「ひとりでは生きられないのも芸のうち」という本
『ひとりでは生きられないのも芸のうち/内田樹著(文春文庫)』を読みました。
読みましたが、途中でちょっとイヤになってしまいました。
それは、簡単に書こうと思えば書けることを回りくどく(私がそう感じただけですけど)たくさんの語句を使って書いていて、まだるっこしくて半分くらい読んで投げ出したくなりました。
イヤイヤ最後まで読んだのですが…σ(^_^;)
ものすごく簡単に言うと、職場・仕事の状況がフェアネス(平等)な状態で実現されていて、はじめて「信頼」に応えるため能力の限界を超えて人は働くことができる・・・そんなことが書いてありました。とっても難しく。
で、今はフェアな状況が実現されていないのだ・・派遣労働者や就職してから三年もしないうちに転職しようとする人たちを例にとって・・とも書かれていました。難しく書いてあるから、上記のような表現では書かれていないですけど。
調子に乗って、この著者の本を同時にもう一冊入手しておりまして、もう一度頭を冷やしてリセットしてからその一冊は読んでみようと思います。
今の状態ではとても見る気にならないので。
書かれていることは、ちょっと過激な印象もありますが、でも「そうだよな、そうかもしれない」と思うことばかりでした。
もう一冊の読後感をいつ書けるかわかりませんが、他の本でインターバルをおいてから読んでみたいと思います。
今回は疲労感漂う中、書いてみました(^^;)
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