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2013/11/16

【2/3】愛と革命の詩 -アンドレア・シェニエ-/ Mr.Swing ! 観劇記

20131114_flower_troupe03


前回に続いてミュージカル「愛と革命の詩」について観劇記を。
主演の蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さん演じる詩人アンドレア・シェニエは、自らの信じるものに向かって真っ直ぐに突き進み、それに伴う外圧にも屈しない、高潔な志のある人でした。
ある意味、蘭寿さんご本人にも通じる生き方のようにも感じました。
来年の「卒業」に向けて、蘭寿さんにとってもやり甲斐のある役をしっかりと丁寧に演じられていたと思います。そして、相手役の蘭乃はな(らんの・はな)さんとの愛も舞台上で溢れんばかりの美しい表現をされていました。
とても良かった。

相手役蘭乃さんも、もっとも娘役としては演じ甲斐のあるトップ男役との深く激しい恋愛をつつましく、そして悦びもうまく表現していてとても良かったと思います。

蘭寿さんの弟を演じた華形ひかるさんは、冒頭の方では“うまく立ち回る”地位や金目当ての「イヤな奴」という印象でしたが、蘭寿さんが投獄され、処刑を待つ監獄に現われたときには、悩み苦しみながらなんとか生きている、男の影を背負った哀しみまで表現されていて、華形ファンの私、また“惚れ直し”ました(^^;)

蘭寿さんと対極の位置にいる明日海りお(あすみ・りお)さんの、カルロ・ジェラール。
普段の明日海さんの実直な印象が、さらに過激さを増したかのような役柄でしたが、自分の起こしていることが果たして良かったのか、理屈では正しいと思っても、今目の前で起こっていることは果たして民族の幸せになるのか、と疑心暗鬼的な悩みを抱えている様子をうまく描いていました。
もうひとつ登場場面が多いと明日海さんの表現もさらに磨きの掛かったものに出会えたかもしれませんが、あまり欲張ると明日海さん主演みたいなことになってしまうので、これで良かったのだろうと思います。

今回の舞台で退団される春風弥里(はるかぜ・みさと)さんは、ジャコパン党の冷徹な切れ者を演じ、いつものように役者とのしての見事な“巧者”ぶりを見せてくれていました。なぜかこの人にはいつも感情移入してしまうのです。今までたくさんの役でたくさんのキャラクターを見せてくれました。ありがとう!

蘭寿さんと志を共にする自由主義貴族フランソワ・ド・パンジュ侯爵を演じた望海風斗(のぞみ・ふうと)さんも相変わらずの存在感を見せてくれました。
全てが終わったあと、シェニエの死から25年の月日を経てその詩が後世に読み継がれるべく出版のされることになり、思いの丈を銀橋(オケピット前の観客席に張り出したエプロンステージ)で歌い上げる望海さん、私はその時にはもう涙をこらえることができなくなりました。
ほんとうに感動する歌唱でした。来て良かった・・・。

今回のミュージカルについては、装置に松井るみ氏、振付に大石裕香氏(ハンブルクバレエ団)が入りました。
その舞台装置は従来に無いものだったのですが、今回、あまりに席が良すぎて舞台の全容が見えず、あとで宝塚の番組でステージが映し出されたのを見たのですが、素晴らしい従来の宝塚にないものでした。
また、大石氏の指導によるものと思われる蘭寿さんや蘭乃さんのきめ細かく美しい仕草も素晴らしかったと追います。
全てがうまく相乗効果として現れ、素敵なミュージカルになっていました。

最後に、我が千葉市出身の綺城ひか理(あやき・ひかり)さん。
朝日ヶ丘中学校出身、高身長のイケメン男役ですが、神父の衣装で現われ、囚われの身になるのですが、いきなりルックス的にもとても目立っていましたし、舞台上での“華”もありました。まだまだ若手ですが、キラキラしていました。

ショーの感想はこのあと書くつもりですが、先回りして綺城さんはショーでもその姿はたいへん目立っていました。
ロケット(ラインダンスのこと)では、その身長から上手端で思い切って脚を上げ元気いっぱいでした。
明日海さんの歌唱時にもスーツ姿で現われたり、男役の見せどころである「大階段」燕尾服でのダンスにも今回加わり、キレの良いダンスを見せてくれました。
ラスト、パレードでは、上手と下手に分かれ、上手でパレードの男・カルテットの一人として、柚香(ゆずか)さん水美(みなみ)さんらの人気者と一緒に明るいコーラスを聞かせてくれました(*゚▽゚)ノ
千葉市出身の綺城さん、千葉の人たちはぜひ応援してあげてください。


【Now Playing】 ラジオなんですけど / 久米宏 ( TBSラジオ )

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