フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2014/04/30

「テルマエロマエⅡ」を見た

20140429_movie01


第一作が大好評だった「テルマエロマエ」の第二弾、見てみました。
細かい前回の説明などはせずに、いきなり主人公ルシウスを演じる阿部寛さんが現在の日本に現われて、前回同様に日本の温泉や風呂屋の様子をつぶさに見て古代ローマに戻ると「足つぼ刺激板」や「バスクリン」、野外での樽風呂などを実現させ、ローマで課された“無理難題”とも言えるリクエストに応える展開でした。

阿部さんが現われる現在の日本にいるメンバーも多彩で、草津の湯もみ娘に松島トモ子さんがいたりして驚きました。しかも、その後のシーンで湯の中で野生の熊と戯れるところがあって、誰もが松島さんが経験したあの事件を連想したことと思います。
こういう細かい“遊び”もけっこうエピソードを前回よりも詰め込んだ感じの今回のストーリーで“ワサビ”を効かせています。
そう言えばラーメン屋の店主を白木みのるさんが演じていました。お声も姿も往時をしのばせてくれました。短時間ですがいい演技していました。

阿部さんが“いちいち”驚く現在の日本での人々の湯屋でのくつろぎ方は、あらためて日本人の温泉や、風呂でのゆったりとした時間の過ごし方がとてもいいものだと感じさせてくれます。
外国の方にどんどん日本に来てもらおうという、国の方針などがいろいろなメディアで喧伝されていますが、温泉文化の素晴らしさを売り込むのは最大のセールスポイントになるかもしれません。

前回どおり、古代ローマで阿部さんが与えられた課題を、現在の日本の湯屋等の再現でクリアしていくパターンの前半でした。
後半は北村一樹さん演じるケイオニウスという皇帝の後継者の偽物が現われ、そこで起こる騒動に現在の日本からタイムスリップした山越真実(上戸彩)が巻き込まれ、スリリングな展開に移行します。

その様子は映画館でお楽しみいただくとして、阿部さん演じるルシウスが日本の温泉で見た男女混浴の温泉での美しい光景は、実際客席で見ていた私も“夢のような光景”だと思いました。この映画の一番輝いていたシーンかもしれません。
それを何とか実現したい阿部さん演じるルシウス。
ラスト近辺での感動的(やり過ぎ?!(^^;))なシーンも含め、間違いなく楽しめる娯楽作品だと思います。・・娯楽作品とはいえ、何か訴えかけてくるものがあるんですよね、この映画。

ぜひ、DVDが出てからと言わず、映画館で大迫力のロケ・セット(今回は想像を絶するセットです)の映像もお楽しみいただきたいとと思います。


【Now Playing】 Let It Be / The Beatles ( Rock )

2014/04/29

「イエスマン "YES"は人生のパスワード」見ました

20140427_yesman01


表題の映画、2008年・米国製作、監督:ペイトン・リード。主演:ジム・キャリーのDVDを借りてきて見ました。

とにかくジム・キャリー演じる主人公は、日常生活でも仕事上でも「ノー」を連発!“超後ろ向き”な人物という設定でした。

誘われて、どんなときでも「イエス」と言う“洗脳集団”?の集まりに参加することとなり、結局常に「イエス」というルールを自分に課すことになって、どんどんと騒動が巻き起こるコメディーです。

すべてに「イエス」と言ったら実際にどうなるか・・を試してみたわけですが、
ひどいことになりそうでそうでもなく、プラス面のことも次々と現われ、そんな中でカルト・バンドを組み、仕事として朝のウォーキングとカメラ撮影を同時に行う妙なインストラクターをしている女性アリソンと知り合うことになります。

ゾーイ・デシャネルが演じるアリソンは、とても魅力的、二人は互いに惹かれ合うのですが、何でも「イエス」と言った結果だけで自分と付き合うことになったのか?!とアリソンは事実を知って疑惑を持ち、その後の二人と主演ジム・キャリーの仕事や仲間達との顛末は・・!というわけで、とても面白いコメディーでした。

私も時々、ここで「イエス」と言うべきか・・と迷ったことは多々ありますが、映画のように「イエス」と言った結果がOKだったことは割と少なく、人生そんなに甘くはないんですよね・・…σ(^_^;)
そんなことを考えると見ている途中でちょっと個人的に落ち込んだりしましたが、でも映画は楽しめました。


【Now Playing】 愛のファンタジー / リチャード・サンダーソン ( サウンドトラック )

2014/04/28

「はなうた日和」読みました

20140411_hanauta_biyori01


『はなうた日和/山本幸久著(集英社文庫)』を読みました。
またもブックオフで105円也(^-^)

九遍の短編から成っているのですが、どの話も日々普通に暮らしている市井の人々の悲哀を感じさせるエピソードが語られていて、読んでいるこちらも身に染みるようなものばかりです。

定年間近の平凡な会社員が部下の美人OLから飲みに誘われて、そこで頼まれたこと・・・、売れないアイドルのまま30歳を迎えてしまい、オタク相手の撮影会へ仕事で出かける女性の話・・・、犬の散歩の仕事を得た男がすぐに犬に逃げられてしまう話・・・、子連れの元カレと再会するシーン・・・。

とにかく、読んでいる私のことかと思うようなエピソードを含め、さえない日常(見てきたように書かれている)が、トツトツと進行し、その中に小さな幸せと、わずかではあるが“きらめき”さえも感じる小説でした。

いつもだったらそのまま読めるのですが、途中で哀しくて止まってしまい、ちょっと時間をかけて読むことになってしまいました。

“はなうた”が出るくらい心に余裕というか、“のりしろ”が出来たら、またこの著者の本を読んでみようと思います。


【Now Playing】 新日曜名作座「終わりに見た街」 / 西田敏行・竹下景子 ( NHK-AM )

2014/04/27

『宝塚夜話・第十六夜 < 各組に配置されるトップと同期生 > 』

20140427_rurika_miya01


宝塚夜話第十六夜は、最近の傾向としてファンの方達が感じているであろう、各組トップ男役に対しての同期生配置について気になっているので書いてみようと思います。

先ずは雪組のトップスターに音月桂(おとづき・けい)さんが決定すると、同期の未涼亜希(みすず・あき)さんが組替えをしてまで配属されました。
音月さんにとっては心強い同期生が脇を固めてくれる、と受け取ることができるのでしょうが、未涼さんの気持ちになるとちょっと微妙というか、自分の身の置き所が難しいのではないかと、当時は感じました。

星組の柚希礼音(ゆずき・れおん)さんには、これもまた組替えしてまで十輝いりす(とき・いりす)さんを配属。
十輝さんなどは完全に宙組色の濃い人で、そうまでして同期を連れてくる必要があるのかな・・と思いました。
当時は、男役の番頭さんのような涼紫央(すずみ・しお)さんが退団され、手薄になったからとも言えると思いますが、男役の要となっていた夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さん、さらに美弥るりか(みや・るりか)さんまで組替えで外に出しています。
そして、その外に出たお二人もこれまたトップになるであろう人と同期であったりします。

夢乃聖夏さんは、雪組に配属されましたが、そこには壮一帆(そう・かずほ)さんの後任としてトップ就任が決定されている早霧せいな(さぎり・せいな)さんがいて、やはりここでも夢乃さんが早霧さんの脇を固めることとなりました。

美弥るりかさんは、月組に行って、「ロミオとジュリエット」では三番手的な位置を築き上げていくのかと思いきや、二番手(準トップ?)の明日海りお(あすみ・りお)さんが花組に組替えとなり、宙組から凪七瑠海(なぎな・るうみ)さんがやって来て、トップ龍真咲さんの次に控えるのがこの美弥さんと凪七さん(同期)ということになって、またもやどちからかが同期のトップを支えることになりそう・・。

月組トップの龍真咲(りゅう・まさき)さんにしても、雪組から沙央くらま(さお・くらま)さんがやって来て、これもまた同期生です。
沙央さんも雪組では確固たる位置を確立していて、独特な雰囲気を出しつつあったのですが、月組に来て龍さんのサポート的な役割もこなしていくとなると、自らの芸域も狭まってしまいそうな気がします。

月組から花組に配属となった明日海りおさんは、蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんの退団を受け、次期トップスター就任が決定しています。そして、そこにはオーシャンズ11でめざましい活躍を見せた同期の望海風斗(のぞみ・ふうと)さんがいます。
望海さんも明日海さんのサポート的な役目を担うことになってしまうのか。
堂々二番手として活躍できないのであれば、割を食ったのは望海さんです。

宙組にしても、トップスター・凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんの同期、緒月遠麻(おづき・とおま)さんを雪組から組替えしてまで配置しています。
いかにも雪組生らしい緒月さん、雪組の中でも独自の位置を見いだし、いい形で座っていたように思われる彼女をまたまたあえて組替えしてしまいました。
完全にそういう暗黙のルールみたいなものがあるようにしか思えなくなってしまいましたが、これをご覧の皆様は、どうお感じになっているのでしょうか。

「トップとしては、非常に心強い味方が身近にいるわけで、いいことじゃないの」と思われる方もいるかと思いますし、「組替えしてまで配置された方の身になると色々複雑じゃないの、それに今まで元の組で築き上げたものが生かされないかもしれない」などと思われる方もいると思います。

・・歌劇団側がどう考えているのかはわかりませんが、これは今後の結果を見て判断するしかないでしょうね。
ただ組替えで行った方は、「もう、“トップの目”はほとんど消えた」という宣告にも聞こえて、ちょっと心の持ちようを変えていかないといけないでしょうね。・・難しい。


【Now Playing】 Spain / 寺井尚子 ( Jazz )

2014/04/26

『宝塚夜話・第十五夜 < 未涼亜希さんが退団 > 』

20140426_misuzu_aki01


宝塚夜話、久しぶりに書きます。
雪組の未涼亜希(みすず・あき)さんが退団されるそうです。
ついこのあいだの日本青年館での「心中・恋の大和路」での丹波屋八右衛門役の際だった良さがまだ新鮮な記憶として残っています。
ラスト、雪の降る中、トップコンビ二人が死に向かって大和路を歩むシーンでの舞台下手で“絶唱”する未涼さんの歌唱には体がふるえました。

手塚治虫の「ブラックジャック」を主演したときにも、未涼さんでしか出来ないあの独特の雰囲気も「見に来て良かった」と何度も思いました。

全国ツアー・市川市文化会館での「黒い瞳」では、反乱軍の首領を演じ、主演の音月さんと共に圧巻の演技を見せてくれました。あの時は幕間のロビーでの会話が「まっつ(未涼さんの愛称)さん、すごい、今すぐトップスターをやれる!」という興奮した声があちこちから聞こえてきました。

未涼さんのステージはどちらかというと、『静』の印象ですが、内に秘めたる燃えるような『動』が観客の心の中にズバッと入ってくる、そんなふうに今までの舞台を見て、私には感じました。

花組在籍時の、「太王四神記」でコムル村の村長「ヒョンゴ」を演じた時にも深く、堂々として、静かに秘めているものがある、あのたたずまいも好きでした。
しかも、冒頭、本家韓国版の長いストーリーを一気に語り、宝塚の舞台スケールに収めるための演出家の狙いを完璧にこなしたあの見事な「語り」には、ただただ「素晴らしい」と感心しました。
星組が同じ演目をやったときには、その部分が無くなっていましたが、「未涼さんのように見事にこなせる人が居なかったからでは?」とも、私は感じたのです。

演技はもちろん、歌、ダンスにおいても、この人がいるだけでステージは非常に締まったものになり、現在の雪組だけでなく、宝塚全体にとっても、まさに“宝”のような存在でした。
出来れば専科に残っていただいてでも、まだまだ未涼さんのステージが見たかったと、ちょっと寂しい気持ちで退団の一報を聞きました。

8月の東京宝塚劇場での公演が未涼さん最後の公演となるようです。
見に行きたいと思います。


【Now Playing】 永六輔その新世界 / 鎌田實他 ( TBSラジオ )

“味憶(みおく)”めぐりの本、懐かしい感動と共に読んだ

20140411_mioku_meguri01


『味憶(みおく)めぐり/山本一力著(文春文庫)』を読みました。
この文も未来の日付でアップされるよう設定しましたので、私自身も忘れた頃にアップされると思います。

著者の山本一力さんは、1948年・高知県生まれで東京に出てきて新聞配達をしながら高校に通い、旅行代理店やコピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て1997年にオール読物新人賞受賞後、2002年に『あかね空』で直木賞を受賞されています。
少年時代は母の手一つで育てられ、この著書を読んでいるだけでも苦労されていたことがわかりました。
でも、それゆえここに書かれている絶品料理&B級グルメ的なものとの最初の出会いが、どれも衝撃的な出会いとして描かれていて、こちらも感動してしまいました。

シウマイごはんや釜飯、トンカツ、蕎麦、先輩に奢ってもらった帝国ホテルでの朝食、餃子、蒸し寿司などなど・・どれも最初に出会ったときのことが昨日のことのように鮮明に描かれていて、時代的には著者の方が私よりも人生の先輩ですが、貧しい少年時代を過ごして、知らない食べ物がたくさんあるという環境は私もそっくりで、共感を覚えつつ読み終えました。

臨時収入があったときにお母さんが連れて行ってくれた洋食屋さんの「ハヤシライス」の話など、むしろ裕福な家庭に育つよりも素晴らしい体験なのではないかと思いました。
そのときのことが事細かに書かれていて、読んでいる私も我が事のようにドキドキ感と嬉しさが心の奥に拡がりました。
デパートの「お子様ランチ」のサンプルをガラス越しに見て、あこがれるシーンなどはちょっと涙が出るくらいでした。
今の若い人にはちょっとわからない感覚かもしれません。

有楽町にあった洋食屋のナポリタンが食べたくて、でも懐かしいその店は閉店されていたときに、著者の奥さまが同じ有楽町の「ジャポネ」の存在を伝え、夫婦で食べに行く場面もありました。
私も東京勤務時に時々行ったお店です。
ジャポネでの職人の調理する様子やその姿勢などについても書かれていましたが、まさにそのとおり、私が感じていることそのままの描写に驚きました。

20140216_japone03
写真はその「ジャポネ」の『梅海苔スパゲティー』です(^-^)私が撮影したものです。

しみじみと“味憶(みおく)”・・味の記憶をこの本によみがえらせた、懐かしさと感動の作品でした。
私もまた「ジャポネ」に行きたくなりました(゚ー゚*)。oO


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2014/04/25

『街場の現代思想』を読んだ

20131105_tatsuru_uchida02


『街場の現代思想/内田樹著(文春文庫)』を読みました。
前にもこの方の著書について読後感を書いたことがありました。

階層社会、転職の悩み、負け犬人生・・などなど、まとめてこの方の理論でもって解説され、疑問・質問にも答えようという内容でした。

でもって、読んでいるうちに今の若い人にも、若くない私にとっても割と近い未来はあまり明るくない、・・というか真っ暗かも・・と思ってしまいました。

例えば、結婚についても、結婚は快楽を保証しない。むしろ、結婚が約束するのはエンドレスの「不快」である。だが、それをクリアーした人間に「快楽」をではなく、ある「達成」を約束している。
それは再生産ではない。「不快な隣人」、すなわち「他者」と共生する能力である。おそらくはそれこそが根源的な意味において人間を人間たらしめている条件なのである。

・・と、書かれていて、「そりゃそうだ、そうだろうけど・・」、若い人が読んだらいったいどう感じるのだろうと思いました。

離婚についても書かれていましたが、まあ、あんまり楽しい読み物ではありません (・_・;
でも、この方の理論は“いちいち”ごもっともで、何か読んでいて近い将来に胸騒ぎがするのでした。

「一億総プチ文化資本家」戦略、という章は読み応えがあります。
ここでまた概要を書いてしまうと営業妨害になってしまいますので、この本に興味を持たれた方は書店で手に取ってみてください。

現在の日本の状況に意識的になるにはヒントを与えてくれる本ではないかと思いました。


【Now Playing】 Something / The Beatles ( Rock )

2014/04/24

「運命のボタン・THE BOX 」

20140329_the_box01

この書き込みも未来の日付でアップされるようにしました。
私が忘れた頃にアップされるでしょう。
借りてきたDVD「運命のボタン(2009年・監督:リチャード・ケリー)」を見ました。
ある日突然差出人不明の箱が届けられ、その後とある人物が現われて、箱についているボタンを押すと、自分の知らない誰かが死に、100万ドルを手にすることが出来る、押さなければ何も起こらず箱を回収しに来る、ということなのですが、結局主役のキャメロン・ディアスとジェームズ・マースデン夫妻はボタンを押してしまいます。

20140329_the_box02

その後の主役夫婦とひとり息子は大変な運命の渦に巻き込まれてしまいます。
夫のアーサー(ジェームズ・マースデン)が真実を知ろうとして調査を始めると、それに気付かれ、事態は最悪の進行になります。

ただの人間心理を扱った作品かと思っていたのですが、実は話は規模が大きく、宇宙人が人類に対する試みを行っているという壮大なものでした。


20140329_the_box03

これを書いている今の私には、悲しい結末に耐えることができませんでした。
この作品はリチャード・マシスンの短編小説「死を招くボタン・ゲーム(原題:Button,Button)」を映画化したものだそうですが、映像を含めとても良くできていて、通常なら衝撃をもって心に残る作品だったと思います。
・・でも、現在の私には・・ちょっと厳しすぎて耐えられませんでした。


【Now Playing】 ラジオなんですけど / 久米宏他 ( TBSラジオ )

2014/04/22

室井滋のオシゴト探検を読んだ

20140411_kurouto_desumono01


『室井滋のオシゴト探検 玄人(くろうと)ですもの/室井滋(中央公論新社)』を読みました。

この本は、女優の室井滋さんが様々な道のプロ・・玄人に出会い、その世界と個々の達人とも言える「玄人」さんから貴重なお話や、経験を聞いていくというものでした。

列車デザインのマエストロや、最近テレビでもお見かけする天才書家・金澤翔子さん、落語家立川志の輔さん、どんな金庫の鍵も開けてしまう鍵師、麻薬Gメン、トイレの建築家、ヴァイオリンの目利き、「顔」学者、太陽観測の鬼、地図マニア、銭湯絵師・・まだまだたくさんの人と出会い、お話を聞いているのが本書です。

達人というか、その道の“ほんまもん”のプロというのは、やはり常人には行き着くことのできない境地に達しているのだと感じました。

子供の頃から段ボールに穴を開けてプラネタリウムを作っていた少年が、やがて日本でも最高のプラネタリウムを作り上げてしまい、通常のプラネタリウムが投影するのは1万個の星ですが、この本に登場する大平貴之さんは2,200万個の星を投影するメガスターというプラネタリウムを作り上げてしまいます。
そしてそれが仕事となってしまう・・好きこそものの上手なれ・・の頂点のような方でした。

とにかくこの本に登場する人達は、皆、上記のような人ばかり。
私も何かそれくらい夢中になれるものがあったならば、自分で言うのもなんですが、“オタク”的に掘り下げる性格ゆえに少しは“もの”にできたのかも、(^_^;)なんて思ったりもしました。

聞き手となっている室井さんのそれぞれの“玄人”さんに対する接し方、その時々の感想も面白く、楽しく読むことができました。


【Now Playing】 I'm Only Sleeping / The Beatles ( Rock )

2014/04/21

“ダブル”昼寝

20140420_marron_sand01


我が家の猫、サンドとマロン。
珍しく窓辺で並んで、しかも同じ格好で昼寝していました。
時々夢中で追いかけっこをしている時もあるし、仲が悪いのか良いのかわかりませんが、この日は気が合ったのかもしれません(#^.^#)

20140420_marron_sand02

目が覚めたら、互いに“ぼー”っと見つめ合っていました(*^^*)


【Now Playing】 週間ほんなび / 麻木久仁子・中野京子 ( TBSラジオ )

2014/04/20

達人と弟子ふたり、打ち上げに向かった

20140412_torishige001

前回、上野で今までとは異なる趣向、科学博物館で“お勉強”をしてきた我々一行は上野で打ち上げず、千葉に帰り、検見川にある達人おすすめの「虎の穴」的なお店で一杯やりました(^-^)

まだ5時にもなっていないのでお店に達人が電話すると「やってるから入っていいよ」という返事があったとのことで、縄暖簾をくぐって入ってみると・・もうすでにやっている人達がいて・・地元の人ばかり、と見てすぐにわかりました。見ただけでもう皆くつろいでいる・・楽園のように見えました。いやほんと。


20140412_torishige002

品書きもこんなで、楽しく飲めそうです。達人もくつろいでいます。
そして、とりあえずビールで乾杯をすると一気にリラックスモードに入りました。

20140412_torishige003

早速焼き鳥を頼みましたが、つくねも含め、うまぁ~い(*´▽`)
冷や奴もうまかったし。


20140412_torishige004

このもやしの炒め物も、歯ごたえも残しつつ味付けも微妙に濃すぎないビールのお供にピッタンコでした。


20140412_torishige005

山芋の短冊状に切ったこいつもふわっとしゃきっとしていてこたえられん(*゚▽゚)ノ
このあたりでこのちょっときたない(これは褒めている(^^;))お店はただものではないと気づき始めました。
客はどんどん入り、5時数分過ぎには満員御礼。皆が皆顔見知りらしくて、相席も遠慮無くて、しかも相席同士はすぐに打ち解け合っているのでした。

お店の人も気安く、楽しく、元気が良くて「いい店」だなぁと早くも感じました。さすが達人のいきつけです。


20140412_torishige006

調子に乗ってまたも山芋のこんどは焼いたやつ。これも美味すぎた(#^.^#)
しあわせです。
そしてお客さんは一杯やって幸せモードになるとパッと席を立ち、またあとから新たなお客さんがみえるのです。いい感じの雰囲気でした。


20140412_torishige007

カウンターのご常連とお見受けする方達もお店の人達と楽しく会話しています。
いいねぇ、うしろに見えている品書きも魅力あるものが・・・。


20140412_torishige008

私はビールから焼酎、そして品書きにあった「しぼりたて 金紋朝日・十六度」を頼んでみました。お皿にあふれたそいつもすすりつつ、しぼりたては美味でした。達人も飲んでみて「うまいっ!」ってd(^_^o)


20140412_torishige009

タラの芽の天ぷらも塩でやってみました。
笑いがとまりませんo(^▽^)o


20140412_torishige010

たまご焼きもねぇ・・こたえられんかった(*^▽^*)
んでもって安いときたもんだ。


20140412_torishige011

達人と私たち弟子三人で「きょうはほんとうによい日だった」としめていると、お店から熱々の「あられ」がサービスで・・。
これもサクサク、カリコリとおいしく、打ち上げは100%大満足で終宴を迎えたのでした<(_ _)>


【Now Playing】 掛取り / 桂米團治 ( 落語 )

達人と弟子二人、国立科学博物館へ

20140412_with_tatsujin001

もう一週間前になりますが、このブログに度々登場する「遊びの達人」からお誘いの提案をいただき、上野の国立科学博物館に私と、体育会系色白美人の弟子二人がお供することになりました。

上野駅の人の多さには驚きましたが、博物館の方はほどほどの混み具合で、三人はその広さに驚きつつ見学してまいりました。

館内に入り、お聞きすると、この中では撮影フリーとのことなので、写真付きで今回の見学をご案内いたします。
恐竜や様々な生き物の骨格標本には三人とも興味津々でフロアを回りました。
なぜか人はこういうものを見るとちょっと興奮状態に入ります。
体の中に狩猟などをしていた頃の何かがデータとして刻み込まれているのかもしれません。


20140412_with_tatsujin002

これは、あの若田さんが宇宙から回収してきたものなんだそうですけど、こんなデカくてしかも繊細そうなもの、どうやって回収したのでしょう。
この宇宙科学のフロアでは、弟子二人がけっこう夢中になってしまったのですが、弟子の美人も女性とは思えぬ“食いつき”状態で(^^;)、人間が理詰めで作り出したものの美しさにむしろ関心が寄せられていたような気がします。


20140412_with_tatsujin003

そして、あの『はやぶさ』が惑星「イトカワ」から持ち帰った粒子も自分で顕微鏡のようなものを使って見ることができるようになっていました。
私も美人も時間制限ある中、きっちりと見てきました。宇宙の彼方から持ち帰った微粒子にも人は感動できるのですね。


20140412_with_tatsujin004

これらロケットエンジンや衛星などの展示は、その姿を見ているだけでうっとりしてしまいます。
色々と科学的に、合理的に突き詰めると結局その形は美しくなるのかもしれません。


20140412_with_tatsujin005

こちらは、巨大なコンピューター。前面のパネルのような部分は全部真空管が刺さっていて( ̄O ̄;)動き出すまでにどのくらい時間が掛かったのだろうかと思いました。
“球切れ”の時なんか交換が大変そう(^^;)


20140412_with_tatsujin006

打って変わって、こちらは地球上の動物たちの剥製の展示。これはほんの一部ですが、こちらのフロアも圧巻でした。

上野の公園では、桜も散ってしまったのに、学生達が幾組も花見?をしていました。花は無くともとても楽しそうでした。
我々達人と弟子三人の一行は、上野をあとにして、地元千葉に向かい、次回ご紹介する達人とっておきのお店で打ち上げをいたしました。

その様子は、近日公開d(^_^o)待っててね。


【Now Playing】 Can't We Be Friends ? / Toni Harper ( Jazz )

2014/04/19

「辞書の仕事」読んだ

20140326_hajime_masui01

この掲載も未来の日付でアップするように設定しているので、私自身が忘れた頃にアップされると思います。

『辞書の仕事/増井元著(岩波新書)』を読みました。
読み始めて思い出したのが「三浦しをん」さんの『舟を編む』でした。
今回の「辞書の仕事」は、まさにあのストーリーの主人公にあたる実在の国語辞典編集者の面白いエピソードや、苦労話などを書き記したものです。

この本を読んでみると、辞書というものはいったん世に出ると、いろいろクレームというか、「自分はこう思う」というような反応がたくさん出てくるのですね。
特に乱れている日本語を正しい方向に導け・・的なご意見が多いようです。
皆、真面目なんですね。

私が愛用しているのは、著者がたずさわった「広辞苑」や「岩波国語辞典」ではなく、三省堂の「新明解国語辞典」です。けっこう“踏み込んだ”というか、斬新な語釈が採用されているものです。
私としては、“読み物”的に面白いと感じる辞書だから、というのが理由です。

辞書はもちろん、意味や用法、漢字を調べたりするために使っているのですが、時々パラパラとめくって、普段よく使う言葉や、全く知らない語などを楽しんでみたりもするのです。紙の辞書はそこがいいんですよねd(^_^o)

時代と共に用法や、意味が変化したりする言葉に対して著者はけっこう寛容で、大胆な考え方も示されています。

また実際に辞書を編纂するにあたって、そのルールづくりも各社で異なるのだ、ということも書かれていて、そのルールを満たしながら、しかも紙の辞書は、ページ数という制限もあるので、辞書に載っている内容は“そぎ落とした”考えに考えて載せられているものだということもわかりました。

電子辞書もよいけれど、紙の辞書を使うときの楽しみもあり、また紙の素材自体も「舟を編む」でも書かれていましたが、“ぬめり”のようなさわり心地を大事にしたり、薄くても裏写りしないものを厳選したり、色も真っ白だと疲れるので、微妙なアイボリー色だったりと、手に取ったときの紙の良さまで書かれていて、この本、「辞書好き」には応えられない本となっていました。

私も「新明解」以外の国語辞典を時々は本屋さんで見てみようという気になりました。


【Now Playing】 終わらない夢 / THE ALFEE ( NHK-FM )

2014/04/18

「心中・恋の大和路」を観た

20140418_snow_troupe01


宝塚歌劇・雪組東京特別公演(日本青年館)『心中・恋の大和路 ~近松門左衛門「冥土の飛脚」より~』を観ましたので、その観劇記を。

雪組トップスター・壮一帆(そう・かずほ)さんは、すでに8月の東京宝塚劇場公演で退団されることを発表しています。そして、相手娘役の愛加あゆ(まなか・あゆ)さんも同時退団されます。

そんな中、日本青年館でのこの公演が“心中もの”ということで、なんだか二人の決意がそのまま“乗り移った”かの如く張り詰めた舞台になるであろうことが予想されました。

そして、やはり寸分の隙も感じられない引き締まった舞台となっていました。
過去に何度も再演されているこの演目は、“日本もの”も洋楽オーケストラをバックに演じる宝塚の素晴らしさを感動と共に味わえる極上の時間を与えてくれました。

大坂の飛脚問屋に養子に入った主演・壮一帆さんの亀屋忠兵衛は、新町の遊郭で馴染みとなった遊女・梅川(愛加あゆ)に“ぞっこん”となり、身請けをするために店の金に手を付けてしまい、どんどんと破滅へと向かい、やがて梅川と自らの故郷を目指して大和路に旅立つのですが・・何もかもを失い、梅川との恋を全うして死ぬしか途は無く、悲劇の末路を辿ることになります。

“日本もの”と言えば、雪組、多くの宝塚ファンがそう思っていることと思いますが、さすがの壮さんの雪組、そのとおり満点の近松ものを繰り広げてくれました。

遊郭で梅川が慕う「かもん太夫」を演じた大湖せしる(だいご・せしる)さんの水もしたたる“いい女”も抜群の演技とたたずまいでした。
壮さん演じる忠兵衛の脇を固める男役陣、そして同じ飛脚問屋仲間の男役達もキリッとした男役の演技と仕草、立ち居振る舞い、台詞のキレ、見事でした。

壮さんの実の父親役で、ラスト近辺で息子と相手の愛加あゆさんに対する絞り出すような気持ちの吐露を舞台中心で演じた専科の汝鳥怜(なとり・れい)さんの渾身の演技は大きな感動を呼びました。

また、ラスト、雪の大和路を死に向かって歩む主役二人をバックに熱唱・・、いやいや絶唱ともいうべきソロでの歌唱を聞かせてくれた未涼亜希(みすず・あき)さん、あまりの良さに客席の私は体が動かなくなるような深い感動に包まれました。
たぶん二十年以上宝塚を観ていますが、「歌」でこれほど感動したことは、ありませんでした。一生、心に残る歌唱でした。

コミカルなシーンで観客の心をゆるませたりするシーンもあり、また壮さんの亀屋忠兵衛の謂わば“どうしようもない男”の演じ方も絶妙で、“押す”だけではなく、“引いて”する演技も奥義のように繰り出す壮さん中心の雪組にはただただ感心するばかりでした。

いいものをまた見せてもらいました。
最後となる8月の東京公演まで、壮一帆・愛加あゆコンビの素晴らしさ、見せつけてくれることでしょう。


【Now Playing】 おもてなしは“利休”に学べ / 小早川護 ( NHK-AM )

2014/04/15

「ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA 夢∞眩」行って来ました【2/2】

20140413_fiower_troupe02


前回に続いて、宝塚歌劇団・花組東京公演のショー『TAKARAZUKA 夢∞眩』についての感想です。
トップスター、蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんのサヨナラ公演ということもあり、これまでの数々のステージで華麗に見せてくれた蘭寿さんの魅力を“ど派手”な衣装の数々と共にダンスの素晴らしさをこれでもかと見せつけ、観客を魅了してくれました。

花組のショーは、いきなりクライマックスに達するような急激な盛り上がりを見せてくれるのが特徴のような気がしますが、今回もそんな感じ。
もちろん蘭寿さんのラスト・ショーなわけで、観客も今か今かと待ちかねていたわけで、ステージも客席も初っ端から“飛ばして”いる感じd(^_^o)

蘭寿さんのダンスは他を圧倒するような“キレ”と“しなやかさ”を見せて冴え渡っていました。
相手娘役、蘭乃はな(らんの・はな)さんも、ダンスに関しては真飛聖(まとぶ・せい)さんから蘭寿さんとのコンビを経て、“スケール感”のあるものになりました。
二人のダンスも見どころあるものになっていました。

そして、明日海りお(あすみ・りお)さん、望海風斗(のぞみ・ふうと)さん、華形ひかる(はながた・ひかる)さんらがしっかりと脇を固め、花組らしい艶やかで華のあるショーとなりました。

今回は、若手の柚香光(ゆずか・れい)さんもかなりフィーチャリングされていて、将来のスター候補として一歩前に出た感じがしました。

蘭寿さんが銀橋(オーケストラ・ピット前に半円状に張り出しているエプロンステージ)を渡りステージを振り返ると組子が皆で蘭寿さんに心をこめて手を差し出すシーンがあり、気の早いファンは早くも最後の日を思い、涙したかもしれません。

そして大階段での男役・燕尾でのダンスは、宝塚最大の見せ場ですが、今回も格好良かった( ̄O ̄;)
今回蘭寿さんと共に退団される月央和沙(つきお・かずさ)さんと蘭寿さんの渾身のダンスは素晴らしかった!“ドーン”と伝わってくるものがありました。

今回、世界で活躍されている KENTO MORI さんが振付した場面も有り、新しいものも臆せずどんどん取り込む宝塚の心意気を感じました。

このショーもさらに今後良くなっていくと思います。
花組の素晴らしいショー、出来ればチケットを何とか手に入れてご覧いただきたい演目でした。
最後に蘭寿さん、今までの数々の素晴らしいステージ、ありがとうございました。素晴らしいトップスターでした。


【Now Playing】 Carry That Weight / The Beatles ( Rock )

「ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA 夢∞眩」行って来ました【1/2】

20140413_fiower_troupe01


このあいだの休日に長女と宝塚・花組東京公演『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛- /TAKARAZUKA 夢∞眩』のミュージカル、ショーの二本立てを観に行ってきました。

主演男役の蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんの退団公演となるもので、チケットは手をつくしましたが手に入らず、困っていたところ、“救いの神”が現われ、観劇することができました。
ほんとうにありがとうございました。

本日は、ミュージカル「ラスト・タイクーン」について観劇記を載せたいと思います。
ショーの方は、また日をおいてご報告いたします。

ミュージカル「ラスト・タイクーン」は、フィッツ・ジェラルドの未完の長編小説を舞台化したものです。
ハリウッド映画界で“帝王”と呼ばれたプロデューサー、モンロー・スターの栄光と挫折を描いた作品で、モンロー役はもちろん蘭寿さんです。

そして蘭寿さん扮するモンロー・スターが発掘し、スター女優となり、モンローと結婚もし、幸せの絶頂のときに不慮の事故で亡くなる恋人・妻を演じたのが相手娘役トップの蘭乃はな(らんの・はな)さんです。
しかも、その後不慮の事故で亡くなったそのスター、「ミナ・デービス」に“瓜二つ”の女性も「二役」ということで蘭乃さんが演じました。

すでに本場宝塚で一ヶ月の公演を経ているわけですが、東京に来ると、いったんご破算にしてまたやり直し、「試行錯誤」を繰り返しながら練り直しているというふうに感じました。これはいつも感じることです。

ストーリー自体は宝塚的にも面白く、題材としての選択も良いと思いますし、蘭寿さんが演じるとどうなるか、という興味も増すような内容であったと思います。
しかし、ストーリー展開、舞台進行も、まだまだギクシャクしているところが見られました。
また、話に「枝葉」があまり無く、時系列に話が進み、やや一本調子なところも否めないように思いました。

蘭乃さん演じる二役についても、人物像がもうひとつ書き切れていないと感じましたし、蘭寿さんと蘭乃さんがそれぞれの役で、今何を心の中に抱え、悩んでいるのか・・というのも、まだ掘り下げられる余地があると思いました。

でも、随所に蘭寿さん率いる花組の華麗な舞台進行も感じられ、まだ東京公演が始まって数日しか経っていないこともあり、これからどんどん良くなるであろうと想像がつきました。

男役も娘役も、花組は個々がそれぞれ自らの役割を良く理解し、精一杯の演技をしていたと思います。

次期トップスターの明日海りお(あすみ・りお)さん、望海風斗(のぞみ・ふうと)さんも“クセ”のある、ある意味悪役と言える役を“ものにして”いたと思います。特に望海風斗さんの演技、歌唱は精一杯の演技の中にも余裕が感じられ、いい男役になったな、という印象を持ちました。
それに専科に異動が決定した華形ひかる(はながた・ひかる)さんも、いつものように真摯で、真っ直ぐな演技が光りました。

蘭寿さんは、これからもどんどんこの舞台を重ねながら良くなっていくと思いますが、この役は蘭寿さんにふさわしい輝かしさと、波乱を含んだもので、今回もなかなか良かったのです。そして、さらに良くなっていくであろうと思いました。

相手役、蘭乃さんも“二役”を微妙にうまく使い分け、これもこれから良くなっていくと思います。

今回のこのミュージカル、豪華で、シリアスな場面も有り、楽しめる作品となっていました。

あと一週間くらいすると見違えるような内容になっているのではないかと思います。
チケットは完売状態ですが、なんとかチケットを手に入れてご覧になられることをおすすめいたします。


【Now Playing】 Dig A Pony / The Beatles ( Rock )

2014/04/13

『しあわせのパン』みました

20140323_shiawaseno_01

表題の映画『しあわせのパン/監督・脚本:三島有紀子 主演:原田知世、大泉洋』をDVDを借りてきて見ました。
2年前の映画ですが、見たいと思いつつそのままになっていて、思い立って借りて来たものです。

主演の二人(夫婦)が北海道の洞爺湖の畔に移り住んでパンカフェを営む様子を、自然の美しい様子とパンカフェ「マーニ」に集まる人たちや突然訪れるワケありのお客さんとのやり取りも含め描き出した静かで美しい映画でした。


20140323_shiawaseno_02

最初のエピソード、彼氏にふられて沖縄旅行をドタキャンされた女性が、こともあろうに北海道のカフェマーニにやって来て、ワインを飲んで荒れる、でも地元の青年に出会ってゆっくりと心の平静を得るシーンも過激な描写もなく、美しく楽しく撮られていて、この作品の良さをすぐに感じました。

ラストのエピソードでは、雪の夜に駅に降り立った老夫婦が、実は二人で死を考えている深刻な状態で、何か異変を感じた主演二人が心温まる応対で心をほぐし、ご常連達も含めたいいシーンを作り上げていて、見ているこちらも心温まりました。

謎のトランクを持ったご常連役が「あがた森魚」さんだったことにも驚きました。
この人のトランクの中身はアコーディオンで、肝心なシーンのBGMにもなるという粋な演出もありました。


20140323_shiawaseno_03

そして、最後に主演夫婦の夫役、大泉洋さんが“内緒”にしていた欲しいものを手に入れる・・それは妻が心の中に掛けてあった鍵のようでした。
「無理して笑うことないよ」と言っていた大泉さんでしたが、原田さんは最後にその鍵を開けたようで、美しい風景も伴ってジ~ンとくるラストシーンになっていました。

邦画の良さってこういう作品を作れることかもしれないな、と思いました。
心静かにゆっくりと見たい作品でした。

※この文はアップされている日付よりも大分前に書いたものです。遠い日付にアップされるよう設定しました。
アップされた時に自分でどう感じながら見るのかわかりませんが、書いているときには見直しも出来ないような気持ちでした。捨ててしまうのもどうかと思い、とりあえず未来の日付にして送信したものです。あしからずご了承ください。


【Now Playing】 きらクラ / 中山七里他 ( NHK-FM )

2014/04/12

The Beatles Listening Party Report【3/3】

20140330_beatles_listening_party007

休憩時間には、野口さんが持ち込まれたアナログ盤の展示などを拝見しつつ、ドリンクをいただき、第二部への期待感が増してきました。

そして、第二部。
今度はポール最初のソロアルバムと、最新ソロアルバム「 NEW 」をアナログ盤で聞き比べるという、野口さんならではの大胆かつ、素晴らしい発想の企画でした。


20140330_beatles_listening_party008

なつかしい「 McCartney」の音。アナログでは十年以上ぶりに聞きました。
私の好きなアルバムなので、CDでは時々聞いていたのですが・・・。
ほとんどポール独りで作り上げたアルバムで、“ホームレコーディング”的な雰囲気が横溢するのですが、そこがまたこのアルバムの良いところです。

もちろんドラムもポールが叩いているのですが、このドラムの録音も当日のシステムで素晴らしい冴えを見せて鳴り響いてくれました。
アコースティックギターの音色も、そして“つま弾く”様子の細部までスピカーから出てくる音に感じ取ることができました。
野口さんもお好きなようですが、私もこのソロアルバムはポールの良いアルバムだと思います。
このアルバムを“けなす”人は多い(特にその当時に聞いていた人たち)と思いますが、一枚のアルバムとして素直に聴いてみると・・心に染み込んでくるような温かみと、ちょっとクールな部分もある味わい深いアルバムです。


20140330_beatles_listening_party009

次に最新アルバム「 NEW 」の EU LP を続けて聞きました。
で、これがまた驚いたのですが、アナログ盤での視聴に何の違和感もありませんでした。
NEWを最初にCDで聴いた時も感じたのですが、ギュッと濃縮されたようなサウンドには、ちょっと懐かしささえ覚えるものです。
なので、アナログ盤で全曲聴いたわけですが、そのまま入りこめました。

曲ごとにプロデューサーが異なる不思議なこのアルバムは、統一感があるようで無く、無いようである(^^;)ような、ひと言でアルバム全体の感想を言いにくいものですが、アナログで聴くことによって、何か“ポールの心の中”の統一感のようなものを感じることができました。

野口さんもおっしゃっていましたが、何年か経ってからこのアルバムの評価も定まってくるように思いますが、ポールのひとつの時代の区切りになったような気がするアルバムです。

レーザーターンテーブルと、素晴らしいスピーカーによる NEW のサウンドはポール・ファン魂に“ポッ”と火が灯ったような気がしました。

以上で、簡単ではございますが、「The Beatles Listening Party Report」のご報告を終えたいと思います。
野口さんはじめ、開催に向けご苦労された方々に心から感謝いたします。
とてもいいリスニング・パーティーでした。
心からありがとうございました(゚ー゚*)


【Now Playing】 Lady Madonna / The Beatles ( Rock )

2014/04/11

The Beatles Listening Party Report【2/3】

20140330_beatles_listening_party004

リスニング第1部では、まず US盤から一曲掛けてみて、その後それと同様の UK export 盤の片面をまるまる聞くという形式で行われました。

US 盤は、割と全体でドッカーンと塊のように聞こえる印象なのですが、UK export 盤(英国で US 盤用のコピーしたマスターテープを使ってカッティングされ、一説によると外貨稼ぎのために生産されたらしいという説明でした)では、分離もよく各楽器の音も良く聞き分けられるというふうに感じました。
それに、とても全体のバランスも US 盤よりも優っていると感じました。

当日、ビルボード日本支部からお見えになったスティーブさんという方も UK export盤の方が「セパレーションが良い」とコメントされていました。

ちょっと聞きくらべとは話がそれますが、「 She Loves You 」の曲の途中でテープをつなぎ合わせたのか、“ガクン”と音質が落ちる部分が有り(割と有名な部分)ます。
しかし、当日の UK 盤で聞いた感じでは、それほど音質の変化を感じることがありませんでした。ちょっと不思議な感じがしました。


20140330_beatles_listening_party005

最初は米盤の「セカンド・アルバム」、次に「 Something New 」に入りました。こちらも UK 盤の良いところが目立ちました。
ちょっと驚いたのは、ドイツ語版「抱きしめたい」が、いつも自宅などで聞いていると“やる気のない”演奏という印象を受けるのですが、こちらについてもビートルズが“やる気満々”に聞こえてきました。あら不思議(*^^*)
しかもリンゴのバスドラが“ズドズド”言い、ハイハットは強烈な音でリズムを刻んでいました。すごいっ!


20140330_beatles_listening_party006

「 Drive My Car」や「 Michelle 」、「 Yesterday 」の UK export シングルも聞かせていただきましたが、どれもこれも私が今まで聞いたことのない音でした。
音の圧力も経験したことが無かったし、楽器がどこで鳴っているかを気付かせてくれたのも当日のリスニングでの顕著な感触でした。

新鮮に、そして心躍るような気持ちで聴いているうちに、あっという間の第一部終了。
来て良かったと、心から思いました。


【Now Playing】 永六輔その新世界 / ピーコ他 ( TBSラジオ )

2014/04/10

The Beatles Listening Party Report【1/3】

20140330_beatles_listening_party001


3月30日の日曜日、あいにくの雨模様でしたが、文京福祉センターにて表題のリスニング・パーティーが開催されました。
主催されたのは、船橋に「私設ビートルズ資料館」を開設されている野口さん!
「絶対に聴いてみたい」と思った私、強い雨にもめげずに馳せ参じました(^^;)

当日の内容は以下のとおり。

12:30 開場
13:00 開始(挨拶、レーザーターンテーブル説明)
13:15 第1部開演
  ビートルズの UK export Records を US盤を掛けてからの聞き比べ
14:40 休憩(15分)
14:55 第2部開演
ポールのまさにソロ・デビュー作の「マッカートニー」と最新アルバム 「NEW(EU LP)」を連続して聴いてみるという超大胆企画
16:30 終了

プログラムを見た瞬間に、絶対に今までにない経験が出来ると感じました。
そして、このプログラムの楽しさもさることながら、そのプレイヤーがレーザーターンテーブルという、針を使わないアナログプレイヤーであることがさらに興味津々、ワクワク感を増しました(^-^)。


20140330_beatles_listening_party002

今回はレーザーターンテーブルのハイエンドモデル「masterシリーズ」が二台持ち込まれていました。
株式会社エルプからの協力を得て、今回は全て masterシリーズで聴くことができました。
当日、エルプからプレイヤーを持ち込まれた竹内さんのお話もありましたが、非常に忠実なアナログレコードの再生が可能なプレイヤーで、驚くべきことに針で聞いたのと同様、スクラッチノイズも拾うのです。
レコード本来の音、マスターテープを聞くような原音再生がなされているとのことでした。


20140330_beatles_listening_party003

私も予想していたCD的な音とはまったく異なるアナログチックな再生に驚きました。
それにもうひとつPA界の巨匠、田口和典さんによって、写真のスピーカーが繋がれ、これは会場のどの席にいても同様のフラットな音が楽しめるという優れものだそうで、確かにそんな印象でした。しかも“クセ”がなく、安心して聞くことができるような音でした。

そして、全てが準備万端整ったところで、リスニング・パーティー開始です。


【Now Playing】 What You're Doing / The Beatles ( Rock )

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック