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2014/01/26

小手毬るいさんの「好き、だからこそ」読んだ

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『好き、だからこそ/小手毬るい著(新潮文庫)』を読みました。
例によってブックオフで105円です(*^^*)

物語は、両親を事故で失い叔父夫婦の世話になり、親身になってくれる画廊の主人のところに19歳から勤め始めた女性の話から始まります。
そこからは、ほのかに優しい恋心から、嵐のような激しい恋愛、後悔や、裏切り、諦め、など・・・泣いたり笑ったり、死にたくなったり、読んでいるこちらも「どうすればいいんだ」と、思わず口にするようなものでした。

五つの章から成り立っているのですが、主役が変わり、いわゆるスピンオフ的にそれぞれの登場人物の物語が明らかになり、全体でひとつの人生(恋愛)物語になっているのです。

主人公は、この人しかいないと思い結婚したのに夫の浮気(本気?)で別れてしまい、その夫の浮気相手の物語もあるわけで、人それぞれにそれぞれが哀しい物語を背負っている、そんな展開のこの本は主人公中心にだけ見た世界ではないので、生き物のようにうごめく世の中全体を感じることになって、読んでいるこちらは茫然とするのです。

主人公の女性が、離婚後長い年月を経て再婚する相手の亡くなった妻の物語も含まれているのですが、それがまた意外な展開で驚いたり、ラストの急展開で、せっかくアメリカに行き、夫と穏やかな生活をしているところにまた最初の夫の、意外過ぎる関係の人物が現われる場面に至っては、心を鷲づかみにされてぐいぐいと引きずり込まれるような印象を受けました。

驚きのラストシーンで運命の行く末の不安と希望が一緒になってフェイドアウトするのですが、もうそこで涙が・・・。


また小手毬さんに“手玉に取られ”て…σ(^_^;)読了いたしました。


【Now Playing】 日曜喫茶室 / 柳家三三他 ( NHK-FM )

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