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2014/05/31

前回の不発読書の“とほほ”感を取り戻すために椎名誠さんの本を取り出した

20140528_makoto_shiina01


表題のとおりの理由により『突撃三角ベース団/椎名誠著(文春文庫)』を読んでみました。

この本での椎名さんは、縦横無尽だ。
羅臼に出かけて流氷が接岸している海を見、トド肉を焼き、バーボンを飲む。
吹き付ける風がテントをたたき音を立てるがそれが寝袋の中でしあわせを感じさせてくれ・・強烈睡魔の入り口が見えてくる。

自家製筏(いかだ)で川を下ったり、電車の中の若者のイヤフォン・かしゃかしゃ音に怒り、埼玉の田舎で車運転中道に迷い、途方に暮れ通りかかった兄ちゃんに聞いても、兄ちゃんに同乗している彼女らしき女性と二人でまったく説明が出来ずにイライラしていると、後の車のオヤジから強烈クラクションを鳴らされたり(^^;)、沖縄の座間味から無人島に送り込んでもらう話、などなどいろいろもろもろ・・いつもどおりの椎名節が次々と点火・爆発し、読者はこの上もなく楽しい時間を共有できるわけです。

何よりも椎名さんのエッセイに登場するもので一番多いのは、間違いなく『生ビール』です。

田舎に行って、生ビールの看板・幟が出ている店を夕刻に必死に探して入ってみたらその注ぎ方が“なっていない”と嘆き、逆に美味い生ビールに出会ったときの至福感の描写に、こちら読者はふるえるような感覚が湧き起こるのです(*^^*)
ビールを飲ませたら、ビールを飲んでいるところを書かせたら、たぶん日本一のいい男が椎名さんではないかと、あらためて思いました。

日本全国、世界の異境、あらゆるところに出かける椎名さんのバイタリティと、チャレンジングで愉快な旅にはビールが付き物です。
いつものことながら、読んでいるこちらtが気持ちよく、さわやかに、そしてちょっとした満足感まで得られるのが学生時代から読んできた椎名さんの真骨頂です。

今回も堪能しました。
まだ、ブックオフで買った椎名さんの本があるので、また機会をみてご紹介したいと思います。


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