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2013/12/01

噺家・古今亭菊輔師匠について

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千葉市出身で初の真打ちになられ、全国いろいろなところに出向いて落語をされている古今亭菊輔師匠。
私と同じ中学の出身で、高校は地元の成東高校に「落研」があるということで進学されたという、まさに落語に生きる師匠です。

私の中学時代の担任から菊輔師匠を紹介され、それ以後何度も師匠の噺を聞きに様々な会場に伺いました。
中でもその中学時代の担任の先生のご自宅でライブ的に独演会をされたときには素晴らしい会であったことが今だに印象に残っています。


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先生宅のお庭で、薪を使ってご飯を炊き、海に近い旭市なので美味しい魚も焼きつつ、美味しい味噌汁も振る舞われ、薪で炊いたご飯のおにぎりの美味しかったこと・・(#^.^#)
その後夕刻から噺が始まり、客席(先生のお家の客間ぶち抜き・・客の多さに床が抜けるかと思った・・)には日本酒が振る舞われました。最高の一日になりました。先生の奥さまからは、手縫いの着物が師匠に渡され、二席目ではそれを着て高座(テーブルの上に立派な座布団を敷いた(^^;))に上がった師匠、大爆笑の渦を巻き起こしました。

そんな師匠、本来であれば、本日、お江戸日本橋亭で三人会の高座に上がる予定だったのですが、この10月に急病で倒れられたとのことで本日の会には出られないとの報を受けました。
今朝、奥さまから電話をいただき、倒れた当時は大変な状況であったとのことですが、現在はリハビリをする病院に転院され、幸いなことに記憶、言語中枢はしっかりされていて、落語もみな覚えていらっしゃるとのこと。
再び高座に上がるために頑張っていらっしやるとのことでした。

菊輔師匠の落語は「枕」の部分で、自分の周囲の人たちの面白おかしいところを思わず吹き出す話にして掴んでおいて、それから本編に入る間合いも抜群でした。

独演会でも、タイプの異なる演目を師匠流の観客を共感させるような噺っぷりで語り、いつも楽しく温かい気持ちで寄席をあとにしたものでした。

菊輔師匠の一日も早いご回復をお祈りしています。
奥さまのお声も「復帰は必ず成る」と感じられる力強いものでした。
菊輔師匠、無理せず回復に努めてください。師匠の育った地元からも応援しています。


【Now Playing】 Iwant To Hold Your Hand / The Beatles ( Rock )

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