船橋のビートルズ私設資料館を再訪して
7月20日(日)に二度目のビートルズ私設資料館訪問を果たしました。
今回の展示内容は、あのポール国立競技場・日本武道館ライブに向けて、ソロ活動及びウイングス時代のレコードなどを中心としたものでしたが・・・ポール、・・・あんなことになってしまって・・・。
その話題ももちろん出ましたが、もう終わったことで仕方ない、ということで心の整理をいたしましょう。あとはもう書かない!
資料館長の野口さんのコレクションは、ただもう驚くばかりですが、知っている人は知っているポール作の「ペニーナ」という妙な曲のレコードまで何種類か展示されていましたし、シングル盤「愛しのヘレン」のB面になっていた「カントリー・ドリーマー」を日本のバンドがレコードにしたものまでありました。噂には聞いていましたが、実物を見たのはもちろん初めて( ̄O ̄;)
またポールがビートルズ時代に曲を提供した映画「THE FAMILY WAY/ふたりだけの窓」のレコードも色々な国のものや、映画関連のパンフレット、資料も見せていただきました。
その他PR用のシングル盤や、ビートルズのSP盤まで、ただびっくりしながら見学いたしました。
施設見学後の後半は、部屋を替えてアナログ盤の視聴です。
部屋に飾られている写真は、全てネガから焼いたもの、あるいはそれに近いもので、アルバム「ラバー・ソウル」のジャケット写真の元になっているものも展示されていました。ジョンの肩口に糸くずがついていて、ジャケットにするときには修正したのだそうですd(^_^o)。中には糸くず付きでレコードジャケットになってしまった国もあるそうです・・、全然知らんかった。
よく、資料文献などに出てくる「アセテート盤」という簡易的にレコード盤の形にした盤も聞くことができました。
特にCDでしか出ていないと思っていたようなポールとジョンのアナログ・ライブ盤(ドイツ盤がけっこう出ているんですね)は、たしかにアナログでしか聞けない迫力というか、その場の雰囲気まで感じさせてくれるものでした。
それと驚いたのは、本日見学にいらしていた方々の知識や経験、そしてアナログ盤にかける意気込みはただ事ではなく、しかも話している内容の半分くらいが何を言っているのかわからない・・という、…σ(^_^;)・・けっこう“ヘコみ”ました。
同時に感じたのは、今の自分のビートルズとの関わり方はこのままでいいのかな、ということでした。
今の自分は、「より、ビートルズの楽曲に心を寄せる」そして、「作成していた頃のメンバーの気持ちや表現したかったこと」について楽しみながら接する、・・というような姿勢です。
ホームページにあれやこれや、楽しみながら書いたことなどは、あれはあれで意味があったのかな・・と、疑心暗鬼に陥りました。
もう一度原点に立ち返ってビートルズとどう付き合うか考えてみよう、などと思いつつ帰路につきました。
【Now Playing】 Love You To / The Beatles ( Rock )
« 「思い出のマーニー」公開日に家族で見た | トップページ | 北大路魯山人の「料理王國」を読みました »
「The Beatles」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0206《The Beatles 俳句[アルバム PAST MASTERS から Revolution を詠む]》【咆哮 雷鳴の如きハウリング】(2024.08.28)
- 俳句を詠んでみる_0164《The Beatles 俳句[アルバム ABBEY ROAD から The End を詠む]》【 兜虫(ビートルズ) 捧げた分だけ 愛される 】(2024.07.17)
- 俳句を詠んでみる_0142《The Beatles 俳句[アルバム Revolver から Taxman を詠む]》【 座るなら 椅子に税金 冴返(さえかえ)る 】(2024.06.25)
- 俳句を詠んでみる_0136《The Beatles 俳句[アルバム Please Please Me から I Saw Her Standing There を詠む]》【 ねえ あの娘 十七だって 夏来たる 】(2024.06.19)
- 俳句を詠んでみる_0130《The Beatles 俳句[アルバム Revolver から Eleanor Rigby を詠む]》【冬の暮 出逢いの地に リグビーの墓】(2024.06.13)
「様々な交流」カテゴリの記事
- 宝塚歌劇を長いこと見てきたという人に会った。(2024.08.14)
- あさひ街ぶら芸術祭2024 8月8日(木)まで(2024.08.02)
- 俳句を詠んでみる_0173【 冷酒(れいしゅ)で再会 上野大統領 】(2024.07.26)
- 俳句を詠んでみる_0169【 LINEの一縷(いちる)あり ビールほろ苦し 】(2024.07.22)
- 突然手渡された「出口王仁三郎」という人の本(2024.06.11)
コメント