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2014/07/30

もうすぐ還暦、だけどまだまだ“冒険したい”・・“恋もしたい”・・みたいな小説

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『通夜の情事/藤田宜永著(新潮文庫)』を読みました。

この本は、六編の短編小説から成っていますが、そのいずれも今回のブログの表題のとおり、退職の時期も視野に入ってきて、自分の行く末も見えてきた。
家族・・特に妻との関係もどうにかこうにか保っている、そんな還暦も近い男達のわずかだけど冒険心と恋心のかけらのようなものを描いたものです。

だから小説中に出てくる音楽や、映画、主人公やその友達、そしてかつての恋人達も皆が皆、1970年代のちょっと“やみくも”な生き方、恋を、再会して語り合ったり、新たな恋を見つけたり、また、深い関係にならずとも、夫や妻以外の人との新鮮な付き合いからある意味“良い影響”を受けて、逆に夫婦の関係が少しばかり良いものになったり・・と、様々なシチュエーションでの物語が描かれていました。

それぞれのお話の主人公たちは、どうみてもIT関係にも疎く、スマートフォンどころかケイタイ・メールのやり取りさえもおぼつかないのですが、それでもむしろその方がストーリー的には面白くなるものです。
この小説は比較的最近のものですが、昔の小説が面白かったりするのは、ケイタイ電話が無いことが劇的な展開を生んでいるというのもひとつあるのではないかと思うのです。

「ああ、それならケイタイ一本、メール一通で解決しちゃう!」みたいなことって昔の小説を読んでいるとけっこうあるものです。

今じゃ、メールで告白して、メールでフラれるなんてこともあるわけで、小説にもならないかも・・全部で一分くらいで恋物語が終わってしまいます (・_・;

妻とも別れ、会社もリストラされ、現場監督が天職だった主人公が自宅前の新築工事に興味を持って見ていると、電気工事の下請け会社の現場担当が女性で、自分の子供くらいの年齢だが、なぜか偶然知り合いになり、仲良くなる話もありました。

休日にご飯をつくりに来てくれたりするのですが、その娘が実は・・・、という感動の話も有り(営業妨害になるので詳しくは書きませんが)、胸がきゅ~んとなるお話、会社の上層部と折り合いが悪くなり、その日は出社せず街をウロウロしているときに知り合った同年配の男と飲みに行くことになり、そこの若い娘と知り合ったばかりの男の意外な関係に涙・・、などと六編の小説はそれぞれが良いストーリーを持っていて楽しませてくれました。
それに、ちょっと我が事のようにしみじみとしてしまいました。

仕事と家庭に“秋風”の吹き始めたあなたにはピッタリの本ですよ(^^;)


【Now Playing】 Bremond's Blues / Cedar Walton Trio ( Jazz )

2014/07/27

月組・東京特別公演「THE KINGDOM」に出掛けた

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宝塚歌劇・月組東京特別公演『 THE KINGDOM 』を日本青年館で観ました。
主演は月組で“ダブル二番手” ? ! という存在になっている同期同士、凪七瑠海(なぎな・るうみ)さんと、美弥るりか(みや・るりか)さん。
舞台は完全に二人を平等に扱う形で進められていました。二人には逆に試されている中での競り合いとなり、精神的にはきついのかもしれません。

内容は、同じ月組により昨年9月に東京で公演された「ルパン」のスピンオフ作品でした。
ルパンでの登場人物二人を主人公に東京公演時の「ルパン」からさらに時代は遡り、二人が学生のところから始まりました。

舞台は英国、ジョージ五世の戴冠式を目前に、反王政派の勢いが増し、さらにロシアでは皇帝ニコライ二世が危うい立場にいて、戴冠式を期に亡命を謀る動きもある中、主演の二人はジョージ五世とニコライ二世の間を取り持つヘアフォール伯爵の地位を継ぐことになった美弥るりかさんと、英国情報部で仕事をすることになった凪七さんの隠密裏の行動と、友情も描かれていました。そこにルパンも絡んでくるので、ちょっと話は入り組んだものになります。

凪七さん演じる情報部員は、上司も恐れぬ大胆な男、正義感も強く“男らしい男”という感じです。ちょっと勢い余る感じ。
美弥さんは、兄の暗殺と思われる突然の死からヘアフォール伯爵の地位を継ぐことになり、自らがロシア皇帝の亡命に大きく関わることになりますが、常に冷静かつ、クレバーな行動をする若き伯爵という立場でした。
お二人の演技は二番手同士で、しのぎを削っている現在、なかなか見どころのあるものでしたが、最後まで見ての感想としては、美弥さんが半歩リードしていたような気がしました。

また、今回相手娘役的な存在として、星組から組替えで来た早乙女わかば(さおとめ・わかば)さん※ロシア人留学生、と海乃美月(うみの・みつき)さん※凪七さんと同じく情報部員で、凪七さんの先輩役、のお二人になるわけですが、早乙女さんは星組時代、比較的「歌」が苦手な印象がありましたが、今回は歌唱を伴う場面も無難にこなし、相手娘役としては良い出来であったと思います。劇団の期待どおりの好演だったと思います。

一方、海乃美月さんは、凪七さんを相手に、振り回したり、怒鳴ったり、優しい面を見せたりの役を、まるでベテランのように達者に演じて、早乙女さんが80点の出来だとすると、海乃さんは100点満点を越えようかという素晴らしいものでした。
私もこれほどこの人がやるとは思っていませんでした。
月組は娘役の宝庫ですね。雪組に異動した咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんも素晴らしかったし、過去、蘭乃はな(らんの・はな)さんや、夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さんも月組だったわけで、たいしたものです。

また、ベテランの瞳花ゆりの(とうか・ゆりの)さんの謎の女ヴィクトール役は、舌を巻く上手さ、このストーリーをぐっと大人のものとして締めてくれました。
亡命ロシア人・イワノフを演じた紫門ゆりや(しもん・ゆりや)さんは、相変わらずの男役としてカッコイイ演技を見せてくれ、花組への組替えが決まった鳳月杏(ほうづき・あん)さんは、情報部部長を演じ、しっかりしているかと思えばちょっとコミカルで、しかも深い人生経験をも感じさせ、この方も今回素晴らしい舞台でした。

また、情報部員でちょっと“おっちょこちょい”な感じを出した貴澄隼人(きすみ・はやと)さんも舞台を楽しいものにしてくれました。二重丸です(^-^)

さらに驚いたのは、早乙女わかばさんの留学生は高貴な身分で、そのお付きというかボディガード的な役を演じていたのが、期待の若手、暁千星(あかつき・ちせい)さんで、舞台の要所で、わずかですが、細かい演技が有り、その舞台でのたたずまいにも、台詞にも、なかなか落ち着いた良い演技が見られました。
最後オマケのショー的な部分でもあのスピンを交えたダンスで観客を魅了しました。

全体としてとても良い作品だと思ったのですが、作・演出の正塚晴彦先生は、最近いつも感じるのですが、シリアスな場面で突然ギャグを入れたりして、笑っていいのか、・・“不思議な間”が訪れることが度々あります。
あれは・・ちょっと馴れないというか、私個人としてはあまり“いただけない”感じがしました。

また、今回シャーロック・ホームズ(役:佳城葵/かしろ・あおい)が登場してから急に話の方向がややコミカルになり、大きく舵を切った印象が有り、それまでのシリアスさとの釣り合いが取れていないようにも感じました。

それに伴って、凪七さんが刺されたシーン(緊迫感が漂うはずなのに)では、あまりにコント的なギャグが飛び出して、観客は笑いましたが、・・ちょっと違和感を持ちました。

以上が今回の月組二番手同士が“W主演”した公演の感想です。
MVPは、鳳月杏さんと、海乃美月さんだと思います。お二人とも文句なしの満点でした。
月組二番手レースは、・・・まだまだわかりませんね(^^;)・・・。


【Now Playing】 ハンディング・ダウン / エドワード・ガーハード ( Guitar Instrumental )

2014/07/26

昭和59年の椎名誠さんの「風景進化論」を読んだ

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『風景進化論/椎名誠著(新潮文庫)』を読みました。
30年も前に刊行された本の文庫化されたものでした。ブックオフにて108円にて購入。

もともとは雑誌に椎名さんが撮った写真と文のペアで連載したものをまとめたものだそうで、この文庫では椎名さんの写真を冒頭にまとめてもってきてインパクトのある写真でした。ただ畑を撮ったものや、雪景色の田舎町、海辺の町の少年、くたびれた家の外観など、写真家を目指していた椎名さんの写真はどれもいいものばかりでした。

で、文書というか、エッセイになっている本文の方は、椎名さんが若かった頃の“無頼”な感じが横溢。
今、このまま出版したりすると、問題のある箇所もずいぶんとありそうでした。
それに話があちこちに飛ぶし、前回の文とその次の回の文にも脈絡は無いし・・脈絡がなくても別にいいんだけど、でも読んでいる方は人が違ってしまったのか、というくらいにそのときの気分の違いが見えて、ちょっと怖かった。

子供の頃過ごした千葉の話も出てくるのですが、あまり良い想い出とは言えないエピソードばかりで、ちょっとがっかり、というか暗い気持ちになりました。
それに千葉の話題のときに、特に今なら問題になるような箇所が有り、余計に心の中がざわざわとしました。

いつもは笑いながら「そうそう、そうだそうだ」と読むことの多い椎名さんの作品ですが、今回は自分の体調もすぐれなかったことも手伝って読後感は胸に棘がささったまま抜けないような感じ・・・。

気分が変わったらもう一度読み返してみようかな、私の一時の錯覚かもしれないし・・などと寂しいエンディングでごめんなさい。


【Now Playing】 リーヴィング・ホーム / シェルドン・ミロウィッツ ( Guitar Instrumental )

2014/07/24

「ホンのひととき」・・偶然だが読んでみて・・よかった

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『ホンのひととき ~終わらない読書~/中江有里著(毎日新聞社)』を読みました。
このあいだの日曜日、船橋のビートルズ私設資料館へ出掛けたときに、船橋駅近くの「ときわ書房」に立ち寄りました。
この本屋さんは個性ある書店で、独特の品揃えがあります。
どこのコーナーの棚に寄っても、もう興味津々の本ばかりなのです。

前にも書いたことがありますが、私は本に“呼ばれる”ことがあります。
様々な興味深い本に「こっちだよ・・」と呼ばれる中、今回の「ホンのひととき」が書棚で光り輝いて、「きょうはこれでしょ!」と強烈に私を呼んでいたので、選びましたd(^_^o)

著者は中江有里さん。
“腰巻き”のお写真を拝見して、「この人は以前可愛いアイドル的な存在で活躍していた“美人”のタレントだ!」と気付いたのです。グリコのチョコのCMなどにも出ていらしたんじゃないでしょうか、年齢に似合わず、美人オーラが出ていたあの人だ!

読み始めると、著者・中江さんは、現在、女優業の他、脚本家、作家としても活躍されていることを知り驚きました。

そして、わずか数ページを読んだだけで、この人がどれだけ本が好きなのか、読書というものに真剣に真正面から取り組んでいるか、そして人として素敵な方なのかがわかりました。

15歳で芸能界デビューして、右も左もわからないまま、怒濤の少女タレント時代を過ごしたわけですが、自分でもどうして良いやらわからぬまま芸能生活を続けていく中で、「読書」が、「本」が、著者を支えていたようです。

そしてその後、脚本家、作家という彼女が少女時代から目指していた方向に進むことになりました。
また、それがとても自然な流れで人生の進むべき方向に動き出したようです。

この本は、著者がどれだけ読書が、本が好きなのかわかりますし・・(共感しっ放し…σ(^_^;))・・書評などを読むと、読んでいるこちらも彼女同様夢中になって紹介された本の内容に興味を持ってしまいました。

“本好き”にしかわからない、あの、夢中で、しかも“全身全霊”で作品に自らを傾けてしまう様子がたまらなく素晴らしく、しかも“力感”あふれる本でした。

いい本に出会えて幸せでした。一気に読んでしまいました。
中江さんの活躍、今後も楽しみにしています。


【Now Playing】 Angel Eyes / The Modern Jazz Quartet ( Jazz )

2014/07/21

北大路魯山人の「料理王國」を読みました

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『春夏秋冬 料理王國/北大路魯山人著(中公文庫)』を読みました。
独学、独習で書・纂刻・絵画を志した著者は、明治16年生まれ、大正期には「美食倶楽部」「星岡茶寮」を創業し、使用する一切の食器(陶器・漆器)を自ら草案制作し、以後ひたすら陶芸に没頭、昭和34年死去しています。

私はこの魯山人の名を聞くと、漫画「美味しんぼ」の登場人物、海原雄山を思い出してしまいます。
言っていることは全て本当のことではありますが、ここでわざわざ言わなくとも・・というところでも声を大にして言い、ついでに相手を名指しでこてんぱんにやり込めてしまうのもこの本を読んでいて、“似ているな”と感じました。

全て裏付けがあってごもっともではありますが(^^;)、そこまでせんでも・・と感じました。
でも、そういう人なんです。あらためてこの本を読んでよくわかりました。

ただ、この人の美に対する芯の通ったものの見方、考え方は一貫していて、だから料理だけでなく器もあって、はじめて料理が美しく成立するのだという考え方も納得させられるものでした。

多くの頁数を割いて書かれた「鮎」に対する魯山人の選び方、料理の仕方は究極、不滅なものを感じました。
その他、鰻や河豚、猪、変わったところでは山椒魚まで様々な食べ方、自ら試してみた料理方法が紹介されていました。このくだりもたいへん面白く読みました。

江戸前寿司について書かれたところでは、商売優先で安直な寿司を売っている店を非難し、ついでに「今にトマト寿司やらコンビーフ寿司、とんかつ寿司、挙げ句にパンも挟んだサンドイッチ寿司だって出てくるに違いない。」と言っています。
大正期を中心に活躍した著者が言っている上記の様子って、今の回転寿司のことを言い当てているような気がして、たいへん驚きました。

それから意外と使う言葉に「超スピード」や「スローモー」などというのがあって、やはり驚きました。
偏屈な爺さんですが、言葉は割と先取りしていたのかもしれません。

文中でも、名指しで批判・論破するところが何度か有り、当時、周囲の人は怖がっていたのだろうな・・などとも思いましたが、でも不思議と読めば読むほど魅力ある人に感じるのです。

自分の美学を信じ、生涯をそれで徹した生き方が現代の我々をも惹きつけるのかもしれません。

「世界食べ歩き」の章も有り、和食がいかに優れているかをそこでも論じ、証してみせますが、美味いものは美味いと正直に言い、でもトゥール・ダルジャンでの傲慢な態度は周囲を慌てさせ、まさに孤高の人と言えるかもしれません。

料理について、素材そのものの良否や、技法を知るために読むのも楽しいし、魯山人という人物にふれるという楽しみもある本でした。
300頁の充実感満載の本、美食家の貴方におすすめいたします!


【Now Playing】 Sophisticated Lady / Cedar Walton ( Jazz )

2014/07/20

船橋のビートルズ私設資料館を再訪して

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7月20日(日)に二度目のビートルズ私設資料館訪問を果たしました。
今回の展示内容は、あのポール国立競技場・日本武道館ライブに向けて、ソロ活動及びウイングス時代のレコードなどを中心としたものでしたが・・・ポール、・・・あんなことになってしまって・・・。
その話題ももちろん出ましたが、もう終わったことで仕方ない、ということで心の整理をいたしましょう。あとはもう書かない!


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資料館長の野口さんのコレクションは、ただもう驚くばかりですが、知っている人は知っているポール作の「ペニーナ」という妙な曲のレコードまで何種類か展示されていましたし、シングル盤「愛しのヘレン」のB面になっていた「カントリー・ドリーマー」を日本のバンドがレコードにしたものまでありました。噂には聞いていましたが、実物を見たのはもちろん初めて( ̄O ̄;)


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またポールがビートルズ時代に曲を提供した映画「THE FAMILY WAY/ふたりだけの窓」のレコードも色々な国のものや、映画関連のパンフレット、資料も見せていただきました。

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その他PR用のシングル盤や、ビートルズのSP盤まで、ただびっくりしながら見学いたしました。


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施設見学後の後半は、部屋を替えてアナログ盤の視聴です。
部屋に飾られている写真は、全てネガから焼いたもの、あるいはそれに近いもので、アルバム「ラバー・ソウル」のジャケット写真の元になっているものも展示されていました。ジョンの肩口に糸くずがついていて、ジャケットにするときには修正したのだそうですd(^_^o)。中には糸くず付きでレコードジャケットになってしまった国もあるそうです・・、全然知らんかった。
よく、資料文献などに出てくる「アセテート盤」という簡易的にレコード盤の形にした盤も聞くことができました。

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特にCDでしか出ていないと思っていたようなポールとジョンのアナログ・ライブ盤(ドイツ盤がけっこう出ているんですね)は、たしかにアナログでしか聞けない迫力というか、その場の雰囲気まで感じさせてくれるものでした。

それと驚いたのは、本日見学にいらしていた方々の知識や経験、そしてアナログ盤にかける意気込みはただ事ではなく、しかも話している内容の半分くらいが何を言っているのかわからない・・という、…σ(^_^;)・・けっこう“ヘコみ”ました。

同時に感じたのは、今の自分のビートルズとの関わり方はこのままでいいのかな、ということでした。
今の自分は、「より、ビートルズの楽曲に心を寄せる」そして、「作成していた頃のメンバーの気持ちや表現したかったこと」について楽しみながら接する、・・というような姿勢です。

ホームページにあれやこれや、楽しみながら書いたことなどは、あれはあれで意味があったのかな・・と、疑心暗鬼に陥りました。

もう一度原点に立ち返ってビートルズとどう付き合うか考えてみよう、などと思いつつ帰路につきました。


【Now Playing】 Love You To / The Beatles ( Rock )

2014/07/19

「思い出のマーニー」公開日に家族で見た

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この19日(土)から上映開始されたスタジオジブリ最新作「思い出のマーニー/米林宏昌監督」を見ました。
長女が遅い時間に一人で見に行くと言い出して、心配なので妻がついて行くことになったのですが、ついでに(^^;)私もどうかと言われて見てきました。

あとから知ったのですが、イギリスの同名児童文学が原作なのだそうです。
そう言えば冒頭のシーンなどから受けた印象は、主人公の精神的な屈折や、割と思春期に目覚める自意識のようなものが強調されていました。

今回の舞台となり、主人公が転地療養に行くことになった北海道の海辺の村の湿地に行くまでは、これから精神的な闇の部分を幾つか見せられるのだろうかと、ちょっと不安になりました。

物語は、その湿地で見つけた潮が引くと歩いて行くことができる水辺のお屋敷で出会ったマーニーという美しい少女と主人公の出会いによって加速し始めます。
自分がかつて夢で見たことのある少女マーニーは、どうやら現実の人ではないことに気付くわけですが、マーニーはいったい何故主人公の杏奈の前に現われ、さまざまな幻想的なシーンや、パーティーにまで連れて行くのか。

マーニーの心と主人公・杏奈の心の糸が微妙に絡まり合い、また切れそうになったりして、見ているこちらもその危うい関係性にドキドキさせられました。

ラスト近辺、豪雨の中でのサイロのシーンから、ストーリーは急展開し、マーニーが何者なのか、そして主人公は自分自身が何者なのか、心の中にあるもつれた糸が解けていくわけですが、あまり書くとネタばれになるので、あとは劇場でお楽しみください。

ラストシーンになったら、私の隣にいた老夫婦(上映前に巻き寿司を食べて、「よぉし、見るぞって気合いが入っていた(^^;))の男性の方が鼻をすすりだし、エンドロールでは泣き出してしまいました( ̄O ̄;)
根っからのジブリファンと見ましたが、驚きました。

一緒に見た妻も長女も「とても良かった」と、絶賛しておりましたが、私は良い映画には違いないが、原作がどうなっているのかわかりませんが、話が出来すぎというか、作りすぎのような印象も受けました。

主人公の心もラストで一気に変わってしまったのも、ちょっと急ぎすぎのようにも感じました。
すいません、ラスト近辺からの展開があまりに一気呵成になったもので、そう感じてしまったのです。悪く言っているわけではないんですよ、良かったけど、うまく出来すぎってことがちょっと言いたくて・・。

それから、この映画のロケーションは素晴らしかったです'(*゚▽゚*)'
あの、干潮でないと舟に乗らねばならない不思議な湿地帯は現実にあるもののようですね。
その美しい景色もこの映画に漂う幻想的で、ちょっと哀しいような雰囲気にぴったりだったと感じました。

見ようかな、どうしようかな、と思っている方、見た方がいいですよ!d(^_^o)


【Now Playing】 You May Not Love Me / Lucy Reed ( Jazz )

2014/07/14

「ウイスキー粋人列伝」を読んだ

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『ウイスキー粋人列伝/矢島裕紀彦著(文春新書)』を読みました。
著者の矢島さんの数々の著書タイトルを見ると「あの人はどこで死んだか」「心を癒やす漱石の手紙」「名作を生んだ宿」「文士の逸品」「著名人名づけ事典」などが有り、どれもこれから読んでみたいものばかり・・(^-^)

今回読んだウイスキー飲みの達人、偉人?!達の愛飲史は、ウイスキーが日本に伝わって来た頃から現在の私達が身近に感じている芸能人まで対象が広く、とても楽しい読物になっていました。

一晩でボトル一本空けてしまうような豪快な人、ウイスキーはストレートでしか味わうことができないのだという人、水で割ることが日本人の繊細さを現すのだという人、さまざまです(*^^*)

日本にウイスキーが伝わったのは、嘉永六(1853)年、ペリーが浦賀に来た時で、当時浦賀奉行所与力の香山栄左衛門という人が船中で饗応を受けたときだそうです。

そこから始まり、90人以上のウイスキー好きの人物達の様子が書かれています。
ついこの間、このブログで内田百閒の「御馳走帖」を紹介いたしましたが、そこに書かれていたことも紹介されていて、90人以上の方々を調べ、こうして本にするまでには膨大な調査、研究、取材があったのだということが想像に難くありせん。
因みに巻末の主な参考文献の数はとても数えきれるものではありませんでした。
これだけの文献を探したり、めぐり会ったりするための苦労はたいへんなものだったでしょう。

ハードボイルド小説作家の北方謙三氏も登場しますが、夜の九時とか十時頃にいきつけのバーに行くと、カウンターにいる人が北方謙三だと気付くのを察知し、「オンザロック、TWハーパー(IWハーパーのIに横棒を引いたラベルをお店に頼んでつくっておいてもらう)」と、マスターが持ってきたボトルからロックグラスになみなみと自分で注ぎ、三杯ほど立て続けに飲み干すと、「じゃあな」と言って店を出る・・という演出(^^;)をするのですが、実は中身を烏龍茶にしてもらっていた、(*´▽`)なんてエピソードまで登場して、とても愉快でした。

またオンザロックを日本に持ち込んだのは、プロ野球監督の水原茂氏であったという話もありました。
昭和二十八年に米国サンタマリアで巨人軍がキャンプをした際に、ダンディで通っていた監督の水原氏がその飲み方に感服し、日本でオンザロックで飲み始めたのが最初らしいのです。

あの田中角栄が佐藤栄作を通じて初めて吉田茂にお目通りしたときの話もあり、吉田茂から帰りにオールドパー(吉田元首相の愛飲していたウイスキー)を貰い、佐藤栄作から、「オールドパー」を貰えたのなら気にいられたのだぞ、と言われ角栄氏が感激した話なども書かれていました。

とにかく、時代が幅広く、梅原龍三郎、北原白秋、井伏鱒二、坂口安吾、太宰治、源氏鶏太、升田幸三、向田邦子、岩浪洋三、はらたいら、林家正蔵、山崎まさよし、道尾秀介、・・・まだまだ足りませんが、それぞれのエピソードも極上の面白さでした。

ほとんどハイボールでしか、嗜まない私ですが、本格的なスコッチなども味わってみたいと思わせる内容豊かな本でした。おすすめ!d(^_^o)


【Now Playing】 Everything I Have Is Yours / John Jenkins ( Jazz )

2014/07/13

「ベルサイユのばら」・・新境地

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宝塚歌劇・宙組東京公演『ベルサイユのばら -オスカル編-』を見ました。
主演トップスターの凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんは、今までとは異なる「ベルサイユのばら」を作りたいとインタビューで語っていましたが、そのとおりの素晴らしい舞台でした。

このブログでも何度か書いていますが、“ベルばら”が苦手…σ(^_^;)な私、あの“決まり切った”台詞や動作、妙な振付のダンスなど、見ているうちにどん引きになっている私がいままでの私でした。

今回、凰稀さんの“宙組ベルばら”は、どのシーンも今まで伝統として守り続けてきた「様式」を押さえつつ、でも全編・全シーンをもう一度自分達なりのものに演じ直した、という印象を強く持ちました。
それぞれの演者が、自分の言葉としての台詞で演じ、主演凰稀さんは、非常に魅力的なオスカルを創り出したと思います。オスカルの原型はこれなんじゃないか、と思えるくらい。

男としてのオスカル、女としてのオスカルの演じ分けも、しっくりといっていました。


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今回は役替わりがありますが、私の見た日は、アンドレが緒月遠麻(おづき・とおま)さん、ジェローデルが朝夏まなと(あさか・まなと)さん、アランが七海ひろき(ななみ・ひろき)さんでした。

緒月さんのアンドレは心やさしく、健気なほどオスカルに思い入れが強く、その人間性まで表現できていたと思います。雪組時代の緒月さんもたいした役者でしたが、ここにきてまたひとつ演技に魅力を増したように思いました。

朝夏さんの、ジェローデルも人として立派な、そして愛することの尊さもよくわかっている人物像が描けていたと思います。気品あるジェローデル、見事でした。

七海ひろきさんのアランは、今まで演じられてきた“荒くれ者”的な部分は抑えめにして、自分の本当の気持ち、自らの周囲にいる兵士や市民への抑えきれない「愛」といっても良い感情を、情熱的というよりは、秘めたる“熱さ”で演じていたと思います。ご覧になった方で色々な意見はあると思いますが、私はこういうアランがあっても良いと感じました。

娘役トップの実咲凜音(みさき・りおん)さんのロザリーは、彼女独特の純粋さと健気で、しかも凜とした演じ方が舞台で花を咲かせていました。
オスカルが、薄れゆく意識の中で民衆の勝利の叫びを聞いている、それを抱き上げるようにするロザリーの表情、仕草・・あまりにも素晴らしく、唸りました。

今までにも書いたあの戦闘シーンのダンスの妙な感じも、この宙組では妙に感じませんでした。迫力があり、それぞれの気持ちが“乗って”いたからではないかと思います。

オスカルの乳母を演じた専科の市原けい(いちはら・けい)さんの、オスカルとの別れの場面も涙を誘いました。今までこんなことあったかな?と思いつつ涙が・・。

退団される愛花ちさき(あいはな・ちさき)さんと、すみれ乃麗(すみれの・れい)さんには、もうちょっといい役を、とも思いましたが、いつもどおりお二人らしい真面目できちんとした演技をされていました。
今回、私は「ベルサイユのばら」の良さがとても身に染みるように入ってきました。一幕終盤で早くも泣いてしまいました。宙組のベルばらがあまりにも良くて感動したからです。
まさか、ベルばらで泣くなんて予想だにしませんでした。

舞台の緊張感も最後まで張り詰めていて、オマケのショーについてもドキドキするくらいの良さでした。
いつもだったら、初心者にベルばらは絶対に見せないようにしますが、今回の「宙組・ベルサイユのばら」については、自信をもってご紹介したいと思いました。
宙組の皆さん素晴らしかったです(^-^)ありがとう!!

※追伸:今回の新人公演では私の応援している和希そら(かずき・そら)さんが主演・オスカルをつとめました。おめでとうございます。
ずっと応援し続けますよ'(*゚▽゚*)'


【Now Playing】 週刊「ほんなび」 / 内澤旬子 ( TBSラジオ )

2014/07/09

「戻る男」・・タイムスリップのお話を読んだ

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『戻る男/山本甲士著(中公文庫)』を読みました。
著者の山本甲士さんは、このブログでご著書の『ひなた弁当』、『わらの人』の読後感をご紹介した際に二度ともコメントをいただいてしまい、感激しました。

今回は、ある作家の身に起こる「タイムスリップ」の話です。
主人公の作家は、かつて大きなヒット作が有り、映画化もされるなど羽振りがよくなり、キャバクラ通いなどをしているうちに妻から離婚を切り出され、独り身に・・。
仕事も無くなり、印税で溜まった預金を取り崩しているような状況。

そこに手紙が届きます。
ある研究所で過去へのタイムスリップを研究しているが、細部の詰めはこれからではあるものの、過去に行って“あの頃の失敗”や“不愉快な思い出”などを取り返してみないか、という誘い?でした。

作家として興味を持った主人公は、それに乗り、過去に三回も行くことになります。

学生時代の、“いじめ”のきっかけとなった「喝上げ」の場面に戻り、相手をやっつけてしまったり、“二股”をかけられた女に「こっちからフッてやる」という逆の展開をしたところまでは、ほとんどその過去を知っている人がいない事件でした。
だから、その過去が逆転したことを確認するのが難しく、ある意味過去を変えて来た自分に自己満足するようなことになるのです。

そして、最後は大枚はたいて、三度目の過去に行き、子供の頃溜め池でおぼれる少女を助けることが出来ず、その場を逃げてしまい、後のニュースで少女は溺れ死んだことを知ったという心の傷を、もう一度助けに行って“過去を変え”ようとするものでした。
でも、その事件を知っている人は多いはずで、過去に戻り少女を助けてから、現代に戻り、周囲の人にその過去を確認すると、確かに自分が少女を救助していたと言われ、当時の新聞に載っていたりしたのを図書館で確認しました。
電話を掛けて確認した親の記憶にももちろん刻まれている・・。

この不思議なタイムスリップ体験を、誰にも言わないという約束を破って「本」にしようとする主人公。
タイムスリップの謎解きという面白さもさることながら、著者・山本さん独特の人生観に私のような中年読者はぐいぐいと引き込まれます。

「タイムスリップ」というキーワードは、読み始めた時点で読者の謎解きの楽しみになっているのですが、結局、「人間は、さまざまな過去を抱え、いろいろな経験をして今ここにいるのだ」ということが自分の気持ちのように感じられ、なんというか、今まで生きてきた自分の過去と、そしてその結果の現在を振り返ったりすることになり、不思議な甘酸っぱいような、苦いような、気持ちになりました。
これが山本さんの著作の魅力ではないかと、私、しみじみ感じてしまいました。
なんとなく興味を持たれたアナタ、読んでみてください。面白いですよ(^-^)


【Now Playing】 ないとエッセー「脳は賢くなる」 / 諏訪東京理科大学教授:篠原菊紀 ( NHK-AM )

2014/07/06

父母がいなくなったときの気持ち

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昨日7月5日、5月に亡くなった母の四十九日法要と、墓地への納骨式を行い、無事終えることができました。

昨年父を亡くし、今年に入って母を亡くし、納骨の際、墓石の下にある骨壺を納めている棚を見ました。
父母の骨壺が並んで納められ、これで二人は仏となり、あちらの世界に旅立ったのだ、と心の中で気持ちの整理をしました。
何年か前に父母がいなくなったらどんな気持ちになるのか、と急に寂しい気持ちになったことがあったのですが、今、その経験をして、こんな気持ちになるのか、と思っているところです。

ものすごく寂しい気持ちと、自分達の世代がこれからは親戚や友人などを見送り、自分も見送られる立場になるのだな、としみじみ感じました。

わかりきっていることなのに、この人生の流れというか、人々はこうしてこの世を去り、世代が交代され、また新しい生命が誕生するのだと、その人生のスパンというか、人の命の長さを実感しました。

式を終え、帰宅してから兄弟や従兄弟と過去の話をしましたが、互いに知らなかった様々な、重要な出来事が過去にあったことを知って驚きました。
「知っているのかと思った」とお互いに今まで口に出さなかったことがたくさんありました。

また、消息がわからなくなっている従兄弟・従姉妹もいるのですが、いずれも一時期羽振りが良かった(良さそうに見えた)者がそういうことになっていて、自分達は色々なことがあったが、考えてみれば「平和な人生」を送れているのかもしれないと頷きあったりしました。

一区切りつきました・・。


【Now Playing】 リンゴスター10 / DJ.カンケ ( ラジオ日本 )

2014/07/05

内田百閒先生の「御馳走帖」を読んだ

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『御馳走帖/内田百閒著(中公文庫)』を読みました。
明治二十二年・岡山生まれ「阿房列車」「冥土」などの小説や、当時のユーモア溢れる随筆「百鬼園日記帖」「新方丈記」などの著作があります。昭和四十六年、八十二歳没。

この「御馳走帖」は、元は昭和二十一年に、ザラ紙のハリガネ綴で出版されたものなのだそうです。

けっこう自分勝手で、今の私達から見れば横暴で、気分屋、手に負えない親爺(ジジイ)ですが、その文章はその人柄がにじみ出ているというか、あふれ出ている状態で、それがこの偏屈な人のキャラクターを際立たせて、本人が最初は真面目に書き出しているかのような文も、やがてユーモアに包まれ、読んでいて厭な感じが無いのです。

かかりつけの医師から止められているのに、勝手に理由をつけて酒を飲み、家族から医者に行けと言われても、臆病風に吹かれてなかなか出掛けようとしません。

家族が医者に行って話をすると、お医者さんが乗り込んで来て、家族から先生との約束なんかまるで守っていないと言いつけられ、憤慨するも、せっかく暮れになって訪ねて来てくれたのだと、「禁酒」を奨めている先生と一杯やる席を用意し始めるなど・・話題に事欠かない百閒先生です。

牛乳が珍しい時代に、配達されてきた牛乳の容れ物(大きな缶)と中に入っている柄杓のようなものの描写などもあり、その他どじょう鍋を食べに行った話、牛肉や馬肉を友とつつく話、ふぐを食べたときの周囲が毒を恐れる様子なども書かれていて、時代を感じながら、作っているときの様子や味、ほんとうに本人が感じているそのときの気持ちなども百閒先生ならではの文体で書かれていて、これは読後も時々めくって見たくなる本であると感じました。

朝はビスケットと牛乳のみ、昼は毎日12時丁度に届けさせる蕎麦、そして夜にさまざまな当時でも高価だったり、珍しいものを食する先生。
煙草の量も、酒の量もこの本に書かれていますが、ただごとではない量です。
でも、八十二歳の生涯を全うされたのです。
こういう気ままで、我儘で、マイペースなのに、ちょっと寂しがり屋の愛すべき百閒先生の文章は、今読んでも飽きることがありません。


【Now Playing】 ワン・オクロック・ジャンプ / カウント・ベイシーオーケストラ ( Jazz )

2014/07/04

『宝塚夜話・第十九夜 < トップスターの相手娘役について >』

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今回はちょっと下世話になって申し訳ありませんが、宝塚歌劇五組のトップスターの相手娘役について今後どうなるのだろう、などという本当は気になっているが、あまり書かなかった話題についてです。

まずは花組の新トップスターの明日海りお(あすみ・りお)さんについてですが、大劇場トップお披露目となる「エリザベート」公演では、明日海さんの前のトップスター・蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんの相手役をつとめてきた蘭乃はな(らんの・はな)さんが引き続きトップ娘役としてコンビを組むことが決定しています。
そして、その公演後、蘭乃さんは退団することを発表しています。
さてさて、じゃ、蘭乃さん退団後の明日海さんの相手役は誰に?!ということになります。

月組時代に三島由紀夫作品「春の雪」で相手役をつとめた咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんとの落ち着いた感じのコンビも良かったのかもしれませんが、咲妃さんは雪組に組替えして、これまた雪組の新トップスターの早霧せいな(さぎり・せいな)さんとコンビを組むことが決定してしまいました。

若々しくてお似合いだと思った愛希れいか(まなき・れいか)さんは、月組トップスターの龍真咲(りゅう・まさき)さんの相手役に既になっていますので、可能性はほぼゼロです。

宙組の怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、往年の外国映画主演の女優さんのような雰囲気を持った美人娘役ですが、ちょっと少年っぽさが残る明日海さんには似合わないような気がします。

となると、星組の妃海風(ひなみ・ふう)さん。
彼女のどこまでも明るく、爽やかな、現代女性の美しくも可愛い発散を感じさせる芸風とたたずまい、そして歌唱力の本格派さは、かなりの魅力です。
ひょっとすると、息の長い若々しい、そして舞台を重ねる度に成長していくコンビとなることが期待されるように思います。

もう一人、星組の綺咲愛里(きさき・あいり)さん。
彼女の美貌と可愛さは群を抜いており、美形の明日海さんと二人で並ぶと、これはこれで素敵なコンビになりそうです。

あとは驚きの宙組トップ娘役・実咲凜音(みさき・りおん)さんが、相手男役トップスターの凰稀かなめ(おうき・かなめ)さん退団後に花組に返り咲いて明日海さんとトップを組む・・…(^_^;)ないよね。

宙組の話題が出たところで、宙組トップの凰稀さん退団は既に決定していますが、果たして正式には二番手スターとして認められていないような状態の朝夏まなと(あさか・まなと)さんが順当にトップとなった場合、実咲凜音さんとそのまま組んでいくのか・・。
今までの公演での二人のデュエット・ダンスなどでは、非常にいい感じだったように思うので、それも良いかも(*^^*)
それとも、実咲さんも今後、凰稀さんと同時退団なんてことになったら、そのまま怜美うららさんが朝夏さんと組むのでしょうか。
想像してみると、けっこうお似合いな気もする。

それから、月組。
まだ龍真咲(りゅう・まさき)さん、愛希れいか(まなき・れいか)さんのコンビが誕生したばかりのような気がしますが、もう丸二年が経過していますので、ちょっと微妙な感じですよね。
今のところ、凪七瑠海(なぎな・るうみ)さんと、美弥るりか(みや・るりか)さんが、合わせ鏡のように“二人二番手”のようになっていて、いったいどっちがトップスターになるのか、まだまだ予断を許しません。
娘役トップが期待されるのは、星組から組替えで来た、早乙女わかば(さおとめ・わかば)さんです。
宝塚娘役内でも一・二の美人女優ですが、凪七さんにも、美弥さんにも似合いそうで、この人のトップは堅いでしょうね。

星組は、柚希礼音(ゆずき・れおん)さんの年内の演目も決定しているようですし、当分は変化が無いのか・・。
次は正式に二番手扱いされている紅ゆずる(くれない・ゆずる)さんが順当にトップとなり、相手役は?・・妃海風さんよりは綺咲愛里さんの方が似合うような気がします。

雪組は、先ほど書いたとおり、次のトップコンビが決定していますので、割愛いたします。

普段はあまり、こういう“生々しい”ようなことは書かないのですが、ちょっと興に乗って書いてしまいました。
調子に乗った発言もあるかもしれませんが、今回はご容赦ください。
できれば、読んでくださっているファンの皆さんの声も聞きたいです。
それではまた。


【Now Playing】 Cn't Buy Me Love / The Beatles ( Rock )

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