートの一室でただ寝泊まりするためだけの居住空間に住んでいる人など、著者も驚きながらの取材です。
登場したのは十二人の女性でした。

時代がそういうものなのか、実家から通勤している三十代前半のOLで、ほとんど無目的に生きている人も二人ほど現われますが、“空虚な人生”を歩んでいる人と、馬車馬のように働いているが、先が見えない人もいます。

現在の仕事に自信を持ちつつも、生涯の仕事ではないと感じ、漠然と未来にある種の不安を感じている人も登場しました。

どんな立派なマンションに住んでいる人も、殺風景で物置のような部屋でただ生活している人にも、それぞれが自分自身を否が応でも見つめなければならず、そのようすを見ているだけで人生の偶然と不思議さも感じたのでした。

もし、同様のテーマで現在このような本を取材して書いたらどうなるだろうと思いましたが、より“孤独感”と“疎外感”を感じるものになるかもしれません。

バブル前の女性の生き方について、時代の空気を感じることのできるルポルタージュでした。貴重な記録とも言えるのかもしれません。


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