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2014/08/31

「タカラジェンヌの別れの言葉」を読んで【3/4】

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『タカラジェンヌ別れの言葉~退団挨拶から振り返る宝塚人生~/阿部彩子著(東京堂出版)』から受けた印象と共に私の退団されたタカラジェンヌへの想いを綴る第三弾、今回は樹里咲穂(じゅり・さきほ)さん。

私は、樹里さんが活躍されていた時代がちょうど宝塚から離れていたブランクの時期で現役当時を存知上げませんが、「JURIのそれってどうなの」というタカラジェンヌをゲストにトークを繰り広げる番組を後に見てその楽しく、天真爛漫なキャラクターに一発でファンになってしまいました。

樹里さんが一番活躍されていた時期は、「新専科制度」という各組二番手、三番手男役を組所属から専科に集めてしまって自由に色々な組に出演させる、という現在の私からみると理解不能な制度があった頃です。
そのあおりで、結局トップスターになれなかった主要男役のひとりが樹里さんだったようです。

私がDVDで見た宙組「ファントム」での樹里さん扮するキャリエール役は見事でした。
この本に書かれているエピソードでは銀橋で主演の和央ようか(わお・ようか)さんと You Are My Only を歌う場面で、「感動し、涙した観客の拍手が止まず、芝居が止まった」のだそうです。
そして、そのときに樹里さんは退団を決意したのだそうです。
それから一年後、退団の挨拶を終えた樹里さんは、再び鳴り止まない拍手の中にいた・・。いい話です。
この本によると、樹里さんはその事態に少し驚いたあと、照れたように微笑んでかわいらしいえくぼを見せてくれたのだそうです。
こんなエピソード満載のこの本、とても心温まる良書です。

次は、月組を1997年に退団されたトップスター「久世星佳(くぜ・せいか)」さん。
彼女は若手の頃から注目され、路線に乗っていたのですが、天海祐希(あまみ・ゆうき)さんが新人で入って来て、一年目でいきなり新人公演主演を取った頃から様相が変わってきました。
歌劇団が天海さんを特別な扱いでわずか7年目にトップスターにしてしまい、久世さんは4期も下級生の下でこつこつと「私でなければと思わせる俳優になろう」と心に決めて努力を続けていたのだそうです。

私が見た久世さんのその時代の演技は実に素晴らしかった。天海さんの誰にでももてるものではない「華」を生かした舞台とは別の、「演技」のうまさで十分観客を魅了していたのです。

結局、天海さんのあとの月組トップスターは、三代先まで天海さんよりも上級生が務めることになったのですが、苦しいことも多々あったであろうに、久世さんの淡々とした自然体のたたずまいは、この本にも書かれていますが、立派なものでした。

退団時に「人間ってすごくいいものなんだなと思えるようになった」、と幸せいっぱいの微笑みを浮かべて、そしてとめどなく涙を流していた久世さんも忘れられないタカラジェンヌでした。


【Now Playing】 日曜喫茶室 / 桂米助・山口真美他 ( NHK-FM )

「タカラジェンヌの別れの言葉」を読んで【2/4】

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『タカラジェンヌ別れの言葉~退団挨拶から振り返る宝塚人生~/阿部彩子著(東京堂出版)』という本がとても良くて、それに触発されて4回に渡って本の中にあるエピソードと共に私の宝塚を去って行ったタカラジェンヌたちへの想い出なども書こうと思い立った今回、2回目の登場人物一人目は・・。

2012年退団の星組・白華れみ(しらはな・れみ)さん。
月組から花組に組替えがあり、その頃から新人公演に主演するなど娘役トップに向けて誰もが順風満帆に見えていたと思います。
ルックスも実力も、娘役主演には申し分ない、というのが大方の見方であったと思います。
そして、同期の夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さんがトップ娘役二年目の星組に最後の組替えに・・。

ここからが白華さんの正念場となりました。
夢咲さんが二年くらいでトップを退き、白華さんと交代するのかな、などという観測がある中(事実、「リラの壁の囚人」では、当時二番手スターの凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんと組み、薄幸のヒロインを演じて好評でした)、ロミオとジュリエットでは、同期夢咲さんがジュリエットを演じる中、その夢咲さんの乳母役が回ってきました。
細身の白華さんは、衣装の下に胴布団を巻き、夢咲さんを育て、支えていく乳母を演じました。

「メイちゃんの執事」では、意地悪で怖ろしい「ルチア様」、その後の「ダンサ・セレナータ」、「オーシャンズ11」、「愛と青春の旅立ち」では、女性の欲望や嫉妬やプライドなどが露わなドロドロとした役が回って来て、彼女のかすみ草のようなキャラクターから脱皮せざるをえなくなったのでした。
そして見事に脱皮しましたが、夢咲さんはトップスターとして柚希礼音(ゆずき・れおん)さんとの不動のトップコンビを盤石なものとしていました。

夢咲さんに意地悪したりする役は、白華さんにはどう感じていたのか、それを考えると何か胸の中に去来するものがあります。

結局、悪い言い方をすると、夢咲さんの“噛ませ犬”的な役割が多くて、私としては気の毒に感じたのですが、ご本人はきちっと割り切って全力で演技していたのでしょう、彼女のステージは素晴らしいものがありました。

可憐な、そして実力のある娘役であった白華れみさん、忘れることのできない娘役でした。

今回、もうひとりのジェンヌさんについても書こうと思っていたのですが、白華さんへの思いが強くて長文となってしまいました。

今回は、これにて。次は・・あの人かな(゚ー゚*)。oO


【Now Playing】 Red Garland Trio / C Jam Blues ( Jazz )

2014/08/30

「タカラジェンヌの別れの言葉」を読んで【1/4】

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『タカラジェンヌ別れの言葉~退団挨拶から振り返る宝塚人生~/阿部彩子著(東京堂出版)』を読みました。
この著者の本を読むのは初めてですが、なかなか深い宝塚の生徒に対する愛情が感じられました。
とても良かったので、私の個々のジェンヌさんへの思いも含めて4回に分けて感想などを綴ってみたいと思います。
宝塚ファンでない方には申し訳ないけど。

宝塚の生徒は退団する際には基本的に宝塚大劇場と、東京宝塚劇場での本公演千秋楽に大階段から一人ずつ降りてきて挨拶をする機会が与えられます。
その退団挨拶の言葉から印象に残った生徒の宝塚人生を振り返っている本です。

その中から私の印象に残ったジェンヌさんのエピソードを取り上げてみます。

2012年退団の雪組トップスター・音月桂(おとづき・けい)さん。
彼女はいつも明るく、舞台でもひたむきで真摯な態度が目につきました。
しかし、トップ就任後お披露目公演ではトップ娘役が決まらず、舞羽美海(まいはね・みみ)さんと、夢華あみ(ゆめか・あみ)さんの役替わりという不安定なスタートを切り、その後の公演も今ひとつの演目が多かった印象があります。
特に「仮面の男」については、観客からの大不評により、公演中に脚本が大幅変更になるなど散々な目に遭っています。
この本で知ったのですが、東京公演千秋楽では銀橋で「君がそばにいる」を歌いながら大粒の涙をボロボロと流したそうです。

トップ娘役になった舞羽さんと、そして雪組の仲間と苦境を乗り切った喜びや安堵などが涙になったのでしょう、普段の音月さんからみると考えられない様子です。

サヨナラ公演の「仁」では最高の輝きを見せながら添い遂げ退団をした舞羽さんと宝塚を去りました。若々しくフレッシュな印象をいつまでも感じさせながら、実は堂々とした根性も人情もある素敵なトップスターでした。

続いて、月組トップ娘役・蒼乃夕妃(あおの・ゆき)さん。
退団挨拶では、「蒼乃夕妃といえば、みんなが“男前”だと答えてくれます。娘役なのに・・。」と泣き出したのが印象的でした。
でも、「悩んだ時期もあったけど、それが私らしい娘役の形なんだと最後まで貫かせていただきました。」と振り返ってくれました。

星組から組替えでやって来た彼女は、新トップスター・霧矢大夢(きりや・ひろむ)さんの相手役として抜擢されました。
上級生からも“姐さん”と慕われる蒼乃さんは“寄り添う”娘役ではなく、“自立”する娘役という印象でした。

トップ・プレお披露目となった名古屋中日劇場の「紫子(ゆかりこ)」を見に行きましたが、1987年に初演され好評だった星組の「紫子」で南風まいさんが演じた舞鶴姫をより深い解釈で演じて驚きました。
霧矢さん演じる紫子は、双子の兄の城主が病に倒れ、その妹・紫子が兄になりすまし、政略結婚で舞鶴姫を娶ることになる数奇な運命のお話でした。

戦にも敗れ、兄・妹の“とりかえばや”も全てバレてしまい、舞鶴姫が紫子に別れを告げる場面では、「悲劇の女性同士の別れ」として蒼乃さんは演じ、初演ではなかったことですが、観客が皆、すすり泣いて感動的なシーンになりました。

後日、霧矢さんと蒼乃さんの対談で、霧矢さんから「男役と娘役として組んで〇年」という話が出たときに、蒼乃さんから「いいえ、男と女としては紫子のあとですよ、紫子は私達、女同士ではありませんか。」と言って、霧矢さんが「ああそうか、紫子は男のなりをしていたけれど女同士だったんだね、今気付いた。」という場面があり、あらためて蒼乃さんの「役」への取り組み方、深い「役」への解釈を感じたのでした。

ミュージカル「ジプシー男爵」のプロローグで、霧矢さんと蒼乃さんは6分にも及ぶデュエットダンスを踊りました。私も初めてこんな展開を目にしました。
シンプルな舞台セットの中、二人だけで観客をこれから始まる物語の世界に誘ってくれる素晴らしい力量にノックアウトされたこともありました。

また彼女の気品も色気もあり、スピーディーで力感のあるダンスはたいへんな魅力で、霧矢さんとのコンビは大人のトップコンビとして立派なものでした。

今回は、雪組・音月桂さんと、月組・蒼乃夕妃さんのお二人について書いてみましたが、次回は・・誰にしようかな、この本に書かれているジェンヌさんたちは、どの方もそれぞれ魅力たっぷり、そして私の思い出もたっぷりなので・・楽しみつつ考えておきます。
今回はこれまで(^-^)


【Now Playing】 Am I Blue / Sheila Jordan ( Jazz )

2014/08/27

「一夢庵風流記・前田慶次/ My Dream TAKARAZUKA 」二度目の観劇がご厚意により実現

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宝塚歌劇・雪組東京公演「一夢庵風流記 前田慶次/ My Dream TAKARAZUKA」。前回観劇記を書きましたが、私が炎天下に当日券を得ようと並んだことを書きましたら、チケットをお譲りいただける・・という“ありがたい”お話をいただきました。

お言葉に甘え、もう一度、壮一帆(そう・かずほ)さん、愛加あゆ(まなか・あゆ)さんのトップコンビのサヨナラ公演を観ることができました。
ありがとうございました<(_ _)>

何回か同じ公演を観るときにいつも感じるのですが、まさに舞台は“生もの”、「宝塚傾奇絵巻・前田慶次」は、前回観たときからはずいぶんと“こなれて”いました。
主役の壮さんも完全に前田慶次になりきっているように思いました。
台詞も所作も無駄が無く、隙の無いものになっていました。どんどんブラッシュアップされてくるのですね。

前回は、夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さん演ずる「深草重太夫」の元気な演技が、一部観客との間合いが合わないような部分があったのですが、たぶんそれは、本場宝塚大劇場のお客さんとの間合いが残っていてそうなっていたのではないかと思います。
現在では、東京のお客さんの「気」を掴んで、笑わせ方も、盛り上げ方も、共感を呼び寄せる部分もバッチリでしたd(^_^o)

終盤、銀橋に座り込んだ壮さんの姿は、前田慶次はこんな人だったんだろうな・・と思わずその時代にタイムスリップするような感覚にさえなりました。

相手娘役の愛加あゆ(まなか・あゆ)さん、二番手スターの早霧せいな(さぎり・せいな)さんらとの呼吸もぴたりと合ってこの演目が完成形に近づいていると感じました。

ショー「My Dream TAKARAZUKA」は、プロローグから圧倒的で、壮さん、愛加さんが銀色の衣装、そして組子達はブルーの衣装で銀橋を含めたステージ全体を使い、最初っから胸がいっぱいになりました。

今回、壮さんと共に退団されるベテランの未涼亜希(みすず・あき)さんも大きくフィーチャリングされているコーナーが有り、観客からは惜しみない拍手が!(*´▽`)

また、次期娘役トップが決定している咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんの、ショーでの袖からスパッと入ってきて、お客さんの視線をスッと持ってくるうまさにも舌を巻きました。

前回も書きましたが、宇崎竜童・阿木燿子コンビの曲は、恥ずかしくなるくらい真っ正直なピュアなものでしたが、それがまた壮・愛加コンビにぴったりとくるのです。
私の周囲のお客さんも涙を拭きながらオペラグラスをのぞき込んでいました。
もちろん、私も・・(^^;)

ラスト近辺、紫の衣装でデュエットダンスを繰り広げ、丁寧にしかも情熱的に、そして愛加さんの笑顔いっぱいのステージには、トップになられてからのお二人のステージが浮かび上がって“ジーン”として、見ているこちらが幸せいっぱいな気分になりました。

お芝居では、「日本物の雪組」の真骨頂を見せていただき、ショーでは、激しい曲でも“しっとり”とした大人の空間を感じさせる雪組の素晴らしさを十分感じました。

今回は、もう見られないと思っていた壮さんのサヨナラ公演を“Tちゃん”さんのご厚意で再度観劇できました。ありがとうございました。そして、やっぱりまた泣いちゃいました…σ(^_^;)


【Now Playing】 雪山賛歌 / ダークダックス ( 歌謡曲 )

2014/08/24

音の随筆集がおもしろかった

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河出書房新社の文芸別冊「ビートルズ新時代・その音楽遺産を極める」を読みました。
この本は、従来の熱狂的にビートルズを語ったり、研究したりというタイプのものではなく、2014年の今、ビートルズを冷静に評価し、ビートルズの良かったところ、そしてこれからの時代に遺しておきたいもの、などが丁寧に書かれているように思いました。

特に「ビートルズ音草子」と称した、ビートルズの数々の名曲に触発された音の随筆集(木屋もとみ・著)が、とても新鮮でした。

自分がビートルズの楽曲を聞いて、そのときの自分に降り注いだ音と、そのときの自分が感じた感覚を素直に、そして著者は女性ですが、男の私には欠落している女性独特の感性で感じたことなどが書かれていました。
これには、ほんとうに感心しました。
今までにあまり見なかった視点での文でした。

たとえば I Feel Fine だと、最初のフィードバック音が密林の中にひとすじの光が射した・・と感じたり、あのイントロのギター・リフで森の小動物が動き出し、二度目のリフですべての獣たちが起き上がり、麝香(じやこう)の香り立つジョンのボーカルに合わせて動物達が体を揺らし、のどを鳴らす・・(^-^)

この感覚と表現力に“目からウロコ”でした。

この本に掲載された16曲分の「音草子」、どれも全く別の視点で捉えていて、私のホームページ「ビートルズ研究レポート」にも、ビートルズを聞いてあの時感じた貴重で新鮮な感覚を取り入れてみようと思ったところです。

ビートルズ関係の本を読んで、久しぶりにワクワクするような感覚になりました。


【Now Playing】浜美枝のいつかあなたと / 柴崎友香他 ( 文化放送 )

2014/08/18

Bluetooth接続可能なスピーカーを入手しました

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すでに iPod については、YAMAHA PDX-13 というドック式のスピカーを使って自宅にいるときには音楽を聞いていたのですが、 iPad については、多くの曲を入れているにもかかわらずイヤフォンで聞くことも少なく、まして内蔵の貧弱なスピカーで聞こうという気にもならず、せっかくたくさんの曲を収容しているのにもったいないなぁ、と思っていました。

そこで思い切って上記 PDX-13 の親戚とも言える同じ YAMAHA の TSX-B72という Bluetooth 対応のスピカーを購入いたしました。

iPadに収められた曲をこれで自然にちょっと良い音で聞くことができるようになりました。今、聞いている感じもとても良いです(゚ー゚*)。oO

TSX-B72 の背面を見ると、外部入力端子が付いていましたので、そちらは USENチューナーに二つある出力端子が一つ余っていましたので、USENにも接続して、Bluetooth 以外にも、USEN のたぶん800チャンネル以上ある音楽も小音量で楽しく BGM 的に聞くことができるようになりました。

大きな音量で豊かに音楽を聞くのもいいのですが、時には部屋でちょっと静かに憩いの場にそっと良い音があるのもいいのです(^-^)

接続も簡単に済み、 iPad 内の楽曲を楽しんだり、USEN の夏の企画チャンネルなども楽しんでいるところです。
お金もちょっとかかったけど、部屋の音楽環境がまた一段と良くなりました。
あとはレコード・プレイヤーを買いたいと思っているのですが、・・もうちょっと先ですね(^^;)


【Now Playing】 コルコ・ヴァード / バーバラ・パリス ( Vocals )

2014/08/17

「いつものように幕が開き」を読んだ

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『随筆随談選集④ 小沢昭一 百景 いつものように幕が開き/小沢昭一著(晶文社)』を読みました。
これは先だって神保町の古書店で買い求めたものです。

370ページにも及ぶ本ですが、中身は小沢さんのラジオや落語、裸?をめぐる48の話が収められています。読み応えありました。

小沢さんと言えばTBSラジオの番組「小沢昭一的こころ」を思い出します。
1973年から2012年まで一万回以上放送された名物番組でした。

この本でも、ラジオの世界には味わいや深みがあって想像力をくすぐられるモノクロ写真の世界ではないか、ということを書かれています。

テレビの方が視聴者も多いし、伝達力があるのではないかと思いますが、何かイベント・公演などの紹介を番組中ですると、実際に来てくれるお客さんは「ラジオを聞いて来ました」という人が圧倒的多数だそうです。
私もラジオの魅力を日々感じているのですが、ラジオって、自分に語りかけられているんじゃないか、という感覚があるんですよね。
テレビは平均的な視聴者に向けて放送されているような感じがして、上記のような語りかけられているという感覚は無いように思います。

落語について、江國滋さんとの対談を含め、「志ん生」について熱く語られています。
小沢さんの本職である役者もそうですが、結局、志ん生の落語の魅力は「人(にん)」だろうと語っています。
志ん生は、高座で眠ってしまい、お客さんが「いいから寝かせておいてやろう」ということがあったと聞きましたが、そのときもお客さんはそれを見て笑っていた・・などというエピソードも書かれていました。

それから、小沢さんの得意分野「ストリップの世界」についてもさらにさら(^_^;)熱く語られていました。
それこそ歴史的な変遷をたどり、ここで書くと問題もありそうなので詳しくは書けませんが、エスカレートにエスカレートを重ね、これが最後の到達点だと思っても、またさらにエスカレートしていく、それへの尽きない興味が、ここでも熱く語られていました(^^;)

落語のところでも、志ん生と文楽という個性の異なる二大巨頭を比較していましたが、ここでも一条さゆり、桐かおるという二大実力スターを比較してその偉大?な功績について書かれていました。
そして、見せしめ的に逮捕され、服役している一条さゆりさんを和歌山の女子刑務所に訪ねるところも書かれていました。
ここらが小沢さんの、“のめり込む”性格を表わしていると思いましたが、非常に心に染み入る話になっていました。

そして、自らの職業である「役者」についても語っていて、「名人上手」として崇められた役者・俳優が、特にテレビの出現以降、素人がする演技の方が“ウケ”てしまう状況についても書かれていました。
しかも、その素人の演技や台詞回しが勝っている場合も確かにあると肯定しながら、芝居、演技の魅力、奥深さについて例を挙げ、自らの工夫の仕方についてもしみじみと書かれていました。

この本のシリーズは、今回ご紹介したラジオ・落語などについて語ったものの他、5回配本されていて、特に第一回配本の「旅」についてのものはぜひ手に入れて読んでみようと思っています。
前回ご紹介した「山本夏彦」さん、そして今回ご紹介した「小沢昭一」さんも私の師匠と呼びたい方です。お二人とも亡くなられてしまったことがとても残念です。


【Now Playing】 A Day In The Life / The Beatles ( Rock )

2014/08/13

生まれて初めて「さぼうる」に行った

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何回か神保町の古書店街に行ったことをこのブログに書きました。
神保町と言えば写真の喫茶店「さぼうる」が有名ですよね。
でも、私、一度も行ったことが無かったのです。

あの植草甚一さんも1960年代に、古本屋さんを巡って何冊もの洋書などを買い込んだあと、ここに来て“戦利品”を楽しく確認しつつ珈琲などを味わっていたようです。

というわけで、期待いっぱいにお店を訪ねてみました。
さぼうるは「さぼうる」と「さぼうる2」に別れていて、お昼時だったので食事もしたいと言うと、「さぼうる2」に案内されました。
私のような“おのぼり”さんがけっこう来るのか、お店の人は“捌く”ような感じで連携して「あなたは一階のこっち側の席、あなたは地下へ、あなたはあそこの一人席へ」と“ぱっぱ”と振り分けていました。色んな人が都内だけでなく遠方からも訪ねて来るのでしょう、慣れっこになっているような、そんな感じがちょっと・・寂しいような不思議な気持ちになりました。


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案内された一階の窓際の席はけっこう居心地の良いものでした、よかった(#^.^#)
でも、「さぼうる」の本館や、「さぼうる2」の地下なども見てみたかった。
本などに掲載されていた写真を見ると、いかにも1960年代の喫茶店という雰囲気だったので・・。


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中ではえらい勢いでスパゲティなどを炒めている音が聞こえます。
次々と湯気を立てながら運ばれてくる様子が忙しそう。
私は「ナポリタン」を目指して来る人が多いらしいということを聞いていましたので、ここは「ナポリタン」を注文しましたd(^_^o)


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割と小さな皿に盛られていて量は少ないのかと思いきや、縦に“盛って”あるんですね、かなりの量でした(^^;)
そうだなぁ、“普通”ですね・・、具が少なく、ケチャップ多め、っていう感じ (・_・;
これを目当てに来る人も多いらしいけど、・・正直言うと「それほどのものじゃない」という印象でした。すいません、めずらしく褒めませんでした…σ(^_^;)


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でも、中はよく見ることができませんでしたが、外観からも「雰囲気ある喫茶店」、次回来ることができたら、これも名物らしい“苺ジュース”をたのんでみようかと思います。
一回で決めつけてしまうのもどうかと思いますので。
次は本を買い込んでから来て、上記苺ジュースまたは珈琲など飲みながら、ゆっくり買ってきた本をながめつつ過ごしてみたいと思います。
んじゃ、また(^-^)


【Now Playing】 Be Italian / Film「Nine」 ( Soundtrack )

2014/08/11

山本夏彦さんの問答シリーズを読んだ

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『男女の仲/山本夏彦著(文春新書)』を読みました。
故・山本夏彦翁(平成14年死去)の自社の女子社員との迷惑問答(たぶん女子社員にとって・・d(^_^o))をまとめたもので、平成15年に第一刷発行となっています。

このブログでも何度か取り上げましたが、山本夏彦さんは「室内(元・木工界)」というインテリア専門誌を創刊しています。
その専門誌の中のコラムや、その他連載も週刊誌等にされていて、往時は「日常茶飯事」「笑わぬでもなし」など、たくさんの著書を書店で目にしました。
どれもこれも私は大好き、かつ目から鱗(うろこ)が落ちるというか、剥がされる感じの辛口コラムで楽しませてくれました。

この本では、対談形式というか、インタビュー形式で“山本節”が繰り広げられていました。

「テレビの百害は“タダ”から始まった」と山本さんは言います。
スポンサーは大金を払うけど、茶の間の見物は“タダ”だと。
芝居は評判を聞いて、客は劇場まで出向き、木戸銭を払って自ら進んで二時間、三時間自分を幽閉します。
テレビは“タダ”ですからすぐチャンネルを切りかえます。
・・引きとめるには、女の裸を出すか、血だらけを出して引き止めねばなりません。
“タダ”は客と芸人を堕落させてとどまるところを知りません。

上記が山本さんの言い分で、私の言い分でもあります…σ(^_^;)
以下も、私がいつも思っていたことで、山本さんがこの本に書いていることです。

番組を有料にして、一番組ワンコインにしたら、人は皆ケチですから番組を選びます。
テレビのつけっぱなしは無くなり、怪しい「視聴率」なんてものがなくなる・・実に目出度いことです。

人が見たい番組を作れば、何百万という現金収入になるのですから客もタレントもよくなります・・d(^_^o)・・と、おっしゃっています、そのとおり!

万事が上記のような調子で語られています。
医者に行っても大学病院に行っても、CTだMRIだといって写真ばかり撮り、その写真しか見ていない。
写真を礼拝して、患者を見ず、聴診も打診もしなくなった・・と。

新幹線が出来、リニアモーターカーもやがて出て来て、その距離も時間も無きものにしようと、コンピューターだ、インターネットだと言って、やはり作業時間、通信時間を無きものにしようとして人は躍起です。

で、それらが出来て人は楽になったのかというと、長距離を日帰りさせられたり、作業効率が上がった分、仕事は何十倍、何百倍となって、誰も楽になった人はいない。
楽なのは、ほんの一握りの経営者などだけです。
扱う情報量が何百万倍となって、セキュリティの観点などからも個々の責任は数万倍となって、哀れ自ら命を絶つ人まで現われる始末です。

山本さんの300ページに渡るこのインタビューにある内容は、永久不変の問題を語っているのだと思います。
〇ベノミ〇スだなんて言って、浮かれている人には全く関係のない話でした。
本日、これにておしまい!


【Now Playing】 カスバの女 / 木村充揮 ( 流行歌 )

2014/08/10

一夢庵風流記・前田慶次/ My Dream TAKARAZUKA を見てきた

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宝塚歌劇・雪組東京公演『~宝塚傾奇絵巻~一夢庵風流記・前田慶次/ グランド・レビュー My Dream TAKARAZUKA 』を見て来ました。
今回の公演は、雪組トップスターお二人、壮一帆(そう・かずほ)さん、愛加あゆ(まなか・あゆ)さんのサヨナラ公演でもありました。

ということで、チケットは手を尽くしましたが、取れませんでした。
オークションで高値で買うのも嫌なので・・・昔を思い出して根性入れて朝から少ない当日券を求め、行列に並んだのです。でも、劇場に到着した瞬間に、係員の方から、「今朝6時過ぎの時点で予定枚数相当の方が並んでいまして、お並びになっても「お立ち見券」についても可能性はありません。」・・(T_T)とのこと。

じゃあ、夜の部はどうだっ!と、食い下がると、「夜の部でしたら、今のところ可能性があります。」・・ということで、その日は炎天下に2時間並び、夜の部・チケットを手に入れ、東京で丸一日過ごしてから夜の部に突入と相成りました…σ(^_^;)

日本物ミュージカルの「前田慶次」は、壮さんが「自分は、最近少なくなってきた“日本物”に、しっかりしたものを残して去りたい」というようなことをおっしゃっていて、そのとおり非常に出来のよい作品に仕上がっていました。

舞台装置も衣装も、そして雪組の組子の皆さん全員がしっとりと「和」の世界を作り出していて、「日本物の雪組」と言われる伝統が生きていることを印象づけました。

壮さんは、主役の前田慶次を、もともと自由な感じの壮さんらしく、生き生きと演じてしかも変幻自在、自由闊達、そして力強く描き出し、サヨナラ公演に相応しく集大成とも言える素晴らしさでした。

娘役主演の愛加さんも、とても意思が強く、しかも女性らしさも併せ持ち、宝塚の娘役らしからぬキャラクターを持った役をたおやかに演じて満点でした。

今回、原作を読まぬままに予備知識なしで観劇してしまい、不可解な部分が残ったままになってしまったのですが、そんな状況で書かせていただくと、夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さんが演じた深草重太夫は舞台いっぱいにその豊かな人間性がひろがり、最後まで大活躍でした。もう雪組には欠かせぬ人になりました。

壮さんと共に退団される未涼亜希(みすず・あき)さんも、雪丸を持ち味を生かして静かに、そして秘めたるものを炎のように燃え上がらせ、素晴らしい演技を見せてくれました。

早霧せいな(さぎり・せいな)さんは、次期トップスターが決定していますが、相変わらず男気とスケール感のある演技に、日本物の「間」を巧みに取り入れた感があり、前田慶次の莫逆の友、奥村助右衛門をうまく演じていました。

そして、早霧さんとトップコンビを組むことになり、月組から組替えでやって来た咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さん、壮さんを狙う捨丸を演じたのですが、血気盛んな部分とストーリーが進行する中で微妙な心模様を伴う役を最高の演技で見せつけてくれ、若いのに相変わらず卓越したものを感じました。

もうひとつ、前田慶次の愛馬・松風の前脚と後ろ脚に入っていた方。
あとから調べたのですが、馬と共に脚役も松竹から来てもらっていたのだそうですね。
それを知らない状態で、私は今回のMVPだと思っていました。
お客様に顔も見てもらえないのに、熱演でした。てっきり雪組の若手が汗みどろでやっていたのかと思っていました…σ(^_^;)
素晴らしかった。大拍手です!'(*゚▽゚*)'

舞台は全体的に雪組の“宝塚の良心”とも言えるような昔ながらの伝統を見せつけてくれ、感謝したくなるような良い作品になっていました。


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グランド・レビュー「My Dream TAKARAZUKA」は、今回作詞に阿木燿子さん、作曲に宇崎竜童さんというご夫婦コンビをお迎えするなどの話題もありましたが、雪組らしくパワフルな場面でも上品さが漂う、オールド・ファンも納得させる麗しいショーになっていました。

阿木・宇崎コンビの曲も非常に素直で、こちらが恥ずかしくなるような“うぶ”な印象のものなのですが、それがまた壮さんの天真爛漫なキャラクターにピッタリとはまりましたd(^_^o)
うそ偽りのない、純白コンビ、壮・愛加トップコンビにはふさわしく、清々しいお二人が舞台に映えました。

どのシーンも「これが宝塚だ」って、見ているこちらが誇らしくなるような輝かしく美しく、力強く、素敵なものでした。
並んででも観劇して良かったと、心から思いました。

このショーでも、次期トップ娘役・咲妃みゆさんが目立ちました。
この人は観客がどうすれば喜ぶのか、うっとりするのか、というものが感覚的にわかっているのではないでしょうか、天性のものを感じました。

壮さん、愛加さんのデュエット・ダンスも見て、銀橋で別れを告げ、幕が降りる瞬間には、いつものことながら、「壮・愛加雪組、もう見られない」と、涙が自然にこぼれました。

短い期間でしたが、壮さん、愛加さん、ありがとうございました。
記憶に残る、素晴らしいトップコンビでした。


【Now Playing】 I Don't Know What Time It Was / Super Sax ( Jazz )

神保町の話の続き

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このあいだ、神田神保町に行ったお話を書きました。
目的は古書店巡りだったのですが、専門分野に分かれた各々の書店の“専門度”に驚きました。
土木・建築・設計・理工書の店には、表に出されているものでさえ、厚さ15センチもある「〇〇計算書」なんてのが山積みされていて、「需要があるんだよなぁ」と思いつつ通り過ぎたのでした。
写真は、古書というか、古文書や地図、浮世絵などのお店でしたが、棚に平らに積まれていて、タイトルは紙をたらすようにして表示されていました。
店内は、外国人のデザイナーらしき人があれこれ物色していました。


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本好きなのに、神田にはなかなかやって来ることが出来ずにいました。この通りを歩いているだけで幸せになりました。
こちら側の道路に古書店が集中しているのは、もちろん日が当たらない側だからでしょうね。


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写真関連の専門店など、数々のお店に入りましたが、この「一誠堂書店」は、店構えも立派でしたが、映画や舞台、芸能関係の貴重な書物が数十年、百年の時を超えて眠っていました。
外国映画もですが、日本映画の草創期の写真を含む資料や、当時の様子がわかるようなものがそれこそ天井まであって、「はあぁ~っ」と声が出てしまいました。

私の大好きな、人生の師と呼びたい「小沢昭一」さんの見たこともない書籍もたくさんありました。
貴重なものだけにお値段がけっこういたしましたので、当日は一冊買い求め(読後感想はまたこのブログで・・)ました。


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ビニールの立派な手提げ袋が引き出しから出て来たときは、「ありがたや~」と思ってしまいましたf(^^;


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そして、さらにこのお店の包装紙で丁寧に包んでくれたのです。
さすが、立派な店構えしてらっしゃる、と思いましたよ。次はちょっとお金を貯めて、小沢さんの本を何冊か買えるようにして再訪したいと思います。

神保町はその雰囲気を味わうだけでも楽しいですね。


【Now Playing】 Harmony / 岡崎倫典 ( Guitar Instrumental )

久しぶりにJAZZを聞きに八街 BROOKLYN へ

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土曜日は、午前中の雨が降る前に草刈機で二時間ほど草を刈り、午後には気分転換のドライブがてら妻の実家近くの床屋に出掛けました。

床屋を出てから、さてちょっと自由な時間、数日前から考えていたのですが、JR八街駅近くの住宅街にひっそりとあるJAZZ喫茶「 BROOKLYN 」に本格的な音でジャズを楽しもうと出掛けることにしました。

以前にも書きましたが、ここはお仕事を退職されて、ご夫婦で趣味を兼ね、あまり儲けのことも考えずに開かれた本格派のジャズ喫茶です。

アンプはマッキントッシュ、レコードプレイヤーはマイクロ、スピーカーはJBLの4344シリーズという、男の本懐を遂げたとでも言えるシステムd(^_^o)

私の中学時代の担任の先生ともお訪ねしたこともあり、遠いので滅多に伺うこともできないのですが、マスターも奥さまも覚えていてくださいました。

お店に入るとコルトレーンが掛かっていて、早くも気分はやる気満々に!'(*゚▽゚*)'

アート・ファーマー、マイルスのカインド・オブ・ブルー、次は初めて見るジャケットのアルバムでしたが、それも素晴らしく、さらにデューク・ピアソンなども掛かりました。

ここの音は、折り目正しい音、というか、非常にマスターの性格が表われているような真面目で、真っ直ぐで、良い音です。
何年か前に訪れたときには、まだエージングが効いていないのか、やや角張った音も随所に感じましたが(でも、それはそれで魅力ある JBL の特徴ある音でした)、きょうは、スピカーそのもののエージングも効いていたのかもしれないし、建物(店内)そのもののエージングというか、落ち着きも影響して、とても聞きやすい音に感じました。

もともと、とても音楽に入り込みやすい正当派なしっかりとした音なのですが、さらにマスターの心優しさもブレンドされたようで、スッと入ってくる感じでした。次に伺うのがまた楽しみです。

通常の生活空間では、これほどの大音量でJAZZを聞くことはなかなか無いわけですが、ここに来れば、素晴らしいJAZZ空間を味わうことができます。
千葉県にお住まいの方、いやいや、他県の方でも、ぜひ BROOKLYN のJAZZを聞いていただきたいと思います。


【Now Playing】 Ensenada / John Dennis ( Jazz )

2014/08/08

ジョンの眼鏡に出会った・・。

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神田神保町の古書店通りを何軒ものお店に入り物色していたときに“?”と、視線の端に引っかかり、そのお店のショーウインドウ(年期の入った貫禄というよりも古色蒼然たるもの)にジョン・レノンの写真とジョンが掛けていた丸眼鏡タイプのディスプレイが!!'(*゚▽゚*)'

きっとこれは有名なお店なのだろうと思いました。
明治十二年創業と看板にありました。『三鈴堂眼鏡店』という名前でした。
ビートルズ・ファンとしては知っていなければならないお店に違いありません。
店主らしき女性の姿が見え、お店に入っていろいろ聞いてみようかと思いましたが、その日の目的は古本屋巡りが主体だったので、次回に譲ろうかと思いとどまってしまいました。
・・次回、神保町に来たときの楽しみにしておこうかと思います。


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ブログまたは、facebookにてご存知の方はコメントいただけるとうれしいです。

たしかジョンが掛けていた眼鏡は日本製(老舗の白山眼鏡?)だったような気がしますが、ちょっと記憶が曖昧です。

昨年、腰を痛めたこともあって、しばらく東京散歩をしていませんでしたが、歩いてみるものです。
いろいろ出会えますね(*^^*)、神保町散歩についてはまた次回も書いてみたいと思います。


【Now Playing】 Wonderer / The Checkers ( 歌謡曲 )

2014/08/04

「名セリフどろぼう」を読んだ

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『名セリフどろぼう/竹内政明著(文春新書)』を読みました。
著者は、かつて読売新聞の看板コラム「編集手帳」6代目の執筆者であったとのこと。
読書家の間では、“当代随一の面白さ”と評判を呼んだということで(私は読売新聞読者では無かったので、すいません、初めて読みました)、期待しつつ読み始めました。

そしたら、こりゃ面白いです(^-^)

様々なテレビドラマのセリフや、芝居のセリフ、俳句、書物から拾ってきたセリフに著者独自のちょっとひねったコメントが添えられ、読み始めたら止まらない感じでした。

例えば、コピーライター眞木準さんが伊勢丹のポスターに使ったコピーも取り上げられていて、眞木さん生前の著書『一語一絵』から抜粋しています。

・・・恋が着せ、愛が脱がせる・・・

どうでしょう・・(#^.^#)

恋をした女性は、いとしい男性に見せたくて、素敵な服を選び着飾る・・。
その服を脱ぐときは、・・例えば男性の部屋で・・。

こんな面白いセリフとエピソードや、コメントが“力み”もせずに次々とあらわれる本書。
笑ったり、ドキドキしたり、へぇと感心したり、・・楽しみ尽きぬ本でした。


【Now Playing】 Mr. Happy North Hill / Gontiti ( Guitar Instrumental )

2014/08/03

夏の休日の過ごし方

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この土日の二日間は、夕方5時過ぎから7時にかけて草刈りをしました。
何せ日中は猛暑で作業ができないもので・・・・

一昨年までは、手で草を取っていたのですが、昨年は腰を痛め、結局ほとんど何も出来ずに除草剤に頼ったりもしました。
今年は、せっかく良くなってきた腰痛の悪化を避け、エンジン付きの草刈機を買い、頑張りました。

エンジンスタートが難しいと聞いていたのですが、“楽々スタート機能”付きのものを買いました、・・・それでも混合ガソリンの回し方や、チョークの開け方、スロットルの低速モードを利用するとか色々難しかったです (^^;)

そして、草の種類によっては回転刃に絡みついて大変でした。
なんとか終えましたが、これはこれで色々体力的にもきついものでした。
左腕は疲れてビールを入れたグラスもうまく持てなくなったし、右腕はスロットルの開度により、ものすごい振動でシビれがいまだ止まりません。
文明の利器を使っても大変なものは大変なんですね、勉強になりました…σ(^_^;)

昼は、何をしていたのかというと、自室の私の憩いの場所のワーキング・チェアがついにプラスチック部分の劣化により、背もたれごと大きく壊れて外れてしまい、新しいものをあの「ニトリ」に行って、全種類座って試してf(^^;買い求め、組み立て作業をしておりました。

「二人で30分組み立て可能」と、ラベルが貼られていたのですが、一人でやったので、どうにもこうにも一人では大変な工程が有り、汗だくでレンチを使い組み立てました。
それが今回の写真掲載のワーキング・チェアですd(^_^o)

全種類座って試して、腰椎を支えてくれるこのモデルがとても気にいりましたが、出来上がりを試してその感触に確信を持ちました'(*゚▽゚*)'とてもイイッ!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

前回十数年前に買ったときは、併せて買った長男の椅子に多額の費用を掛け(さすがに高かっただけあって、まだきれいでまったく痛んでいない)、自分は安物を買ったのですが、今回は満足出来そうです。

というわけで、また休日があっという間に過ぎ去ってしまったのでした(^^;)


【Now Playing】 Don't Bother Me / The Beatles ( Rock )

2014/08/01

フルレンジの小さなスピーカーの音が好き

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私、普段はジャズやパワフルな音楽などを聞くときは、JBLのスピーカーを大きな音量で、そしてビートルズやストーンズ、アメリカンポップス、往年の歌謡曲を聞くときなどはBOSEのスピーカーに切り替えて明るい雰囲気で音楽を聞いています。

チューナーでAMラジオや、落語などを聞くときにもJBLのスピカーで聞いているのですが、実は、 i-Pod に入れてある千数百曲の様々な音楽を聞くときには写真の YAMAHA PDX-13 という小さなスピカーで、しかもモノラルのフルレンジ・ユニットのスピーカーで音楽を聞いています。

実は、この小さなスピカーで音楽を聞いているときが、一番“心安らぐ”のです。
耳にも心にもやさしく、深夜の自室に軽やかにジャズやクラッシック、ポップスに歌謡曲、Acid Jazz から、ヒーリング的な BGM まで・・こちらのハートにやさしく伝わってくるのです。

変な表現ですが、昔のテレビの・・もちろんモノラル・・小さなスピーカーから出ていた音って、とても良い音だったような記憶があるのですが、そういう音で大好きなミュージシャンの大好きな曲を聞きたいのです。
ちょっぴり大きめの音でね!(^-^)

なので、今も PDX-13 で JAZZ 「ハンク・モブレー」 の 「リカルド・ボサノバ」を楽しく聞いているところですd(^_^o)


【Now Playing】 Recard Bossa Nova / Hank Mobley ( Jazz )

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