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2014/05/03

「散歩が仕事」という本

20140503_ryouichiro_hayakawa


『散歩が仕事/早川良一郎著(文春文庫)』という本が、本屋の平台前の棚に表紙を見せアピールしていました。
思わず手に取ってぱらぱらとめくってみましたが、これがちらっと見ただけでも文章が“やわらかく”てすんなりと入ってくると即座に感じて購入することにしました。・・これを立ち読みだけで見過ごしてしまうのがもったいなくなったのです。

著者「早川良一郎」氏は、1919(大正8)年生まれ。1979年に定年退職しています。
1974年に初めての著作「けむりのゆくえ」で第22回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しています。

1991年没。

そんな人の本で、書かれているエピソードも時代を感じさせるものがいくつもありましたが、今まで経験したことのない文体はそよ風のようにやわらかく読者をふわっとなでて行くような印象でした。
かといって、内容が女性的だっていうわけではないんですよ。

戦時中の話もありますが、苦労話も決して暗く辛いものにはせず、著者独特の“語り口”で「おもしろい」話にしてしまうのです。

それに奥さんとのやり取りも、ちょっと噛み合っていないくらいの、“ちぐはぐ”で愉快な感じが絶妙。

昔の銀座の様子や、愛するパイプの話、乗っていた自動車の話など尽きることなく面白い話題が続きます。

私も参考にしたいと思いつつ読んだのですが、どうしてもその“極意”がつかめないのです。まさに不思議な心地よい文体。

もうちょっと齢を経てから徐々にこのやわらかい文体に近づきたいと思ったのでした。


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